質問者はさらに突っ込んで、通信霊が他人の名を騙(かた)ることがある事実をあげて、なぜそれが霊団の力で阻止できなかったのか、本物かどうかを見分ける方法はないのかと尋ねた。すると –
「実によりて木を知るべし(マタイ7・20)と言います。もしかりにこの家のドアを開けっぱなしにして門番も置かなかったらどうなります?誰彼なしに入り込んできて好き勝手な文句を言うことでしょう。そこで時刻をきめてドアを開け、門番を置いて1人1人チェックすることにしたらどうなります?まったく話は違ってくるでしょう」
「おっしゃる通りです。ということはレギュラーメンバーで定期的に開くのが安全ということでしょうか」
「そうです。むろんです。ぜひそうあらねばなりませんし、それに、身元のはっきりした専属の支配霊がいて、その霊の存在を確認しないかぎり通信は許さないということにすることです。私どもの世界もいたって人間的な世界です。
最低から最高までのありとあらゆる程度の人間がいて、その中にはしきりに地上に戻りたがっている者が大勢います。その全てが指導する資格をもっているわけではなく、教える立場にあるわけでもなく、聖人君子でもありません。いたって人間くさい者がいて、人間界への働きかけの動機にも霊的なところがない場合があります」
「きちんとした組織をもった交霊会では通信霊のチェックが行われるのでしょうか。他人の名を騙(かた)ってしゃべることは不可能でしょうか」
「きちんとした交霊会では不可能です。この交霊会は始まってずいぶん長くなりますが、その間ただの1度もそういうことは起きておりません」
「霊界に組織があって、通信霊本人が述べる証拠とは別に、その組織が身元を保証してくれるようなことがあるのだろうかと思っておりましたが…」
「保証には2つあります。1つは通信霊が出す証拠に自然に具わっているものです。いつかは必ず正体を見せます。もう1つは、これはとくに初めてしゃべる霊あるいは、せいぜい2度目の霊に言えることですが、その会を指揮している支配霊による身元の保証です。
私のみるかぎり、何年も続いている有名な交霊会の支配霊は信頼できます。もっとも、だからといって – 私の話はいつもこのことに帰着するのですが – そうした交霊会に出席している人が一瞬たりとも理性的判断をおろそかにしてよいと言っているのではありません。これは神からの贈物です。
支配霊が誰であろうと、通信霊が誰であろうと、もし言っていることが自分の理性に反発を感じさせたら、それはきっぱりと拒絶するのが絶対的義務です。私たちの仕事の基本は“協調性”にあります。あくまでも人間側の自由意志と腹蔵のない同意のもとに手をつなぎ合って進まないと成功は得られません。
■2024年11月26日UP■「んーゴメンね面倒起こすわ」やればいい、ますます僕の心は霊団から離れていく(祈)†要するに霊界生活とはひたすらに向上、向上の人生であり、上層界の天使から仕事を賜り、それを果たし切る事によってひとつ、またひとつと上の境涯へ赴き、ついには2度と物質圏付近に降下できなくなるまでに物質臭を脱ぎ捨てる時が来るのですが、霊団メンバーももちろん僕という霊の道具を使用しての仕事で自身の向上を目指している人間たちという事になります。そしてもちろん使われている僕も(仕事を果たし切れば)帰幽後に向上を果たす事ができる訳で、僕は人生目標を霊界に置いている人間ですから「だったらブーブー文句言ってないで仕事やればイイじゃネィか」となるのですが、あまりにも自分の心と正反対の状況に閉じ込められているために反逆せずにいられなくなっているという事なのです。で、霊団が言っているのは「この使命遂行を果たし切ればアキトくんも我々と一緒に上層界に召される事になるんだよ、しかしキミの反逆が度を越せばキミも向上できないし、我々も責任を取らされて向上できないという事になるんだよ」と言ってきている訳です。んーこれは心を締め付けられるインスピレーションですね。僕だってもちろん向上したいですよ、2度とイヤ永遠に物質界に降下したくないと思っていますし…続きを読む→
■2025年3月26日UP■「銀河生活」帰幽後の生活の事を言ってますね、使命遂行はもう終わりか?(祈)†僕はこの方は「紀元前9世紀ごろのヘブライの予言者エリヤ」だと思っていまして、シルバーバーチ霊本人が「3000年前に物質界で生活していた」とお話していますが、年代的に合致しますし、何よりエリヤ氏はインペレーター霊の時も中心的役割を果たしていたそうで、霊界側でさぞ珍重されている人物だという事がよくよく伺えるのです。※霊媒モーゼス氏を使用して自動書記通信を降らせた時のリーダー霊がインペレーター霊(紀元前5世紀のユダヤの霊覚者で旧約聖書のマラキ書の筆者マラキ)ですが、このインペレーター霊の上に、インペレーター霊に直接指示を出しつつイエス様とも直接通信を交わしていた「プリセプター」という高級霊が控えていたと言います。このプリセプターが他でもないエリヤ氏なのです。で、どの書籍だったか忘れましたが、このエリヤ氏は現時点で地球圏霊界のほぼ最高位の状態にまで進歩向上を果たしており、間もなく地球圏を離れて全く別次元の惑星圏に向上していく1歩手前のところまできているそうで、地球圏を離れる前の最後のご奉公という事でこの仕事を引き受けた、という事がどこかに書いてありました…続きを読む→