シルバーバーチの霊訓 11巻

2020年7月2日

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※当時の僕が記述したコメントがそのまま掲載されています。とても削除し切れませんのでその部分は読み流して下さい(祈)†

シルバーバーチの霊訓 11巻

まえがき
1章 シルバーバーチの自己紹介
2章 霊媒的能力――霊的知識を得るための必須の手段
3章 心霊治療――霊的覚醒のための手段
4章 既成宗教のどこが間違っているのか――キリスト教を中心に
5章 霊界から見た地上の科学
6章 霊界でも祝うクリスマスとイースター――その本来の意味
7章 人類の宿題――地上天国の建設
8章 最後の晩餐
訳者あとがき

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3章 心霊治療――霊的覚醒のための手段

『シルバーバーチの霊訓⑪』
無限なる叡智と愛を具えた大霊は、医学によって“不治”の宣告を受けた人たちにもう一度チャンスを用意してくださっております。大切なのは魂の琴線に触れる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その時霊の力が、それまで有るか無いかの状態で明滅していた神性の火花を美しい大きな炎と燃え上がらせ、潜在する霊的エネルギーを活気づけ、それが身体の病を治し、精神に教訓を学ばせ、霊的本性を開発させるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それが首尾よく行われた時は、治療家はその貢献の栄誉を授かった事を大霊に感謝すべきです。もし身体は治っても魂を目覚めさせるまでに至らなかった時は、それは残念この上ない事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その患者は霊的真理に目覚めるチャンスを目の前にしながら、それを手にする事ができなかった事を意味するからです。いずれにせよ治療家は精一杯の努力をして、霊力が存分に流入し神の意志が届けられるようにする事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
全ての魂が受入れる用意ができているとは限りません。それは有得ない事です。治療家のもとを訪れる患者の全てが治せる訳ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
が、もし絶望視されていた患者に何らかの改善が見られたら、それはいやしくも思考力と理性とを具えた人間にとって、物質より遥かに勝る力が働いた事を示す明確な証拠というべきです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
起源においても本質においても霊的であるその治療力は、今日の地上界へ流入している大切なエネルギーの一つです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上界は今とても病んでおります。あまりに多くの人が調和の乱れた生活環境が生出すストレスと不自然さによって病気になっております。自ら“文明”と呼んで誇っているものが実は、本来ならエネルギーを供給してくれる大自然から人間を絶縁させているのです。

ツイッター及びブログで僕は可能な限り自分が日々浴させて頂いてる霊的現象を公言しまくってますが、実際は紹介してないものがまだまだイパーイあるのです。とても!とても!全部書ききれないんです。地上で何日も掛る事を霊は一瞬で体験できるのです。なので情報量が多すぎて書き切れないのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
そのために人間のバッテリーである魂が枯渇しており、それを霊の力によって再充電してあげなくてはならない訳です。それが効を奏してバッテリーが働き始めると、身体と精神と霊との間に調和が戻ります。それが健康です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
神はその無限の叡智によって人体の骨格及びその関連器官を霊の自然治癒力が働くようにこしらえてあるのです。その身体と精神と霊という三位一体の関係が乱れた時に病気になるのです。健康とは全体の調和状態の事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
では治療家がその治療エネルギーの通路となると、どういう事が起きるのか。生命力すなわち霊の力が治療家を通って患者に流入し、その魂と接触をとり、先程述べたバッテリーを補給し、原因はともあれ乱れてしまった調和を取戻させるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
心霊治療の肝要な点は、治療家自身が苦痛を体験していて、訪れる人々に対する思いやりの心が培われている事です。それが摂理の働く唯一の道なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
皆さんのどなたよりも永い人生を生きてきた私は今なお、全存在を包摂する宇宙的摂理を考案した大霊の無限の叡智に感嘆させられる事ばかりなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
平穏の有難さが分るのは嵐の中においてこそです。青天の気持よさが分るのは雨の日があるからです。このように全てが両極の原理で成立っているのです。もし全体が光ばかりだったら光の有難さは分りません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そうした違いが分り自然の摂理のすばらしさが分るのはそのコントラスト、比較対照の原理のお陰です。そこで苦しみがあるのです。苦しみの中において霊性が目を覚まし、その結果として治病能力が開発され、自分の元を訪れる人の苦しみも分るのです。

イエス様の怒涛の連続顕現の意味を僕なりに「どうか地上に残って霊的知識普及の使命を担ってもらえまいか」という事だと理解し、苦悶の末に、僕はそのご意志に従い、あれほど待ち望んだ帰幽を諦め、地上に残って新たな使命を帯びた第二の人生をはじめる事を決断し、声に出して宣言したのでした(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
このサークルへご招待する“霊の道具”(心霊治療家)の全ての方に申上げている事は、明日の事を思い煩ってはいけないという事です。治すべき患者はちゃんと導かれてまいります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
自分から出歩いて“私は治療家です。どなたか治して欲しい方はいませんか”などと触れ回る必要はありません。霊界からの働きかけはそういう方法は取りません。治療してあげて、とりあえず身体上の痛みや症状が消えれば、それはそれなりに結構な事です。―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―が、それよりさらに一歩踏み込んで、そうした変化が何を意味しているかを患者が理解してくれれば、なお結構な事です。その段階から患者の霊性が目を覚まし、真の自我を知り、地上に生まれてきた目的を成就しはじめる事になります。そこが大切な点です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
症状が取れれば、それはそれなりに結構です。が、霊的実在に目覚める事になれば、なお一層結構な事です。【治る患者と治らない患者とがあるのはなぜでしょうか―】霊的に治る段階まで来ている人とそうでない人とがいるからです。しかし治りさえすれば良いのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
心霊治療の試金石は魂を目覚めさせるか否かです。【明らかに摂理に背いているために病気になっているケースがあります。一応治療は施してあげるのですが、相変らず心掛けが間違っているためにぶり返して、また治療を受けにやってまいります。】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―【お聞きしたいのは、そうやって何度も治療を繰返すというのも計画の中に組込まれているのでしょうか―】私たちが取るべき態度として一番大切な事は、訪れる患者がどんな人であろうと分隔てなく援助の手を差しのべる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それからあとの事はその患者自身の責任に帰すべき事です。身体上の病だけが良くなった場合は、心霊治療としては失敗だった事になります。本当は魂が目を覚まして活動を開始するようにならないといけません。

僕は本当に帰幽したくて×∞ たまりませんでした。今でもそうです。しかし帰幽待ちの期間中に「撃って出る」と称して霊的知識のタネを蒔きまくった事で、僕の人生が180度変わってしまいました。僕はこんな重大な責任を帯びた使命など全く関係ない個人的な進化目的で地上に降りたはずなのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
つまり治療を受けた結果その患者がそれまでの生活を反省して本来の生き方を学ぶところまで行かなければ、その治療は失敗と見なさねばなりません。治療家を通じて働いている力は身体上の症状を癒すだけでなく精神も癒して、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―人生とは一体何なのかを理解させる事を目的としている事を得心なさるべきです。時間が掛るのです。【という事は同じ事を必要な限り何度でも繰返すべきだという事でしょうか―】治療家は患者を断るような態度を取ってはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
患者は治療を求めてやってきます。その時治療家はその患者について勝手な判断を下してはなりません。治療家の仕事は治療を施す事です。それによって患者の魂が目を覚ませば、そこから啓発が始まります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
たとえ霊的に何の反応も生じなくても少なくとも身体だけは、短期間とはいえ前よりは良くしてあげた訳です。いかなる患者に対してもできるだけの事をしてあげ決して断ってはいけません。治療家はいつでも患者を迎えてあげる用意ができていないといけません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
仮に治療のあと間違った生活をしてさらに厄介な事になっても、それはその患者自身の責任です。魂というものはいつかは必ず目覚める可能性をもっております。なぜなら魂とは大霊の一部であり各自の内部に宿る神性だからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それは無限なるものですから無限に発達する可能性を秘めております。それが基本の論理です。“治る段階”とは何かと問われれば、それは金塊が精錬の過程を経て不純物が取除かれたあとに見せる純金の姿と同じだと申上げます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
もし人生が一本調子のものだったら、もし光だけで闇がなかったら、もし楽しい事ばかりで苦しい事がなかったら、食べるものに事欠かず空腹というものを知らなかったら、その光も、楽しい事も、食べられる事の有難さも分らないはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
人生の目的と可能性についての理解をもたらしてくれるのは、その両極性です。愛と憎しみは正反対のものであると同時に相等しいものです。愛を憎しみに変える事が出来るように憎しみを愛に変える事もできます。

「撃って出る」と称して僕が意図せず始めた、この果てしない霊的知識のタネ蒔きが、僕の人生を180度変えてしまいました。これにて僕の「帰幽」は完全に消失してしまいました(悲)本当なら僕は2012年12月16日(日)で帰幽完了して、霊界にて思念描画を思う存分堪能してたはずなのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
鋼が溶鉱炉から取出されて鍛えられるように、金塊が精錬されてはじめて純金となるように、ダイヤモンドが磨かれてはじめて輝きを見せるように、魂も辛酸をなめてはじめて自我に目覚めるのです。それ以外に地上で魂が目覚めそして活動を開始するための手段はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
苦痛や困難は不幸な事のように思われがちですが本当はそうではありません。各自の霊的進化にとってそれなりの役割があるのです。あなたの為すべき事は、あなたの元に導かれてくる人にあなたなりの援助をしてあげる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
もしその人が“大人の霊”であれば死後の生命の実在についての証拠を提供する事によって愛が生命と同じく不滅である事を教えて慰めておあげなさい。あなたに望めるのはそのための触媒を提供するかけ橋となる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
もしうまく効を奏すればその人が自我を見出す手助けをしてあげた事になります。それによってあなたは心に大いなる喜びを感じられるはずです。たとえ失敗してもそれはあなたが悪いのではありません。その人は絶好のチャンスを目の前にしながら、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―まだそれを生かす用意ができていなかった事を意味するのです。【特殊な理由から治して欲しいと思わない、だから治らない(と私は考えるのですが)そういう人は別として、カルマというのはどのように働くのでしょうか。】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―【治りたい一心で治療を受けながら一向に良くならない人がいます。これはカルマのせいでしょうか、治療家の力不足でしょうか―】これは難しい問題です。なぜなら治療行為が行われている時にその背後でどのような事が為されているかは一口では説明できないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
ご承知の通り心霊治療の本来の目的は魂の琴線に触れる事です。あなたはさきの質問で心掛けに問題のある患者の事を持ち出されました。いわゆる“心身症”です。身体上の病も大半は内部の不調和が外部に現れているに過ぎないものです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
今の地上には過度の緊張やストレス、欲求不満から生じている病気や異常が増えております。純粋に身体に起因している病気は殆どありません。

インペレーター霊も言ってます。死刑制度は間違っています。死刑によって強制的に肉体から引き離された死刑囚の霊は、憤怒に燃えた地縛霊となって地上をうろつき回り、波長の合う人間に次々と悪行をそそのかします。死刑制度を続ける限り人類の霊的進化は遅々として進まないと『霊訓』にあります(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
霊的治療においては造化の根源から発している霊的なエネルギーを使用します。そのエネルギーの質、量、種類はそれが通過する治療家の霊的発達の程度によって決まります。次にその病気の原因となっている根本的な事情(カルマその他)によって支配されます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
さらにはその時点における治療家と患者双方の精神的ならびに身体的状態によっても影響を受けます。治療が“成功した”と言えるのは患者が霊的な受入れ準備ができていて魂が感動を覚えた時のみです。その時初めて霊的覚醒がもたらされるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それ以外は単なる身体上の反応にすぎません。それが一時的な場合もあれば、それきり全治してしまう事もありますが、肝心なのは患者の霊性への影響です。地上生活のそもそもの目的は人類及び動物その他、ありとあらゆる生命体に宿る霊的要素が、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―ほんの火花にすぎなかった状態から揺らめく炎となり、ついには美事な火焔となるための条件を提供する事です。そこで魂が真の自我を見出し、人生が提供する物的な側面だけでなく、さらに大切な霊的側面をも味わうようになります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
さてあなたはカルマの問題を出されました。因果律、タネ蒔きと刈取りの原理の事で、あらゆる生活の場で一時の休みもなく働いております。患者の中には前世から持越したカルマ的状態によって病を得ている人がいます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その因果関係が完全に解消されていない場合は、治療は表向きは失敗したような結果となります。もし完全に解消されていてそれ以上カルマが出なくなっていれば治療が効を奏する訳です。それが“魂に受入れの用意ができている”という事です。

皆さん、何よりも大切な霊的知識を得ましょう。因果律の働きを理解しましょう。こういう地上生活を送ったら霊界に行ってこういう状況になる、という事を得心していれば…自分勝手・無責任な生活を送っていると下層界へ落ちて悲惨な状況になると知っていれば、絶対に日常生活を律するはずなんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【あなたはよく“心が正常であれば身体も正常です”とおっしゃいますが霊能者も大抵どこか調子が悪かったり異常を抱えていたりするようです。霊能者であるからにはその心はきっと“正常”であろうと思うのです。】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―【もしこの世での苦がカルマのせいであるとすれば、それとこれとはどう結びつけたらよいですか―】霊能者といえども自然の摂理から逃れる事はできません。摂理は全ての存在を包摂し、そこには例外も逸脱もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
病気が生じるのは二つの理由があります。一つは精神(心)と身体の調和によって健康が維持されている、その調和が崩れている事です。もう一つの可能性はいわゆるカルマです。地上でしか償えない前世での出来事があって、それがまだ解消されていないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
理想的な世の中であれば霊能者も理想的な人物なのでしょうが、あなたが住んでおられるのは理想的な世の中ではありません。【心霊治療の目的は患者の魂の琴線に触れる事で霊と精神とが正常であれば効を奏するとおっしゃいますが赤ん坊や動物の場合はどうなるのですか】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―やはり同じです。調和を取戻すには霊が正常であらねばなりません。赤ん坊の場合でも魂の琴線に触れる必要がありますし動物の場合でも同じです。私には別に問題は見当りません。私が先程申上げたのは永い間患った末に霊的な治療を求めてくる人々についての一般的な話です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
心霊治療というのは複雑な問題です。その最も純粋な形においては霊から霊を通して霊へ向けて行われます。つまり大霊から出たものが治療家の霊を通して患者の霊へ届けられるものです。さてこれが赤ん坊や動物の病気となりますと、そこに絡んでくる要素が違います。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
正すべき要素は大抵霊的状態だけです。それも霊的方法で行うしかありません。直接身体的に行う訳にはいきません(※)健康を取戻す唯一の手段である霊と精神と身体の調和を妨げている障害物を取除くために、魂そのものに充電してやらねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
赤ん坊の場合はカルマの要素が絡んでいる事がよくありますが、この問題はここでは深入りしないでおきます。(※これはすぐ前のところで“永い間患った末に霊的治療を求めてくる人についての一般的な話です”と述べているものと関連した事で、)―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―(大人の場合はそうした苦しい体験があるので症状が取れるという身体上の事だけでも魂が感動を覚えるが、赤ん坊や動物の場合はそれが期待できないという意味。なおこの問題は再生の問題と深く関わっているので詳しくは第四巻三章を参照されたい―訳者)

現在僕は『勘違いモード』禁止令を永遠発動中です。この意味は、現在僕が浴させて頂いている霊的状況があまりにも僕の身に余る光栄な事ばかりなので、それにのぼせ上がり自惚れて『勘違いモード』に突入しないようにしよう、常に最大級に謙虚の姿勢を貫こう、そういう意味が込められてます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【内在する神性を呼び覚ます事によって治療されると理解しておりますが、今あなたは霊的治療は霊から霊を通して霊へ向けられ、それによって魂が充電されるとおっしゃいました。それが大霊から届けられるとなると、それは外部からの影響であるように思えるのですが】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―治療家自身に具わっているものを使用するのであれば、それは本来の霊的治療ではありません。それは磁気療法(マグネチック・ヒーリング)とでも言うべき範疇に属します。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
純粋の霊的治療は大霊から発する霊力の伝導によって行われます。大霊が始源です。発電所です。水源地です。貯蔵庫です。それをスピリチュアル・ヒーリングというのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【私たちはみな大霊の一部であり神性を宿しているのですね?―】そうです。皆さんもミニチュアの大霊です。それは間違いない事実ですが、皆さんの内部に宿る潜在力は大霊から届けられる無限の霊力に較べればごくごく小さなものです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
自分で自分を治療するセルフヒーリングには精神統一と受容性、内在する力を働かせると同時に大霊から送られてくる力を受入れるという内と外のコンビネーションが必要です。【セルフヒーリングが広まれば治療家のお世話にならなくて済むのでこれを開発促進すべきですか】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―これは簡単にはお答えしにくい問題です。霊的覚醒に関わる事だからです。治療家としてのあなたの機能は治療エネルギーの通路となる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
患者が霊的に治る段階に来ておれば功を奏します。魂が感動し覚醒する事によって治る事もあります。身体上の症状が取れただけではまだ目標は達成されていません。目標は霊的覚醒にあるのです。

僕たち地上人類は「死は恐ろしい事、悲しい事」という誤った概念を何としても払拭し正しい霊的知識に照らして判断できるようにならねばならないんです。僕たちは7、80年の地上生活を食べて飲んで寝て死んだら終りなんて存在ではありません。墓場の先に永遠に続く美しい向上の生活があるのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【感情についてお聞きしたい事があります。私たちが立派と思っている愛国心その他の愛でも実際は一種の利己主義である事があります―】何事も動機が大切です。愛国心でも自分の国家と国民の事だけを考えて他の国の事は一切眼中にないようでは、それは一種の利己主義です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
最高の指針となるのは人のために役立つ事、思いやり、謙虚さ、寛容心、協調性といった形で表現される愛です。愛は宇宙最大の力です。あなた方は人間です。完全ではありません。完全は地上では絶対に達成されません。霊界でも達成されません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
絶えず発達し進化し伸びていく存在です。内部には神性を帯びた潜在力が秘められています。また一定限度内での自由意志も授けられています。従ってあなたは神の意図された通りのイメージに従って行動して内部の神性を発揮する事もできますし、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―低級な感情と欲望の赴くままに生き、永遠の持ち物とはならない俗物を追い求めるだけの人生で終る事も許されます。それは神が地上の人間の全てに与えられた自由選択の権利です。しかし人間である以上はその選択を誤る事があります。そして途中で挫折してしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そこで私たちは善悪の判断に際して“動機”を重要視します。神は一人一人に良心という絶対に狂う事のない監視装置を用意して下さっております。それがあなたの行為が正しいか間違っているかを正確に教えてくれます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【うつ病患者が多いのですが私たちにはどういう事がしてあげられるでしょうか―】人生の視野を変え知識を基盤とした信念をもつように指導してあげないといけません。何の根拠もない信念は砂上の楼閣のようにあっさりと崩れてしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
知識の上に築いてこそ永続きするのです。その点、皆さんは霊力の証をご覧になっておられる光栄な方たちです。無限なる力によって案出された崇高な知的計画がある事を実感をもってご存知です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その計画はあなた方一人一人を包摂しております。そうした知識をお持ちである以上、常に前途に希望を抱き、楽観して、憂鬱や恐れという暗闇を近づかせないようにすべきです。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【サークルメンバーの中に過労から病気がちになっている人が何人かいる事についてシルバーバーチが忠告する―】危険信号が見えた時はいつも注意してあげているのですが、それが無視されて倒れられる方がいるのは残念です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
が全ては各自の責任に帰されるというのが私たちの教えの絶対的な基本です。許される事なら代って荷を背負ってあげたであろうと思われる事が何度あったか知れません。が霊的向上の道は自分の力で切り開かないといけない以上、それは私には許されないと理解しております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
(女性メンバーに向って)あなたの場合この季節(冬)は特に身体を大切にし酷使しないように注意しないといけません。休息は大切です。今のあなたにとって必要なのは休息です。それを欠くと霊が地上で機能するための道具(肉体)を台無しにしてしまいます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
別に咎めている訳ではありません。人生の基盤である不変の摂理の存在を指摘しているだけです。それを怠ると私の義務を果たしていない事になります。【(彼女の知人が弁護して)翻訳の仕事が多くて原稿のデッドラインに間に合わせようとして過労になったようです】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―この私にデッドラインの話を持ち出されるとは愉快ですね。私が今の世の中をこしらえた訳ではありませんし、そこで生活する人の身体も私がこしらえた訳ではありません。ただ出来あがった身体を見ていると実に複雑でありながら美事にまとまった機械である事が分ります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上のいかに腕のいい技術者も到底これほどのものはこしらえられないでしょう。幾億もの細胞が集まって血液、腱、筋肉、その他諸々の組織をこしらえ、さらに各種のミネラルが昼となく夜となく働いて、霊が効果的に表現されるようにしております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私が思うに地上に存在する機械で、瞬時の休みもなく働きオーバーホール(修理・点検のための解体)される事もないのは人間の身体だけでしょう。その度が過ぎると使い過ぎによる欠陥が生じて使用中止の命令を下さねばならなくなります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
大霊がもし人間に完全である事を望むならば完全な身体を用意されたはずです。が地上というところは永遠の進化のための無数の生活の場の一つに過ぎません。今この地上にある限りはその体を大切に維持・管理する責任があります。使い過ぎると本来の機能が果たせなくなります。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
もう一人の方にも同じ事を申上げたいと思います。悩みや困難に追いまくられるとおっしゃいます。が私はいつも申上げております―“それは百も承知しております。もし悩みも困難もなかったらあなたはこの世にはいらっしゃらないでしょう。”―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―“なぜならそれを処理するために地上へ来ていらっしゃるのですから”と。遭遇しなければならない困難というものが必ずあります。それに挑戦する事によって内部の貯え、潜在する霊的資質、神的属性の幾つかが呼び覚まされるのです。ですが度を過してはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
身体が“疲れました。もうこれ以上は無理です”と訴えはじめたら休息を与えてあげてください。皆さんへの愛の気持はあっても代って生きてあげる訳にはまいりません。手引きはしてあげます。援助はします。支えにもなってあげます。道を教えてあげる事はできます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
しかし皆さんが自ら背負うべき責任を私が肩代りしてあげる訳にはまいりません。私たちの力の限りを尽して是非とも必要な守護は受けられるようにしてあげましょう。が自分のする事には自分で責任を取るのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【角膜移植には反対ですか。霊的には何ら問題はないように思えますが―】私は原則として臓器の移植手術には反対です。他人のために自分の臓器を提供する方の誠意を疑う訳ではありません。神は霊が地上で自我を表現するための道具として物的身体をお与えになりました。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そこに身体と霊との緊密な関係がある訳ですもし臓器移植が不可欠のものであったら心臓や腎臓の移植手術に失敗は有得ないはずです。角膜の問題はとても厄介です。人間の苦痛に対して冷淡であるかに思われたくないのですが時として失明の原因がカルマにある事があります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
何もかもカルマのせいにしてしまうのは卑怯だと思われかねない事は私も承知しておりますが因果律は絶対であり、ありとあらゆる出来事を規制しております。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
目が見えないという事も因果律の結果です。目の見えない人が角膜を移植してもらって見えるようになるという事が霊的に見て果たしてその人にとって良い事であるか否かは、一概に片付けられる問題ではなく議論したら延々と続く事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
身体的には良い事かも知れません。が霊的には必ずしも良い事とは言えません。皆さんより永い人生体験をもつ霊界の存在という有利な立場から申上げれば、最も大切なのは“霊的に見て良い事か”という事です。【それは病気全般についていえる事でしょうか】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―カルマが絡んでいるものに限っての話であればそうです。その場合は霊的治療も功を奏しません。従って角膜移植をしても視力は戻りません。【しかしもし臓器移植が許されていないとすれば手術はできなくなります―】人間には自由意志があります。操り人形ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
十字路で右へ曲るか左へ曲るかは自分で決められます。選択は自由です。もし神が人間を操り人形にした方が良いとお考えになっていれば皆さんは操り人形になっていたはずです。しかし皆さんも私が“無限の創造活動”と呼んでいるものに参加するだけの力を秘めているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
が同時にそれを邪魔し妨害し遅らせる事も出来ます。ただし変更させる事はできません。【医術の発達は良いとして肉体をつぎはぎ細工のように弄り回すのは霊的な間違いを犯す事になる可能性があるという事ですね。各自に霊的な存在意義がある訳ですから】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私たちがお教えしたいと思っているのは、まさしくその事です。身体は霊の宮であるからこそ大切なのです。いかなる形にせよその根本的な摂理を犯せば病気が発生します。その代償を支払わねばならないという事です。それだけは避けられません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私は外科医の仕事そのものに反対している訳ではありません。皮膚の移植には反対しません。人を喜ばせてあげたいという誠意には反対しません。ただ私が置かれている立場上、全ての問題をその根底にある霊的な意義という観点から申上げるしかないのです。

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6章 霊界でも祝うクリスマスとイースター――その本来の意味

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私たち地上の霊的啓蒙活動に従事している霊団の指導的立場にある者は、キリスト教でいうクリスマスとイースターに相当する時期に霊界の奥深く帰還する習わしになっております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
ご承知の通りその二つの祝祭はキリスト教よりさかのぼる太古において、一年を通じての太陽の勢いの変化を神の働きかけの象徴と受けとめた事がその起源です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
太古において太陽がその輝きを最高度に発揮する時期(夏至、六月下旬、旧暦五月中旬)が“復活(よみがえり)”の時、つまり大自然が讃歌を奏で、見事な美しさを披露する時とみなされました。言いかえれば、蒔かれたタネがその頃に華麗なる成長を遂げると考えたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それに呼応して冬至(十二月下旬、旧暦一月中旬)があります。最高の輝きを見せた太陽が衰え始めると、大自然はエネルギーを蓄え、根を肥やしながら季節の一巡の終りを迎えると考えたのです。来るべき夏至にその成長ぶりを披露するのに備えるという訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そういう訳でクリスマスは永い一年の巡りの終りであると同時に、太陽の誕生、新たなる生命が地上へ誕生する、その最初の兆しを見せる時期だと、太古の人は考えました。この二つの時期は太古において大切な意味をもっておりました。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
と申しますのは“神のお告げ”はその二つの時期に授けられると信じられたからです。あなた方現代人は太陽のもつ神秘的な影響力をご存知ありません。太古の人はその時期に今でいう交霊会を何日にもわたって大々的に催し、その時期にたっぷりと啓示を頂いたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そこで私たち霊団の指導的役割を担う者は、誕生に相当する人生で最も大切なこの時期(クリスマス)に一堂に会して祝い合うのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その始まりは太陽の影響力への賛美という事でしたが、それは一種の象徴(シンボル)であり実質的には生命が他の生命へ及ぼす影響力、物質が他の物質へ及ぼす影響力、惑星が他の惑星へ及ぼす影響力、などが含まれております。

シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「母と子の心霊教室」です☆この本は子供達に向けて書かれた書籍で非常に分りやすく、霊的知識に初めて触れる方にぴったり☆僕はこの本は小学校の教科書にすべきだと本気で思ってます。早く霊的知識が当り前になる時代が来るといいですね(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
特に一年のこの時期が選ばれたのは、私たちに協力してくれている霊たちの地上時代に属していた民族が大自然の摂理を基盤とした宗教をもっていたからです。古い時代の私たちにとっては太陽の誕生の祝いが最大の祝いでした。それは新しい年の始まりにほかならないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
四季の巡りの終りであると同時に新しい巡りの始まりでもある訳です。そうした祝いがかつて地上で催されていた事から、これを霊界でも祝う事になりました。もとより今では霊的な意味をもつようになっております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
つまり新しい生命の誕生を祝うのではなく、地上からいったん引き上げて、新しい光を地上へもたらすために霊力の回復を図る事を目的としております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
今この仕事に従事している霊団の者は、地上時代は西洋文明を知らない古い民族に属していましたから(キリスト教的な祝い方と違って)この時期を地上から引き上げて私たちの本来の所属界へ帰還する機会としております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
帰還すると評議会のようなものを開き、互いに自分たちの霊団の経過報告をし、どこまで計画通りに行き、どこが計画通りに行っていないかを検討し合います。それとともに新たな計画を討議し合います。私たちを地上へ派遣した神庁の方々とお会いするのもその時です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その中にかのナザレのイエスの勇姿があるのです。イエスは今なお人類に古来の大真理すなわち“愛は摂理の成就なり”を教える大事業に携わっておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そのイエスが私たちの業績に逐一通じておられるお言葉を述べられ、新たな力、希望、ビジョン、目的をもって邁進するようにと励ましてくださる時のお姿、そのお声、その偉大なる愛を、願わくば皆さんにも拝し聞きそして感じ取らせてあげられればと思うのですが…。

何をどう説明しても理解して頂けないのです。僕が浴させて頂いている数々のインスピレーションを言語に置き替えて説明しようとすると、最高にまどろっこしく、めんどくさいのです。インスピレーションは言語を超越した素晴らしいコミュニケーション手段なのです。皆さんにも知って頂きたいのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
もとよりそれはキリスト教によって神の座に祭り上げられているイエスではありません。数知れない道具を通して人類に働きかけておられる、一個の偉大なる霊なのです。その本来の界に留まっているのは短い期間ですが、私はその間に改めて生命力あふれる霊力、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―力強さと美しさにあふれるエネルギーに浸ります。それに浸ると、生命とは何かがしみじみと感じ取れるのです。私はその事をあくまで謙虚な気持であるがままに申上げているつもりです。見栄を張る気持などひとかけらもございません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
仮に世界最高の絵画の全て、物質界最高のインスピレーションと芸術的手腕、それに大自然の深くかつ壮大な美を全部集めて一つにまとめてみても、私の本来の所属界の荘厳美麗な実在に較べれば、いたってお粗末な反映程度のものでしかありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
芸術家がインスピレーションに浸ると、手持ちの絵具ではとても表現できそうにない事を痛感して、魂で感じ取ったその豊かな美しさを表現するための色彩を求めます。が、それは地上のどこにも存在しません。霊的な真理と美しさは物的なものでは表現できないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そうした界層での私の霊的な高揚状態がどうして言語などで表現できましょう。大霊の光輝を全身から放っている存在となっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
叡智と理解力と慈悲と優しさに満ち、人間の側から訴えられる前に全てを察知し、心の中を読み取り、心の動きに通じ、成功も失敗も知り尽くしております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
全ての宗教の根幹でありイエスの教えの集約でもある、かの愛の名言(愛とは摂理の成就なり)は、全生命の主、無限の創造者たる大霊の名において私たちもその真実性を宣言するものです。

シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「迷える霊との対話」です。この本は分厚いです(汗)しかし最高に考えさせられる内容です。霊的知識を持たず自分が地縛霊になっている事に気づいていない数多くの下層界のスピリットが登場します。僕たちはこうなってはいけないのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
かくして私たちは本来の霊的状態へ戻り、本来の環境である光彩と喜びと光輝と笑いと豊かさと崇高さと荘厳さを味わいます。その中に浸り、その喜びを味わい、私たちにとってはごく当り前の状態である壮観を取り戻します。それが私たちのお祝いです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
助言を頂き、感激を味わい、気分を一新し、元気百倍し、心身ともにすっかり生き返った私たちは、やおらこの冷やかで陰鬱でじめじめとして味気ない、暗い地上世界へと赴き、厚く包み込むそのモヤと霧を払い、真理の光を輝かせるための仕事を再開します。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上のクリスマスシーズンにも愛の精神の発露が見られない訳ではありません。それが親切と寛容の形をとり、また施しの精神となって表現されております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
旧交を温め、縁を確認し合い、離れ離れになった者が一堂に会するという事の中にもそれが見られ、又かつての恨みはもう忘れようという決意をさせる事にもなります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
しかし残念でならないのは、それに先立って大量の動物が殺害される事です。物言わぬ神の子が無益な犠牲とされている事です。“平和の君”キリストの誕生がそうした恐ろしい虐殺によって祝われるというのは何と悲しい事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
なぜ平和を祝うために罪もない動物の血が流されねばならないのでしょう。これはまさに地上世界の磔刑です。罪なき動物に流血の犠牲を強いて平和を祝うとは…。いつの日か愛と哀れみと慈悲と責任感とが人間を動かし、助けを求める動物達への態度を改める事になるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そうした資質が発揮されるようになってはじめて、罪もない動物への容赦ない流血と残酷と無益な実験も行われなくなる事でしょう。地上に真実の平和が訪れ、狼が小羊と並んで寝そべる事になりましょう。

僕は帰幽に向けてずっと準備してたテキストがあります→(BGM 交響曲第3番~第3楽章/ブラームス)以上、山を愛する画家、そして、ちょっとだけ霊覚者の、たきざわ彰人でした。これにて地上終了です。行ってきます。(祈)キィィ…バタン…(扉閉)→これをUPする事はできませんでした(悲)

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7章 人類の宿題――地上天国の建設

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【今日の世界の風潮、物的利益優先の考え、暴力、その他“文明国”と呼ばれる国においてますます増加しつつある恐ろしい事を憂慮する人たちへ何かメッセージを頂けないでしょうか。果たして希望はあるのでしょうか―】大霊の御心は必ずや行きわたります、と申上げます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
人類の霊的確信及び動物問題の改善に関わる仕事に携わる者、無駄な苦しみから救い、残虐行為を止めさせ、いつどこにいても人の力になってあげる仕事に献身する者は、絶対に弱気になってはいけません、と申上げます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上天国はいつかきっと成就されますがそれは遅々とした段階を経つつ時には苦痛を伴いながら成就されてまいります。おっしゃるような暴力、混乱、衝突、戦争、残虐行為が増えつつあるのは今地上世界がオーバーホール(修理点検の為の全面的解体作業)の過程にあるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
既に多くの伝統的思想が葬り去られました。若者は自由を求めて騒ぎ立てております。又あまりに永い間手枷足枷となってきた制度、しかも何の努力もしない一部の階層の特権を拵えている制度に対する不満がもはや抑制できなくなっております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そうした“るつぼ”の真っ只中にいる人間にとっては、その背後の神の意図を読み取る事は難しい事です。しかし歴史を振り返ってご覧になれば、そこには段階的な進化の跡がある事に気づかれるはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
総体的に見て人類はかつてより親切心と寛容心が増え、その一方において偏見と残虐行為と抑圧政策がのさばっております。これは物的宇宙の進化の仕組の一環なのです。つまり対立する勢力が激突して、そこからより良いものが生まれ全体として進化していくという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
気を落としてはなりません。大切なのは霊的真理と霊力とが世界の多くの土地にしっかりとした足場を作り、退却させられる事がないようにする事です。それが至るところに恵み多い影響力を及ぼし、全体としてパン種の働きをし続けます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その影響力が浸透するにつれて暗闇と無知と愚行と蛮行を追い払い、地上世界を汚している醜悪と邪悪を駆逐していく事でしょう。明るい希望と楽観の根拠がいつでも十分に揃っているのです。なぜなら大霊の働きの休む時はないからです。

僕は守護霊様の導きに従い、果てしなく読書してきました。それだけでも十分霊的知識の理解を深める事ができましたが、今こうして“抜粋”する事でさらに内容を復唱し、さらに×10 理解が深まっていくのを感じます。勉強して無駄な事なんて何もないと自らの体験を通して心底実感するのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【われわれがスピリチュアリズムと呼んでいる神のメッセージが届けられたのも、その働きの現われだと私は思います―】それでこのたびの大事業を敢行する決断が下されたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それも、これまでに幾度かあったような一時的暴発に終らせてはならないという事になっているのです。ですから、いったん根づいたものは徹底的に地固めが行われ、地上の永続的要素となっていく事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【地上世界はスパイラルに進化しているように思います―】おっしゃる通りです。そのスパイラルの一番底は恐ろしい様相を呈していても上層部は実に明るい展望が開けております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
落胆してはいけません。霊的知識を携えた者が絶望感を抱くような事があってはなりません。この事は既に何度も申上げてまいりました。大霊は宇宙創造の当初からずっと地球を管理しておりますから、次に為すべき事もちゃんとご存知です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
もう一つ別の側面もあります。人間社会のあらゆる分野で古い概念が覆され廃棄されつつあります。その多くはあまりに永い間人間を迷わせてきた間違った概念です。これから徐々に愛と善の勢力が欲得づくの勢力と取って代り、生活状態が改善されていく事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
大切なのは取越苦労をしないという事です。心配の念は私達霊界から援助する者にとって非常に厄介な障害です。拒否的性質があります。腐食性があります。恐れ、心配、不安、こうしたものはその人を包む物的、精神的、霊的雰囲気を乱し、私達が近づくのを一段と困難にします。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
真理を知った者はそれが僅かであっても―譬え多くを知ったとて無限の真理からすれば多寡が知れています―いついかなる事態に直面しても穏やかで平静で受容的態度を維持すべきですし又そう努力すべきです。全生命に存在を与えている霊力より強力なものはないとの、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―断固たる自信に満ちていなければなりません。何度でも繰返し申上げられる私からのメッセージがあるとすればそれは“心配の念を棄てなさい。そうすれば内部に静穏が得られます。内部が静穏になれば外部も静穏になります”という事です。

シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「母と子の心霊教室」です☆この本は子供達に向けて書かれた書籍で非常に分りやすく、霊的知識に初めて触れる方にぴったり☆僕はこの本は小学校の教科書にすべきだと本気で思ってます。早く霊的知識が当り前になる時代が来るといいですね(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【暴漢やチンピラによる被害が多くて散歩に出るのにも防具を用意しなければならないのかと本気で考えている始末です。ぶん殴られて金を巻き上げられるのを許す訳にはいきません。そういう時はやり返すべきでしょうか―】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―悪を大目に見たり暴力を助長する事になってもよいという事は絶対にありません。剣を取る者は剣にて滅ぶと申します。あなたの身体は霊が地上で自我を表現する唯一の手段ですから、それを守るのはあなたの義務です。が、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―その事に限らず地上生活に関わる事はすべて自分の理性によって判断しなくてはなりません。ですからご自分で正当だと思う手段によって身を守って良い事は言うまでもありませんが、同時にそうした愚かな若者、自分のしている事の理非曲直も弁えないほど道を間違えている―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―若者の事を可哀そうに思う心も忘れてはなりません。それは一種の群集心理、劣等感から生まれるヒステリー症状です。つまり自分たちの存在を認めさせる唯一の手段としてそういう態度に出て関心を引こうとする、幼稚な自己憐憫の情です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
もとより私たちには暴力への同情心は一かけらもありません。霊力は暴力という形では表現されません。霊力も常に冷静・平穏・安らぎ・落着いた自信の中で表現されるものです。そうした心理状態が調和を醸し出し、物質の世界と霊の世界との間の障害を取除くのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それとは反対に暴力は調和を乱します。激情を噴出させます。挙句にその反動が自分に戻ってきます。本人にとって何一つ良い事はありません。これも物質偏重思想の副産物です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
暴力的になっているのは若者だけではありません。若者はその元気さゆえに衆目にさらされやすくて非難の的とされているだけです。暴力的傾向は私利私欲の追求に目が眩んで人間としての道を見失っている、病める地上社会の一症状です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
無明の中で、他人の幸福に全く無頓着に、ますます暴力的になってまいります。しかもそれは人間どうしだけでなくて、可哀そうにも何の罪もない動物にも向けられています。

書籍は購入できます。読む事もできます。しかし深い理解に到達するのは長い道のりです。僕も初めてシルバーバーチの1巻を買ってから今の理解に至るまで長い苦難の道でした。もし書籍を手にされた方がいましたら、気負わずそしてあきらめず長いスパンで読み続けて欲しいなって思います☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
それは若者が見せているような破壊的エネルギーがたまたまその方向へ切替えられているにすぎないという考えは、大変な見当違いです。全体としての調和という事を考えないといけません。他の存在への慈善の心を発揮するには貧乏人の存在が必要だという意見がありますが、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―そういうものではありません。仁愛の心があってはじめて慈善が施せるのです。哀れな人の姿を見ないと慈悲の心が生まれないというものではありません。若者がその持てる強烈なエネルギーを社会のために活用する分野はたくさんあります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
不幸な事に正しい指導を受けていない若者が多すぎるのです。が正しい指導を受けた場合、そして又、霊的な動機づけから行動した場合は、大人が心を洗われる思いをさせられるような事をやってのけます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
若者が若者としてのベストを見せた時は、敬服に値するものを発揮します。道を誤ると手の施しようのないほど惨めな事になります。皆さんは暴力やテロ行為が生出す陰惨さに巻き込まれないようにしないといけません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
超然とした態度、俗世にあって俗世に染まらない生き方を心掛け、自分の霊的本性、神から授かった潜在的可能性を自覚して、せめて皆さんだけでも小さいながらも霊の灯台となって、導きの光を放ってあげてください。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【戦争はどう理解したらよいのでしょうか―】無限なる叡智と愛を具えた大霊は地球人類を創造するとともに、ある範囲内での自由意志を授けられました。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
同時に大霊は、人間が個的存在としていかに生きるべきかについての誤りない指標としての神性が開発されるように、人類全体の霊と精神と身体とに配剤なさっております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
大霊は人間をただの操り人形―選択する自由も力も持たない、機械仕掛けのような存在にする事もできたのです。が大霊は自由意志を与えてくださいました。しかし自由意志があるという事は、同時に自分の行為への責任もあるという事になります。

シルバーバーチ霊が多大な犠牲を払って地上人類にもたらしてくれた“ダイヤモンドの輝き”に譬えられる珠玉の霊的真理。僕たちはその美しい霊言の数々に触れる事で、大切な知識を得るチャンスを与えて頂いたのです。人類の宝とも言える霊界通信の書籍は、すぐ手の届くところにあるのです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
あなたは“善い事”をしてもいいし“悪い事”をしてもいいのです。善と悪とは一つのコインの表と裏のようなものです。愛と憎しみ、光と闇、嵐と静けさもそうです。これを両極性といいます。そのどちらを選ぶかにあなたの選択権があるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そこで戦争の事ですが、あなたはその動機に立ち帰ってこう自問するのです―“なぜ戦争をしなくてはならないのか”“両者が共通して求めているものは一体何なのか”“それは互いに相手を支配する事なのか”

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そうした問いにあなた自身が考えて答えを出さないといけません。所詮はあなた方の世界です。パラダイスとするも地獄とするもあなた方人間次第です。どちらかを選ぶ自由と、どちらにもできる手段を具えているからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【私個人にはできません。一人の人間ではどうしようもありません―】“個”が集まって地上人類全体ができあがっているのです。一人でも多くの“個”が貪欲と強欲と残虐と横暴を止めれば、その数だけ平和に貢献するのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
あなたはあなたの生活、あなたの行為、あなたの言葉、あなたの思念に責任を負うのです。他人のした事で償いをさせられたり報酬を受ける事はありません。それが摂理なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
平和を求めて祈り、霊界の高級霊の道具として協力しようとなさる努力は必ず報われます。人間の協力を得てはじめて霊力を地上へ届け、戦争や暴力行為、その他、地上の文明を混乱させ存在を脅かすもの全てに終止符を打たせる事ができるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
しかし、これより先もまだまだ地上から戦火の消える事はないでしょう。なぜなら人類全体が一つの巨大な霊的家族であるという、この単純な真理が未だに理解されていないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
肉体は撃ち殺せても霊は死なないのです。この事実が世界各国の国政をあずかる人たちによって理解され、その関連分野を通じて実行に移されるようにならない限り、戦争の勃発は避けられないでしょう。

皆さん、本を読みましょう。知識を得ましょう。無知の暗闇を突き破りましょう。僕たちは大切な事を悟るために地上という修行場に降下して来ているのです。霊界こそ僕たちの本来の住処であり、地上は霊界の光によってできた影にすぎません。どうか、どうか皆さんにも霊的知識を得て頂きたいのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
人間が人間に対して行う非人間的行為に対して私たちは何の責任もありません。これは因果律の働きが片付ける問題です。もちろん人類にとって“より良き時代”は到来します。ぜひともそうあらねばなりません。―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―が、失望のドン底から一気に幸福の絶頂へと一夜のうちに転換するような訳にはまいりません。一歩一歩の段階的過程を経るほかありません。霊的真理を理解する人が増えるにつれて、その知識に則った生き方をする人が増え、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―その人たちの生活が依存している各種の制度も、霊と精神と身体がその幸福と成長と成熟にとって必要な体験が得られるように改善されていく事でしょう。あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられる霊的思想が一八四八年に勃興したのもそこに目的があります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それはかつてのように突発的ですぐに立ち消えになるようなものではなく、総合的な計画のもとに行われて、すでに霊力は完全に地上に根づいております。これからもその前哨基地は拡張し続け、ますます多くの人間がその恩恵に浴する事になるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
“黄金時代、地上天国”はいつかは成就されます。それまでにどれほどの時が掛るかは私の口からは敢えて予言しないでおきましょう。ただ物的進化が絶え間なくその目的を果たしつつあるようにそれと併行して霊的進化もそれなりの役割を果たしつつある事を申上げておきます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【人間はどの程度まで殺す事が許されているのでしょうか―】“許されている”という言い方は感心しません。確かに人類には自由意志が与えられておりますが、それは条件付であり制約があり、やりたい事は何をやってもよいという意味での無制約の自由ではりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
そもそも自由意志の授与は、人間が大自然の創造の過程に参加し、大自然の摂理と調和して生き、健康と理解と悟りを得て天命を全うするための神の計画の一環なのです。そうでなかったら進化も発展もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
自由意志がなかったら皆さんは成長と進化のチャンスのない、ただの操り人形となってしまいます。せいぜいロボットのような行動しかできません。自由意志があるという事は、その行使の仕方に責任を持たねばならないという事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
殺すという行為は、たとえやむを得ない事情はあるにしても、いけない事である事は明らかです。生命を与える力はないのですから、奪う権利もないはずです。が、酌量すべき情状というものがある事も事実です。

僕は自分に出来る限りタネを蒔きまくってます。絵をガマンして。僕にできるのはここまで、あとは皆さんの自己責任、タネを受取るも受取らないも、霊的知識に目が開くも開かないも、全て個人の自由意志です。一人でも多くの方に僕のタネをキッカケに大切な事に気づいてもらえたらうれしいです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
霊的に進化するにつれて人間は、霊的実在についての知識を基盤とした明確な原理に則って生きなければならない事を自覚するようになります。所詮完璧な生き方は望むべくもありませんが、改善の余地は大いにあります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地球は生命活動に場の一つに過ぎず、これからもっともっと多くの生活の場を体験する事になっており、それが永遠に続くのです。地上生活なんかいい加減に送ればよいと言っているのではありません。あなたが送るべき全生活のホンの一かけらに過ぎない事を申上げているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その地球をよりよい生活の場とするために努力なさってください。地球は宇宙の惑星の中でも最も進化の程度の低い部類に属します。が、それなりの進化の目標があります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
同時に、進化とは永遠の過程でもあります。完全という事は永遠に達成できないのです。なぜなら完全に近づけば近づくほど、その先にまだ達成すべきものがある事を知るからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【我々スピリチュアリストは形骸化しつつある古い宗教と対決し反抗する事に多大の時間とエネルギーを注ぎ込んでいるようですが、もう一つの宗教である―信奉者は宗教と呼ばれる事を拒否なさるかも知れませんが―マルキシズムないしコミュニズム(共産主義)については―】

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【―全く言及しておりません。今では少なくとも思想上の共鳴者は人類の三分の一にも達しています。既成宗教のいずれよりもはるかに頑強で、その影響力は強烈です。これこそ純粋な唯物感を説いている点で我々の本当の敵ではないかと思うのですが…―】

『シルバーバーチの霊訓⑪』
コミュニズムというのは何の事でしょうか。【マルクスとレーニンとエンゲルスの著作をもとにした政治的ならびに社会思想と言ってよいかと思います―】もしコミュニズムが真の協調性を意味し、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―階級上の差別もなく住民がお互いに助け合う心をもった社会の事であるとすれば、現在の地上世界で思想的にコミュニズムを標榜している国家にはそういうものは存在しておりません。私の言わんとするところを明確に述べてみましょう。

僕の周りは理解者ゼロですが、日本の、世界のどこかに、僕の蒔いたタネを受取って、僕たちが地上生活中に知らなければいけない大切な事に気づいてくれる人がいる事を…ただひたすら祈ります。今日も、イエス様及び守護霊様のご意志に従い、霊的知識のタネを蒔いて蒔いて蒔きまくるのです☆(本気祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上社会の問題のそもそもの根源はマテリアリズム(物質偏重・唯物思想)にあります。皆さんはそれと真っ向から対立するスピリチュアリズムを提唱し唱道なさっている訳です。そして霊が実在である事が単なる理論ではなく事実である事の証拠を提供しております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私と同じく皆さんは、ナザレのイエスをリーダーとする神庁の霊団によって考案された霊的大計画の一環として、霊力を地上へ送り届けるだけでなくそこにしっかりと根づかせ、いかなる地上の勢力がたとえ束になってかかってもそれを駆逐できないようにするために、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―本日もこうしてここに集まっている訳です。今まさに世界中にそのための霊的橋頭堡が設営され地固めされつつあります。それはさらに多くの橋頭堡を築くためです。霊力はすでに地上にしっかりと根づき、その恵み深い影響力を発揮しております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
公的には禁じられている国々においてすら働いておりこれからも働き続けます。皆さんは明日の事を思い煩う必要はどこにもなく最善を尽して私たちに協力して下さればよいのです。そのうち徐々ではありますが地上のガンである物欲が除去されつつある事に気づかれるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【コミュニスト(共産主義者)の指導霊というのも存在するのでしょうか―】そういう質問をされて私がどういう受取り方をするかを説明しますのでしっかりと理解してください。私はラベルというものには全く関心がありません。私にとっては何の意味もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上世界ではラベルが大切にされます―共産主義者、社会主義者、保守党、労働党、スピリチュアリスト、セオソフィスト、オカリスト等々、挙げていったらキリがありません。しかし大切なのはラベルではなくその中身です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
コミュニストという用語の起源は物的財産は共有するのが正しいと信じた遠い昔にさかのぼります。それ自体はとても結構な事です。いかがでしょう、有り余るほど持っている人が足りない人に分けてあげるというのは公正な事ではないでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
教師というのは持てる知識を持たざる生徒に譲ってあげようとする人の事ではないでしょうか。分かち合うというのは立派な原理です。私達がこうして地上へ戻ってくるそもそもの目的もやはりそこにあります。皆さんは私達から学び私達は皆さんから学ぶという事です。

何度も言ってます。僕がなぜこれほどまで果てしなくパワーをかけまくって抜粋を続けてると思われますか。これがほんのおふざけだと思われますか。僕たちは、地上生活中に知らないといけない大切な事があるんです。だからタネを蒔きまくってるのです。それがイエス様、守護霊様のご意志なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
聖書にも“地球とそこにあるもの全ては主のものなり”(コリント①10.26)とあります。これは人間は地上のものは何一つとして所有できない―自分のものとはなり得ない事を意味します。地上にいる間だけリースで所有しているようなものです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
永遠に自分のものではありません。地上のゴタゴタは皆が自分が一番いいと思うものを少しでも多く自分のものとしようとする―一番悪いものを欲しがる者はいません―そこから生じております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その結果として強欲、貪欲、私利私欲が王座に祭り上げられ、物欲第一主義が新しい神として崇拝される事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上には物欲優先の副産物が、見るも痛ましいほどはびこっております。悲劇・卑劣行為・飢餓・栄養失調・残虐行為・動物実験、こうしたものは全て物欲を優先させる事から生じる恐ろしい産物です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
みんなで分け合うという理念は結構な事です。コミュニズムという用語そのものに怯えてはいけません。初期のクリスチャンには全財産を共有し合った時期が、少しの間でしたがありました。という事は彼らの事をコミュニストと呼んでもよい事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
一つの理念をもつ事と、それを実現するために拷問や抑圧や迫害や専制的手段を用いる事とは別問題です。そこに大事な違いがあります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
ですから、ご質問に対するお答えは、大霊の恩恵を惜しみなく分かち合うべきであると信じて働いているコミュニストの指導霊はいます、という事になります。そこに何ら問題とすべきものはないと思います。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【別の日の交霊会で戦争がもたらす地上と霊界双方の弊害について語る―】私たちは霊界が再び傷ついた魂の病院となるのはご免こうむります。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
こうして地上の皆さんとともに仕事をしている私たちから申上げたい事は、皆さんは私たちがお教えしている事の全てを地上生活に摂り入れていくだけの用意ができていなければならないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私たちが代りにやってあげる訳にはいかないのです。私たちには人間のしている間違った事がもたらす結果が分ります。地上でそういう事をしていたら霊界へ来てからこうなりますよ、という事をお教えする事しかできません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その事をわざわざこうして地上へ戻ってきて教えねばならないのは戦争のもたらす結果が破綻と害悪でしかないからです。霊界へ送り込まれてくるのは霊的に未熟な魂ばかりです。言ってみれば熟さないうちにもぎ取られた果実のようなものです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上で使用していた肉体という表現機関を破壊されて分別を失った魂を一体なぜ私たちが癒してあげねばならないのでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
人間が人間としての義務を果たさないがために霊界へ送り込まれてくる未熟な魂の世話をしに、一体なぜ私たちが巡礼の旅先からこの地上へ後戻りしなければならないのでしょうか。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
もし私たちに愛の心がなければ、つまりもし大霊の愛が私たちを通して表現されなかったら、こうして同じ大霊の子である地上の皆さんと交わるような事はしていないでしょう。どうか私たちの説く真理を唯一の判断の規準として私たちを裁いてください。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
“あなたの教えは間違っている―我々の常識に反するから”などという幼稚な事を言ってはなりません。霊界にとっての迷惑はさておいても、地上での戦争を正当化する事が許される訳がありません。物質的な面に限って見ても、ただ破壊するのみです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
霊界にとっても正当化の根拠はありません。なぜなら神の摂理への干渉にほかならないからです。霊はその機が熟した時に肉体から離れるべきであるとの摂理に、よくも平気で逆らえるものだと呆れます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
皆さんはかくあるべきという原理を何としても擁護しなくてはなりません。分別のない人達に霊の仕事の邪魔を許してはなりません。ご存知でしょうか、進歩と平和と調和を求めて戦う私達霊団の向うを張ってそれを阻止せんとする組織的な活動をしている邪霊集団もいるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上世界は人類というものを民族別に考えず全てが大霊の子であるという観点から考えないといけません。障壁を拵えているのは人間自身なのです。大霊ではありません。大霊は人間の一人一人に神性を賦与しているのです。従って人類の全てが大霊の一部なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
地上は建設すべきものが山ほどあるというのに上に立つ“お偉方”はなぜ破壊する事ばかりしたがるのでしょう。大霊はそうした人間の行為の全てを規律的に治めるための摂理を用意しております。それに干渉するような事をしてはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
逆らった事をすればその結果は破壊と混乱でしかありません。その事は(大戦で)目の当りにしたばかりではないでしょうか。ここにお集まりの皆さん方の一人一人が積極的にその影響力を行使して大霊の計画の推進のために尽力する人たちを先導して頂きたいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
大霊が流血を望まれると思いますか。戦争による悲劇、苦痛、失業、飢餓、貧民窟を大霊が望まれると思いますか。子等が味わえるはずの恵みを奪われて喜ばれると思いますか。戦争で親を奪われて幼な子が路頭に迷う姿を見て大霊が喜ばれると思いますか。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
殺意が芽生えた時、理性が去ります。人間には神性が宿っていると同時に動物進化の名残としての獣性もあります。人間としての向上進化というのはその獣性を抑制し神性をより多く発揮できるようになる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
獣性が優勢になれば戦争と衝突と殺人が横行します。神性が発揮されお互いに愛し合うようになれば、平和と調和と豊かさが得られます。地上世界を国別、民族別に考えてはなりません。全てが大霊の一部である事を教えないといけません。みんな大霊の子なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
海で隔てられていても大霊の前では兄弟であり姉妹なのです。私たちの教えは単純です。しかし真実です。自然の摂理に基づいているからです。摂理を無視した方法で地上世界を築こうとすると混乱と無秩序が生じます。必ず破綻をきたします。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
忍耐強い努力と犠牲を払わない事には、これからも数々の戦争が起きる事でしょう。タネを蒔いてしまった以上はその産物を刈り取らねばなりません。因果律はごまかせないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
流血の争いというタネを蒔いておいて平和という収穫は刈り取れません。他国を物理的に支配せんとする欲望の張り合いをしながら、その必然の苦い結果を逃れる訳にはまいりません。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
愛のタネを蒔けば愛が実ります。平和のタネを蒔けば平和が実ります。互助のタネを地上のいたるところに蒔いておけば、やがて互助の花が咲き乱れます。単純な真理なのです。あまりに単純すぎるために、かえって地上の“お偉方”を当惑させるのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【大戦で戦死した人たちの犠牲は何一つ良い結果を生み出さなかったのでしょうか―】何一つありません。今の世界の方が“偉大なる戦争”勃発以前よりさらに混沌状態に近づき、破壊が増しております。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【数多く見られた英雄的行為が無駄に終ってしまう事も有り得るのでしょうか。霊的に何の報いもないのでしょうか―】その犠牲的行為をした当事者個人にはあります。動機が正しかったからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
ただ忘れないで頂きたいのは、そうした英雄を後世の人間が裏切っている事です。犠牲を無駄に終らせています。その原因は相変らず物的欲望を優先しているからです。【毎年のように“終戦記念日”の催しがありますが、少しは役に立っているのでしょうか】―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―たとえわずか二分間であっても全く思い出さないよりはましでしょう。がその日をライフル銃と銃剣と花火という戦争で使用する軍事力の誇示で祝って一体どうなるというのでしょう。何か霊的な行事で祝えないものでしょうか。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
【同じ日にスピリチュアリストの集会で行っている記念行事を続ける事には賛成なさいますか―】真実が表現されているところには必ず価値あるものが生まれます。説教も奉仕的精神を生むものであれば結構です。ただ聞くだけで終る説教では無意味です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
聴衆をいかにも平和の味方であるかの気分に浸らせるだけのキザな説教ではいけません。私が望むのは実際の活動を生み出すような説教、人のために役立つ事をしたいと思わせるような説教、―

『シルバーバーチの霊訓⑪』
―弱者に勇気を与えるような説教、喪の悲しみに暮れる人を慰めてあげるような説教、住む家さえない人たちの心の支えとなるような説教、物質界の汚点である虐待行為の全てに終止符を打たせるような説教です。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
お互いがお互いのためになるような事をする以外に平和の道はありません。全ての人間が互助の精神に満たされ、人のためになる行為を実践するようになるまでは平和は到来しません。これまで続けられてきた終戦記念日も今日では次の戦争の準備のための小休止でしかありません。

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『シルバーバーチの霊訓⑪』
【不戦主義(兵役拒否)の運動に賛同なさいますか―】私はどの主義にも属しません。私にラベルはありません。名目に惑わされてはいけません。その目的としているものは何か、何を望んでいるのか、そこが大切です。なぜなら敵と味方の双方に誠実で善意の人がいるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私たちの教えはいたって単純ですが、それを実行に移すには勇気がいります。一つの糸口をつかんだら、つまり霊的真理を知る事によって覚悟を決め、物的生活のあらゆる事柄に奉仕と無私の精神で臨めるようになれば、地上に平和と和合が招来されます。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
それは主義・主張からは生まれません。神の子がそうした精神の真実性を悟り、それを日常生活において、政治活動において、工場において、政府機関において、あるいは国際政策において応用していく事によって初めて実現されるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
私たちにできるのは、これこそ真実に基いていると確信した原理を説き、それを応用すれば必ずや地上世界に良い結果がもたらされる事を自信をもって申上げるのみです。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
その地上世界にいるのはあなた方です。最後の責任はあなた方にあります。しかし皆さんが人の道を誤る事さえなければ、私たちも精一杯の愛と厚意をもって導き、万全の協力を惜しまない事だけはお約束します。

『シルバーバーチの霊訓⑪』
訳者注―私が“英国三大霊訓”と呼んでいる『シルバーバーチの霊訓』『ベールの彼方の生活』『霊訓』のうち邪霊集団の存在について一番強く説き警告しているのは『霊訓』である。その中から参考箇所を部分的に紹介する。通信は自動書記によるインペレーターからのもの。―

『インペレーターの霊訓』
すでに聞き及んでいようが、今汝を中心として進行中の新たな啓示の仕事と、それを阻止せんとする一味との間に熾烈なる反目がある。我等の霊団と邪霊集団との反目であり、言い換えれば人類の発達と啓発のための仕事と、それを遅らせんとする働きとの闘いである。

『インペレーターの霊訓』
それはいつの時代にもある善と悪、進歩派と逆行派との争いである。逆行派の軍団には悪意と邪心と欺瞞に満ちた霊が結集する。未熟なる霊の抱く憎しみによって煽られる者もいれば、真の悪意というよりは悪ふざけ程度の気持から加担する者もいる。

『インペレーターの霊訓』
要するに程度を異にする未熟な霊が全てこれに含まれる。闇の世界より光明の世界へと導かんとする我等をはじめとする他の多くの霊団の仕事に対し、ありとあらゆる理由からこれを阻止せんとする連中である。

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『インペレーターの霊訓』
汝にそうした存在が信じられず、地上への影響の甚大さが理解できぬのは、どうやらその現状が汝の肉眼に映らぬからのようである。となれば汝の霊眼が開くまでは、その大きさ、その実在ぶりを如実に理解する事はできぬであろう。

『インペレーターの霊訓』
その集団に集まるのは必然的に地縛霊、未発達霊の類である。彼らにとって地上生活は何の益ももたらさず、その意念の赴くところは彼らにとっては愉しみの宝庫とも言うべき地上でしかなく、霊界の霊的な喜びには何の反応も示さぬ。

『インペレーターの霊訓』
かつて地上で通い慣れた悪徳の巣窟をうろつき回り、同質の地上の人間に憑依し、、哀れなる汚らわしき地上生活に浸る事によって、淫乱と情欲の満足を間接的に得んとする。(中略)

『インペレーターの霊訓』
一方、人間の無知の産物たる死刑の手段によって肉体より切り離された殺人者の霊は、憤怒に燃えたまま地上をうろつき回り、決しておとなしく引っ込んではおらぬ。毒々しき激情をたぎらせ、不当な扱いに対する憎しみ―

『インペレーターの霊訓』
―その罪は往々にして文明社会の副産物に過ぎず、彼らはその哀れなる犠牲者なのである―を抱き、その不当行為への仕返しに出る。地上の人間の激情と生命の破壊行為を煽る。次々と罪悪をそそのかし、自分が犠牲となったその環境の永続を図る。(中略)

『インペレーターの霊訓』
かくの如く地上の誤りの犠牲となって他界し、やがて地上へ舞い戻るこうした邪霊は、当然の事ながら進歩と純潔と平和の敵である。我等の敵であり、我等の仕事への攻撃の扇動者となる。至極当然の成り行きであろう。

『インペレーターの霊訓』
久しく放蕩と堕落の地上生活に浸れる霊が、一気に聖純にして善良なる霊に変り得るであろうか。肉欲の塊りが至純なる霊に、獣のごとき人間が進歩を求める真面目な人間にそう易々と変れるであろうか。それが有得ぬ事くらいは汝にも分るであろう。

『インペレーターの霊訓』
彼らは人間の進歩を妨げ、真理の普及を阻止せんとする狙いにおいて、他の邪霊の大軍とともに、まさに地上人類と我等の敵である。

『インペレーターの霊訓』
真理の普及がしつこき抵抗にあうのは彼らの存在のせいであり、汝にそうした悪への影響力の全貌の認識は無理としても、そうした勢力の存在を無視し、彼らに攻撃のスキを見せる事があってはならぬ。

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8章 最後の晩餐

『シルバーバーチの祈り⑪』
無限なる愛と叡智の根元である大霊を超えるものは誰一人、何一つ存在しません。その大霊こそが、私たちの住まうこの果てしなき宇宙の責任者であらせられ、その無限なる知性が、巨大と微細とを問わず、また複雑と単純とを問わず、―

『シルバーバーチの祈り⑪』
―ありとあらゆる存在を支配し規制する摂理の全てを創案し維持しておられます。それが、およそ例外というものを知らない不変不動の法則に従って一糸乱れる事なく働いているのでございます。

『シルバーバーチの祈り⑪』
私たちはその崇高なる力に深甚なる敬意を表するものでございます。

『シルバーバーチの祈り⑪』
その力が驚異的真理を啓示し、それが私たちの精神の領域を広げ、自分とは一体誰なのか、また何者なのかについてのより大きな理解を与え、さらには我々のすべてをその懐に抱きかつ支配する崇高なる力について一層明瞭なる心象を抱かせてくれるところとなりました。

『シルバーバーチの祈り⑪』
その驚異的機構の中にあっては、誰一人、何一つ、見落とされる事も忘れ去られる事も、あるいは無視される事もございません。いずこにあろうと、ありとあらゆる存在が扶養と供給を受けるよう配慮されているのでございます。

『シルバーバーチの祈り⑪』
同時に私どもは、いついかなる時も私たちの背後には強大なる高級霊団が控えている事も認識いたしております。その望むところはただ一つ、私たちのために力を貸し、代って私たちが恵まれぬ人たちのために力を貸すようになる、という事でございます。

『シルバーバーチの祈り⑪』
私たちはこれまで多大の援助を受け、慰めを与えられ、導きを得てきたからには、今度は代って私たちが、授かった才能のすべてを駆使して、死別の悲しみの中にある人には慰めを、病の苦しみの中にある人には癒やしを、―

『シルバーバーチの祈り⑪』
―悩める人には導きを、人生に疲れた人には力を、道を見失える人には道しるべを与え、彼らを取り巻く暗闇に光輝あふれる真理の光明をもたらしてあげる心の用意を常に整えさせ給わん事を。

『シルバーバーチの祈り⑪』
ここに、常に己を役立てる事をのみ願うあなたの僕インディアンの祈りを捧げます。

シルバーバーチ霊だけでなく“ホワイトイーグル霊”も地上に珠玉の霊的知識をもたらしてくれています☆【ホワイト・イーグル霊言集】【霊性進化の道 ホワイト・イーグルの霊示】【天使と妖精 ホワイト・イーグルの霊示】の3冊です。僕たちが地上生活中に知るべき大切な知識の宝庫なのです(祈)

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2020年7月2日

Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†