シルバーバーチの霊訓 9巻

2020年7月2日

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※当時の僕が記述したコメントがそのまま掲載されています。とても削除し切れませんのでその部分は読み流して下さい(祈)†

シルバーバーチの霊訓 9巻

まえがき
1章 シルバーバーチはなぜ戻って来たか
2章 活字の効用
3章 霊の威力
4章 不変・不滅・不可避の摂理
5章 死別の教訓
6章 霊能者の責任
7章 魂を癒す――心霊治療の本質
8章 宗教とは
9章 青年部の代表と語る
10章 質問に答える――イエス・キリストについて
11章 三つの出張講演から
12章 自殺についての二つの投書
13章 おしまいに
解説 “霊がすぐ側にいる”ということの意味――訳者

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1章 シルバーバーチはなぜ戻って来たか

『シルバーバーチの霊訓⑨』
正直言って私はあなた方の世界に戻るのは気が進みませんでした。地上というのは一たんその波長の外に出てしまうとこれといって魅力のない世界です。私が今定住している世界は、あなた方のように物質に閉じ込められている者には理解の及ばない程透き通り光り輝く世界です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
くどいようですが、あなた方の世界は私には魅力ある世界ではありませんでした。しかしやらねばならない仕事があったのです。しかもその仕事が大変な仕事である事を聞かされました。まず英語を勉強しなければなりませんでした。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上の同志を見つけて、その協力が得られるよう配慮しなくてはなりませんでした。それから私の代弁者となるべき霊媒を養成し、さらにその霊媒を通じて語る真理を出来るだけ広く普及させるための手段も講じなくてはなりませんでした。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし同時に、私が精一杯やっておれば上方から援助の手を差向けるとの保証も得ました。そして計画は順調に進められました。 シルバーバーチ

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ずいぶん前の話ですが私は物質界に戻って霊的真理の普及に一役買ってくれないかとの懇請を受けました。そのためには霊媒と同時に心霊知識をもつ人のグループを揃えなくてはならない事も知らされました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私は霊界にある記録簿を調べあげた上で適当な人物を霊媒として選び出しました。それはその人物がまだ母胎に宿る前の話です。私はその母胎に宿る瞬間を注意深く見守りました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そしていよいよ宿ったその霊が自我を表現し始めた時から影響力を行使し、以来その関係が今なお続いている訳です。私はこの霊媒の霊と小さな精神の形成に関与しました。

僕が果てしなく行っている霊関連書籍の抜粋。これがホンのおふざけだと思われますか。テキスト撃つと僕にお金が入ってくるとでも言うのですか?そんな訳ありません。僕たちは神の火花を宿した永遠の存在であるという事を地上生活中に何としても悟らねばならないんです。ぜひ書籍を手にしましょう(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
誕生後も日常生活のあらゆる面を細かく観察し、霊的に一体となる練習をし、物の考え方や身体のクセを呑み込むように努めました。要するに私はこの霊媒を、霊と精神と身体の三つの側面から徹底的に研究したのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
次に私は霊的知識の理解へ向けて指導しなければなりませんでした。まず地上の宗教を数多く勉強させました。そして最終的にはその全てに反発させ、いわゆる無神論者にさせました。これで霊媒となるべき準備が一通り整いました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その上で、ある日私はこの霊媒を初めて交霊会へ出席するよう手引きしました。そこで用意しておいたエネルギーを駆使して―いかにもぎこちなく内容も下らないものでしたが私にとっては極めて重大な意義をもつ―最初のコンタクトをし、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―他人の発声器官を通じてしゃべるという初めての体験をしました。その後は回を追うごとにコントロールがうまくなり、ご覧の通りになりました。今ではこの霊媒の潜在意識にあるものを完全に支配して私自身の考えを百パーセント述べる事が出来ます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
要請された使命をお引受けした時私はこう言われました―“あなたは物質の世界へ入り、そこであなたの道具となるべき人物を見出したら今度はその霊媒のもとに心が通い合える人々を集めて、あなたがメッセージを述べるのを補佐してもらわねばなりません”と。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私は探しました。そして皆さん方を見出してここへ手引きしました。私が直面した最大の難問は、同じく地上に戻るにしても人間が納得する(死後存続の)証拠つまり物理現象を手段とするか、それとも(霊言現象による)真理の唱道者となるか、どちらを選ぶかという事でした。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
結局私は難しい方を選びました。自分自身の霊界生活での数多くの体験から私は言わば大人の霊、つまり霊的に成人した人間の魂に訴えようと決意したのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
真理を出来るだけ解り易く説いてみよう。常に慈しみの心をもって人間に接し、決して腹を立てまい。そうする事で私がなるほど神の使者である事を身をもって証明しよう。そう決心したのです。

イエス様、守護霊様、この果てしないテキスト撃ち、いつまで続けますか。僕はいつまでここでこうしてればいいですか。使命を賜った事は最高に光栄なのですが、この試練…過酷、壮絶の極致です。どうか帰幽延々延期だけはやめて頂きたいです。ある程度のところでどうか帰幽をお願い致します(本気祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
同時に私は生前の姓名は絶対に明かさないという重荷を自ら背負いました。仰々しい名前や称号や地位や名声を棄て、説教の内容だけで勝負しようと決心したのです。結局私は無位無冠、神の使途であるという以外の何ものでもないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私が誰であるかという事が一体何の意味があるのでしょう。私がどの程度の霊であるかは私のやっている事で判断して頂きたい。私の言葉が、私の誠意が、そして私の判断が、暗闇に迷える人々の灯となり慰めとなったら、それだけで私は嬉しいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間の宗教の歴史を振り返ってご覧なさい。謙虚であったはずの神の使途を人間は次々と神仏に祭り上げ、偶像視し、肝心の教えそのものをなおざりにしてきました。私ども霊団の使命はそうした過去の宗教的指導者に目を向けさせる事ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした人たちが説いたはずの本当の真理、知識、叡智を改めて説く事です。それが本物でありさえすれば私が偉い人であろうが無かろうが、そんな事はどうでもよい事ではありませんか。私どもは決して真実から外れた事は申しません。品位を汚すような事も申しません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
また人間の名誉を傷つけるような事も申しません。私たちの願いは地上の人間に生きる喜びを与え、地上生活の意義は一体何なのか、宇宙において人類はどの程度の位置を占めているのか、その宇宙を支配する神とどのようなつながりをもっているのか、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―そしてまた人類同士がいかに強い霊的家族関係によって結ばれているかを認識してもらいたいとひたすら願っているのです。と言って別に事新しいことを説こうと言うのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
優れた霊覚者が何千年もの昔から説いている古い古い真理なのです。それを人間がなおざりにしてきたために私たちが改めてもう一度説きなおす必要が生じてきたのです。要するに神という親の言いつけをよく守りなさいと言いに来たのです。

現在は以前のように終日強烈な法悦状態に包まれる事は無くなりましたが、やはりテキストを撃ってる時、キィィンって霊力が降ってきて頭、身体がフワァァってなります。僕がこの一年間ずっと浴させて頂いた「法悦状態」間接会話のツールにもなる素敵な霊的現象をぜひ皆さんにも知って頂きたいです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間は自らの過った考えによって今まさに破滅の一歩手前まで来ております。やらなくてもいい戦争をやります。霊的真理を知れば殺し合いなどしないだろうにと思うのですが…神は地上に十分な恵みを用意しているのに飢えに苦しむ人が多すぎます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
新鮮な空気も吸えず、太陽の温かい光にも浴さず、人間の住むところとは思えない場所で生きるか死ぬかの生活を余儀なくされている人が大勢います。欠乏の度合がひどすぎます。貧苦の度が過ぎます。そして悲劇が多すぎます。物質界全体を不満の暗雲が覆っています。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その暗雲を払いのけ、温かい陽光の射す日が来るか来ないかは人間の自由意志一つに掛っているのです。一個の人間が他の人間を救おうと努力する時、その背後には数多くの霊が群ってこれを援助し、その気高い心を何倍にも膨らませようと努めます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
善行の努力は絶対に無駄にはされません。奉仕の精神も決して無駄に終る事はありません。誰かが先頭に立って藪を切り開き、後に続く者が少しでも楽に通れるようにしてやらないといけません。やがてそこに道が出来あがり、通れば通るほど平坦になって行く事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
高級神霊界の神々が目に一杯涙を浮かべて悲しんでおられる姿を時折見かける事があります。今こそと思っていたせっかくの善行のチャンスが人間の誤解と偏見によって踏みにじられ無駄に終ってしまうのを見るからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうかと思うと、嬉しさに顔を思い切りほころばせているのを見かける事もあります。名もない平凡人が善行を施し、それが暗い地上に新しい希望の灯をともしてくれたからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私はすぐそこまで来ている新しい地球の夜明を少しでも早く招来せんがために、他の大勢の同志と共に波長を物質界の波長に近づけて降りてまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その目的は、神の摂理を説く事です。その摂理に忠実に生きさえすれば神の恵みをふんだんに受ける事ができる事を教えてあげたいと思ったからです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
物質界に降りてくるのは正直言ってあまり楽しいものではありません。光もなく活気もなく、鬱陶しくて単調で生命力に欠けています。例えてみれば弾力性の無くなったヨレヨレのクッションのような感じで何もかもだらしなく感じられます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
どこもかしこも陰気でいけません。従って当然、生きる喜びに溢れている人は殆ど見当らず、どこを見渡しても絶望と無関心ばかりです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私が定住している世界は光と色彩にあふれ芸術の花咲く世界です。住民の心には真の生きる喜びがみなぎり適材適所の仕事に携わり、奉仕の精神にあふれ、互いに己れの足らざるところを補い合い、充実感と生命力と喜びと輝きに満ちた世界です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それに引きかえ、この地上に見る世界は幸せであるべきところに不幸があり、光があるべきところに暗闇があり、満たされるべき人々が飢えに苦しんでおります。なぜでしょう。神は必要なものは全て用意してあるのです。問題はその公平な分配を妨げる者がいるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
取除かねばならない障害が存在するという事です。それを取除いてくれと言われても、それは私たちには許されないのです。私たちに出来るのは物質に包まれたあなた方に神の摂理を教え、どうすればその説理が正しくあなた方を通じて運用されるかを教えて差上げる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ここにお出での方にはぜひ霊的真理を知るとこんなに幸せになれるのだという事を身をもって示して頂きたいのです。もし私の努力によって神の摂理とその働きの一端でも教えて差上げる事ができたら、これに過ぎる喜びはありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これによって禍を転じて福となし、無知による過ちを一つでも防ぐ事ができれば、こうして地上に降りてきた努力の一端が報われた事になりましょう。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちは決してあなたたち人間の果たすべき本来の義務を肩代りしようとするのではありません。なるほど神の摂理が働いているという事を身をもって悟ってもらえる生き方をお教えしようとしているだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
こうして語っている私は(四十年ほど前に)初めて語ったあの霊と同じ年輩の霊です。説くメッセージも古くからある同じ真理です。ただ語り聞かせる相手は同じ古い世界ではなくなりました。世の中は変っており霊的叡智に耳を傾ける人が増え霊力の受容力が増しております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊的真理も大きく前進しました。私たちの影響力がどれほど行き渡っているか、出来る事ならそれを皆さんにお見せしたいところです。努力がこれほど報われた事を私はとても誇りに思っております。かつては悲しみに打ちひしがれていた心が今では喜びを味わい始めています。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
光明が暗闇を突き通したのです。かつては無知が支配していたところに知識がもたらされました。自惚れている訳ではありません。宇宙について知れば知るほど私は益々謙虚の念に満たされてまいります。が同時に導いて下さる霊力の存在も知っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それが私のような者にも頂けるのです。私が偉いからではありません。私が志している真理普及への努力を多として下さっての事です。これまでの永い年月を通じてこの交霊関係はずっとその霊的援助を受けて参りました。これからも皆さんが望む限り与えられ続ける事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
改めて申上げますが私はただの道具にすぎません。地上へ霊的真理、霊についての単純な真理、すなわち人間も一人一人が神の一部としての霊であるという認識をもたらさんとしている多くの霊のうちの一人に過ぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間も神の遺産を宿しているのであり、その潜在する神性のおかげで神の恩寵の全てを手にする資格があります。そのための努力を続ける上において手枷足枷となる制度や習慣をまず取除かないといけません。また私たちの仕事は魂と精神だけの解放を目的としてはいません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
肉体的にも(病気や障害から)解放してあげないといけません。それが私たちが全霊を捧げている仕事なのです。微力ながら奮闘努力している仕事なのです。もしこの私が一個の道具として皆さんのお役に立つ真理をお届けする事ができれば私はそれを光栄に思い嬉しく思います。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私が皆さんと共に仕事をするようになって相当な期間になりますがこれからも皆さんとの共同作業によって地上世界に是非とも必要な援助をお届けし続ける事になるでしょう。皆さんは知識はお持ちです。霊的真理を手にされています。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それを活用する事によって一層有効な道具となる義務があります。私の事をこの交霊会でホンの僅かな時間だけしゃべる声としてではなく、いつも皆さんのお側にいて皆さんの霊的開発と進化に役立つものなら何でもお届けしようと待機している脈動する生きた存在とお考え下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これまで私は皆さんが愛を絆として一体となるように導いて参りました。より高い界層、より大きな生命の世界の法則をお教えし、また人間が(そうした高級神霊界の造化活動によって)いかに美事に出来あがっているかを説き明かそうと努力して参りました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
また私は、そうして学んだ真理は他人のために役立つ事に使用する義務がある事をお教えしました。儀式という形式を超えたところに宗教の核心があり、それは他人のために自分を役立てる事である事を知って頂こうと努力して参りました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この絶望と倦怠と困難とに満ち溢れた世界にあって私は、まずはこうして皆さん方に霊的真理をお教えして、その貴重な知識を皆さん方が縁ある人々に広め、ゆくゆくは全人類に幸せをもたらす事になるように努力して参りました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もし皆さんの行く手に暗い影がよぎるような事があったら、もし困難が降りかかったら、もし疑念が心を揺さぶり不安が宿るような事があったら、そうしたものは全て実在ではない事を自分に言い聞かせるのです。翼を与えて追い出してやりなさい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この宇宙を胎動させ有機物無機物の区別なく全生命を創造した巨大な力、星も惑星も太陽も月も拵えた力、物質の世界へ生命をもたらし人間の意識に霊性を植えつけて下さった力、完璧な摂理として全生命活動を支配している力、その大いなる霊的な力の存在を忘れてはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その力は、あなた方が見捨てない限り、あなた方を見捨てる事はありません。その力を我が力とし、苦しい時の避難所とし、心の港とする事です。神の愛が常に辺りを包み、あなた方はその無限の抱擁の中にある事を知って下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【一読者の手紙から】文章の世界にシルバーバーチの言葉に匹敵するものを私は知りません。眼識ある読者ならそのインスピレーションが間違いなく高い神霊界を始源としている事を認めます。―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―いっけんすると単純・素朴に思える言葉が時として途方もなく深遠なものを含んでいる事があります。その内部に秘められた意味に気づいて思わず立ち止まり、感嘆と感激に浸る事があるのです。

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3章 霊の威力

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もし霊力が働かなかったら、地球は回転を止め、四季は巡って来ないでしょう。もし霊力が働きを中止したら、太陽の炎は消滅し、月は幽玄な輝きを見せなくなるでしょう。もし霊力がしくじったら、種子は花を咲かせず、実を結ばなくなるでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちは、霊が生命を吹き込んでくれたおかげで共通の絆を与えられているのです。その事によって全世界の神の子が根源において結ばれている事になるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間が地上でも、そして死後も生き続ける事を可能にしているのは、神を共通の親として、全人類を一つの家族に結びつけているのと同じ霊力なのです。この崇高な事実こそ私たちが啓示せんとしている真理です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あらゆる物的差違、あらゆる障害、あらゆる障壁を超えるものです。肌の色の違い、言語の違い、国家の違いを超越するものです。物的存在の表面の内側に、断とうにも断つ事のできない同胞性で全人類を結びつけている、共通の霊的属性がある事を教えております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
今の地上世界には是非この真理が必要です。その理解さえ行き渡れば戦争は無くなります。世界中ではびこっている利己主義と貪欲と既得の権利が撲滅されます。人間の唯一そして真の尊厳即ち霊性が、今はびこっている低俗な物的価値基準に対する優位を発揮するようになります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その理解が行きわたるにつれて、無限の豊かさと輝きと崇高さと愛と指導力と治癒力とを秘めた霊の力がそれだけ多く発揮され、これまであまりに永い間支配して混沌と災禍をもたらしてきた無知と偏見と迷信を駆逐していく事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方もお一人お一人がミニチュアの大霊すなわち神なのです。その霊はあなた方の努力次第で生長と発達と拡大を続け、成熟して開花する可能性を秘めているのです。どこまで発揮できるかを決定づけるのはあなた自身です。他の誰もあなたに代ってあげる事はできません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それが地上生活の目的なのです。あなたも大霊である事を自覚する事です。そうすれば神の王国があなた自身の中にある事に理解がいくはずです。霊力は絶対に裏切りません。

僕は本当に帰幽したくて×∞ たまりませんでした。今でもそうです。しかし帰幽待ちの期間中に「撃って出る」と称して霊的知識のタネを蒔きまくった事で、僕の人生が180度変わってしまいました。僕はこんな重大な責任を帯びた使命など全く関係ない個人的な進化目的で地上に降りたはずなのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
必需品を永遠に供給していくための摂理があり、それに順応しさえすれば、あなたは必要なものに事欠く事は有得ません。空腹や渇きに苦しむような事は決してありません。しかし、必要以上のものは授かりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたの成長度に合ったものを授かるのであって、多すぎる事も少なすぎる事もなく、高すぎる事も低すぎる事もありません。摂理ですから、それ以外に有りようがないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊は物質による制約には負けません。全生命の原動力、全存在の始源である霊はあなたが地上生活において必要なものは全て供給してくれます。その地上生活の目的は至って単純です。本来のあなたである霊的本性を開発・強化して死後に待ち構える次の生活の身支度をする事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
となると、ありとあらゆる人生体験―楽しい事も苦しい事も、光も陰も、有利な事も不利な事も、愛も憎しみも、健康も病気も、その一つ一つがあなたの霊的成長にとって何らかのプラスになるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
真理の顕現には無限の形態があります。真理とは無限なる大霊から出るものであり、顕現の媒体となる人物の進化の程度によってその形態が違ってくるからです。その真理の理解は単純・素朴さを通して行われます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
やたらに綴りの長い単語や聞きなれない難解な用語を用いたからといって、それで真理にハクがつく訳ではありません。むしろそれが真理の仮面となっている事がよくあるものです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちの説く真理は無辺・無限の大霊の真理です。全ての人のためのものであり、一宗一派、一個人のものではありません。全人類を愛の抱擁の中に包まんとして働きかけております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
実在は物質の中には見出せません。その肉体の中にも発見できません。存在の種子は物的器官の中には見出せません。あなたは今からすでに霊的存在なのです。私たちの世界へ来てはじめて霊性を身につけるのではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
受胎の瞬間から人間も霊的存在なのです。その存在の源である霊という実在からあなた自身を切り離そうとしてもそれは絶対にできません。地上世界の全てが霊のおかげで存在しているのです。霊なくしては生命はありません。なぜなら生命とは霊であり、霊は生命だからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
(物的表面にとらわれず)肝心かなめのものにすがる事です。目を逸らしてはいけません。これこそ真実であると確信したものにしっかりとすがる事です。そして煩雑な物的生活の中で何が何やら訳が分らなくなった時は、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―大霊の力と安らぎの住む内部へ退避して、その雑念を忘れる事です。そうすればその静寂の中にあなたにとって必要なものを見出す事でしょう。あなたという存在の組織は必ず神の定めたパターンに従って織っていく事が大切です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そのためには一体われわれは何の目的で神によって創造されたかを忘れないようにしましょう。その神とのつながりに汚点を残すような行為は絶対にしないようにいたしましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうなる事が全生命の根源たる神の意図を正しく理解している者すべてに必ず与えられる恩寵に、われわれも常に浴する事になるのです。

『シルバーバーチの祈り⑨』
私たちの子等を互いに結び、そして私たちとあなたとを永遠に結びつけているのは、全生命の息吹であるあなたの霊に他なりません。私たち全てを霊的大家族としてつないでいるその霊的絆を断絶させ得るものは、地上にも霊の世界にも何一つ存在いたしません。

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4章 不変・不滅・不可避の摂理

『シルバーバーチの霊訓⑨』
万が一にも大自然の摂理に欠陥が見つかったら、私はこのたびの使命をすべて放棄します。。もしどこかに摂理の通りに行っていないところが見つかったら教えてください。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし、そういう事は絶対にありません。原因には必ず結果が伴います。蒔いたタネを刈るのです。それ以外には有りようがないのです。 シルバーバーチ

『シルバーバーチの霊訓⑨』
皆さんがスピリチュアリズムと呼んでおられるものは大自然の法則の事です。神はこの宇宙を不変の法則によって支配し顕現していくように定めました。宇宙のあらゆる側面が法則によって治められているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
皆さんが親しんでいる物的地上界であろうと、人間に感知できないそれより遥かに大きな霊界であろうと、法則が行き届かないというところはどこにもありません。この法則を通して神の意志が働いているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間の法律には変更と修正がつきものです。不完全であり、あらゆる情況を考慮に入れていないからです。が神の法則は起こりうるあらゆる事態に備えてあります。全てが規制され、全てが管理され、神の配剤が全てに行きわたっております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間には一種の機械としての物的身体が与えられています。あなたはその身体を通して自我を表現している一個の霊なのです。あなたが悩みを抱くと霊と身体との間の水門が閉ざされ、身体は生命力の補給路を失う事になります。補給源との繋がりを断たれる事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その事に気づいて心構えを改めない限りあなたの身体はその不健康な作用と反作用の法則に従い続ける事になります。心配の念はあなたの霊的大気であるオーラの働きを阻害し、その心霊的波長を乱します。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
(オーラには磁気性と電気性の二種類がある。詳しくは『母と子の心霊教室』を参照―訳者)その障害を取除くまでは生命力が流れ込みません。泰然自若の境地に至るには長く厳しい修行、過酷な試練、そして心配の念の侵入を許すまいとする不断の努力が要請されます。

シルバーバーチの霊訓、全12巻の他に【古代霊は語る シルバーバーチ霊訓より】【シルバーバーチのスピリチュアルな法則】【シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ】【シルバーバーチの新たなる啓示】【シルバーバーチ 最後の啓示】【シルバーバーチ 今日のことば】等もあります(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
無限の愛と叡智を有する神がこの摂理を創案したのです。完璧に出来上がっており必ずその通りに作用します。心配に費やしているエネルギーを建設的な思念へ転換すれば健康上の問題は生じなくなります。神の計画は完全でありあなたもその計画の中に組込まれているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたも自分自身を完成しなくてはいけません。そのための機会は日常生活の中にいくらでも用意されております。私には自然法則を変える力はありません。因果律という不変の法則に私が干渉する事は許されません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
例えばあなたの身体が衰弱している兆候を見つければ、大切にするよう警告してあげる事しか出来ません。身体は一種の機械です。従ってそれなりの手入れがいります。手入れを怠れば故障するに決まっています。すると休息と修理によって機能を回復させるほかはありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
法則はごまかせないのです。あなたはその身体を通して自我を表現しているのです。その身体のする事にも限界があり、それを超えてしまえばバッテリーを補充しなければなりません。それはあなたの責任です。あなたの身体だからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
いくら愛があるとはいえあなたの行為、言葉、思念の責任を私が肩代りしてあげる訳にはまいりません。行為の一つ一つ、言葉の一つ一つ、思念の一つ一つについてあなた自身が責任を取るのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
身体はその責任ある自己表現の媒体なのですからその遂行において支障がないように十分な手入れをしておく必要があります。人体は地上のいかなる機械よりもはるかに入り組んだ素晴らしい組織体です。まさしく驚異というにふさわしい道具です。がそれにも手入れがいります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
自然の摂理と調和した生き方をしていれば病気も異状も不快感もありません。こうしたものは全て不調和から生じるのです。摂理に反する事をすればその代償を払う事になります。摂理の範囲内で生活していれば恩恵を受けます。

「現代の日本に於けるスピリチュアリズムの第一人者、近藤千雄先生の著書・訳書の一覧です」というサイトもあります☆ http://www.paperbirch.com/books/kondo.html 僕はここに紹介されている書籍をほぼ9割読破しました☆これらの書籍は人類の宝なのです☆超超超超超オススメです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
何よりも動機が優先されます。が摂理に反した事をすればそれに対してペナルティが科せられます。自分の気持を満足させようとして身体を傷めるところまで行ってしまうか否かは一人一人がその霊的進化の程度に従って判断する事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上生活にも神の計画の中でのそれなりの役割があります。無理を重ねて次の段階の生活への準備が十分に整わないうちに地上を去るような事になってはいけません。例えばここに人類の福祉に貢献している高潔な人物がいるとしましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その人がもしその道での超人的活動で健康を損ねた場合それは立派と言えるでしょうか。それも本人自身が判断すべき事です。ただ残念な事にそうした決断を下すに当って必ずしも自分自身に真っ正直になりきっていないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
どこかに自惚れの要素―オレ以外に出来るヤツはいないのだという考えが潜んでいるものです。法則にも次元の違いによっていろいろあります。物的次元、精神的次元、霊的次元のもの、更にはそれらが入組んで作用する場合もあります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
悲しいかな、人間は物的次元の事がギリギリの絶望的段階に至るまで霊的次元の真理が理解できません。それは実在を無視した生活に終始しているからです。物的なものだけが大切と思い込んでいるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし魂はいつかは真の自我に目覚めなくてはなりません。その時から内在する神性が発現しはじめるのです。それも神が定めた埋合せの法則の一環なのです。苦難が大きいだけ、そこから得られる悟りもそれだけ大きいものとなります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神は宇宙の会計士のようなものです。生命の帳簿は常に帳尻が合っており、全てがきちんと清算されております。霊的機構は整然と規制されておりますから、あなたが霊的に受けるものはあなたに相応しい分だけであり、多すぎる事も少なすぎる事もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その計算はあなたがそれまでの努力によって到達した霊的進化の程度を基準にして行われます。霊的な事は常に完全な清算が行き届いており、ごまかしも見せかけも通用しません。

顕現中のイエス様が視線を横に向けられました。そこには数人のシルエット。真ん中に立つ男性のお顔は拝する事ができませんでしたがお名前は霊聴にて聞く事ができました。後白河天皇、という事でした。平安時代後期の第七七代天皇の方です。そんなスゴイ方までが僕に協力してくれようとしてるのです―

―僕というたった一つの霊的チャンネルに対して霊界の方々はここまでパワーをかけているのです。イエス様を総指揮官とした高級大霊団の、地上に霊的知識を普及させんとする並々ならぬ決意がありありと窺えるのです。僕たち地上人類は何としても霊的真理を得心し次の領域へ進まねばならないのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
法則は無限なる愛と叡智の働きによって完璧に機能しています。各自が受取るのはそれまでの努力に相応しい分だけです。私がそのように定めたのではありません。そのようになっている事を私が知ったというだけです。それを因果律といいます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
原因と結果の間にはいかなる者も干渉できません。偶発事故とか不測の事態というものは起きません。全ては自然の摂理でそうなっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その摂理が廃止されたり、一時停止されたり、妨害されたりする事は絶対にありません。自然の摂理は絶え間なく作用しており、変る事もなければ修正する事も出来ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その摂理と調和して生きる事です。すると良い結果が得られます。摂理にひっかからないように上手にすり抜ける方法はありません。その作用は絶対です。宇宙の大霊は摂理の精髄であり、権化であり、哀願も弁解も通用しません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちがこれまでに賜った知識の全て―今生きている宇宙について、その宇宙を法則によって管理している絶対的な力について、そしてその力と私たちとの関係ならびに私たちの相互の関係について、より明確な理解を得させてくれた知識を有難く思っております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちは宇宙の摂理の働きについてより多くの事を学び、それが一つの手落ちもなく私たちの幸福にとって不可欠のものをいかに美事に用意してくれているか―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―無限なる叡智によって考案され、無限なる愛によって管理されている摂理が私たち全てを包摂し、私たちのあらゆる必要性に備え、誰一人としてその支配からはみ出ることが無い事を理解しております。 シルバーバーチ

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6章 霊能者の責任

『シルバーバーチの霊訓⑨』
《他人のためになる事をする人は、いつかはきっと他人から有難いと思う事をしてもらうものです。収支決算をしてみると必ず黒字になっております。一身を捧げている霊媒を私たちは決して見捨てるような事は致しません。―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―授けられている霊的能力を最大限に発揮できるよう、常に鼓舞し勇気づけております。 シルバーバーチ》【英国が生んだ大霊媒の一人で、シルバーバーチの古くからの馴染みでもあるヘレン・ヒューズ女史が他界する僅か二、三ヶ月前の事だった―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―永い間女史と人生を共にし、そして今、他界を目前にしている女史を懸命に介護している女性が、その日の交霊会に招かれていた。その女性に向ってシルバーバーチがこう語りかけた―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ヒューズ女史は今ゆっくりと終焉に近づきつつある弱り切った肉体に閉じ込められた偉大なる霊です。もはや施す手だては殆どありません。肉体というのは生長して本来の機能を発揮し始めた時点から霊への拘束力を強めていくものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が女史はその生涯で見事に霊的自我を発揮されました。地上に生を享けた目的を立派に果たされました。数え切れない程の人々の沈んだ心を奮立たせ、親族を失った人々の涙を拭い、涙と悲しみと苦悩しか見られなかった顔に確信の笑みをもたらしてあげました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
女史はいついかなる時も霊の力を裏切るような事はしなかったという自信がありますから、これまで歩んできた永い奉仕の道を満足して見つめる事がお出来になります。女史こそ霊の道具はかくあるべきという最高の模範です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
言葉によっても行為によっても、あるいは心に宿す思念によっても託された聖なる信頼を裏切るような事は何一つなさっておりません。人々に歩むべき道を教え、やれば到達できる水準を示されました。

霊界には地上に存在しない色彩(紫外色・赤外色)がたくさん存在します。地上には4つの音域しかありませんが霊界にはたくさんの音域があります。地上で制作される絵画や音楽はことごとく霊界が始源です。僕たちは良かれ悪しかれインスピレーションを受取って絵画や音楽を制作する受信器なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊の力は、その地上への顕現に協力してくれる献身的で無欲な道具さえあれば、こういう事までできるのだという事を見事に示されたのです。確かに女史は世俗的な意味では裕福ではないかも知れませんが霊的な意味では裕福そのものであり、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―倦む事なく続けられた永い奉仕の人生で身につけられた輝かしい宝石類を沢山お持ちです。それは永遠に輝きを失う事がありません。どうか私をはじめとして女史の業績を尊敬し感謝している本日ここにお集りの皆さんの気持をよろしくお伝え下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これまでに女史が美事に発揮し実証してきた霊の力は、これからも女史のもとを離れる事はありません。休みなく輝き続ける事でしょう。女史ご自身もそれを辺りに感じて、いつもその真っ只中にいる事を自覚される事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
女史のような方がもっともっと大勢いてくれれば私たちの仕事もどんなにかラクになるのですが残念ながらイエスが言った通り“招かれる者は多し、されど選ばれる者は少なし”(マタイ)です。【同じ日、共に霊能者である夫妻が招かれていた―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―英国人と米国人で今は米国に住んでおられる。その二人にシルバーバーチがこう語った―】霊的資質は永い間潜在的状態を続け、魂が十分に培われた時点でようやく発現しはじめるものです。それが基本のパターンなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
すなわち悲しみや病気、あるいは危機に遭遇し、この物質の世界には何一つ頼れるものはないと悟った時に初めて魂が目を覚ますのです。何一つ煩わしい事がなく空は明るく晴れ上がり全てがスムーズにそして穏やかに運んでいるような生活の中では真の自我は見出せません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
素晴らしい霊的覚醒が訪れるのは、嵐が吹きまくり雷鳴が轟き稲妻が走り雨が容赦なく叩きつけている時です。お二人が歩まれた道もラクではありませんでした。しかしだからこそ良かったのです。困難にグチをこぼしてはいけません。困難は霊の拍車です。

皆さん、僕たちは肉体ではありません。肉体は衣服であり僕たちの本体は霊です。死とは重い服(肉体)を脱いで軽い服(幽体・霊体)を着る事です。永続性のない、灰燼に帰す運命の肉体に向けている関心を霊的事象に向ければどれだけ有意義でしょう。大切な事にぜひぜひ目を向けて頂きたいのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊的知識を携えてそれに立向かう事です。霊の力は物質の力に勝ります。問題に遭遇した時は一たん足を止め、霊的知識に照らして判断し、どんな事があってもお二人が担って生まれてこられた目的から目をそらさないで下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
お二人はこれまでずいぶん多くの人々のお役に立ってこられましたが、これからもまだまだお役に立たれます。まさに奉仕の道一筋に生きておられます。教会の高位高僧が―まじめな気持からではあっても―行っている事より遥かに多くの仕事をなさっておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
何も知らずに生きている人たちに霊の真理をもたらしておられます。地上に存在している目的を成就する上で力になってあげておられます。霊的本領を発揮する上で力になってあげておられます。霊的知識を普及しておられます。こうした事はみな神聖な仕事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした仕事を仰せつかった事を誇りに思うべきです。人生は難問だらけです。バラの花は少なくトゲだらけです。しかしあなた方を導いている力は宇宙を創造したのと同じ力です。無限の力を秘めております。物分りの悪い人を相手にしてはいけません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
心ない中傷や嫉妬は無視なさる事です。全く下らぬ事です。本来の責務を全うしていない霊能者の事は気の毒に思ってあげればよろしい。所詮それは当人の責任なのです。あなた方はあなた方なりに精一杯責任を果たしておればよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
力量以上のものは要求されません。力の限り大霊の道具としての自分を有効に役立てる事です。少しでも多くの霊力があなたを通して地上に顕現し、それを必要としている人たちのために力と導きと愛をもたらしてあげられるように努力してください。

僕は選ばれて地上に降下した人間ではありません。ただ絵が好きなだけの少年だったのです。それが何がどうなったのかこんな重大な責任を帯びた使命を遂行する事になってしまったのです。考えるほど不思議です。なぜ僕はこんな状況に突入しちゃったんでしょう。自分でも正直よく分らないんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上には為さねばならない事が沢山あります。今の時代は特にそうです。邪悪な勢力がのさばっています。利己主義が支配しています。既得権力が崩れ行くわが城を守る事に懸命です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
こうした中であなた方がたった一つの魂でも真の自我に目覚める上で力になってあげれば、それは大変価値のある事です。ひたすら前向きに進まれる事です。我々が手を取り合う事によって援助を必要とする人々の力になってあげる事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
受入れる用意のない人に押付けてはなりません。自ら求めて我々の手の届く範囲にまで訪れた人々に気持よく手を差しのべましょう。その人たちなりの自我の覚醒を促す理解力を身につけてくれるように我々が力になってあげましょう。かくして霊の力が広がり続ける事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
本日お二人が揃っておいでくださった事を私の方こそ光栄に思っております。と申しますのは、お二人には大変高級な背後霊団が控え、お二人を道具として使用しているからです。その威力はこれまでの成果で十分に証明されております。あなた方は霊力の働きの生きた手本です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
お選びになられた道を着実に歩んでおられ、その結果として縁あって訪れる大勢の人たちの力になってあげていらっしゃいます。私から改めて申上げる事は何もありません。お手にされた知識に私から付加えるものはございません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私の世界でも極めて霊格の高い、そして数々の霊的業績を積んで尊敬されている霊団から授かっておられます。が、こうして別の人間の口からお聞きになるのもそれなりの得心を与えてくれるものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
同志として、また協力者として、私がお二人に申上げておきたい事は、お二人ほどの霊的才能をもってしてもなお、お二人を取巻いている莫大な霊力の実在を感じ取る事はできないという事です。その実体の全てを把握する事は不可能なのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方が実証しておられるのは全生命が基盤としている基本的実在です。人間が自らを、そしてこの世を救う事のできる唯一の道を公開していらっしゃるのです。霊的実在―生命の世界にあって唯一の不変の実在―を実証する事ができるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
うっかりすると方角を見失いがちな世界にあって、あなた方は物質中心思想という悪性のガンと闘っている霊の大軍に所属しておられます。唯物思想は何としても撲滅しなければならない悪性の腫瘍です。これが人類を肉体的にも精神的にも霊的にも病的にしているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
既成宗教にはそれを撲滅する力はありません。なぜならそこには霊力というものが存在しないからです。一時的には勢力を伸ばす事はあっても霊力というものを持ち合わせません。大霊からの遺産としての霊的資質がもつ影響力に欠けております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その点あなた方は喪の悲しみの中にある人には死が有難い解放者である事、魂に自由をもたらすものであり、いずれはその人と再会できるという事実を立証してあげる事ができます。愛さえあればその真実性を実証してみせる事ができます。それは今の教会には出来ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
また医者の全てが“不治”の宣告を下した患者にもあなた方はなお希望をもたらす事ができます。心霊治療によって全てではないにしても健康を回復してあげる事ができます。例え全治は出来なくても痛みを和らげ快方へ向かわせ活力を与える事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
万一それも不可能となり死を待つばかりという場合でも、その死に際して魂を肉体からやすらかに離れるようにしてあげる事が出来ます。それも心霊治療家の大切な仕事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
幻影ばかりを追いかけている世界において、あなた方は真理の存在場所を教えてあげる事ができます。口で説かれる事を実地に証明してみせる事が出来ます。それは誰にでもは出来ない事です。偉大な仕事です。神聖な仕事です。霊による仕事です。大変な奉仕の仕事です。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
時にはうんざりさせられる事もあるに違いありません。この物質界にあって霊の僕として働く事は容易な事ではありません。強い味方と思っていた人が愚かで強情な見栄から敵に回ってしまう事もあります。そういう人は気の毒に思ってやらねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
せっかく光を見ていながら暗闇の道を選べば、その人はそれ相当の責任を取らされる事になるのですから。お二人は霊の使節なのです。神の特使なのです。地上のいかなるものにも勝る力の代理人です。そしてそれ故に又お二人の責任も大きいという事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私から申上げる事は、これまで通り突き進みなさいという事だけです。ラクではないでしょう。が進化し続ける魂はラクを求めないものです。挑戦を求めるものです。それが内在する力を表面に引き出しそれだけ霊的に強力となっていきます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
苦難は必ずそれだけの甲斐があるものです。為さねばならない事が沢山あります。手を差しのべてあげなければならない魂が大勢います。道を見失っている人が沢山います。そしてそういう人たちはお二人のような霊的真理に目覚めた方にしか救えないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これからも失敗はあるでしょう。何度もしくじる事でしょう。だからこそ地上に生まれてきたのです。もし学ぶ事がなければこの地上にはいらっしゃらないでしょう。地上は子供が勉強に来る学校なのです。完全な霊だったら物質に宿る必要はないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
お二人が住んでおられる巨大な大陸(米国)では宇宙の大霊である神よりも富の神であるマモンの方が崇拝の対象として大いにもてはやされています。だからこそお二人にはいろいろとしなければならない事がある訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
どこで仕事をなさっても、必ずそこに霊の勢力が待機し、霊の光が輝いています。縁あってお二人のもとに連れて来られる魂の力となってあげる事になります。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【会の終了後その感激をご主人が次のような文章に託された―】《予想していた通りシルバーバーチ霊は深遠な叡智と大変な謙虚さを感じさせた。語られた事は私たち夫婦にとっていちいち身に沁みて理解できる事ばかりだったが、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―私にはその裏側にもっと多くを語る実在感が感じられた。見ていると霊媒のバーバネル氏の存在は完全に消えてしまってシルバーバーチ霊が支配し切っているという感じがした。この道の仕事は確かにうんざりさせられる事がありがちである―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―シルバーバーチ霊は目的への信念を回復させる手段を提供してくれた》【その日はもう一人、有名な霊媒で心霊治療家としても活躍している人(名前は公表されていない―訳者)のお嬢さんが招待されていた―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―親の仕事ぶりを見て自分も独自のスピリチュアリストチャーチを設立したいという願望を抱いている。その事を念頭においてシルバーバーチがこう語った―】本日はあなたが最後になってしまった事を先ず赦して頂かねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
でも“後なる者が先になるべし”(マタイ)という名言を述べた先人もいます。あなたを後回しにしたのは決して礼を失した訳ではありません。この方が私の仕事ぶり、通信の仕方をよく見て頂く事になって勉強になると考えたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それはそれとして本日こうして初めてお会いしてみて、あなたが少しも“場違い”の感じがしないのは、あなたが幸いにして既にこの道の初歩的教育を受けておられるからです。他の人たちにとって不思議で信じられない事があなたにとっては至って自然に思われるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
と言ってあなたもそれを簡単に信じた訳ではありません。独立心に富むしっかりした魂はラクを求めないものです。あなたなりの道を切り開かねばなりませんでした。独自の道を辿り自分の理性の命ずるところに従うにはそれなりの独立心というものを発揮せねばなりませんでした。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたも非常に恵まれたお方です。背後には私と親しい間柄にある偉大な霊が控えていて、あなたはその霊から多くの叡智を授かっておられます。自覚なさっておられる以上に援助を受けておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なのに尚あなたは現状に苛立ちを覚え、ご自分の活動の場を設立したいという願望に燃えていらっしゃる。しかし今はまだその時期ではありません。あなたにはまだドアは開かれておりません。が、いずれ開かれる時が来ます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ここにお出での皆さんは既にご存知の事ですが、あなたにも一つ人生の秘訣をお教えしましょう。ドアをノックしても明けてくれない時は無理してこじ開けようとしてはいけません。軽く押してみるのです。それでもし開いたらあなたの進むべき道がそこにあるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
閉め切られた道は通れません。絶対に開かないドアを叩き続けて無駄な時間と労力を浪費している人間が多すぎます。あなたは霊の力がどういう具合に働くかを既にご存知です。あなたに必要なものが十分に用意されれば後はドアをそっと押してみるだけでよくなります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それまではどこにいても人のためになる事を心掛ける事です。手を差しのべるべき人はどこにでもいます。決して大げさな催しをする必要はないのです。悲しみの中にある人に優しい言葉を掛けてあげるだけでもよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
沈んだ人の肩にそっと手を掛けて力づけてあげるだけでもよろしい。病の人に早く治りますようにと祈りの気持を送ってあげるだけでもよろしい。むろん実際に治療してあげるに越した事はありませんが。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした事がそれまで近づけずにいた霊の力とのつながりを持たせる事になるのです。あなたがその触媒となるのです。その結果あなたの行為が影響力の行使範囲をわずかでも広げた事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたの前途にはいろいろな事が用意されております。ですから一日一日を素晴らしい霊的冒険へのプレリュード(序曲・前ぶれ)として迎える事です。将来きっとあなたは与えられていく絶好機に欣喜雀躍なさる事でしょう。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【S・A・G・B(the Spiritualist Association of Great Britain スピリチュアリストの総合施設で、十数名の霊能者が常駐し、各種の催しや人生相談にのっている。図書館や食堂も完備している―訳者)―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―(の事務長のロシター氏が奥さん同伴で招待された時のシルバーバーチの霊言もここで紹介しておくのが適切のようである。ロシター氏は度重なる病気と闘いながら霊的真理の普及に献身しておられる)―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたや奥さんのような方が私との対話を希望してくださる事は私にとって大きな喜びの源泉です。お二人は知識も経験も豊富でいらっしゃるので私から改めて申上げる事は殆どありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ただ時には別の通路を経て届けられる言葉に耳を傾けるのも、お二人がご自分で思っていらっしゃるより遥かに霊の力が身近な存在である事を確認し自覚なさる上で助けになりましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
日夜スピリチュアリズムの普及のために働いておられる方は霊的真理があまりに身近な存在であるために“木を見て森を見ず”の弊害に陥る事があります。時には一服して自分がどういう位置にあるかを確かめるのも良い事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
残念ながら地上には成果を記録する装置がありませんから、自分たちの努力によってどういう事が成就されつつあるかを正確に推量る事ができないのです。あなたの協会には大勢の人が訪れそして帰って行きます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ある者は病気が癒えて、ある者は元気づけられて、ある者は啓発されて、逆にある者はがっかりして、ある者は何の反応もなしに帰って行きます。魂のその準備ができていなかったのですから止むを得ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が、そうした事が絶え間なく繰返されると、つい肝心な基本、すなわち魂に訴えるという目的を忘れてしまいがちです。大切なのは魂の内部に宿る神の火花を燃え立たせ、真の自我に目覚めさせる事です。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上の悲劇は、霊的真理に全く無知な人間が無数にいるというところにあります。自ら信心深いと思い込みせっせと礼拝の場へ通っている人でも霊的実在と何の関わりも持っていない人が大勢います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
という事は真の豊かさと美しさ、物質という次元を超えた生き方がもたらしてくれる歓喜というものに全く無縁という事になります。そういう人たちは地上生活の目的が分っておりません。地上を去るまでにしておかねばならない事について何の予備知識も持ち合わせません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人生の価値観が間違っておりますから優先させるものが間違っております。視野のピントがずれ、物事の判断基準が狂っております。生活は不毛で味気なく自我の開発など到底覚束なく、生きる目的というものがありません。いつも迷路の中に生きており出口が見出せずにいます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方の仕事はそうした地上世界にあって一つの灯台となる事です。ぐるぐると絶え間なく光線を放射し、それが闇を貫き受入れる用意の出来た人に真理の在りかを教えてあげるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
いつも申上げている事ですが、地上生活の終点に来た時に、たった一人の魂にでも真の自我を見出させてあげる事ができていたら、それでその人生は十分に生き甲斐があった事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これまで、たった一人どころでなく数え切れない人々が、あなた方のおかげで生命の秘密を発見し、人生を十分に楽しみ、恐れる事なく死後の生活の備える事ができている事を思えば、本当に幸せな方であると言えます。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
叶えられる事ならあなたや同僚の方、それに散々悪しざまに言われている霊媒が行っている仕事の偉大さが実感としてお分り頂ければいいのですが…。あらゆる困難、様々な問題、幾多の辛苦、それに費用の問題を抱えながらもあなたはよくぞそれらを切り抜けてこられました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これからもきっとやり抜かれる事でしょう。莫大な霊力とそれを使用して活動している大勢の進化せる霊の存在を知りさえすればそれが得心して頂けます。地上で為し得る最も偉大な仕事なのです。容易でない事は私もよく承知しております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし何事も価値あるものは困難がつきものなのです。悲しい哉、数だけは沢山ある現代の教会にもそれは為し得ません。魂に感動を与える事はできません。内部の神性にカツを入れる事はできません。が神の使者にはたった一人でもそれが出来ます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
生まれつき霊的能力を授かっているからです。霊覚を持ち合せない宗教家は、ありきたりの説教と信条の繰返しに頼るしかなく便宜主義へと堕落します。霊的淵源からのインスピレーションとも啓示とも無縁なのです。肝心な事は魂が真の自我を見出し全存在の源に触れる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神が遠く離れた近づき難い存在ではなく自分の内部にある事、従って困難や危機に遭遇した時に使用できる霊的な武器、力、貯え、潜在力がちゃんと備わっている事を知るべきです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それだけではありません。内部の莫大な潜在力とは別に外部の無限なる霊力の恩恵を受ける事もできるのです。進化の階段を一つ一つ昇りながら、一段ごとにその霊格に似合った霊が待機して援助の手を差しのべてくれるのです。これは大切な事実です。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
これまであなた方が辿って来られた人生はラクではありませんでした。これからも決してラクではないでしょう。もし私がラクな人生をお約束したらそれはウソを言う事になります。が、あなたはこの仕事をするために生まれてきたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
支払わねばならない負債を背負って来られたのです。その栄光ある仕事の松明が今あなたに手渡されています。何としてもその明りを灯し続けて後を引継ぐ人に手渡す時には一段と輝きを増しているようにして下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
シルバーバーチの祈りから―《内部に宿るあなたの霊こそ私たちが何とかして発揮させてあげたいと願っているものございます。それを発揮する事によって初めて人間は神性をもつ存在としての限りない美質、豊かさ、光輝、威厳、壮大さ―》

『シルバーバーチの霊訓⑨』
《―気高さを真に我が物とする事が出来るのでございます。そうした資質を自覚する事によって人間は自我意識を高め、自分を物的なものに縛り付けている拘束物の幾つかを切断し、未開発の精神と霊の豊かな遺産を手にする事ができるのでございます。》

『シルバーバーチの霊訓⑨』
《かくしてインスピレーションと叡智と啓示と真理への窓を開く事になります。それらは高き界からの恩寵としてこれまでも脈々と流れているのであり人間の受容力に応じて受入れられるものでございます。》

『シルバーバーチの霊訓⑨』
《その流れは常に壮大にして崇高なる霊力を伴っております。霊力こそ生命の源泉であり、強力にして生命力にあふれ、病の人には健康を、衰弱せる人には元気を、迷える人には導きを、そして今なお暗闇の中にいる人には光明をもたらすのでございます。》

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7章 魂を癒す――心霊治療の本質

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊治療の本質は“魂”に関わる事であり身体に関わるものではありません。魂に受入れ準備が出来ていれば治療は難なく奏効します。摂理として当然そうなるようになっているのであり、それ以外にありようがないのです。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―霊的治療は物的身体に宿る魂という容器に霊的生命力を注入する作業です。その生命力は肉体の中の生命の中枢へ向けて仕掛けられる霊的刺激剤であり、回復力であり、再活性力です。 シルバーバーチ】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【中央アフリカ及びインドを中心に治療活動を続けている二人の治療家が招かれた。二人はUlyndu(ウーリンドゥ)とAmenra(アメンラ)という名で知られているが、いずれも仮名である。商業関係の仕事を止めて本格的に治療活動に専念しておられる。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【奉仕的精神から治療費を一切取らないのであるが、その日常生活は“絶対に裏切らない神の供給源”の存在を実証している。来る日も来る日も治療のための旅を続けていると時には生活費が底をつき空腹のためにベルトをさらに締めなければならなくなる事もある。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【にも拘らず必要なものだけは、お願いしなくても必ず届けられる。その届けられる経路は驚異としか言いようのないほど思いがけない事がしばしばであるという。南アフリカから英国に立ち寄った時に永年の夢が叶ってシルバーバーチの交霊会に出席する事ができた。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【二人はシルバーバーチの霊言を生活の指針としてきている。そのシルバーバーチが二人にこう語った―】私たちにとって霊の道具として活躍しておられる方のお役に立つ事ほど大きな喜びはありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
他人のために倦まず弛まず尽力しておられる方が私の述べる言葉を少しでも役に立つと思って下されば、私を地上へ派遣した霊団のマウスピースである事を光栄に存じます。我々はお互い同じ使命に携わっております。

霊視力や霊聴力を使って実際に死後の世界を見聞きできる霊能者が多くなりましたから、死後の世界は本当にあるのか、死んだらどうなるのかといった事はもはや“疑問”ではなくて当り前の“事実”として認めなくてはならなくなりました。―【母と子の心霊教室】より

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
病める地上世界が自らを癒す事業を援助し、無謀な愚行に走るのを食い止め、無数の人間の悲劇の根源となっている自己中心主義と貪欲の行為を止めさせ、霊がその本来の輝きと美質を発揮するように導くという責務を負っております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この道がラクでない事は今さら私から申上げる必要はありません。バラの花に飾られた優雅な道でない事は申上げるまでもありません。苦難は進化を促し、魂を調整するための不可欠の要素なのです。魂が真の自我に目覚めるのは苦難の中にあってこそです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人生のうわべだけを生きている人間には、魂が自己開発する機会がありません。地上的方策が尽き果て、八方塞がりの状態となったかに思える時こそ、魂が目覚めるものなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
言い替えれば物質が行き詰った時に霊が目覚め小さな神性のタネが芽を出し花を咲かせ、内部の美質を徐々に発揮しはじめるのです。苦難はコインの裏側と思えばよろしい。闇なくしては光もなく嵐なくしては青天もありません。この事はお二人は既によく理解しておいでです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方は豊かな恩寵に浴していらっしゃいます。奉仕活動に手を染め全てを天命に任せる覚悟をされて以来、お二人は一度たりとも見落されたり忘れられたり無視されたり、あるいはやりたいように放ったらかされた事はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この道は、他にその恩恵を知る縁のない人々に霊力と光明と癒しをもたらせる事になる雄大な霊的冒険です。宇宙最大の力の道具として働く事は大変光栄な事です。大霊より強大な力はこの宇宙には存在しません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その大霊がお二人に要求しているものは忠誠心であり、協調的精神であり、一途さであり、信頼心であり、そして知識が生み出す信仰心を土台とした絶対的な自信です。

「霊界での本当の栄光に比べれば地上で想像し得る限りの最高の栄光も、太陽に対するローソクのようなものでしかない事、それほど霊の世界の栄光は素晴しい」この一文も現在の僕の心に強烈に突き刺さります。全ては佳きに計られていると信じ切り、絵から離れ続けてテキスト撃ちまくるのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私から申上げるまでもない事かも知れませんが、お二人は地上に生を享けるずっと以前からこの仕事を志願していらっしゃいました。またこれも改めて申上げる必要はないと思いますが、実はそれもこれもまだまだ序の口にすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上生活は霊としての存在意識を全うするという大目的のために学び鍛える、そのトレーニングの場に他なりません。挫けてはなりません。いかなる事態にあっても不安の念をカケラほども心に宿すような事があってはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
今日まで支えてきた力は、これからも決して見捨てるような事は致しません。絶対に裏切る事はありません。もしあるとしたら、この宇宙そのものが存在しなくなります。その根源的なエネルギー、存在の支えそのものが不在となる事がある事になるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
お二人は霊力という最大の武具を備えていらっしゃいます。それをある時は支えとし、ある時は安息所とし、ある時は避難所とし、ある時は至聖所として、そしていつも変らぬインスピレーションの泉となさる事です。道を誤らせるような事は絶対にしません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
縁あってあなたの元を訪れる人に最大限の援助をしてあげられるよう導く事に専念してくれる事でしょう。物的な必需品は必ず授かるものだという事をお二人は体験によってご存知です。飢えに苦しむような事にはなりません。渇きに苦しむような事にもなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
身を包み保護するだけの衣類は必ず手に入ります。贅沢なほどにはならないでしょう。が進化せる霊は贅沢への願望は持ち合わせないものです。物的身体にはそれなりに最低限の必需品があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神はその分霊の物質界での顕現の手段として創造された身体にどんなものが必要かはちゃんとご存知です。迷わず前進なさる事です。今日は今日一日のために生きるのです。

「現代の日本に於けるスピリチュアリズムの第一人者、近藤千雄先生の著書・訳書の一覧です」というサイトもあります☆ http://www.paperbirch.com/books/kondo.html 僕はここに紹介されている書籍をほぼ9割読破しました☆これらの書籍は人類の宝なのです☆超超超超超オススメです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
そして過去が霊の導きを証明しているように未来も間違いなくあなたが志願された使命を全うさせてくれるものと信じる事です。これまで通りに仕事をお続けになる事です。病の人を癒してあげるその力が他ならぬ霊の力である事を理解させてあげるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その結果その人が魂に感動を覚える事になれば、それはあなたが霊的な勝利を収めた事になるのです。霊が正常で精神も正常であれば身体も正常です。摂理として当然そうなるのです。身体は召使いで霊が主人です。身体が従臣で霊が王様です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
愚かな人間は身体を主人と思い王様と勘違いしております。そういう人の霊は“支配する”という本来の立場を知る事がありません。勇気をもって前進なさい。もし私の申上げる事が勇気づけとなれば、その勇気づけの道具となった事を私は光栄に思います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
お二人の背後には私たちの世界でも極めて霊格の高い霊が控えています。大変な霊力と叡智を身につけられたお方で、その悟りの深さがまた深遠です。その方との協調関係を出来る限り緊密にするよう修養を怠らないで下さい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
背負った重荷も、知識から生まれた信仰があれば軽く感じられ重さが消えてしまうものです。行く手をさえぎる苦難や困難には堂々と立ち向かい、そして克服していくべき挑戦だと思うべきです。きっと克服し、万事がうまく運ぶはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
見た目にいかに大きくても、物的な事態によって圧倒されるような事があってはなりません。この物質の世界には、その生みの親である霊の力をしのぐものは何一つ存在しないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
何事もきっと克服できます。そして心が明るく弾む事でしょう。万事が落着くべきところに落着きます。時間は永遠なのです。人間はその永遠の時の流れの中にあって、今という時間、その一瞬を大切に生きていけばよいのです。

皆さん、地上は修行場です。地上の試練に立ち向かい霊性を高めて帰幽後の生活に備える、そのための一時的な生活の場であり僕たちの永遠の住処ではないのです。僕たちの本来の住処、霊界で幸福な境涯に到達するために地上生活を闘い抜きましょう☆艱難辛苦カモン!そして皆さんの霊性発現カモン!(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【本当の霊的治療が効を奏した時は決してぶり返しません。法則は不変です。摂理は完全です。もとより私は霊の美質である慈悲心や哀れみの情、親切心、寛容の心を一瞬たりとも失いたくないと思っております。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―が、摂理は公平無私であり、自動的であり、不可変であり、神によって定められているのです。 シルバーバーチ】【Rose Baston(ローズ・バストン)女史も人生半ばにして霊的治病能力を発揮し始めた庶民的な家庭婦人である。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【三十年以上にわたってハンネン・スワッハー氏とのお付き合いがあり、その縁で、かつてスワッハー氏が住んでいたロンドンの邸宅に治療所を開設した。つい二、三年前の事で(本書の出版は一九六九年)その開所式にはシルバーバーチも招かれてお祝いの言葉を述べた。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【久しぶりで面会したバストン女史にシルバーバーチが次のような励ましの言葉を述べた。―】あなたの治療所の開所式へお招きを受けて祝辞を述べて以来この方、あなたと霊団とのつながりが緊密の度を増しております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
治療所は不幸な人々、苦しむ人々を救う目的のために存在しているのです。あなたの人生が常に霊団の導きを受けている事は私から改めて申上げる必要はないと思います。あなたはこの仕事のために生まれて来られたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その目的地に辿り着くためにあなたは数々の困難と苦難によって鍛えられ、いばらの道を歩まされました。この仕事に相応しい人間となるための試練と鍛練を積まねばなりませんでした。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
さて、これまでを振返ってご覧になれば色々とあった出来事もみなモザイクの一部である事がお分りになります。人生には基本的なパターンがあり最初のうちはそれが見分けられませんが次第に何もかもがそのパターンにそって落着くべきところに落着いている事が判ってきます。

僕が果てしなく行っている霊関連書籍の抜粋。これがホンのおふざけだと思われますか。テキスト撃つと僕にお金が入ってくるとでも言うのですか?そんな訳ありません。僕たちは神の火花を宿した永遠の存在であるという事を地上生活中に何としても悟らねばならないんです。ぜひ書籍を手にしましょう(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたも今や霊の道具として身体だけでなく、もっと大切な事として精神と霊とに慰安と軽減をもたらす仕事に携わって地上生活の目的を成就しつつある事をこの上なく幸せな事と思うべきです。これまでと同じく、これからの人生も計画通りに進展するに任せる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
決してラクではありません。私が思うに、これまでの人生がもっとラクだったら、あなたはそれを不満に思っていたはずです。試練の末に勝ち取る方が、何の苦労も無しに手に入れ、従って潜在する力に気づかないままで終るよりもいいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なのに人間は努力もしないでいて自分にない才能を欲しがり、そのためにせっかく手にしてもそれを有難く思わないのです。その点あなたは永い間ご自分の治病能力に気づかれませんでした。初めてその事を聞かされた時はビックリなさいました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
病状を診察する能力はさして大切なものではありません。診察は往々にして身体的な事だけになりがちです。が根本的な原因は身体よりも精神と霊とにあります。早く治そうと思ってはいけません。忍耐が大切です。あなたの方から霊力を強要しても無駄です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊力というものはその通路に受入れる用意ができた時に初めて流入するのです。しかも病状に応じて調節しなければなりません。それはそれは微妙なプロセスなのです。強制的に扱おうとしても無駄です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
万が一やる気を無くするような事があったら―人間なら時には意気消沈する事があるものです―その時は一たん歩みを止める事です。そしてそれまで奇跡とも言える形で成遂げられて来た事を振返って、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―これだけの事が成就されて来たのなら、これから先もきっとうまく行くはずだという認識をもつ事です。あなたに要求される事は、そこまであなたを導いてきた霊力に対する絶対的な忠誠心と自信とをもってあなたの責務を全うする事、それだけです。

皆さん、イエス様は地上人類に霊的知識が広がる事を切に切に願っておられます。僕というしょぼいチャンネルを介して強烈にご意志を示されておられます。どうでしょう、シルバーバーチを始めとした霊関連書籍に目を通してみませんか?僕たちはそろそろ大切な霊的真理に目覚めてもいいと思うんです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたなりのベストを尽す事です。あなたの力の範囲内でできる限りの努力をなさる事です。恐れるものは何一つありません。困難はあります。が、それもきっと克服されます。毎朝が新しい霊的冒険の好機なのです。これはとても大切な事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そういう覚悟で仕事に当っておれば邪魔が入る事は決してありません。容易で無い事は私もよく承知しております。が忠実な僕が辿る道がラクである事は有得ない事です。お名前はローズ(バラ)でもバラの花壇(※)とはまいりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
魂というものは何かの挑戦を受けて初めて自我に目覚めるものなのです。その時、居眠りをしていた潜在的な力が表面に出て来て発揮されはじめるのです。(※a bed of roses 安楽な身分、贅沢な生活の事―訳者)

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が、あなたはこれまで啓示された光に忠実に従って来られました。ただの一度もあなたに託された信頼を裏切る事がありませんでした。私をはじめ、あなたの霊団の者はみんな、あなたの事を誇りに思っておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【霊の褒章は奮闘努力の末に手に入るものです。宝くじのような具合に手に入れる事はできません。霊の富はそれを手にするに相応しくなった時に与えられるのです。霊的開発が進むにつれて自動的に、それまでより少しだけ多くのものを身につけていくのです。 シルバーバーチ】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊治療家のGordon Turner(ゴードン・ターナー)氏は病気治療だけでなく英国心霊治療家連盟の推進者としても有名である。助手のJo Prince(女性)を伴って初めてシルバーバーチを訪れた時の感動はひと通りでなかった。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【シルバーバーチが二人にこう語りかけた。―】私が永い間地上世界の仕事に携わって来て何よりも嬉しいのは、霊の僕として働いている同志をここへお招きする事です。あなた方がどうしても辿らねばならない地上生活のパターンというものがある事は私もよく承知しております。

以前幽体離脱中に受取らせて頂いたメッセージ「私にはもう地上的概念は合わないわ」これです。やはりここに帰着します。知識としてではなく心の底からこの言葉を得心しない限り、この壮絶極まる使命を遂行し切れない…昨日のアタック中も暗黒の森を上りながらずっとこの事を考え続けていました→

→帰幽と使命の間で揺れまくり、使命感に燃え切れずにいた僕ですが、やっと、ある一定の“踏ん切り”がつきそうな感じです。もう地上に残ってやる以外ないからです。あと何年地上に残されるか分りませんが、僕はもう“神のご意志”を遂行するしかないのです。何としてもテキスト撃ち続けるのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
外部の世界とは無縁の心の痛み、苦難、苦痛、その他もろもろの複雑な感情がある事もよく存じております。支払わねばならない代償がある事も存じております。それが時には精神的ならびに霊的に十字架を背負わされる事になる事があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかしそれが霊的進化の道なのです。その道での褒章を得るには奮闘努力しかなく、近道はなく、真の向上の一歩一歩が絶対に後戻りを許されない確固たるものでなければならないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もし気楽な人生を望まれるなら、もはやその人生では他人のために自分を役立てる事はできません。魂が自我に目覚め意図された通りに霊的資質を開発し、縁あってあなたの元を訪れる人々がその天賦の才能によって恩恵を受けるようになるには、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―刻苦と苦難と修養と節制の生活しかないのです。しかし人生には必ず両面があります。陰気で重苦しい救い難い闇ばかりではありません。光があれば闇があり、、寒さがあれば温かさがあり、嵐があれば日和があります。そうならないと進歩は得られません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
魂が目覚め、霊の隠れた能力と内的な美質が発揮されればされるほど、それだけ神との調和が緊密となってまいります。因果律による当然の結果としての報酬があるという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それはいかに石ころだらけで障害が大きく思えても、その道は間違いなく自分に約束された道であり必ずや成就されるという内的な確信です。あなた方は自分が成就しつつある事を測定する事ができません。地上には魂の成長と霊的成就の結果を測定する器具も装置もありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかしあなた方は暗闇にいる魂に光をもたらしておられます。飢えと渇きに苦しむ魂に霊的な食べものと飲みものを用意してあげておられます。真の健康を見出す好機を用意された身体と精神と霊に神の力、すなわち生命力そのものを授けておられます。

まじめに生きていればきっと背後霊はいい考えを授けてくれます。皆さんはとてもいい考えを思いついたと言って自慢する事がありますが、あれは実は背後霊が教えてくれている場合が多いのです。困った時、危険な時のいい思いつきは大抵背後霊によるものと思っていいでしょう―【母と子の心霊教室】より

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
素晴しい仕事です。しかし同時に大変責任のある仕事でもあります。霊的才能はそう簡単に人間に授けられているのではありません。神からの才能の保管者であるという事は、それだけ責任が重いという事でもあるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
悲しいかな、あなたが関わっておられるのは人間という気まぐれな存在の集まりです。時には最も緊密な味方であるべき人が最大の敵に回ったりする事があります。同じ目的、大義によって団結すべき人たちの中にあってすら摩擦と誤解の犠牲となる事があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が、たとえ全ての人間が同じ仕事に従事していても、たった一つの視点から眺めるという事は所詮無理なのです。他人がどう言っているか、どう考えているか、どうしようとしているか、それはあなたには関係ない事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
大切なのはあなた自身が何を述べ、何を考え、何をするかです。神はあなたに他人の行為や言葉や思想にまで責任は取らせません。あなたの責任は、あなたに啓示されたものに照らして生きる事です。光が大きければそれだけ責任も大きくなります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この神の規約には免除条項というものはありません。病気の人があなたの元を訪れた時、その人は霊的に重大局面を迎えていると考えて下さい。その人はギリギリの決断を迫られているのです。転換期に来ているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊的存在としての本来の生き方を開始するチャンスを目の前にしているのです。病気というのは霊的理解力をもたらすための手段の一つなのです。そこでもしあなたが身体の病気は治せても霊的自覚を促す事が出来なかったら、あなたの責任ではないにしても、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―その治療は失敗した事になります。が、もし魂に感動を覚えさせる事が出来たら、もし霊的意識に目覚めさせる事に成功したら、あなたは医師にも牧師にも科学者にも哲学者にも出来ない事をなさった事になります。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
内部の神性のタネが芽を出す、そのきっかけを与えた事になります。神性が芽を出せば、魂が霊力の援助を得て顕現を開始し真の自我を成就してまいります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
訪れる人の全てを救ってあげられないからといって落胆なさってはいけません。あなたの元を訪れたという事は、その人にとっての好機が訪れたという事です。あなたはあなたなりにご自分を役立てる事に専念なさっておればよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【治療家と患者がそうした方がよいと思うのであれば、時間を定めて遠隔治療を行う事は可能です。しかし治療能力が発達して一段と高い次元に到達すれば、それも不要となります。治療霊団との連絡がしっかりと出来あがります。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―そうなると、いつでも精神を統一して自我を引っ込め、代って治療エネルギーを流入させる事ができます。その考えに反対する訳ではありませんが、例えば十時なら十時にしか治療エネルギーが届けられないとすると、一つの制約を設ける事になるのです。 シルバーバーチ】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【Kenneth Bannister(ケネス・バニスター)氏はメキシコで心霊治療とスピリチュアリズムの普及活動に献身している有能なスピリチュアリストである。そのバニスター氏がブラジルとフィリピンで盛んに行われている“心霊手術”について一連質問をした―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【その問答の様子を紹介する―】【心霊治療がどこまで効を奏するかは患者の霊的発達程度、カルマ、その他もろもろの要素が絡んでおりますが、ブラジルとフィリピンで行われている外科的な“手術”の場合はどうなのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―それも全て自然の摂理としての因果律の規制を受けます。魂に受入れ準備が整えばその人は治療してくれる人との縁ができるように導かれていきます。そこでもし治るべき段階に来ていれば治療は即効的に成功します。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかしどういう形での治療であろうと、例えば腫瘍が取れてラクになったとしても、それだけで自動的に霊性が目覚める事になる訳ではありません。霊的にその治療を受入れる段階にまで到達したというまでの事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それは同時に内部の神性の火花が大きな炎と燃え上がる、その点火の絶好機でもあるという事です。ですから心霊治療には二つの大切な要素が働いております。一つは患者が霊的治療を受入れる準備が整ったという事。それで治療を施す人のところへ導かれて来た訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もう一つは奇跡的な治癒体験によって霊的自我が目を覚まし、霊的意識の光の中で生きるようになる、その絶好機が訪れているという事です。もし霊的自我が目を覚まさなかったら、身体的な治癒は成功しても霊的には失敗だった事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【その治療がいわゆる心霊手術によって行われるのは好ましい事でしょうか―】“その果によりて樹を知るべし”(マタイ)です。霊力の発現は“時”と“場所”による制約を受けます。霊媒現象の演出と霊力の顕現は全て一つの計画に基く協力態勢での働きかけの一環なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それは基本的にはそれが適用される民族の身体的、精神的ならびに霊的必要性に合わせて行われます。気候、教育程度、社会環境、理解力を考慮して最も適切な形を取らねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊手術がブラジルとフィリピンだけで行われてイギリスで行われないのはなぜでしょうか―】霊的風土が異なるからです。精神的環境が異なるからです。繊細な霊的影響力に反応しない精神構造には、見た目にハデにつくやり方が要求されるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その事はこのイギリスでも百年ばかり前は霊的な事の理解に物理的心霊現象を必要としたのと似ています。今のイギリスにはもう必要ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が、教育水準、文化の程度、価値基準が大きく異なる国においては今でも必要です。そこに住む人間の程度に合わさなくてはならないのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【でもイギリスにもこのタイプの手術をしてもらいたがっていながらそれが叶えられずにいる人が非常にたくさんおります。気候というのはそんなに大切な要素なのでしょうか―】イギリスの大気よりも伝導性が高いという点において気候が関係していると言えます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が、それが全てではありません。イギリス人には根本的に合わないという点から言えば、霊的なものも関係しております。問題はその人が“どうしてもらいたいか”ではなくその人にとって“何が最も適切か”という事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
せっかく高い霊的要素を備えていながら低俗な物的レベルのものばかり求める人が多すぎます。これは進歩、あるいは進化の道ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【霊媒の純粋性が高ければ高いほど、その霊媒を通してより多くの治療エネルギーが流れます。この事は心霊手術についても言える事でしょうか―】今の表現は正確でありません。純粋性が高いほど多くの治療エネルギーが流れる訳ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
純粋でない霊媒でも治療エネルギーは流入します。純粋性が影響するのはそのエネルギーの“質”です。霊力は宇宙の創造主である大霊と同じく無限です。無限であるが故に無数の等級・変異・組合せがあります。個々の治療家は霊的に受入れられる段階のものと波長が合います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それより高いものとは合いません。受入れられないからです。という事は本来ならばそれより低いものも求めようとしないものなのです。治療家が到達した発達段階、霊格によって規制されるのはエネルギーの“質”であって“量”ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【もし可能ならば全ての治療家が手術を施せるようになる事は望ましい事でしょうか―】いえ霊の道具の全てにたった一つの道が用意されている訳ではありません。望ましいのは画一性ではなく、逆に万能性であり多様性です。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊は無限です。従って顕現の仕方も無限の可能性を秘めています。その決定的要素となるのは治療家の受容性です。その意味では治療家の気質、育ち、教育、遺伝、環境、さらには前世までも関わっている事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした要素の全てが絡み合って治療家を通して注がれる霊力の種類と量とを規制するのです。治療家全部が同じ道を行くようにはなっていません。バイブルにもこういう言葉があります。“霊の賜りものは種々あるが、霊そのものは一つである”(コリント)

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊手術を要求されてそれが施してあげられない時はどうしてあげたらいいのでしょうか―】心霊治療というものを身体上の結果を見せるという点からばかり考えてはなりません。心霊治療は根本的には霊(魂)に関わる事です。目的は患者の魂の琴線に触れる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その魂の受入れる機が熟していれば精神も正常となり身体も正常となります。本当の心霊治療は霊と精神と身体とが調和して機能するように正しい連繋関係にもっていってあげる事です。それが健康であるという事の本来の意味であり健全な状態、融和した状態という事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【腫瘍を取除く事が目的ではありません。本来の目的は魂の琴線に触れる事です。その意味で霊のガン患者もいる訳です。そういう人は利己性その他の悪性の腫瘍がしつこく残っていて、それが取除かれるまでは真の霊的進歩は望めません。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―地上生活で最も大切なのは霊に関わる事です。霊が主導権を握るようになるまでは調和も健康も幸福も生き甲斐も得られません。 シルバーバーチ】訳者注―本章を翻訳している最中に届いたサイキックニューズ紙(一九八七・六・十三)の一面トップに、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―“医学校、心霊治療に門戸を開く”という見出しがあった。イギリスのある医学専門学校が心霊治療家グループに学校内での治療活動を認めたという画期的なニュースである。参考までに大要を紹介しておく。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
意外な展開の中でミドルセックス医学専門学校が心霊治療家グループに一室を開放して治療活動を許す決定をした。またクリーブランドの心霊治療家グループは週一回だけロンドン西部のクリーブランド通りの一室を無料で使用してよい事になった。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
こうした展開の決定的要因となったのは一般開業医連盟と、当医学専門学校講師のコーエン博士の支持があった事である。そのコーエン氏がこう語っている。“私が初めて心霊治療家グループと接触したのはそのメンバーの一人であるルース・グリーン女史を通しての事でした。”―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“私は条件として医学的治療と抵触する行為はいかなるものも行わない事を確認しました。”博士はまた心霊治療家が魔術や空中浮揚のような手品、要するに“治す”という信念以外のものは絶対に持ち込まない事を確約させているという。“私が理解した限りでは、”―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“心霊治療家に私の学校を使用して頂くのは理に適っているように思えました。心霊治療はとても大切です。分別と知性を具えた医師の一人として私は、医師は最大限の広い意味での治療を提供すべきだと考える訳です。多くの患者が心霊治療で助かっているのですから。”

『シルバーバーチの霊訓⑨』
コーエン博士は心霊治療の本質を理解するために治療家グループのミーティングに出席させてもらっている。“そのミーティングに出席して私は非常な感動を覚えました。孤独感に沈んだ人や世の中から見捨てられた思いをしている人たちに”―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“何かしら特殊なものを提供してたからです。また身体的に不自由な人たちも確かに治していると確信します。”博士も初めのうちは金儲けが目的ではないかと思っていたという。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ところがそこでは治療代を請求していない事が分り、それがかえって治療を誠心誠意にさせている事を知ったという。“治療グループの感性の良さと看護ぶりに深い感銘を受けました。本当に人のために尽しておられ、それで我々も負けずに人のために尽さねばと決心した訳です。”

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
“正直言って医学校の関係者は当初どうしたものかと迷っておりましたが、心霊治療家にひさしを貸して母屋を取られる事がない事を確認した上で、この私が全責任を負うという事で踏み切った訳です。”現在までのところ毎週一回水曜日の夕方に治療が行われている。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
コーエン博士によれば、これまで医師の間から何ら不平不満の声は聞かされていないという。博士は言う。“心霊治療を勉強する事は医学者にもプラスになるのです。うちの学校がこうした大らかな態度を取ったのは良かったと思っています。”―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“いずれ将来は治療の成果について検証がなされるかも知れません。患者を治療前と治療後に診断をすれば良い訳です。”それについてクリーブランド治療家グループのチーフであるグリーン女史は“私たちはいかなるテストにも喜んで応じる用意があります”と述べ、さらに言う。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“ただ私たちは過激なまでに反対している学生には抗議したい気持です。彼らの感情的態度が良からぬ雰囲気を生み、治療に悪影響を及ぼす事が考えられるからです。別に心霊治療を信じてくれなくてもいいのです。開かれた心をもって下さればいいのです。”―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“医学生がテストに参加してくれれば、こんな素晴しいアイディアはありません。学生に心霊治療の実験を理解して頂くチャンスになると思うのです。コーエン博士も学生が見学する事を希望していらっしゃいます。”

『シルバーバーチの霊訓⑨』
現在のところ治療家グループは四人のレギュラーで構成されており、全て英国心霊治療家連盟の会員で、これに時折他の治療家が参加する程度という事である。

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11章 三つの出張講演から

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【この度こうして私をお呼び頂き、ささやかながら私が携えて来た知識を皆さんと分かち合う事になった事を光栄に思っております。この新たな体験によって私が何らかのお役に立てば、こうして皆さんの前にお邪魔した甲斐があった事になります。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【皆さん方は既に霊的実在についての知識をおもちの方ばかりです。従って私から改めてその重大性、特に今日の地上世界における不可欠性について強調する必要はないと思います。 シルバーバーチ】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【永年ハンネン・スワッハー・ホームサークルだけを拠点として語り続けてきたシルバーバーチが、最近になって三つのスピリチュアリストの団体からの招待に応じて、それぞれの本拠地で講演と一問一答を行った。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【一つはコペンハーゲンで開催された国際スピリチュアリスト連盟International Spiritualist Federationの総会において、―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【二つ目は英国心霊治療家連盟National Federation of Spiritualist Healersにおいて、三つ目は大英スピリチュアリスト協会Spiritualist Association of Great Britainにおいて、それぞれの評議会員を前にして行われた。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【I・S・Fでの講演と一問一答】私たち霊界側から言わせて頂けば、こうした機会をもつ事は皆さんの意識の焦点と視野を正しく修正する上でまことに結構な事だと思います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この霊的大事業に携わっておられる皆さん方も、ややもすると日常生活の煩雑さや揉め事に巻込まれて、こうして地上で一緒に仕事をしている我々を鼓舞している雄大なビジョンの無垢の美しさを、つい忘れがちだからです。

死後の世界が夢まぼろしのような“静”の世界でなくて、しっかりとした実感のある“動”の世界だという事である。その実感は地上人の理解を超えるほど強烈で上の界へ行くほど一層強烈になっていくという。デービスの言う通りこの地上こそ“存在の初歩的段階”であるらしい【これが死後の世界だ】より

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
物質の世界に閉じ込められ、肉体をもつが故の数々の義務を背負っておられる皆さんにとって、自分が本来は霊的存在である事を忘れずにいる事は難しい事でしょう。が皆さんの本性の中を神の力が流れているのです。また皆さんの中の大勢の方が霊的能力を授かっておられます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それは自分より恵まれていない同胞のために使用する事ができます。皆さん方が進まれる道は決して容易ではありません。それは皆さんが潜在的な霊的資質を開発するチャンスを自ら欲するだけの器量を具えていらっしゃるからです。神の使節に気楽な人生は有得ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
進化と向上を求める者、地上の人間として到達し得る限りの高級界に波長を合わせんとする者にとって安易な道は許されません。近道など有りません。厳しい試練と絶え間ない危機との遭遇を覚悟し、今携わっている仕事、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―それが実は、これがいつも議論のタネになるのですが、皆さんが地上へやって来る前に自ら志願されたものなのですが、それをあくまでも成就させんとする決意を要請されます。それは皆さんが自ら選択された道なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊的闘争における勝利はそう簡単には得られません。霊的なものが支配権を握るに至る過程は長くて過酷なものです。が一度手中にすればそれは永遠です。決して失われる事はありません。霊の褒章は決して傷つきません。決してサビつきません。決して腐食しません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
永遠に自分のものとなります。それは皆さんが、皆さんの一人一人が自らの努力で勝ち取らねばならない永遠の財産なのです。皆さんと共に仕事をしている私たち霊界の者が、いくら皆さんを愛し、窮地にあって守り導き道を教えてあげようと望んでも、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―所詮は皆さん自身の道なのです。その道を進むのはあなた方自身です。そして一つの困難を克服する毎にあなた方自身が霊性を強化し、霊的な仕事に携わる者として、より大きな資格を身につけて行かれるのです。ですから、困難な挑戦を大いに歓迎する事です。

シルバーバーチ等の霊関連書籍をぜひ手にとり、地上のどんな事象より何より何より大切な霊的知識を得ましょう(ブログ“「霊」関連書籍の総括”参照)そして得た知識を実生活に反映させるところまで行きましょう。そこまで行って初めて真の理解に到達できるからです。艱難辛苦カモンです☆(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
困難を避けたいと思うような者は神の仕事には無用です。闘いの真っ只中、しかも物質万能思想との闘いという最大の闘争において、あまりの激しさに将軍や指揮官が敵前逃亡するような事があっては断じてなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
耐え忍び、自ら志願したこの神聖な仕事を成就すべく鍛えられ、しごかれ、また鍛えられ、しごかれなければならないのです。我々に対抗する勢力は地上においても霊界においても実に強力です。しかしいかに強力といっても神の意志を凌ぐほどの力はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
永年に亘って地上での仕事に携わり、幸いにして地上での神の計画の一部を知る事を得た私が絶対的確信をもって申上げますが、霊力は既に地上に根づいております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
既に地上生活に浸透しているその霊力を駆逐する力は、物的世界に帰属する勢力、即ち宗教界の有力者にも、新聞にも、医師にも、あるいはそうした勢力がいかなる形で結集したものにもありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
優れた霊の道具(霊能者・霊媒)の出現によって世界各地に霊力の前進基地が既に設けられ、今その地固めが行われているところです。そこを拠点として神の子等が一体自分はどこの誰なのか、何者なのか、なぜこの地球上に存在するのか、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―その存在の目的を成就するには何を為すべきかを自ら理解していく事になるのです。皆さんはこのたび海山を越えて遠く隔てた国々から集まってこられましたが、皆さんを結集させた力は普段他人のための仕事において我々を鼓舞している力と同じものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちは自分の事は何も欲していません。名誉も求めません。ひたすらにお役に立ちたいと望み、神の子等が霊と精神と身体とが調和的に機能した時に得られる充足感、豊かさ、美しさ、生きる喜び、こうしたものを味わえるようになる生き方をお教えしようとしているのです。

勉強中。教材を買い足して果てしなく仏語勉強中。もうやるしかないんです。今まで壮絶に霊的現象に浴させて頂いてきた僕は、もうその導きに従わざるを得ないのです。そういう意味ではもう僕には自由意志はないと言っても良いと思います。仏移住に多少不安はありますが恐怖は一切ありません(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方は自分を役立てる掛けがえのない好機を手にしていらっしゃいます。そして他人のために自分を役立てる事ほど偉大な宗教的行為はないのです。それは神の愛の働きに他なりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この度このデンマークの地に世界のスピリチュアリストの代表が総結集し、神の計画の推進のための会議をもつ事になったのも、その愛、その叡智、その霊力の働きによるものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ですから時として闘いが酷しく長く、ともすると投げやりな気持になりそうな事があっても決して挫けてはなりません。もし挫けそうになった時は一たん物質界から身を引く事です。気持の流れを止め精神を統一して、内部の霊的バッテリーが充電される状態にするのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
一新された生命力、一新された元気、そして一新された目的意識をみなぎらせるのです。かくして元気百倍して物質世界に戻り、仕事を続けるのです。本日はこうしたメッセージをお届けする機会をこの私にお与え下さった事を感謝致します。これは私個人の考えではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私をこの地上に派遣した霊団からのメッセージを私が取り次いだまでです。私と同じように他の多くの霊が地上へ派遣されており、皆さんとの協調関係を通じて、いかに我々が神の計画において一体であるかを理解して頂くように配慮して下さっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【我々の運動も内部に大きな問題を抱えております。本来なら団結すべきところでそれがうまく行かず、ために強力な態勢が整いません。何とかそれを改善するよい方法はないかというのが私の大きな関心事なのですが、何かよいコメントを頂けますでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
団結というのはそう簡単には成就できないものです。命令によって強制できる性質のものではありません。理解力の発達と共に徐々に達成していく他はありません。問題は人類の一人一人が知的にも道徳的にも霊的にも異なった発達段階にある事です。

フランス全土を網羅した巨大地図を2つ購入。どれだけ目を凝らして見てもパリ周辺に山はない(泣)山だけはどうしてもやめたくないので移住後も現在のように登山道入口までロングドライブをする事になりそうです。どんなに遠くても何が何でもヨーロッパアルプスは攻めまくると思います(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
一つの共通した尺度というものがないのです。あなた方の仕事においてさえも各自の霊的進化のレベルが異なるという、その単純な事実に由来する衝突が沢山あります。霊的覚醒というのは霊性の進化と共に深まるものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
となると、あなたが高級霊との一体関係を確立しても、あなたと同じ発達段階に到達していない者がそれに参加する事が出来ないのは明白です。従ってあなたはあなたとして活用し得る限りの手段を駆使して最大限の成果をあげる事に努力するしかない訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この問題は私たち霊界の者にとっても無縁ではありません。私たちも常に同じ問題に直面しているからです。私たちは地上の人間を道具として仕事しますが、その中には霊界側として期待している水準にまで達しない者がいます。しかしそれはそれとして最善を尽すしかないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした事情のもとでも光明が次第に広がりつつある事に皆さんもいずれ気づかれるはずです。大切な事は、この度のように伝統も環境も異なる世界各地から言語も考えも異なる代表が一堂に会する機会をもつ事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その場で例えば他の国での成果を知って、それを遅れている国の人がよい刺激とする事が出来ます。案ずる事はありません。あなた方は自分なりの最善を尽せばよいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もうこれ以上は出来ないというところまで努力したら、それ以上はムキにならず、あとは私たちに任せる気持におなりなさい。人間は自分に出来る限りの努力をしていればよいのです。それ以上の事は要求しません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【でも何かよい秘訣のようなものはありませんか―】真理を理解するという事以外に秘訣はありません。例えば再生の問題は人間には解決できない難問の一つです。人間はすぐ“証拠”にこだわりますが再生は証拠によって確信が得られる性質のものではありません。

高いところから見下ろす位置にいるために当然人間の思想や行為を操る事ができる。事実それをかなりの程度までやっているようである。立派なアイデアやインスピレーション、あるいは歴史の流れを変えるような大きな出来事などは、みな霊界に源を発しているという。―【スピリチュアリズムの真髄】より

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
証拠などと言っても、ただの用語にすぎません。確信というのは内部から湧き出てくるものです。魂に受入れ準備が整えば理解がいきます。その理解こそ大切で、それが唯一の確信です。科学は刻一刻と変っていき、その領域を広げつつあります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
知識というものは固定したものではありません。一方、確信というのは真理と遭遇した時に湧き出る内的な悟りです。この再生に関して地上では当分の間、意見の一致は見られないでしょう。理解した人にとっては至って単純な事であり、容易に納得がいきます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
一方、理解できない人にとってはひどく難しく思えるものです。ですから忍耐強く待つ事です。意見の一致が得られないからといって組織が潰れる訳ではありません。何につけ、議論する事は結構な事です。意見が衝突する事は結構な事です。自然は真空を嫌うと言います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
惰性は自然の摂理に反します。作用と反作用は正反対であると同時に相等しいものであり同じエネルギーの構成要素です。立ち止まってはいけません。大いに議論し討論し合う事です。沸騰した議論がおさまった時、その壷の中から真実が姿を現す事でしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【再生について今ここで語って頂けませんか―】実は私自らが皆さん方が体験しておられる難しさを味わっております。私は再生を認めておりますが、このバーバネルは認めようとしません(※)自分の道具すら説得できないでいて他の人を説得出来る訳がないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
(※これはシルバーバーチとバーバネルとが別人である事の証拠としてよく話題にされたものであるが、晩年はバーバネルも得心していた。なおこのコペンハーゲンでの交霊会がいつ行われたかは記されていない。―訳者)

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【事実か事実でないかだけでもおっしゃって頂けませんか―】得心した人にとっては事実です。得心しない人にとっては事実ではありません。(真理の本質をついた明答というべきであるが、それにしてもなぜ要求にまともに応じなかったのか。―)

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―(私が思うに再生問題はスピリチュアリストの間でも異論の多い問題で、肯定派の中にさえ様々な再生論があって、ここでシルバーバーチが一方的に述べる事はISFの内部に余計な波風を立てる事になる事を案じたのであろう。―訳者)

仏移住はまだ先ですが、僕は日本人街のあるオペラ地区へと導かれる事になると予測してます。日本語と仏語が半々の状態からスタートして徐々に完全仏語モードに転換していくものと思われます。フランスに知人など一人もいません。そしてもちろん一人で行きます。まさに地上の追加試練という訳です(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【異なった信仰に対する態度はどうあるべきでしょうか。我々に信仰を押付けようとする者に対して寛大であるべきでしょうか。それとも我が道を行くの態度で相手にしない方がよろしいのでしょうか。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【私の考えではスピリチュアリズムはキリスト教に対してその活動については寛大でありつつも、スピリチュアリズムの霊的真理そのものは浸透させていくべきだと思うのです。真実の信仰に欠ける者にスピリチュアリストが正しい宗教性を植えつけていくべきだと考えます。―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
スピリチュアリズム、スピリチュアリズムとおっしゃっても、それはただの用語にすぎません。私たちは用語には関心はありません。用語とは概念や実在をくるむための道具にすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちの関心は霊力、神の力―私はそれを大霊と呼んでいるのですが―それが地上に根づく事です。どこでもよいのです。それが私たちの努力の背後の目的です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なぜ霊力を根づかせようとするのか。それは霊力には魂に感動をもたらし、真の生命に目覚ませる力があるからです。どこであってもよいのです。教会の中であっても、外であっても、家庭内でもいいのです。目的とするのは一人一人の魂です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
物的惰眠から目覚める段階まできた魂は、あなたの行動範囲に自らやってくるか、あるいはあなたの方から訪れて、霊のタネが蒔かれる事になります。そのように導かれるのです。それでもし失敗したら、ひそかに涙を流してあげなさい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
自分のためにでなくその人のためにです。その人は絶好のチャンスを目の前にしながら、それをとらえ損ねたのです。しかしそうこうしているうちに、そこかしこにタネの根づきやすい魂がいる事が分ります。やがて芽を出し花を咲かせ、急速に美しさと優雅さを増していきます。

今日、青信号の色をした鮮明な文字のインスピレーションを受取らせて頂いたのですが、最近あまり受取ってなかったものですから気が緩んだのでしょうか、その内容を“ど忘れ”しちゃいました(滝汗)僕が忘れてしまうようではインスピレーションの意味がなくなってしまいます。気を引き締めなければ→

→ですが内容はたぶん現在の僕の仏語勉強の件に関する“肯定的”な内容であろうと思われます。理由は青信号と全く同じ色の文字です。実は青信号、赤信号のイメージを過去沢山受取っていまして、要するに霊団側が僕に伝えたい内容をより分りやすくするためにそのイメージを選んで送っているのではと→

→予測する訳です。画像版YES・NOと言ったところでしょうか。僕が森林限界の岩場を這うように登る映像のインスピレーションが降って来た事が過去にありまして、その映像の上に赤信号が現れた事があったのです。「危険な事はおやめなさい」という事だったのでしょう。でも山には行きます(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
そのタネに神性が宿されているからです。かくしてその魂は真の自我を発揮しはじめた事になります。地上生活のそもそもの目的は人間が身体的・精神的・霊的の全側面を活用して生活する事であり、その三つの側面が機能するに至るまでは本当の意味で生きているとは言えません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
身体と精神のみで生きている間は影と幻を追い求め、実在に気づかずにおります。霊的自我が目覚めて初めて驚異的な霊的可能性と冒険への扉が開かれます。地上という物質の世界へ生まれてきたのは、その霊的自我を開発するためです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ですから、その目覚めがどこで生じるかは重要ではありません。重要なのは魂が目を覚ますという事、その事です。地上生活に悩みと苦しみが絶えないのはそのためです。悩み苦しみ抜いた末に、もはや物的なものでは救いにならないと観念した時に、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―霊的なものへ目を向ける用意ができた事になります。“風は気ままに吹く”(ヨハネ)と言います。真理の風をどこにでも気ままに吹かせればよいのです。受入れる用意のある魂に当った時に存分に力になってあげる事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【霊媒現象とスピリチュアリズムの活動のあり方をこれからどう改めて行くべきかについて何かアドバイスを頂けますか―】常に新しい側面が台頭しています。物理的心霊現象が徐に後退し、心霊治療と霊的教訓という高等な側面が取って代りつつあります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上の人間の進化のサイクルが変りつつあるからです。あなた方は霊的に導かれるままに進まれるがよろしい。霊的進歩には型にはまった様式はありません。今日まで導いてきてくれた力を信じて一身を預ける事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その力こそ地上のあらゆる物的財産に勝る珠玉の知識をもたらしてくれた力です。ひたすらに前向きに歩まれる事です。どこにいても最善のものを施す事です。必ずや導かれ、援助を受けます。

これだけ霊的現象に浴させて頂いてる僕は既に地上的事象に何の興味もありませんが一つだけ、芸術の都パリで画家活動を再開できたら…しかもダヴィンチ先生から絵のインスピレーションを受取る事ができたら…それは最高に嬉しいです。が、使命の重大性の前にはこんな地上的願望は意味なしです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【私は南アフリカの様々な言語集団と霊界とのつながりに関心をもっている者ですが、霊界にはこうした集団との接触において使用するバイブレーションの調整システムのようなものがあるのでしょうか―】それはその問題を抱えている国の人たちが自らの力で処理すべき事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
言語というのは思想・信念・想像、その他、内的な実在の諸相を表現するための人工的手段にすぎません。実在を適確に表現する言語は、いくら考えても見つかりません。要は魂に訴えるために最善を尽す事です。感動を与えるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
悲しんでいる人を慰め悩んでいる人の心を癒すようなメッセージを届けて、魂を目覚めさせるのです。その魂に受け入れる用意があれば、きっと成果が出ます。受け入れる用意がなければ何の成果も出ません。こうした問題には楽な解決策はありません。試行錯誤が殆どです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちとて完全ではないのです。霊的交信、霊力の扱い方、霊媒の成長と進化に伴う各種エネルギーの調整の仕方について絶え間なく新しいテクニックを開発しております。固定した形式がある訳ではありません。全てが流動的です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なぜかと言えば、霊そのものが無限であり、従って無限の顕現の可能性を秘めているからです。ご質問に対してご期待にそった答にならなくて申し訳ありませんが、私としては以上のようなお答えしか出来ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【一般世間への普及活動において私たちは何か大きな間違いを犯していないでしょうか。もし犯していたらご教示をお願いしたいのですが…】もしあなたが何一つ間違いを犯さない人だったら、あなたは今この地上にはいらっしゃらないはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
間違いを犯す人間だから地上に来ているのです。しくじってはそこから教訓を学ぶのです。もししくじらないほど完全な人間だったら物質界に生まれてくる必要はありません。勉強のために地上へ来ているのです。しくじっては学ぶ―それが進化の法則の一環なのです。

残念ながら大部分の人間は霊的な予備知識がないために、自分が死後も生きている事を知って大変なショックを受ける。時には、これはさほど多くはないが、何百年ものあいだ自分が死んだ事すら気づかない者がいる。―【これが心霊の世界だ】より

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかも進化はどこかでおしまいとなるものではなく、限りなく続く営みなのです。その目的は完全性の成就です。が、その完全性がまた無限の性質のものであり、いつまでたっても成就できないのです。完全性を成就しているのは大霊だけです。無限なる愛と叡智の権化なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
完全性が増せば増すほど、さらにその先に成就すべき完全性がある事に気づきます。これが完全、という静止した状態ではありません。進化の法則はありとあらゆる段階を通じて働いており、それらが全て連動しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人類の身体上の進化も、地上の科学者がどう言おうとまだ終った訳ではありません。まだまだこれから開発されるべき表現形態があります。同様に精神的ならびに霊的進化も、この地上にあってさえ三位一体の部分的側面として到達すべき段階に至るにはまだまだ前途遼遠です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
要するに進化とは地上においても全宇宙においても無限の過程であり、その事自体が宇宙の全機構を案出した無限の知性の存在の証明である事を認識して下さい。その知性が絶対に誤る事のない法則によって統治し、ありとあらゆる側面を導き支え、そして規制しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
我々はその愛と法則と叡智の機構の中に存在しているのです。間違いを恐れてはいけません。そこから学び、刻一刻と霊的に成長していくのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【N・F・S・Hにおける講演と一問一答】心霊治療の目的は至って単純です。魂の琴線に触れるという事です。身体は癒えても魂が目覚めなかったら、その治療は失敗だった事になります。たとえ身体は治らなくても魂に何か触れるものがあればその治療は成功した事になります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
他はいざ知らず我々に関する限り、霊のもつ才能、霊の力は、神の子一人一人が有する神性を目覚めさせ、地上に生まれてきた事の意味を理解させるために使用すべきです。それが霊的能力の諸相の背後にある目的です。

今までの人生で興味も関心も抱かなかった仏語を9月20日頃から勉強開始しましたが、渡仏の時期について霊団から具体的メッセージはまだありません(僕の語学力が向上するのを待っているものと思われます)しかし僕なりに〆切を設定してます。来年の3月下旬までにある程度のレベルに到達すると(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
ですから患者に身体上の好転が見られなくても少しも落胆する事はありません。むしろ身体上の病状は改善したのに、その患者が霊的な実在に何の関心も見せなかった時こそ落胆すべきです。それが病気が治るという事の背後に秘められた究極の目的だからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊界にあっても私たちは一丸となって地上の各地に拠点をもつ霊力が、受け入れる用意のできている者に間違いなく届けられるように地固めをしております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
目指す目標は必須の要素、即ち自分とは一体何者なのか、何の目的でこの地上に存在しているのかについての自覚を植えつける事です。簡単に言えば、自分の霊的宿命を成就するために自分の霊的起源を知って欲しいという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
治病能力は霊的身体のみが有する霊的能力の一つです。霊の目で見る霊視能力、霊の耳で聞く霊聴能力と同じです。ですから治療家としての仕事をするには霊力のお世話にならねばなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ここで用語についてはっきりさせておきましょう。私が“大霊”と言う時、それは無限の知性であり、全生命の究極の裁定者であり、叡智と真理と理解力の極致です。人間的存在ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ただ、それを表現する際にどうしても“彼”とか“あなた”といった人称代名詞を使用せざるを得ませんが、大霊は神格化された人物ではありません。生命力であり、原動力であり、活性力であり、意識であり、生気です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした原理の精髄です。無限なものです。従って霊力も無限です。それは誰の占有物でもありません。通路となり得る人なら誰にでも流れます。キリスト教やクリスチャン・サイエンスはもとよりの事、あなた方でも治病能力を独占する事は出来ません。

今日の幽体離脱、僕はある部屋の窓から外を眺めてました。その景色はみるみる変り、世界のあらゆる都市を象徴する建物が地面からグイーンと生えてきて、その建物に一人ずつパラグライダーみたいなもので上昇して行って建物の頂上に立つのです。そして沢山の建物がずらりと勢ぞろいして、最後の一つに→

→エッフェル塔が僕から見て一番手前の地面からグイーンと生えてきて他のどの建物より高くなり、一人の人間がパラグライダーで上昇してエッフェル塔の頂上に立ったのでした。これを見て僕はすぐにシルバーバーチ霊の言う「霊的橋頭堡」のイメージだと理解しました。エッフェル塔に立った人間…→

→あれが“僕”という事なのでしょう。霊的知識普及の使命の重大性は重々認識してます。しかしパリは山の要素ゼロです。絵だけでなく山までも僕から奪うおつもりですか。ずっとシャモニーって言ってるじゃないですか。なぜこれほどまで徹底的に僕の願望と正反対のメッセージが降って来るのですか(祈)

—–20131211

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それを受け入れる能力をお持ちのあなた方に出来る事は、その能力をさらに発達させる事、つまり受容能力を増し波長を高める事だけです。霊力そのものは無限に存在します。それをどれだけ受け入れるかは、あなた方自身の進化と発達の程度によって決るのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方を通じて流れる霊力の限界はその受容能力によって決るのです。簡単な事なのです。あなた方の受容能力が増せば、それだけ多くの霊力があなた方を通して流れ込み、それだけ大きな成果が得られるという事です。流入する霊力の分量に限界というものはありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
唯一それに制限を加えているのはあなた方治療家の霊的発達段階であり、それがどれだけの霊力を受け入れるかを決定づけます。この聖なる力、神の威力、大霊、生命力、どう呼ばれても結構ですが、それがあなた方を通路として流れるのは、あなた方に受容能力があるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それを患者へ届けてあげなければならない訳です。改めて初歩的な事を申上げて恐縮ですが、病気・不快・異状の原因は調和の欠如にあります。健康とは調和が取れている状態の事です。身体と精神と霊との間に正しいリズムとバランスが取れている事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
三者の連繋がうまく行っていない時、どこかに焦点の狂いが生じている時、自然の生命力の流れが阻害されている時に病的症状が出るのです。霊力が流れず、本来の機能を果たしていないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間の病気はサイコソマティック、つまり精神と霊に原因があってそれが身体に表れております。経験豊かな皆さんには私から申上げる必要はないと思いますが、心配ばかりしていると胃潰瘍になります。が、潰瘍部分を切除すれば心配しなくなる訳ではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ですから心配しないような生き方を教えてあげないといけません。病気の大半は精神と霊から生じております。いわゆる人身事故でさえ精神ならびに霊的原因から発生している事があるのです。

昨日の雪山アタック時の僕の思念を反映して、今日、幽体離脱及びインスピレーションにて猛烈壮絶なるメッセージを受取る事となりました。どこからどう説明していいか分りませんが、仏語学習を再び止めて抜粋を再開してみました。この“心”の動き…どう説明したら分って頂けるでしょう…(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これは皆さんにとってはとても理解しがたい難題であろうかと思いますが、では治療家としてはどうすべきか。患者の意識の中枢である霊に注がれる霊力を、治療霊団から受取るのが治療家の仕事です。言わばバッテリーです。枯渇している生命力を充電してあげる通路です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それが障害物を取り除くのです。それがバランスを取り戻させるのです。リズムが整い、調和よく機能するようになるのです。その時治療が功を奏した事になります。霊力が魂にまで及ぶからです。ここが大切な点です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
患部に置いた手が治しているのではありません。手を置く事は接触のための手段の一つにすぎません。治療家の霊的発達の程度いかんによっては、それが必要である場合もあれば必要でない場合もあります。肝心なのは魂にまで及ぶという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
魂にカツを入れて居眠りの状態から目を覚まさせ、自我の発見という本来の目的を意識させるのです。それさえうまく行けば身体にある自然治癒力が機能を発揮して健康状態を取り戻します。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その時初めて治療家は、大霊すなわち神の通路としてその霊力を受け入れ、それが自分を通過して患者の魂の中の神を呼び覚まし、はじめて真の自我を意識させるという機能を見事に果たした事になります。心霊治療とはそういうものなのです。ここで皆さんに改めて申上げます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
大変改まった真剣な気持で申上げますが、あなた方治療家の責任は極めて重大です。真理を知るという事は、それに伴って責任というものも付加されるのです。神聖な才能を授かるという事は、それを本来の神の意志にそって使用するという責任が伴います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
心霊的(サイキック)な能力と霊的(スピリチュアル)な能力とは違います。心霊治療家にもサイキック・ヒーラーとスピリチュアル・ヒーラーとがある訳です。後者の場合は生活態度を可能な限り理想に近づける努力をしなければなりません。

今日受取らせて頂いたインスピレーション、とても全ては説明できませんが一つだけ。僕の作品■042「銀河樹」のイメージが現れ、作中の人物、作品の中ではヘッドライトを宇宙に向けてますが、今回受取ったイメージではライトを下に向け岩場にひざまずいていたのです。その映像を受取った瞬間→

→“全くその通りだ”と思いました。これこそ僕がとるべき姿勢だと思ったのです。仏語学習が始まってからの僕は制御不能な不満と怒りに包まれて以前の精神状態とすっかり変ってしまってました。僕の心と正反対の極致ではありますが、あの“ひざまずく銀河樹”には大いに納得させられたのでした(祈)

—–20131212

『シルバーバーチの霊訓⑨』
能力はあっても、それをどこまで開発するかは治療家自身の責任です。それをいかなる目的に使用するかについても責任があります。なぜならその能力を授かったという事は神の使節の一人である事を意味するからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
皆さんはどこの教会、どこの聖堂の司祭よりも真実の意味での神の司祭でいらっしゃいます。神の霊力があなた方を通過して届けられるという点において、神の名代をつとめておられるのです。これは大変責任の重い仕事です。それを汚すような事があってはなりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
傷つけてはなりません。不名誉となるような事をしてはなりません。腐敗させてはなりません。間違った動機から使用してはならないという事です。ただひたすら自分を使って頂くという気持で可能な限り理想を目指して努力していればよいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【霊力がそちらで準備される過程を教えて頂けませんか。患者の特殊な症状に応じて調合される治癒力です―】とても説明が困難です。非物質的なエネルギーを表現する適当な用語が見当らないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
こう理解して下さい。霊力とは生命力であり、生命の素材そのものである事、活力であり無限に存在する事、可変性があり無限の形態をとる事ができ、無限の置き換えと組み合わせが可能である、という事です。こちらの世界には様々な程度の知識と理解力をもつ霊が控えています。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上の化学者、科学者に相当する霊もいます。この生命力、霊のエネルギーの様々な性質を、あなたが使用された用語で言えば、特殊な症状に合わせて“調合”するのです。これはなかなかよい表現です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
通路である治療家を通じて可能な限り症状に合った調合をする研究を絶えず重ねております。これ以上の説明は出来そうにありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
治療家のもとを訪れる患者によって、一人一人治療法が異なります。患者のオーラも大変参考になります。オーラには病気の根本原理である霊的ならびに精神的状態が正直に表れているからです。それによって調合の仕方を考えます。

数日前の雪山アタック時に僕が考えていた事、僕がどうしても従えなかった、嫌で嫌でしょうがなかった、イエス様から受取らせて頂いた「最初のメッセージ」もうこの最初の導きに従う以外ないのでは…という事だったのです。その頃はフランス移住なんてメッセージは一切ありませんでした→

→フランス移住は僕がどうしても霊団の導きに従い切れなくて已む無く提示されたルートであり、僕が従う事が出来ていれば現在のような仏語学習に伴う猛烈な不満と怒りに襲われる事も無かった訳です。どうしても僕が首をタテに振れない最初のメッセージ、どうやらもうその道を行くしかないようです(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【それには霊界の担当医たちの精神的(メンタル)な努力を要するのでしょうか―】(人間が考える意味での)メンタルという用語は不適切です。実体のある作業だからです。実際に混合するのです。こちらの世界にもあなた方のいう化学物質に相当する霊的素材があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もちろん精神(マインド)も使用します。霊界では精神が全てを拵える上での実体のある媒体だからです。【遠隔治療が可能である事を考慮すると、直接治療においてその治癒力を受けるのに、治療家の身体または霊体はどの程度まで使用されているのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
遠隔治療にも治療家の霊体を使用しなければなりません。【その過程を説明して頂けませんか―】治療家はテレビジョンとよく似ています。霊的なバイブレーションが治療家に届けられると治療家の霊体を通過する際に半物質的治療光線に転換されて、それが患者に送られます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
治療家は変圧器です。【遠隔治療でも同じですか―】同じです。【それがどうやって患者に届けられるのでしょうか―】患者が治療を要望したという事でつながりが出来ております。思念によって治療家へ向けてのバイブレーションが生じます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そこに絆ができた訳で、そのバイブレーションに乗って治癒力が患者に送られるのです。【自分のために遠隔治療が行われている事を知らない場合はどうなりますか―】患者と関わりのある誰かが知っているはずです。でなかったらその患者に向けて治療が行われる訳がないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【治療家がその患者の病状が悪い事を知って一方的に遠隔治療を施してあげる場合のあるでしょう―】それだけでもう絆ができております。【でも患者の方からは思念が出ていません―】いえ出ております。治療家がその絆を拵えております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
こちらの世界では思念に実体がある事を忘れてはなりません。私があなたを見る時、私にはあなたの身体は見えません。霊媒の目を使えば見えるかも知れませんが。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちにとって実体があるのは思念の方であり、実体が無いのは身体の方です。あなたが思念を出せば、それが立ちどころに実在物となるのです。それがバイブレーション、波動を拵えます。それが遠隔治療で使用されるのです。

過去ブログ「イエス様、怒涛の連続顕現の“意味”と“その後”」の直後に受取らせて頂いた最初の導き、もう耐えてその道を行くしかないと決めたその夜に猛烈にインスピレーションが降ってきましたが、どれもとても好意的な内容でした。霊界の方々はまさか僕がこれほど長期間にわたって→

→抵抗し続けるとは予測しておられなかった事でしょう。しかし僕の心にはそうするに足る理由がありました。大局で見れば間違っている理由なのでしょうが。なので現在フランス語の勉強はしていません。僕が最初の導きに従う決断をした事でフランス移住は無くなったと思います。現状監禁決定です(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊治療を受ける上で信仰のあるなしは関係ないという事は理解しておりますが、患者が邪悪な思念を抱いていると、それが治療を妨げると考えてよろしいでしょうか―】私は信仰をもつ事自体は反対していません。それが理性を土台としていて盲目的でなければ結構です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
スピリチュアリズムの思想を正しく理解された方なら、手にされた真理は全体のほんの一かけらにすぎない事はご存知と思います。肉体に閉じ込められているあなた方が全真理を手にするのは不可能な事です。霊界へ来ても同じ事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
となると、手にした限りの知識を土台とした信仰を持たねばならない事になります。さて、そうした知識を土台とした理性的信仰をもっている事は大いに結構な事です。その事自体は何ら問題はないと思います。それが治療にとって好ましい楽観的な雰囲気を拵えるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊力は明るく楽しい、愉快な精神状態の時に最も有効に作用し、反対に惨めで疑い深く、動揺しやすい心は、霊的雰囲気をかき乱して治療の妨げとなります。【オーラを見る能力のない治療家は、治療がうまくいっている事をどうやって知ればよいのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
治療家に患者のオーラが見えるか否かは問題ではありません。症状の診断ができるか否かも問題ではありません。そういう事にこだわってはいけません。要は霊が使いやすい状態になる事です。道具としてなるべく完全になる事を心掛ける事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
完全な道具としてマイナスの要素となる人間的弱点を極力排除しなくてはなりません。そう努力する事で霊力が豊富に流れるようになります。背後霊団との協調関係を決定付けるのは治療家の日常生活です。

ずっと自分の心と正反対の導きに抵抗し続けてきましたが、ついに“根負け”の時が来たようです(涙)詳しく書けませんが僕は現状(住居及び仕事)に留まる事を断固拒否してました。どうしても嫌な理由があるのです。しかしもうそれに耐えて進むしかなくなってしまったようです、本当に厳しいです(祈)

—–20131214

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【サークル活動に参加できる治療家は能力を開発する上で勉強になりますが、そういう機会に恵まれない人のために何かアドバイスを頂けないでしょうか。それと交霊会に出席する事は治療家にとって不可欠でしょうか―】後の質問からお答えしますと、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―これはきっぱりと“ノー”と申上げます。霊の能力はあくまで霊の能力です。それを授かって生まれてきたのであり、授かった以上はそれを発達させる責任があります。ピアニストとしての才能をもって生まれた人間は練習と鍛錬によってそれを発達させねばならないのと同じです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
では治療能力はどうやって発達させるか。その答はサークル活動に参加する事ではありません。それもプラスにはなります。心に宿す動機も発達を促します。日常生活の生き方によっても発達します。可能な限りの純粋性と完全性を目標とした心がけによっても発達します。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
できるだけ良くしてあげたいという願望を大きくしていく事によっても発達します。自我を発達させる唯一の方法は自我を忘れる事です。他人の事を思えば思うほどそれだけ自分が立派になります。良い治療家になる方法を教えてくれる書物はありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ひたすら他人のために役立ちたいと願い、こう反省なさる事です―“神は自分に治病能力を与えて下さったが果たしてそれに相応しい生き方をしているだろうか”と。これを原理として生きていれば治病能力は自然に力を増し質を高めていきます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【治療家によって力に差があるのはなぜでしょうか―】話の上手な人と下手な人、ピアノが上手な人と下手な人、文章のうまい人と下手な人がいるのと同じです。才能がそれだけ開発されているという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【もし治療家が病気になった場合は他の治療家にお願いすべきでしょうか。それとも自分で治す方法があるのでしょうか―】他の治療家にお願いする必要はありません。それよりも、いつも使用している霊力を直接自分に奏効させる方法を工夫すべきです。

英国の世界的物理学者オリバー・ロッジが「死後にも生命があるのだろうかというのは主客転倒した疑問だ。地上に生まれ出て来た事の方がよほど危険な冒険であって、こうして地上で肉体に宿って生活できる事自体が奇蹟なのだ」といっているが、まさに至言である。―【これが死後の世界だ】より

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神に祈るのに教会まで行く必要がないように、霊力を自分自身に向ける事が出来さえすれば治療家の所へ行く必要はありません。そのためには自分の心、自分の精神、自分の魂を開かないといけません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【医者は大病にもストレスや仕事上の心配が原因であるものがあると言っております。そうしたケースでは(身体と精神と霊の)不調和はどの程度まで関わっているのでしょうか―】あなたがおっしゃった事は私が別の言葉で言っているのと同じ事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたは仕事上の心配と呼んでおられますが、それは私の言う不調和状態の事です。精神と肉体と霊とが正しい連携関係にあれば仕事上の心配も、その他何の心配も生じません。心配する魂は既に調和を欠いているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊的実在についての知識を手にした者は心配をしてはなりません。取越苦労は陰湿な勢力です。進化した魂には縁のないものです。あなたはそれを仕事上の心配と呼び、私は不調和状態と呼んでいるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
自分が永遠の霊的存在であり、物質界には何一つ怖いものはないと悟ったら心配のタネはなくなります。【なぜ治らない人がいるのでしょうか―】それはその人が霊的にまだ治る資格がないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【一旦遠隔治療の為の絆が出来ても次の治療の時はまた改めて拵える必要があるのでしょうか―】一旦出来たら、もうその必要はありません。霊界との絆は磁気的なものです。一旦出来上がったら二度と壊れる事はありません。【という事はどこにいても同じという事ですね―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―【教会にいても駅にいても―】霊の世界には地理的な“場”というものがありません、常に身の回りに存在しております。教会にいるからとか、地中深く掘られた採掘場にいるからとか、飛行機に乗って空高く上がったからといってそれだけ神に近くなっている訳ではありません。

フランス語の勉強を開始して以降、数人のフランス人女性の霊の方に顕現して頂き、僕の学習を助ける助力霊として新たに付いて下さったフランス人男性の霊の方の声を数回霊聴にて聴かせて頂きました。その方々、短い間ではありましたがありがとうございました。本当に不思議な形でフランスという国に→

→縁が出来ました。後白河天皇がイエス様と対で顕現して下さって何としても僕に日本(現状)に留まって使命遂行してもらいたいという導きにどうしても従う事が出来ず、新たに提示されたフランス移住というルートを1度は選択しましたが、フランス語の勉強を開始してからの僕は怒りの渦に包まれ→

→ずっとどうすべきか考えていました。そして結局、イエス様から1番最初に受取らせて頂いたメッセージに従い、最高に脱出を望んでいた現状に留まって霊関連書籍の抜粋を続ける、という事に決めました。フランスの霊の方々、僕に忍耐が足りず、お力になれなくて本当に申し訳ありませんでした(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【地上世界に具現化するものは、その存在の基盤として思念が先行していると言われております。言いかえれば我々は思念的素材を製造している事になる訳ですが、すると治療家が患者に対した時には完治するという思念を抱いて完全な健康のイメージをもつ事が―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―【治療にプラスになるのでしょうか―】大いにプラスになります。なぜなら思念には実体があるからです。完全な健康状態のイメージを強くもてばもつほど、その成就へ向けて近づく事になります。あなた方もその理想へ向けて不断の努力をすべきです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
最高のものを心に描くべきです。絶対に希望を棄ててはいけません。常に朗らかで楽観的雰囲気を出すべきです。そうした条件が最高の成果を生みます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【先程治らない患者はまだ治る資格がないからだとおっしゃいましたが、それだけでは単純すぎるように私には思えるのです。それでは悪人はいつまでたっても治らず、善人はいつでも治るという事になるからです―】そんな単純なものではありません。それは皮相な見方です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
問題を霊の目で見ていらっしゃらないからです。例えば苦難は人間から見ればイヤなものでしょうが私たち霊の立場から見れば実に有難い事です。凶事に出会うと人間は万事休すと思いますが、私たちの目から見ると、それが新たな人生の始まりである事があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
善とか悪とかの用語を物的価値基準に基づいて、あたかも善人という人種、悪人という人種がいるかのような言い方をしてはいけません。私たちの価値基準はあなた方とは必ずしも同じではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私は、治るためにはそれだけの“霊的な資格”がなければならないと申上げているのです。善人とか悪人とかは言っておりません。魂が真の自我に目覚めれば治る資格が出来た事になります。その時治療が功を奏します。

この数ヶ月のフランス語学習に伴う“怒り”そして背後霊団に対する“心の反逆”によって間違いなく僕の霊格は下がったと思います。以前受取らせて頂いた、僕をテキスト霊媒として使用する内容のメッセージ、現在の僕は霊媒として機能しないものと予測します。再び謙虚な心を取り戻すまでは(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【たとえその資格が出来ていても純粋に身体上の理由から治らない事もあるのではないでしょうか。例えば視神経が完全に破損されて眼が見えないという場合です。自然の摂理からすれば、いくら心霊治療でも全く新しい視神経を拵える事はできないと思います―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
今我々は奇跡の話しをしているのではありません。【おっしゃる通りですが、ただ私は、あなたが“不治”の場合の理由をあまりに大ざっぱにおっしゃっているように思えたものですから…】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私が申上げているのは治る可能性のある病気が治らない場合、それはその患者にまだ治るための霊的資格が出来ていないからだという事です。【赤ん坊が両脚とも奇形である場合に、一方の脚は治ったのにもう一方の脚に何の反応も生じない事があります。なぜでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それぞれの脚にそれぞれの原因があって、同じ治療法では治せないという事です。一つ一つ治療法が異なります。それぞれの事情に合わせた治療が行われます。それぞれに特徴があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
こうした問題を地上の皆さんのために出来るだけ平易に申上げようとすると、とても骨が折れます。他にもいろいろと考慮しなければならない条件があるのです。奥に隠れた原因があってそれに絡んだ霊的摂理が働いており、さらにその奥にも次元の異なる摂理が働いているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
心霊治療は見かけほど単純ではないのです。ただ患部を治せばよいというものではありません。評価されるのは魂に関わる事です。魂にいかなる意味が及ぶか、治療がいかなる意味をもつ事になるか。なぜその患者は心霊治療家のもとを訪れたのか、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―その患者は魂が目を覚ます霊的進化の段階に到達しているか。こうした事は物的尺度では測れない事ばかりです。が、心霊治療にはそれらが全て関わっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なぜなら、治療に携わっている間は生命力そのものを扱っているからです。という事は宇宙の永遠の創造活動に参加しているという事になります。私が治療家の責任の重大性を強調する理由はそこにあります。

4月下旬、イエス様に初めて使命遂行に関するインスピレーションを受取らせて頂いてから既に7ヶ月以上経過してます。これほど長期間、僕は導きに従い切れずにいた、それほど現状に留まる事を拒否する“理由”があったのです。その理由、いつか、いつかブログで書くかも知れません、難しいですが(祈)

—–20131215

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【てんかんの原因は何でしょうか―】脳に障害があって、それが精神による働きかけを正しく受取れなくしているのです。【治せるのでしょうか―】もちろんです。病気は全て治せます。“不治の病”というものはありません。“治してもらえない人”がいるだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【私が遠隔治療を依頼されたケースが3つないし4つあるのですが、不幸にして成功しませんでした。少なくとも私はそう考えております。いずれの患者もそのまま他界されたからです―】それはもしかしたら最高の成功だったと言えるかも知れませんよ。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
他界に際して何らかの力になる事ができたら、それは治療として成功といえます。治療の目的は地上での寿命を引延ばす事ではありません。目的は霊との接触です。それが一番大切です。その一番大切な事を第一の目標になさい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
大切なのは霊です。霊が正常になれば身体も正常になります。【わずか数分で治してしまう治療家がいると知って驚いているのですが、治療家によっては2時間とか数週間、あるいは数ヶ月、時には何年もかかって、それでも良くならないというケースがあります。なぜでしょう―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
果を見て木を知るべしです。大切なのは結果です(※)治療家は背後霊団との最高の調和関係を目指して日常生活を律すべきです。そうすれば必ず良い結果が得られます。あなた方は“身を正す”事だけを考えて下さい。後は私たちがやります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
援助の要請が拒否される事は決してありません。霊力を出し惜しむような事は絶対に致しません。私たちは常にお役に立つための努力を重ねております。人を選り好みしません。全ての人を歓迎します。霊力は全ての人に恩恵をもたらすべく存在しているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちが欲しいのは喜んでその霊力の通路となってくれる道具です。(※私が親しくしていた治療家の一人のM・H・テスター氏もこのNFSHの会員で、)―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―(たぶんこの日の会合にも出席していたものと推察しているが、そのテスター氏が“奇跡的治療というと人は一発で治る場合を想像するが、たとえ半年かかろうと1年かかろうと、医学的に不治とされたものが治れば、それも立派に奇跡である”と述べている―訳者)

皆さん、本を読みましょう。知識を得ましょう。無知の暗闇を突き破りましょう。僕たちは大切な事を悟るために地上という修行場に降下して来ているのです。霊界こそ僕たちの本来の住処であり、地上は霊界の光によってできた影にすぎません。どうか、どうか皆さんにも霊的知識を得て頂きたいのです(祈)

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【心霊治療によって回復した人が間もなく他界する事があります。なぜでしょうか―】あなた方はなぜ死ぬという事をそんなに悪い事のように考えるのでしょう。私たちの世界では仲間が地上へ誕生して行った時に泣く事があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上を去ってこちらへ来ると手を取り合って喜びます。地球を離れる事がなぜ悲劇なのでしょう。【精神に異常のある方は本当に気の毒でならないのですが治療家として無力である事を痛感させられています―】精神上の病も治す事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
身を私たちにあずける―あなたに要請されるのはそれだけです。ご自分を通して霊力が流れるようにするのです。じかに治療できない人には遠隔治療を施してあげなさい。霊的治療はもはや地上に根づいております。退散する事は決してありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなたもあなたなりの貢献が出来ます。しかもとても重要な役割です。忘れないで頂きたいのは無限の進化の計画の中において、あなたも神聖なる通路として神のお役に立っているという事です。光栄この上ない仕事です。が、それだけに責任も重いという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【S・A・G・Bにおける講演と一問一答】本日お集まりの皆さんは霊的実在についての知識をお持ちの方ばかりです。ですから私からその大切さ、特に今日の世界における掛けがえのない重要性を強調する必要はありますまい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私は可能な限り皆さんのお力になるつもりでおります。私の申上げる事の全てに同意なさらないかも知れませんが真実の同胞関係というのは、お互いの意見が一致しなくても愛し合えるという事です。皆さんは霊の力が様々な形態で顕現している事を良くご存知とはいえ、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―肉体に閉じ込められているが故の厄介な問題の一つとして、正しい焦点を定める事が難しい事があげられます。つまり霊力というものが適切な通路を得た時の影響力がいかに実感あふれるものであるかについて、共通の認識が得られない事です。

霊界へ行ってからあなたは地上での生活のおさらいをさせられる。犯した過ちと、その過ちから学び取った教訓について反省させられる。自分で自分を裁くのである。が愛する人たちが迎えに来てくれている。もうどこにも痛みも感じないし苦しみも消えている。健康そのものである―【現代人の処方箋】より

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もし私がかりそめにも地上の住民としての義務―家族への責任および共存共栄関係にある他人への責任―から逃れさせるような事を口にしたら、他にどんなに立派な事を説いても指導霊として落第である事になりましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし率直に申上げさせて頂けば―率直に言い合う事が協力の基本だと思うからこそですが―皆さん方は俗世間的な問題に関わりすぎており、そうした問題の全ての解決のカギである霊の力を十分に活用していらっしゃいません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この事を私は、私たち霊団の協力者である皆さん方―我々の関係は主と従ではありません。対等の協力者です―そして地上の使節としてその任に恥じない生き方を望んでおられる皆さん方に、最大限の誠意と謙虚さをもって申上げたいと思います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
皆さん方のような霊的知識を手にされた方が悩んだり、心配の念の侵入を許して取越苦労をするようではいけません。霊的知識があるからこそ、いかなる心配、いかなる悩み、いかなる不安にも、皆さんの精神的・身体的・霊的環境の中への侵入を許してはならないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
心配、悩み、不安―こうしたものは援助の力の通路そのものを塞いでしまいます。哀悼者の悲しみの念が壁となって他界した霊を近づけなくするように、気苦労のバイブレーションに取囲まれてしまうと精神的・霊的雰囲気が乱されて、ますます霊を近づきにくくします。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
皆さんは愛に動かされた霊によって導かれているのです。それは地上の血縁や愛情あるいは友情によって結ばれている場合もありますが、それとは別に、かつて皆さんと同じ道を歩み、今なお皆さんを通してその仕事に関心を持ち続けている霊である場合もあります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうした霊のさらに背後には無私の博愛心に燃える高級霊の大群が控えているのです。美と豊かさと威厳と光沢と気高さと光輝とにあふれた霊力そのものには際限というものはありません。ただ、人間が拵える条件によって制約されるのみです。

背後霊団に“根負け”宣言をして、再びこの最高に脱出を願っていた現状に留まっての“撃って出る”行為が始まってしまいましたが、状況は何も変っていない訳です。何とか落着いた心を取り戻そうとテキストに集中しつつも「また正反対のモノが降って来るんだろうなぁ」って考えがよぎってしまいます→

→そんな僕の心を察して、今日の幽体離脱、僕の心と正反対のメッセージは降ってこず、明らかに僕の興味に合わせた内容のメッセージが沢山降ってきたのでした。「また荒れてもらっては困る」との霊団側の配慮だったのでしょう。まさに「子をあやす」という表現がぴったりの幽体離脱だったのです→

→何だか情けない気持になっちゃいました…(滝汗)以前のように、テキスト撃ってる最中に猛烈な法悦の霊力が降って来るという所までは行きませんが、少しずつ法悦状態に包まれつつあります。仏語学習ですっかり砕けてしまった「謙虚な心」を再び取り戻せば更に降って来るのかも知れません…(祈)

—–20131216

『シルバーバーチの霊訓⑨』
どうか信念に裏打ちされた、とらわれのない通路、安易に信じるのではなく、これまでに得た知識を基盤とした信念―進化の現段階では無限の知識を手にする事が不可能である以上どうしても必要となる信念に燃えた通路であって欲しいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
知識を基盤とした信念に燃えて下さい。皆さん方の一人一人が霊の導きによって今日まで苦難と危機と困難を乗り切ってこれたのです。振返ってご覧になれば、その導きの跡が読取れるはずです。そこで人間的煩悩ゆえに時には背後霊を手こずらせる事はあっても、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―これほどの事をして下さった背後霊が自分を見放すはずはないとの信念に燃えなくてはいけません。我々は霊的真理の崇高なる啓示にあずかった本当に祝福された者ばかりです。それ故にこそ、その知識に伴う責任に恥じない生き方をしようではありませんか。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
過去はもう過ぎ去ったのです。これまでに犯した間違いはお忘れになる事です。皆さんは間違いを犯しそれから学ぶために地上へやって来たようなものです。過ぎ去った事は忘れる事です。大切なのは今現在です。今、人の為になる事をするのです。どんな形でもよろしい。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
自分の置かれた物的環境条件から考えて無理でない範囲の事を行えばよろしい。先の事をあまり考え過ぎてはいけません。皆さんが皆さんの役目を果たしていれば私たちは私たちの役目を果たします。そして、そうした協調関係の中では絶対に挫折はない事をお約束致します。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この建物の中でどれほどの事が為されているかは皆さんは知る事ができません。私たちにとっては神聖な場所です。ここには愛の働きがあり、悲しみの涙が拭われて確信の笑みに変っております。病の人は癒され、悩める魂は内なる静寂の芳香を見出しております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
それを皆さん方は測り知る事が出来ません。魂へ及ぶ影響を測るはかりがないからです。【霊の指導によって行われる範囲と人間の努力によって行うべき範囲について教えて下さい―】私たちも一定の法則の範囲内で仕事をしなければなりません。

シルフの群れが上空を飛び交っているのを見ていると、そのうちの一人が一瞬動きを止め、やおら我々夫婦の方へ向けて降下し、地面から4フィートの所で静止した。風になびく草のすぐ上あたりで、じっとしているその姿の美しい事といったらなかった。―【妖精世界】より

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊にも出来る事と出来ない事とがあるという事です。その法則による制約は人間よりはるかに厳格です。私がこれまで一番辛い思いをしたのは、私の愛する者が危機の最中にありながら何も手を出さずに一歩下がって控え、自分で工夫するに任せ、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―どちらの道を選ぶかをじっと見守っているしかなかった時です。それが一番本人の為であるとの判断があったからです。助言を求められても“ここはひとつご自分の判断でやってご覧なさい。どれだけうまく行くか試してご覧なさい。”

『シルバーバーチの霊訓⑨』
“その判断はあなたの霊的進化の成就の全てが掛かっているのですよ”と申上げなければならない事もよくあるのです。私たちの関心は霊的な結果です。きたんなく言わせて頂けば、あなた方は物的な結果だけを見つめておられる事が多すぎます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この連盟の歴史を振返ってご覧になれば、霊の導きが決して少なくない事がお分りになるはずです。私たちが基本的原理の幾つかを確信をもって明言できるのは、それらが永遠の実在に基づいているからに他なりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もし地球が地軸上の回転をやめるような事があったなら、あるいは汐が満ちるべき時に満ちてこず引くべき時に引かないような事があったなら、あるいは又、星雲が回転のパターンから外れるような事があったら、私はこれほどの確信をもって説く事はできないでしょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が大霊は全知全能であり、その霊力の働きは完全無欠です。そこで私はその霊力に全幅の信頼を置く者に決して挫折はないと確信をもって申上げるのです。

「私にはもう地上的概念は合わないわ」結局ここに帰着します。価値観を完全に切替えろ、僕はイエス様はじめ高級霊の方々に完璧にこう言われちゃってる訳です。地上で肉体をまとった状態で、一点の曇りもなくその心に到達する人間なんて地上にはいません。その至難の業をやれとおっしゃるのですか(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【先程あなたは一歩控えて思い通りにやらせる他はない事があるとおっしゃいました。その人には好きな道を選ぶ自由意志がある訳ですが、もしその人が自由に行動してそれが仕事をぶち壊すような事になったらどうなるのでしょうか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
自由といってもある一定の範囲内での話です。無制限の自由ではありません。その人の霊的成長と進化から生じる一定の条件によって制約されます。完全な自由選択が許された無制限の自由ではありません。【本当の意味での自由意志は存在しない訳ですか―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ある限界内での自由意志が存在するという事です。その段階での判断に基づいて好きな道が選べます。そしてそれがその人の霊的進歩を妨げもすれば促進もするという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【仮にあなたが代わりに選択してあげたら、それがその人の進歩を妨げる事になるかも知れないし促進する事になるかも知れない訳ですね―】それは有得る事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ただ、なかなかうまく説明できないのですが表向きは単純そうでも、その裏面は法則の内側に法則があり、そのまた内側に法則があり、そのまた内側にも法則があって実に複雑なのです。しかし神の叡智は完璧ですから絶対に手落ちがないように隅々までバランスが取れております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【せっかくの成果をぶち壊しにするような行為も、全体の計画にとっては大して支障を来たさないという事なのでしょうか―】とんでもない事をして成果の幾つかをぶち壊しにする事はあっても、全部を台無しにするような事はないという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間の行為が及ぼす被害も多寡が知れてるという事です。地上のいかなる人物にも、神の意思を完全に台無しにしたり、計画の推進を完全に阻害するほどの損害を及ぼす力はありません。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【という事は、この地球上で発生する災害も全て神の計画の中で起きているという事でしょうか―】人間はその神の計画の枠外で行動する事はできないという意味で、そう言えます。絶対に免れる事の出来ない因果律というものがあるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その冷厳な法則が人間に宿命的な限界というものを設けております。ぶっきらぼうな言い方をすれば、地上の科学者には宇宙全体を全滅させるほどの破壊力は製造できません。そこに限界があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【人間の立場から見ると悪に思えるものも全く悪ではない事があるものでしょうか―高い次元から見ればむしろ善と言える事が―】地上の人間にとって苦しみは悪であり、痛みは歓迎されませんが実質的には必ずしもそうではありません。苦は楽と同じく神の計画の一部です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
苦がなければ楽もなく、暗闇がなければ光明もなく、憎しみがなければ愛もありません。作用と反作用は同じものであると同時に正反対のものです。一つのコインの両面と思えばよろしい。善と悪は共に不可欠のものであると同時に、相対的なものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上には様々な道徳的規範があり国によって異なります。たった一つの絶対的規範というものはありません。私たち霊にとっての価値基準はただ一つ、魂にどういう影響を及ぼすかという事です。魂の成長を促すものは善で、成長を遅らせるものは悪です。そこが大切な点です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【あなたは成長のためのチャンスは平等に与えられるとおっしゃってますが私はどうも納得できません。魂の本質は同じかも知れませんが、その本質が発揮される能力は必ずしも平等ではありません。同じチャンスから必ずしも同じだけのものを摂取できるとは限りません―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【―能力の程度によって異なったチャンスが与えられるか、それともチャンスは同じでもそれをうまく活用する能力が平等に与えられていないかのいずれかだと思います―】いえ私はその考えには同意できません。物質界に生まれてくる人間には神性の種子が宿されております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そうでなかったら生まれて来られません。生命とは霊であり、霊とは生命です。あなたにも花開くべき神性の種子が宿っております。その開花は成長を促す“可能性をもった”環境条件への反応次第で違ってきます。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊性の発達を促すためのチャンスは全ての人間に平等に与えられております。私は全ての人間が同じ霊格を身につける事になるとは言っておりません。そのチャンスが与えられていると言ったのです。金持であるか貧乏であるかは関係ありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
他人のためになる事をするのに地位や名声、財産といったこの世的なものは必要ありません。【身体の機能上の不平等はどうでしょうか―】奇形もしくは脳に異常のある場合の事をおっしゃりたいのでしょうか。それは別に扱わねばならない複雑な問題でして、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―これにはカルマの要素が入ってきます。【カルマの要素があるという事は再生もあるという事でしょうか―】再生はあります。しかし一般に言われている形(機械的輪廻転生)での生れ変りではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊界には無数の側面をもった霊的ダイヤモンドとでも言うべきものがあります。その側面が全体としての光沢と輝きを増すための体験を求めて地上へやってまいります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
これでお分りのように地上へ生まれてきたパーソナリティは一個のインディビジュアリティの側面の一つという事になります。少しも難しい事ではないのですが人間はそれを勘違いして“私は前世では誰それで次はまた別の人間に生れ変ります”などと言います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そういうものではありません。生れてくるのはダイヤモンド全体に寄与する一つの側面です。その意味での再生はあります。地上で発揮するのは大きなインディビジュアリティのごくごく小さな一部分にすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
かくして皆さんのおっしゃる類魂というものがある事になります。つまり霊的親族関係を有する霊の集団が一つの統一体を構成しており、それが全体としての進化を目的として、いろんな時代にいろんな土地に生れてその体験を持ち帰る訳です。

—–

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【インディビジュアリティがパーソナリティのひとかけらなのですか、それともその反対ですか―】パーソナリティがインディビジュアリティのひとかけらです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【みんな類魂に属しているとなると、仲間の良い体験の恩恵をこうむると同時に良くない体験の悪影響も忍ばねばならないのでしょうか―】その通りです。それが全体に寄与するのだと思えば、それも有難い事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【という事は私が今苦しい思いをするのは必ずしも私自身のせいではない訳ですね―】そう認識なさる事で安らぎをお感じになるのであれば、そうお考えになられて結構です。一つだけ秘密のカギをお教えしましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
叡智が増えれば増えるほど選択の余地が少なくなるという事です。増えた叡智があなたの果たすべき役割を迷う事なく的確に指示します。我々は自らの意思でこの道を志願した以上は、使命が達成されるまで頑張らねばなりません。あなた方はこの道を自ら選択なさったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ですから他に選択の余地は無い事になります。叡智というものは受入れる用意が出来た時にのみ与えられるものです。それが摂理なのです。私は使命を要請され、それを受諾しました。本日皆さんがこの私を招待して下さったという事は、高級界のマウスピースとして、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―その叡智を取次ぐという仕事において幾らかでも成功している事を意味していると受取らせて頂きます。肉体的血族関係が終っても永遠に消える事のない霊的親族関係というものが存在します。それは永遠に続きます。結びつける絆は物質ではなく霊です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
物質は儚い存在ですが霊は永遠です。我々はここで改めて気を引き締めて仕事に邁進し一人でも多くの人を神の照明の元に導いてあげないといけません。我々の元を訪れる魂が永遠の絆である霊による繋がりを強化するのを手助けして無限の恩恵の可能性を秘めたその霊力の―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―働きかけを受止められるようにしてあげないといけません。それが我々全員が携わっている仕事の一環です。生命の原理、霊的真理の基本を忘れないようにしましょう。それさえ確保しておれば存在の目的を成就している事になるからです。 シルバーバーチ

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12章 自殺についての二つの投書

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【解説】大きな悩みを抱えて自殺まで考えている男性から投書があり、シルバーバーチ霊は自殺行為をどう観ているかを聞いてみて欲しいとあった。投書が読み上げられるのを聞いてシルバーバーチはこう語った。―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
事態を改善するよりも悪化させるような事は、いかなる魂に対してもお勧めする訳には参りません。自殺行為によって地上生活に終止符を打つような事は絶対にすべきではありません。そのような事をしたらそれ相当の代償を払わねばならなくなります。それが自然の摂理なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上の誰一人として何かの手違いのためにその人が克服できないほどの障害に遭遇するような事は絶対にありません。むしろ私は、その障害物はその人の性格と霊の発達と成長にとって必要だからこそ与えられているのですと申上げたいのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
苦しいからといって地上生活にさよならをしても、その苦しみが消える訳ではありません。それは有得ない事です。またそれは摂理に反する事です。地上であろうと霊界であろうと神の公正から逃れる事はできません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
なぜなら公正は絶対不変であり、その裁定はそれぞれの魂の成長度に合わせて行われるからです。【この方は現在の自分の置かれている状態が不当だとおっしゃりたいようです―】分っております。―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―地上の人間は時として物事を逆さまに見ている事があります。極めて不完全な知識でもって判断しようとされます。人間にも一定範囲の自由意志が許されており、それを行使していらっしゃいますが、誰一人として自然の摂理から逃れられる人はいません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
物質の世界から霊の世界へ移ったからといって、それだけで魂に課せられた責任から逃れられるものではありません。それだけは明確に断言できます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
無限の知識に比べると、われわれは何と知らなすぎる事でしょう。が、そのわずかな知識しか持たない者でも、今までより少しでも多く知ったら、その知識を有効に活用しなければなりません。

霊界の方々による霊的知識普及に向けた準備は未だ継続中、タイムラグ発生中です。どうか、どうか絵に戻れますように。僕は「聖職者」なんか名乗りません。「画家」の看板は絶対に下ろしません。帰幽もできず、地上に取り残されて絵にも戻れないなんて状況、霊団の方々、それだけは止めてください(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【自殺者は死後どのような状態に置かれるのでしょうか―】それは一概には申上げられません。それまで送ってきた地上人生によって異なるからです。開発された霊的資質によって、魂の発達程度によって違ってきます。そして何よりも、その自殺の動機によって違ってきます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
キリスト教では自殺を全て一つのカテゴリーに入れて罪であるとしておりますが、そういうものではありません。地上生活を自分で勝手に終らせる権利は誰にもありませんが、自殺に至る事情には酌量すべき要素や環境条件がいろいろとあるものです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【いずれにせよ自殺行為が為にならない事だけは間違いないでしょう―】むろんです。絶対に為になりません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
地上生活を勝手に終らせる事が魂にプラスになったという事は絶対にありません。が、だからといって、自殺した者がみんな暗黒界の闇の中に永遠に閉じ込められる訳ではないと申上げているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【別の日の交霊会では、親戚の者が自殺をしてしまったという人からの投書が読み上げられた。その最後に「自殺行為は霊的進歩の妨げになるのでしょうか」という質問があった。これに対してシルバーバーチが「もちろんです」と答えると、―】

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【神は耐え切れ無いほどの苦しみは与えないとおっしゃいますが、自殺に追いやられる人はやはり耐え切れない苦しみを受けるからではないでしょうか―】それは違います。説明の順序として、これには例外がある事から申上げましょう。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
いわゆる精神異常者、あるいは霊に憑依されている場合もあります。が、この問題は今は脇へ置きましょう。いずれにせよこのケースはごく少数です。大多数は私に言わせれば臆病者の逃避行為であると言ってよいと思います。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
果たすべき義務に真正面から取り組む事ができず、今自分が考えている事、つまり死んでこの世から消える事がその苦しみから逃れる一番ラクな方法だと考える訳です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ところが、死んだつもりなのに相変らず自分がいる。そして逃れたはずの責任と義務の観念が相変らず自分につきまとう。その精神的錯乱が暗黒のオーラを生み、それが外界との接触を遮断します。その状態から抜け出られないまま何十年も何百年も苦しむ者がいます。

僕はここまで守護霊様及びイエス様のご意志に従い、自由意志でもって選択してきましたが、そのどれもこれもが、僕の本来の願望とまるっきり正反対のものばかりなのです。ご意志に従うほど、僕は僕の望まない状況に没入していくのです(悲)でも僕が得させて頂いた霊的知識に照らし合わせれば、―

―肉体牢に包まれた限られた視野からの僕の考えより、守護霊様の、俯瞰で全体を通して眺める事のできる視点でもって導き出される選択肢の方が、今は理解できなくても結果的に僕のためになる、僕はそう思って何とか堪えて願望と正反対の選択をしてきた訳です。でもあまりに願望と正反対なのです(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
しかし私がいつも言っているように一番大切なのは動機です。何が動機で自殺したかという事です。ままならぬ事情から逃れるための自殺は、今述べた通り、そう思惑通りには行きません。が一方、時たまあるケースとして、動機が利己主義でなく利他主義に発している時、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―つまり自分がいなくなる事が人のためになるという考えに発している時は、たとえそれが思い過しであったとしても、さきの臆病心から出た自殺とは全く違ってきます。いずれにせよ、あなたの魂はあなた自身の行為によって処罰を受けます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
みんな自分の手で自分の人生を書き綴っているのです。いったん書き記したものは二度と書き変える訳にはいきません。ごまかしはきかないのです。自分で自分を処罰するのです。その法則は絶対であり不変です。だからこそ私は、あくまで自分に忠実でありなさいと言うのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
いかなる事態も本人が思っているほど暗いものではありません。その気になれば必ず光が見えてきます。魂の奥に潜む勇気が湧き出てきます。責任を全うしようとした事が評価されて、その分だけ霊界からの援助のチャンスも増えます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
背負い切れないほどの荷は決して負わされません。なぜならその荷は自らの悪業がこしらえたものだからです。決して神が“この人間にはこれだけのものを負わせてやろう”と考えて当てがうような、そんないい加減なものではありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
宇宙の絶対的な法則の働きによって、その人間がその時までに犯した法則違反に応じて、きっちりとその重さと同じ重さの荷を背負う事になるのです。となれば、それだけの荷をこしらえる事が出来たのだから、それを取り除く事も出来るのが道理のはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
つまり悪い事、あるいは間違った事をした時のエネルギーを正しく使えば、それを元通りにする事が出来るはずです。【因果律の働きですね―】そうです。それが全てです。

ここ一週間ほど、僕にある“決断”を迫る、要求のようなインスピレーションが降りまくってます。僕はできる限り従うつもりでここまできましたが“これ”だけは、僕が絶対に首をタテに振らないであろう内容なのです。なかなか新しい仕事が始まらないのは“これ”が原因なのでしょうか、守護霊様(祈)

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【例えば脳神経に異常をきたしてノイローゼのような形で自殺した場合、霊界へ行けば脳がありませんから正常に戻ります。この場合は罪はないと考えて宜しいでしょうか―】話をそういう風にもって来られると、私も答え方によほど慎重にならざるを得ません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
答え方次第では私がまるで自殺した人に同情しているかのような、あるいはこれからそういう手段に出る可能性のある人に口実を与えている事になりかねないからです。もちろん私にはそんなつもりは毛頭ありません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
今のご質問でも確かに結果的にみればノイローゼ気味になって自殺するケースはありますが、そういう事態に至るまでの経過を正直に反省してみるとやはりそのスタートの時点において私が先ほどから言っている“責任からの逃避”の心理が働いたのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
もしその人が何かにつまずいた時点で“自分は間違っていた。やり直そう。そのためにどんな責めを受けても最後まで責任を全うしよう”と覚悟を決めていたら、不幸をつぼみのうちに摘み取る事が出来ていたはずです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ところが人間は窮地に陥るとつい姑息な手段に出るものです。それが事態を大きくしてしまうのです。そこで神経的に参ってしまって正常な判断力が失われていき、ついにはノイローゼ気味となり、自分で自分が分らなくなります。問題はスタート時点の心構えにあったのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【いわゆる“偶発事故(アクシデント)”による死はあるのでしょうか―】非常に難しい問題です。というのはアクシデントという言葉の解釈次第でイエスともノーともなるからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
動機も目的もない何か訳の分らない盲目的な力でたまたまそうなったという意味であれば、そういうものは存在しません。宇宙間の万物は寸分の狂いもなく作用する原因と結果の法則によって支配されているからです。ただその法則の範囲内での自由意志が許されております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
がその自由意志にも法則があります。わがまま勝手が許されるという意味ではありません。従って偶発事故の起きる余地はありません。偶発のように見える事故にもそれなりの原因があるのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
ぜひ知って頂きたいのは、法則の中にも法則があり、その裏側にも法則があり、それぞれの次元での作用が入り組んでいるという事です。平面的な単純な法則ではないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
よく人間は自由意志で動いているのか、それとも宿命によって操られているのかという質問を受けますが、どちらもイエスなのです。問題は解釈の仕方にあります。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
【病気は教訓として与えられるのだとか人間性を築くためだとか言う人がおりますが本当ですか―】言っている事自体は正しいのですが“与えられる”という言い方は適切ではありません。私たちと同じくあなた方も法則の中で生きております。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そして病気というのはその法則との調和が乱れた結果として生じるのです。言ってみれば霊として未熟である事の代償として支払わされるのです。しかしその支払いとはまた別の“補償”の法則もあります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
物事には得があれば損があり、損があれば必ず得があるのです。物質的な観念からすれば得と思える事も、霊的な観点からすれば大きな損失である事があります。全ては進化を促すための神の配慮なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
教訓を学ぶ道はいろいろありますが、最高の教訓の中には痛みと苦しみと困難の中でしか得られないものがあります。それが病気という形で現れる事もある訳です。人生は光と陰の繰返しです。片方だけの単調なものではありません。喜びと悲しみ、健康と病気、―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―晴天と嵐、調和と混乱、こうした対照的な体験の中でこそ進歩が得られるのです。という事は双方に神の意志が宿っているという事です。良い事だけに神が宿っていると思ってはいけません。辛い事、悲しい事、苦しい事にも神が宿っている事を知ってください。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【死体は火葬にした方がいいでしょうか―】絶対火葬がよろしい。理由はいろいろありますが根本的には、肉体への執着を消す上で効果があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊の道具としての役割を終えた以上、その用のなくなった肉体のまわりに在世中の所有物や装飾品を並べてみたところで何になりましょう。本人を慰めるどころか逆に、いたずらに悲しみや寂しさを誘うだけです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
人間は、生命の灯の消えたただの物質となった死体に対してあまりに執着しすぎます。用事は終ったのです。そしてその肉体を使用していた霊は次のより自由な世界へと行ってしまったのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
死体を火葬にする事は道具としてよく働いてくれた事への最後の儀礼として、清めの炎という意味からも非常に結構な事です。同時にまた心霊知識も持たずに霊界へ来た者が地上の肉親縁者の想いに引かれて、いつまでも墓地をうろつき回るのを止めさせる上でも効果があります。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
衛生上から言っても火葬の方がいいと言えますが、この種の問題は私が扱う必要はないでしょう。それよりぜひ知って頂きたいのは、火葬までに最低三日間は置いてほしいという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
というのは未熟な霊は肉体から完全に離脱するのにそれくらい掛かる事があるからです。離脱しきっていないうちに火葬にするとエーテル体にショックを与えかねません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【※『霊訓』の続編『インペレーターの霊訓』に次のような箇所がある。】二つの埋葬地の中間に位置する家に滞在していた事を咎められたモーゼスが「なぜいけないのですか」と尋ねたのに対し、レクターと名のる霊が答えた。―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―最近のあなたは墓地に漂う臭気に一段と影響されやすくなっております。その近辺で長時間寝たり呼吸したりしてはいけません。そこに発生するガスや臭気は鈍感な人なら大して害はないが、あなたほどに発達してくると有害です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
【でも、すぐそばではありません―】二つの墓地の中間に位置しています。あたりの空気にはあなたの身体に有害のものが充満しています。肉体が腐敗する際に強烈な臭気を発散する。それが生者の呼吸する空気に混入し、それに惹かれて地縛霊がうろつきます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
どこからどう見ても感心しないのですが霊的感受性が敏感な人間にとっては尚の事有害です。【墓地を嫌っておられるようですが、埋葬するより火葬の方がよいというお考えですか―】―

『シルバーバーチの霊訓⑨』
―朽ち果てていく肉体を生きた人間の生活の場のど真ん中に埋める事ほど愚かな事はありません。呼吸する空気が汚染されてしまいます。もう少し進歩すれば生きた人間に害になるような事はやめるでしょう。

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13章 おしまいに

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私はこうした形で私にできる仕事の限界をもとより承知しておりますが、同時に自分の力強さと豊富さに自信をもっております。。自分が偉いと思っているというのではありません。私自身はいつも謙虚な気持です。本当の意味で謙虚なのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
というのは、私自身はただの道具にすぎない―私をこの地上に派遣した神界のスピリット、全てのエネルギーとインスピレーションを授けてくれる高級霊の道具にすぎないからです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
が私はその援助の全てを得て思う存分に仕事をさせてもらえる。その意味で私は自信に満ちていると言っているのです。私一人では全く取るに足らぬ存在です。が、そのつまらぬ存在もこうして霊団をバックにすると自信をもって語る事ができます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊団が指図する事を安心して語っていればよいのです。威力と威厳にあふれたスピリットの集団なのです。進化の道程を遥かに高く昇った光り輝く存在です。人類全体の進化の指導に当っている、真の意味での霊格の高いスピリットなのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私自身はまだまだ未熟で、決して地上の平凡人からも遠くかけ離れた存在ではありません。私にはあなた方の悩みがよく分ります。私はこの仕事を通じて地上生活を永い間味わってまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方(レギュラーメンバー)お一人お一人と深くつながった生活を送り、抱えておられる悩みや苦しみに深く関わってきました。が振り返ってみれば何一つ克服できなかったものが無い事も分ります。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊力というのは必要な条件さえ整えば地上に奇跡と思えるような事を起こしてみせるものです。私たちは地上の存在ではありません。霊の世界の住民です。地上の仕事をするにはあなた方にその手段を提供して頂かねばなりません。あなた方は私たちの手であり私たちの身体です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
あなた方が道具を提供する―そして私たちが仕事をする、という事です。私には出しゃばった事は許されません。ここまではしゃべってよいが、そこから先はしゃべってはいけないといった事や、それは今は言ってはいけないとか、今こそ語れといった指示を受けます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちの仕事にはきちんとしたパターンがあり、そのパターンを崩してはいけない事になっているのです。いけないという意味は、そのパターンで行こうという約束ができているという事です。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私より勝れた叡智を具えたスピリットによって定められた一定のワクがあり、それを勝手に越えてはならないのです。そのスピリットたちが地上経綸の全責任をあずかっているのです。そのスピリットの集団をあなた方がどう呼ぼうと構いません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
とにかく地上経綸の仕事において最終的な責任を負っている神庁の存在です。私は時おり開かれる会議でその神庁の方々とお会いできる事を無上の光栄に思っております。その会議で私がこれまでの成果を報告します。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
するとその方たちから、ここまではうまく行っているが、この点がいけない。だから次はこうしなさい、といった指図を受けるのです。実はその神庁の上には別の神庁が存在し、さらにその上にも別の神庁が存在し、それが連綿として無限の奥までつながっているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神界というのはあなた方人間が想像するよりはるかに広く深く組織された世界です。が、地上の仕事を実行するとなると、われわれのようなこうした小さな組織が必要となるのです。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちはひたすら人類の向上の手助けをしてあげたいと願っております。私たちも含めて、これまでの人類が犯してきた過ちを二度と繰返さないために、正しい霊的真理をお教えする目的でやってまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
そこから正しい叡智を学び取り内部に秘めた神性を開発するための一助としてほしい。そうすれば地上生活がより自由で豊かになり、同時に霊界も地上から送られてくる無知で何の備えもできていない厄介な未熟霊に悩まされる事もなくなる―そう思って努力してまいりました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私はいつも言うのです。私たちの仕事に協力してくれる人は理性と判断力と自由意志とを放棄しないで頂きたいと。私たちの仕事は協調を主眼としているのです。決して独裁者的な態度は取りたくありません。人間をロボットのようには扱いたくないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
死の淵を隔てていても、友愛の精神で結ばれたいのです。その友愛精神のもとに霊的知識の普及に協力し合い、何も知らずに迷い続ける人々の心と身体と魂に自由をもたらしてあげたいと願っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
語りかける霊がいかなる高級霊であっても、いかに偉大な霊であっても、その語る内容に反撥を感じ理性が納得しない時は構わず拒絶なさるが宜しい。人間には自由意志が与えられており、自分の責任において自由な選択が許されています。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちがあなた方に代って生きてあげる訳にはまいりません。援助はいたしましょう。指導もいたしましょう。心の支えにもなってあげましょう。が、あなたが為すべき事まで私たちが肩代りしてあげる訳には行かないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
スピリットの中には自らの意志で地上救済の仕事を買って出る者がいます。またそうした仕事に携われる段階まで霊格が発達した者が神庁から申付けられる事もあります。私がその一人でした。私は自ら買って出た口ではないのです。しかし依頼された時は快く引受けました。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
引受けた当初、地上の状態はまさにお先真っ暗という感じでした。困難が山積しておりました。が、それも今では大部分が取除かれました。まだまだ困難は残っておりますが、取除かれたものに較べれば物の数ではありません。

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『シルバーバーチの霊訓⑨』
私たちの願いは、あなた方に生き甲斐ある人生を送ってもらいたい。持てる知能と技能と才能とを存分に発揮させてあげたい。そうする事が地上に生を享けた真の目的を成就する事につながり死と共に始まる次の段階の生活に備える事にもなる―そう願っているのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
私は理性を物事の判断基準として最優先させています。私を永い間ご存知の方なら、私が常に理性を最高の権威ある裁定者としてきていると申上げても、これまでの私の言説と少しも矛盾しない事を認めてくださると信じます。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
霊界では霊性が全てを決します。霊的自我こそ全てを律する実在なのです。そこでは仮面も見せかけも逃げ口上もごまかしも利きません。全てが知れてしまうのです。私に対する感謝は無用です。感謝は神に捧げるべきものです。私どもはその僕にすぎません。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
神の仕事を推進しているだけです。喜びと楽しみをもってこの仕事に携わってまいりました。もし私の語った事があなた方の何らかの力となったとすれば、それは私が神の摂理を語っているからに他なりません。あなた方は、ついぞ私の姿をご覧になりませんでした。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
この霊媒の口を使って語る声でしか私をご存知ない訳です。が信じてください。私も物事を感じ、知り、そして愛する事のできる能力を具えた実在の人間です。こちらの世界(霊界)こそ実在の世界であり、地上は実在の世界ではないのです。

『シルバーバーチの霊訓⑨』
その事は地上という惑星を離れるまでは理解できない事かも知れません。では最後に皆さんと共に、こうして死の淵を隔てた二つの世界の者が幾多の障害を乗越えて霊と霊、心と心で一体に結ばれる機会を得た事に対し、神に感謝の祈りを捧げましょう。

『シルバーバーチの祈り⑨』
神よ、かたじけなくもあなたは私たちに御力の証を授け給い、私たちが睦み合い求め合って魂に宿れる御力を発揮する事を得さしめ給いました。あなたを求めて数知れぬ御子らが無数の曲りくねった道をさ迷っております。

『シルバーバーチの祈り⑨』
幸いにも御心を知り得た私どもは切望する御子らにそれを知らしめんと努力いたしております。願わくはその志を良しとされ限りなき御手の存在を知らしめ給い、温かき御胸こそ魂の憩いの場なる事を知らしめ給わん事を。では神の恵みの多からん事を。

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2020年7月2日

Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†