『シルバーバーチの霊訓』1巻 全文掲載【十一章 おしまいに】

※文中に当時の僕のコメントが挿入されていますが、削除するのが面倒ですので(汗)ご参考までにそのまま掲載させて頂きます。
『シルバーバーチの霊訓①』
地上の人間は“身体”を中心に物事を考えます。私たち霊界の者はその身体を通して自我を表現しなければならない“霊”の事を第一に考えます。その霊が正常に自我を表現しておれば、身体との関係も自然にうまくいきます。
『シルバーバーチの霊訓①』
なぜなら物質は常に従者の立場にあり、主人ではないからです。霊が王様で物質はその従臣だという事です。
『シルバーバーチの霊訓①』
この真理が今日ここにお集まりの方々の人生を明るく照らし、大きな革命をもたらして参りました。自分とは何かを見出されました。地上の言語では表現できない真理、地上の富では評価できない悟りを得てこられました。
『シルバーバーチの霊訓①』
霊こそ実在であるという真理は永久に不変です。これが全ての謎を解き、全てをあるべき位置にあらしめるカギです。大切なのは身体への影響ではなく、魂の琴線に触れる体験です。
『シルバーバーチの霊訓①』
ですから、私はこれより先のあなた方の生活に問題が生じないとは決して申しません。苦労がないとも申しません。障害やハンディを背負う事がないとも申しません。もしそんな事を言えばウソになります。
『シルバーバーチの霊訓①』
地上生活は内部の完全性が不完全な環境の中で表現を求めようとする一種の闘争の場です。金塊が不純物を払い落としていく試練の場です。霊的開発と成就への道においては困難と苦痛と障害とハンディが必須不可欠の要素です。
『シルバーバーチの霊訓①』
もし霊的な宝が容易に手に入るものであれば、それはもはや手に入れるほどの価値はない事になります。自己鍛錬、自己制御、自己開発、これを成就するのが人生の目的です。これは容易にできるものではありません。王道はないのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
悪戦苦闘する事、暗闇の中に光を見出さんと努力する事、嵐との戦いの末に再び太陽の光を見てその有難さをしみじみと味わう事―魂はこうした体験を通して初めて成長するのです。低く身を沈めただけ、それだけ高く飛躍する事ができるのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
“ゲッセマネの園”を通らずして“変容の丘”へ辿りつく事はできません。ナザレ人イエスの生涯は地上の人間の全てが体験するものと本質において同じものです。敗北も勝利もともに必要です。敗北の味を知らずして勝利の味が分るでしょうか。
現在僕は『勘違いモード』禁止令を永遠発動中です。この意味は、現在僕が浴させて頂いている霊的状況があまりにも僕の身に余る光栄な事ばかりなので、それにのぼせ上がり自惚れて『勘違いモード』に突入しないようにしよう、常に最大級に謙虚の姿勢を貫こう、そういう意味が込められてます(祈)
-----
『シルバーバーチの霊訓①』
私は日常生活で是非とも活用すべき教訓をできるだけ簡潔に述べようと苦労しているのです。決して難解な哲学ではありません。いたって実用的な霊的教訓なのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
それが人生から然るべきものを体得する方法を教えてくれます。魂の真の満足は内的な静寂と輝きとなって表れます。即ち真の自我を見出した事から生まれる魂の平安と自信です。
『シルバーバーチの霊訓①』
魂がその状態になった時を“悟った”というのであり“神を見出した”と言うのです。そうなれば人生のいかなる苦しみにも悲しみにも負ける事はありません。なぜなら悟りを開いたあなたはいついかなる時でも神の兵器庫の扉を開ける事ができるからです。
『シルバーバーチの霊訓①』
また、あなたに解決できないほど大きな問題、背負えないほど重い荷を与えられる事はありません。それが与えられたのは、それだけのものに耐え得る力があなたにあるからです。
『シルバーバーチの霊訓①』
私はこうした真理をあなた方だけでなく他の多くの方々の説いてまいりました。それが常に心に住みついているようになれば何ものにも脅えることがなくなる事を知っているからです。霊の力は絶大です。しかしその力も通路のあるところにしか流れません。
『シルバーバーチの霊訓①』
あなた方がその通路なのです。あなた方がその通路を提供して下さり、その通路を通って霊力が地上に流入する。具体的に言えば、喜んで人のために役立とうとする心と精神と霊とを用意して下さる事が、その霊力の流入する条件を提供する事になるのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
かくして霊力があなた方を通過する際に必ずその一部があなた方の中に蓄積されてまいります。そしてそれが、あなた方自身の霊的な糧となりましょう。そうなった時のあなたは、自分の方から心の隙を見せない限り、この世に悩みなど全くなくなります。
『シルバーバーチの霊訓①』
あなた方はいろいろと多くの教訓を学んでこられました。教訓は自分で学ばねばなりません。私が代りに学んであげる訳にはいきません。私たち霊界の者にとって一番辛いのは、愛する人間が困難の中にあって必死に頑張っているのを傍観する事です。
『シルバーバーチの霊訓①』
傍観と言っても何もしないという意味ではありません。できる限りの援助はいたします。しかし魂の成長にとって掛けがえのないチャンスを奪うことになる事だけは許されないのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
イエスは「神の御国はあなた方の中にある」(ルカ17・22)と言いました。実に偉大なる真実です。神はどこか遠く離れた近づき難いところにおられるのではありません。実にあなた方一人一人の中にあり、同時にあなた方は神の中にいるのです。
『シルバーバーチの霊訓①』
という事は自分の霊的成長と発達にとって必要な手段は全て自分の中に宿しているという事です。それを引き出して使用する事が、この世に生まれてきたそもそもの目的なのです。
シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「ベールの彼方の生活 1巻~4巻」です。人間全員が100%暮らす事になる次の生活の場、霊界における様々な界層での生活の様子を言語で説明できる限りトコトン紹介した書籍です。地上生活中に絶対に知っておくべき知識の宝庫なのです(祈)
-----
『シルバーバーチの霊訓①』
私はこれまでの身をもっての体験から、宇宙を支配する霊力に不動の信頼を置いております。一分一厘の狂いもなく、しかも深遠なる愛の配慮のもとに、全大宇宙の運行を経綸する神的知性に私はただただ感嘆し、崇敬の念を覚えるのみです。
『シルバーバーチの霊訓①』
もし地上人類が、その神の心を我が心として摂理と調和した生活を送る事ができれば、地上生活は一変する事でしょう。その力はいくらでも授かる事ができます。神がわが子に施す恩寵ほど気前のよいものはありません。
『シルバーバーチの霊訓①』
ですから決して絶望してはいけません。落胆してはいけません。くよくよしてはなりません。心に不安の念を宿してはなりません。恐怖心を近づけてはなりません。取越苦労は蹴散らしなさい。そんな憂鬱な有難からぬ客を絶対に魂の奥の間へ招き入れてはなりません。
『シルバーバーチの霊訓①』
人生の背後に秘められた目的を悟り、それと一体となった時、一時的にせよあなたの魂に霊的な静寂が訪れます。内と外からあなたを守る霊の力に身を委ねる事です。きっと援助を授けてくれます。歩むべき道を明確に示してくれます。
『シルバーバーチの霊訓①』
問題に遭遇した時は、地上の雑踏、混乱、かんかんがくがくの論争から身を退き、魂の静寂の中へ引きこもり、霊の啓示を待つ事です。
『シルバーバーチの霊訓①』
霊の宝石は決して色褪せる事がありません。地上的財産をふんだんに所有している人は、自分がその財産の管財人にすぎない事に気づいておりません。本当は自分のものではない気づいておりません。
『シルバーバーチの霊訓①』
霊的真理を悟った人にとっては、知識に責任が伴うように、財産にも責任が伴います。あなた方は宇宙最大の霊力の道具です。大司教の礼服を着る必要もなければ、枢機卿の指輪をはめる必要もありません。それはただの装飾品にすぎません。
『シルバーバーチの霊訓①』
実在とは何の関係もありません。あなた方を通路として働いているところの霊力は全ての法王、全ての大司教、全ての枢機卿より偉大です。宇宙最大の力なのです。
シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「母と子の心霊教室」です☆この本は子供達に向けて書かれた書籍で非常に分りやすく、霊的知識に初めて触れる方にぴったり☆僕はこの本は小学校の教科書にすべきだと本気で思ってます。早く霊的知識が当り前になる時代が来るといいですね(祈)

未分類