『シルバーバーチの霊訓』1巻 注釈

『シルバーバーチの霊訓①』注釈―祈りの初めあるいは途中で神に呼びかける時、シルバーバーチは必ずGreat White Spiritという言い方をします。普段の霊言の中では神の事をGreat Spirit―時にGod―と言っており、→
『シルバーバーチの霊訓①』→これを文字通りに訳せば“大霊”という事になります。我々1人ひとりが“霊”で、その生みの親である神を“大霊”というのは理屈では分かりますが、これでは日本人にとって古来“神”という“文字”およびそれを口にした時の“響き”から受ける→
『シルバーバーチの霊訓①』→崇敬の念が感じ取れません。そこで私はこれまで、ある時は神と訳しある時は大霊と訳したりしましたが、これにさらにwhiteという形容詞がつくと、もはや日本語では訳せなくなります。
『シルバーバーチの霊訓①』と言うのは、シルバーバーチはホワイトという用語を“無色”の意味で用い、それによって“無垢”を象徴させているのですが、英語ではそれでよいとしても、これを“白い”とか“白色の”とか“無色の”とかの日本語に直すと、日本語特有の→
『シルバーバーチの霊訓①』→感覚的な“味”が強く出て理解の妨げになります。その点、カミという言葉は、言霊的にみても響きの上からもシルバーバーチの説くGodあるいはGreat Spiritとぴったりであるとの考えから、→
『シルバーバーチの霊訓①』→私は祈りの冒頭のGreat White Spiritもあっさりと“神”と訳しました。またシルバーバーチは祈りの最後に必ず“あなたの僕インディアン”your Indian servantと言うのですが、→
『シルバーバーチの霊訓①』→このインディアンがシルバーバーチ霊その人でない事は「まえがき」で編者がハンネン・スワッハーの言葉を引用して解説しています。しかしこのインディアンの霊も紀元前の古代霊であり、神界―少なくとも地球圏の最高界―の波長を→
『シルバーバーチの霊訓①』→受信できるほど進化した高級霊である事は間違いありません。霊界の霊媒として元インディアンだった霊を使った事は、インディアンが民族的に心霊能力が優れている事も理由のひとつでしょうが、→
『シルバーバーチの霊訓①』→私は、これまで白人中心の文明思想に毒されてきている地球人類への戒めが込められていると観ております。それはシリーズを読み通していただけば、きっと読み取っていただけるものと思います。
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