ある晩のこと、月が煌々と照らす頃、ナザレの中心にある井戸のまわりに若者が集まってきた。1日の仕事を終えてから生き生きするものを求めてやって来た。彼らはグループ毎に集まって話し合っていた。イエスがサークルを移動しながらみんなの話に耳をかたむけていた。

農夫のグループでは、鋤や種の植えつけなどが話題となっていた。牛飼いたちは、牛や草原のこと、あるいは荷運びの運賃のことを話し合っていた。葡萄畑の栽培をしている青年は、ぶどうの気まぐれなこと、ぶどうの収穫、ぶどう酒づくりのことを話していた。

ある者は、折角の稔りを邪魔された害虫のことや果物の減収のことをぼやいていた。オリーブ畑を持っている者は、樹木に関する豊かな知識を披露し、鍛治屋はかまどの温度のこと、陶工は、土のこね方や焼物の形のことを話していた。

そこに漁師たちがやってきた。彼らや古くなった舟や穴だらけの網のことをぶつぶつ言いながら、来年にはいいことがあるかもしれないなどと話し合っていた。昔は大漁で舟が沈まんばかりの魚を売って、かなりの収入があったのだが、今では漁師のとり分が少なく、魚問屋に売買をまかせているという。

職人たちがめいめい自分たちのことを話している間、イエスは黙って彼らに耳をかたむけているのであった。このサークルの輪が広がって、誰言うともなくナザレにやってくる旅人たちも井戸のまわりにやって来るようになった。旅人たちは自分の故郷のことや、ローマ軍の戦争、外国の町々の風俗などを語っていた。

そんな訳で、偉大な霊力の持主であるイエスにとっては願ってもない情報を得ることができた。イエスの唇は、閉じられたままではおかなかった。集まってきた若者たちに、それは実に機知に豊む譬話を話して聞かせるのであった。

マリヤ・クローパスの息子たち、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダなどもイエスの話がおもしろいので、夜の会合には欠かさず顔を出すようになった。イエスは、鳥や獣や花など身近なものを通して神様のことを説明し、争いのたえない此の世界に関する譬話を語るのであった。

マリヤ・クローパスの息子たちは全く夢中になり毎晩出席した。賢い農夫や職人と愚かな農夫や職人の見分け方とか、種蒔きの譬話、金持ちと貧乏人、乞食、孤児、多くの家畜を持っている人等々、実に豊富な話が沢山とびだすのであった。そうこうしているうちに、この噂が若者たちの間に広がり、おしかける人数も激増し、一体誰が来ているのかわからないほどになっていた。

さて、イエスが弟たちから悪しざまに言われた日の夜、いつものように重い気持ちで井戸のそばにやってきた。その夜には、まさか魚問屋ハレイムが来ているとは全く知らなかった。ハレイムがイエスに質問した。

「ナザレの丘の上で、夜明けにあなたの前に現われる御方がいると聞いていますが、その方はどなたでしょうか?」イエスは一瞬調子はずれの質問がとび出したのでためらったが、即座に答えた。

「私の天のお父様です。山に居るときには私の近くにいらっしゃるのです。町に居るときよりも一層身近かにいて下さるのです。本当に天のお父様とは静かな所でお逢いできるのです。その御陰で沢山のことを教わり、生き生きとさせてもらえるのです」

「あなたは、天のお父様のおっしゃった通りに実行していますか?」「はい、私はいつでも神様の戒を守り、愛のうちに住んでおります」驚いたことに、またもやそこにナザレの律法学者が来ており、ハレイムが続けて質問するのを押しとどめて言った。「その父とはどこに居るのじゃ?」

「父は私の中に居られます。私も父のうちに居ります。此の世の人々はその父を御存知ありません。しかしいずれ多くの人がこの静かな山の中で天の御父の知恵を探しにやってくるでしょう。そして私が御父と出逢ったように、彼らも天の御父を見出すようになるでしょう」

イエスは、まるで夢みる者のように話していた。天の幻が彼の魂を満たし、神の平和が彼を覆っていたからである。しかし彼の足元には2人の狡猾い男が蛇のように這いずり回っているのに気がつかなかった。イエスは、なおも言葉を続けて天の御父に関する秘密を語るのであった。

「誰のせいでもない」そいつぁーおかしいだろう、あんたたち(霊団)が主原因だろう(祈)†■2023年6月14日UP■
「誰のせいでもない」そいつぁーおかしいだろう、あんたたち(霊団)が主原因だろう(祈)†
現在の苦難を耐え抜かなければその罪障消滅が達成されず、キミはまた物質界に再降下しなければならなくなるんだよ。我々はキミのためを思ってキミをその苦しみの中に閉じ込めているんだよ。罪障消滅が達成されなかったらキミがまた苦しい思いをする事になるんだよ。これで終わりにするためにその苦しみに耐えるんだ。という意味で霊団が僕を脅し続けているのかも知れません。イヤ、僕のこれまでの人生をよくよく振り返ってみた時に、僕はそういう理由で物質界に降下した人間じゃないと思う。幼少の頃から絵を描き続け、マンガ家も経験し、Dreamworkに突入して死ぬまで絵を描き続ける事を固く固く決断していた。僕はそういう罪障消滅目的の人間ではないと思う、そうだったら絵の才能を賦与されていないと思う。僕に関してはそれはちょっと違うと思う。現在の僕の状況は霊性発現によって「後説」で賜ってしまった追加試練だと思う。守護霊様の管轄内で生活していた時はこんな状況には全くならなかった。「100の光の霊団」の管轄に切り替わってから僕の人生が一気におかしくなった…続きを読む→
「悔し涙を拭う必要はありません」これは帰幽後に悲しみが喜びに変わるという意味です(祈)†■2023年6月21日UP■
「悔し涙を拭う必要はありません」これは帰幽後に悲しみが喜びに変わるという意味です(祈)†
次第にあの土地の光輝と雰囲気が馴染まなくなり、やむなく光輝の薄い地域へと下がって行った。そこで必死に努力してどうにか善性が邪性に勝(まさ)るまでになった。その奮闘は熾烈にしてしかも延々と続き、同時に耐え難く辛き屈辱の体験でもあった。しかし彼は勇気ある魂の持ち主で、ついに己れに克(か)った。その時点において2人の付き添いに召されて再び初めの明るい界層へと戻った。そこで私は前に迎えた時と同じ木蔭で彼に面会した。その時は遥かに思慮深さを増し、穏やかで、安易に人を軽蔑することもなくなっていた。私が静かに見つめると彼も私の方へ目をやり、すぐに最初の出会いの時のことを思い出して羞恥心と悔悟の念に思わず頭を下げた。私をあざ笑ったことをえらく後悔していたようであった。やがてゆっくりと私の方へ歩み寄り、すぐ前まで来て跪き、両手で目をおおった。鳴咽(おえつ)で肩を震わせているのが判った。私はその頭に手を置いて祝福し、慰めの言葉を述べてその場を去ったのであった。こうしたことはよくあることである。†…続きを読む→
「これから闇の中へ出発します」明仁、文仁、徳仁、悠仁が地獄に赴くという意味です(祈)†■2023年6月7日UP■
「これから闇の中へ出発します」明仁、文仁、徳仁、悠仁が地獄に赴くという意味です(祈)†
実情はそれどころではない。人間は霊界へ来たからとて地上時代といささかも変わるものではない。その好み、その偏執、その習性、その嫌悪をそのまま携えてくるのである。変わるのは肉体を棄てたということのみである。低俗なる趣味と不純なる習性をもつ魂は、肉体を棄てたからとて、その本性が変わるものではない。それは誠実にして純真なる向上心に燃える魂が死とともに俗悪なる魂に一変することがあり得ぬのと同じである。汝らがその事実を知らぬことこそわれらにとって驚異というべきである。考えてもみるがよい。純粋にして高潔なる魂が汝らの視界から消えるとともに一気に堕落することが想像できようか。しかるに汝らは、神を憎み善に背を向けて肉欲に溺れた罪深き魂も、懺悔1つにて清められて天国へ召されると説く。前者があり得ぬごとく後者も絶対にあり得ぬ。魂の成長は1日1日、一刻一刻の歩みによって築かれていくのである…続きを読む→

甘いかなぁ、やっぱり山のアタック帰還後のUPになるかも知れませんが、どのみち間もなくアナログ絵355「フラー25カラーリング」としてUPできそうです。完全にトラウマになってます。

霊団が少しインスピレーション降らせてきていますがお話はあと。わずかな時間もムダにせず色を塗り続ける。作業続行中(祈)†

長い、ツライ、恐ろしい「フラー地獄」だ。1機描き上げるのに一体どれだけ時間とパワーを要すればいいんだ。とてつもない作業負荷。実はAffinityPhotoファイルサイズも記録的に膨れ上がっています。シルキー(PC)の動きもややモッサリ。シルキーでこれなんだからノートでは作業できないに決まっています。

フラー30到達という目標、コリャムリかなという感じになってますが、先の事はともかくまずは25にケリをつけましょう。霊団はもう帰幽帰幽一辺倒ですのでそういう意味でも描き続けられないのかも知れません。イヤ前回のブログのインスピレーションの通り帰幽して10界に赴けるのであれば、どんな苦労もいとわないんですけどね。霊界の栄光に比べれば物質界の出来事なんてカスみたいなものです。

「ベールの彼方の生活 2巻」テキスト見直し完了中、止まらず3巻の見直しに入ってます。復刊できる見込みが全くありませんが、帰幽1秒前まで信じて作業続行しましょう。そして霊団に「出版社設立」を強く言われている関係でさらに調べ考えましたが、現状の僕が出版社を立ち上げると「三重苦」になる事が分かりました。その詳細はチョトお話できませんが、出版社設立の可能性は極めて低くなります。本書くとしてもどうやって出そうかな。

「Amazon」か「同人」しか現状手立てがない状況、どちらかを選ぶしかなさそうです。まぁフツーに考えればAmazonなんですけど、いくつか宜しくない事があるんですよね、案外同人を選択してしまうかも知れません。そうなれば「バキュンフォント(伏せ字)」は必要なくなる。んんん、その前に原稿書かないと、ユウウツです。

さぁちょうちょちゃんを塗れ、止まるな、たきざわ彰人。帰幽ならそれでいいじゃないか、帰幽に向かって一直線に作業中(祈)†

アナログ絵354

アナログ絵354「フラー25設定資料」UP。ちょうちょちゃんスカートフラーです(祈)†■2023年6月8日UP■
■アナログ絵354「フラー25設定資料」UP。ちょうちょちゃんスカートフラーです(祈)†
お花ちゃんと言えばちょうちょちゃん、今回のフラー25はちょうちょちゃんをキャラとしたスカートフラーになりましたが、ちょうちょちゃんのペライ羽の中に3段変形のギミックが盛り込まれていて描くのが超しんどい。「地獄のフラー」と命名されているフラー13に匹敵する「描き手泣かせの機体」となりました。このフラー25もフラー13同様、フラーを代表する機体としてストーリーに登場させたいところなのですが、フラー13の時は描くのが苦しすぎて全く登場させる事ができませんでした。今回のフラー25も同じ事になる可能性がありますが、何とかももちゃん、シルキーに搭乗させたい。描く僕は地獄。航行モード時の茎の部分に前後ふたつ、ちょうちょちゃんが止まるアタッチメントがあります。葉っぱウイングの格納がやはりネックで、他のスカートフラー同様、汎用モード時の脚部に超強引に折りたたまれています。他にどうしようもないんですよ…続きを読む→

母マリアでさえ、義姉から多くのことを知らされているのに、イエスのことを疑うようになった。彼女はトマスが彼を非難しているのを聞いていた。兄は偽善者だと。彼はもっともらしいことを言っているが、独善的であり徒らに時間を無駄にしているといって非難した。

そこにナザレの律法学者がヨセフのところにやってきた。「イエスからは目を離すんじゃないよ。あの子は安息日を守らずに風来坊の異邦人と附き合っていたんだからな。

やつらは札付きのごろつきどもで、捕まえようとしても仲々つかまらないそうだ。イエスは従兄弟のヤコブやヨセフまでもまきこんでいるようだ。だからマリヤ・クローパスにもこのことを教えてやったほうがいいと思うがね」

これを聞いた単純なヨセフは、血が頭にのぼった。しかし厳しく叱れば今度こそはイエスは家出して、羊飼いになりさがってしまうだろうと考えた。それから数日たってから、トマスが父の処に入ってきて早口で喋りまくった。

「ねえ、お父さん、イエスはまた安息日を破ったんだぜ。まずいことに今度はみんなに知れちまったんだ。もうはずかしくってたまったもんじゃないよ。会堂に来ていた連中がみんなおれたちのことを軽蔑し、おれたちの信用はこれでがた落ちだぜ」

トマスが喋っているところにイエスが部屋に入ってきた。ヨセフはトマスに部屋を出るように促してから、静かに話しだした。「トマスが言うには、又お前は安息日の掟を破ったそうだね」イエスは答えて言った。

「熱にうなされていた1人暮らしの老婆がいてね、どうしても見のがせなかったんです。僕がそばで見守っているうちに段々と熱がさがってきたのですが、今度は反対に体温がさがって冷えてくるんです。

このままだと死んでしまいますから、小枝を拾い集めてきて火をもやし暖めてあげたんです。それでこの老婆は生命をとりとめたのです。僕が薬草を煮出して飲ませたら手足の痛みもひいたのです。僕のやったことは悪魔の業でしょうか?神様に対して罪を犯すことになるのでしょうか?」

「安息日には、住まいの中で火をもしてはならんと記されているではないか!それなのにお前はその掟を破ったのだ。大罪を犯したとは言わぬが、安息日のを破ったと言ってるんだ」「安息日の掟は、人のためにつくられたものです。人は安息日の掟のためにつくられたのではありません!!」

イエスはそれ以上のことは何も言わなかった。突風が木々をゆさぶるような激しい怒りがこみあげてきて、イエスの体をわなわなと震わせるのであった。部屋の外でこれを盗み聞きしていたトマスが部屋に入ってきた。父がとめるのを無視して、興奮しながら早口で言った。

「この恥知らずめ!お前のお陰で家中が滅茶苦茶にされちまったんだ。お前のいやらしい台詞は誰かさんの受け売りにきまってるわい。あの小汚い乞食や札付きのごろつきと付き合ってるからこうなるんだ。

おれたちは町の人から仕事をもらってメシの種にありついているんだ。みんなお前のことを知ったら、おれたちはメシの食い上げだ、その上このナザレからたたき出されちまうさ」

トマスが息急切ってここまで怒鳴りちらすと、まるで犬同士がキャンキャン吠えるような勢いで、ヤコブが怒鳴り始めた。「あんたは3週間も安息日をさぼって、山に行き、会堂に行かなかったんだよ!」すかさずイエスは言った。

「神様は、山の頂上と会堂と、どちらに近くおられると思うのか?はっきり言っておくが、僕はいつも山の高い処におられることを体験しているんだ。会堂にはいつもおられるとは限らないんだ。神様はね、日の出の静けさの中におられるんだよ。

聖霊は野の百合のような静けさの中に注がれ、銀色に輝く湖の上を渡ってこられ、ギルボアの連山からも、カルメル山の白雪からも、ガリラヤの谷からも、高い青空からもやってこられるんだ。神様は、夜明けと共に、静かな所で深い交わりを与えて下さるんだ。神様と全くひとつになるときは、人から離れていなければできないんだよ」

ヤコブとトマスは、同時に口を開こうとしたので父ヨセフは手で彼らを黙らせ、2人の弟の訴えを取り上げるつもりで言った。「イエスや、私は、お前が家をほったらかしてどこへ行こうが、かまいやしない。大目に見てきたつもりだが、かえってそれがよくなかったようだ。

結局、弟たちを困らせる結果になってしまったのだ。お前は病気の老婆を救うために小枝を拾い集め、安息日を破ったと言うが、どうして安息日以外の週日にそれをやらなかったのかい。こないだなんか、弟たちが一生懸命働いていたのに、2日間も朝から山を歩きまわっていたそうではないか。一体それはどういうわけなんだ」

「僕の仕事は一応義務を果しているつもりです。ノコの目立てをしたりして」しかしヨセフはイエスの言い分には耳をかさず、イエスがどんなに怠け者であるかを責めたて、弟たちの精勤ぶりを褒めるのであった。しかし火を吐くような熱弁をふるうイエスの前では、やかましいトマスでさえ自分の言いたいことを喋ることができなくなってしまった。

イエスは続けて語り続けた。トマスに言った。「直ぐにくさってしまう此の世の糧のために日々労する者は、永遠の生命を保証する“天の糧”を失ってしまうんだよ!お前はこの町で、腹を満たす食物を得ようとしているが、僕はあの山の上で、神様からの食物を得ようとしているんだ。

トマスよ、よくききなさい!僕はお前の心の中に記されている筋書きがちゃんとわかっているんだ。お前は1日の稼ぎでは満足できず、1枚1枚銀貨を貯わえ、将来職人の頭になって、エルサレムで旗揚げようと計画をしているようだ。

そう、ヤコブもだ。お前は、それこそ見当ちがいな慾のために働いているようだ。お前もトマスと同じようにこつこつと小金を貯めてエルサレムに行き、神殿の中に住みついて長い祈りをささげ、沢山の献金をしたいと計画しているようだ。お前は、ヘブル語を暗承しただけで、ちっとも聖書の内容を理解していないのだ。

祈りだって同じだ。成文祈橋(他人が作った祈りを文章にしてあるもの)を暗記してただ機械的にとなえているだけで、ちっとも心の底から祈ってやしないんだ。神殿という聖なる所に行かなければ至高なる神様に近づくことができないのかい?

神様を神殿の中に閉じ込められるとでも思っているのかい?山の上には来られないというのかい?ガリラヤの野辺ではたやすくお逢いできないというのかい?湖畔もかい?“平和”と“静けさ”があれば、どこにでも、神様に通じる道があるんだよ」

ヤコブはがっくりと頭をたれ、恥ずかしくて身がちぢむ思いがした。イエスが自分の心をすべて読んでいたからである。しかしトマスはピンとこなかった。自分の欲にとらわれていたからである。それでなおもイエスの悪口を言いだした。

「お前はなまけ者だ、ただ自分の楽しみだけを追っかけまわしているだけじゃないか」イエスは悲しそうに弟を眺めながら言った。「同じ母の胎から生まれ、しかも1歳しかちがわないトマスよ、なぜ同じ幻を見ることができないんだ。情けないことだ。僕に逆らってどんな得があるんだ。僕に答えてごらん、理性は肉体より勝っているんではないのか?生命は労働よりも価値があるのではないのか」

トマスはうす笑いをしながら言った。「そんな愚にもつかぬ謎に答えられるかよ、馬鹿馬鹿しい。おれはお前みたいなへそまがりな生き方は真っ平ごめんだぜ。父さんがおれをとるか、お前をとるか父さんに選んでもらおうじゃないか。もうお前となんか同じ屋根の下で仕事をやるもんか」

トマスはこんな捨てぜりふを残して戸口に立ち、サンダルのほこりをはたき落として家から出て行った。彼はナザレの律法学者のところへ向かったのである。

【霊団からの緊急警告】文仁が僕の殺害決行を決断した模様です。簡単にやられるかよ(祈)†■2021年12月31日UP■
【霊団からの緊急警告】文仁が僕の殺害決行を決断した模様です。簡単にやられるかよ(祈)†
自分を殺す事を決断した文仁と笑顔で撮影をして国民にそれを発信し続けるピーチピチ(佳子)に、僕はただただ閉口するのみです。そこまでして邪悪の人生を守り抜きたいのか、奴隷の女の子を強姦殺人し続ける事を手伝い続ける地上人生を送って帰幽した先に地獄が待っている事がまだ分からないのか。一体何をどう説明したら分かってもらえるのでしょう。閉口中…続きを読む→
霊団が奴隷の女の子たちを救出しない決定を下している理由についての個人的所感(祈)†■2022年4月6日UP■
霊団が奴隷の女の子たちを救出しない決定を下している理由についての個人的所感(祈)†
霊団側はブループリント作成の時点で「この使命遂行を実行するにあたり、ああなるだろう、こうなるだろう」という事があらかじめ分かっているという事です。つまり霊界側は「現在の物質界は、まだ奴隷の女の子たちを救出するに必要な悟りの境地に到達していない、まだその時期は到来していない」という事もあらかじめ分かっていたはずなのです。だったらなぜ僕に奴隷の女の子の存在を怒涛に教えてきたんだよ。助けてあげられると思ったから教えてきたんじゃないのかよ。助けられないという事だったらなぜ教えてきたんだよ…続きを読む→
「守護霊様が大ピンチ」何も知らない人間が守護霊様を侮辱するのだそうです(祈)†■2022年4月20日UP■
「守護霊様が大ピンチ」何も知らない人間が守護霊様を侮辱するのだそうです(祈)†
あなたの愛する男性、女性は性格の優しい、正しい行いをする、あなたにとって愛すべき人物だとします。あなたはそれを長い年月にわたって共に生活してきた事によって知っており、その人物を愛するに至っています。また、あなたが師と仰ぎ尊敬する人物の、これまで歩んできた苦難の道のり、獲得してきた知識と叡智の深さ、経験から導き出される慈愛の態度を、これまでのお付き合いによって認識しており、あなたはその師に対して深い尊敬の念を覚えるに至っています。しかし、あなたの愛する人物、あなたが師と仰ぎ尊敬する人物の人格、性格、人となり、これまでの苦難の道程を全く理解していない赤の他人が、何も知らない分際であてずっぽうで「こいつはこういう最低の人間だ、こいつは頭の悪い、おかしな奴だ」と言いふらしたとしましょう。皆さまはそれをどのように受け止められますか…続きを読む→

詳細は長文ブログのタイミングで書く事になると思いますが、霊団が出版社を立ち上げろ、自分で自分の本を書け、と言ってくる理由が分かった気がします。

これまでブログで同様の事を何度となく書いてきた記憶がありますが、僕に会った事もない、僕と話をした事もない、僕の普段の生活態度も見た事のない、僕の幼少期も知らない、つまり僕と何の関係もない全くの赤の他人が「たきざわ彰人はこうこうこういうふざけた人間だ」と、僕という人間を全て知っているかのような口ぶりで1から100まで全てインチキの書籍を書く。

それが複数出回り、僕という人間がまるっきり別人格に書き換えられ、さらに「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体を国民の脳内から消すための「視点外し」が永年にわたって延々とおこなわれ、気付いた時には僕が悪者にされていて明仁、文仁、徳仁、悠仁がまるで被害者のように報道されている(今霊団が軽くピィィィンと波長を降らせてきました、そうだという事です)つまり「国民の再洗脳」が徹底的におこなわれるという事のようなのです。過去このようなブログも書いていますが↓

■2021年6月23日UP■
「国民再洗脳」の具体的手法の幽体離脱時映像を霊団が降らせてきました、断じて許さぬ(祈)†
嵐の桜井氏が全身不随の状態でスタッフ数人に運ばれるようにして檀上中央に登場し着席させられます。(桜井氏本人ではありませんよ、霊団メンバーが桜井氏の姿をまとって演技しているのですよ、くれぐれもお間違えのないように)その桜井氏は表情はキリッとしているのですがどうやら口も利けない状態にさせられているようでした。そして今度は嵐の大野氏がステージに登場し(大野氏は健全な状態です)桜井氏と並んで立ちます。そこで会場全体に放送ではなく印象として(分かりにくい表現で申し訳ありませんが)この式典の意図の説明が流されます。それは、全身不随になった桜井氏を介護し続ける大野氏を表彰するといった内容でした…続きを読む→

時間がありませんのでここで説明しきれません、一旦切りますが、もし日本国民の皆さまがいともあっさり再洗脳にコロッとやられてしまうとしたら、霊団も以前言っていましたように「バ〇国民」という事になってしまうと思います。皆さま、そういう情けない事でいいのでしょうか。よくありませんね。

正しい情報は自分で動いて獲得するものです。メディアから一方的強制的に流されてくる情報をコロッと鵜呑みにしてしまう旧式の生活スタイルを改めないといけないところに来ているという事を強く呼びかけたい気持ちですが、どれだけシャウトし続けても一向に伝わらないのでしょうね。

フラー25かなり塗り進んでいます、何とか終える事ができそうです、とにかく急ぎましょう。あとでしっかり説明させて頂きますが、皆さま、どうか目を覚まして下さい。洗脳を撃ち破って下さい。僕は殺されます。一応霊団はそれを阻止しようとしているようです。一旦切ります(祈)†

TrailMovie「国民再洗脳」の具体的手法の幽体離脱時映像を霊団が降らせてきました、断じて許さぬ(祈)†■2021年12月29日UP■
TrailMovie「国民再洗脳」の具体的手法の幽体離脱時映像を霊団が降らせてきました、断じて許さぬ(祈)†
皆さま常識でお考え頂きたいのですが「宇宙一のバカ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁は生まれて1度も「仕事」というものをした事がありません。公務というものは自分たちを偉く見せるための「自演乙(じえんおつ)」の偽装工作、洗脳演技であり断じて仕事ではありません。つまりコイツらは全く社会経験がないという事になります。そんな人生経験値ゼロの人間が人の心の痛みを理解できる高徳な人物になれますか。仕事もした事のない人間、苦しみを耐え忍んだ経験もなく毎日わがまま放題で奴隷の女の子をレイプして遊んでいるだけの人間に謙虚な心が培われると思われますか。本当に謙虚な人間なら「自分は国民に人気があって何でもできる天才です」と書かれたプラカードを高々と掲げて人々でごった返すアーケード街を練り歩くようなマネをしますか。謙虚であればあるほど自分が優れた人間だ、などという言葉は口をついて出てこなくなるはずなのです…続きを読む→

45分ノートの時間にずっと「ベールの彼方の生活 2巻」のテキスト見直しを続行していました。明日には完了予定、すぐWordPressにUPすべきところなのですが、何しろフラー25が恐ろしい事になっていますのでテキストは後回し、とにかく何が何でもフラー25を終わらせないといけません。

本当に猛烈怒涛に色を塗り続けているのに終わらない、信じられない作業負荷。しかしだいぶ進んでます、終わりが近付いてます、手を動かす以外にアウトプットする方法はない。口では絵は描けない。手を動かせ。

ダメと分かっていても事情がありまして「自動書記テスト」も続行中です。白紙ノートとボールペンを用意して軽くトランスを維持する、という事をやっていますが手が動いて文章を書き始めるという事は全くありません。しかし当分続けるつもりです。簡単にはあきらめません。

フラー25にケリがついたら書籍用の原稿を撃ち始めるつもりでいるのですが、これがユウウツな作業でして、大昔の出来事をほじくり返して説明するのがハッキリ言ってシチメンドクサイのです。書き続けられない可能性が高いですが何とかやってみるつもりです。

ちょうちょちゃん2体のシャドウハイライト、間もなく終了中、ラスト、航行モードのシャドウハイライトに突入し、最後にいつものようにジュエルのシャドウハイライトを一気に塗れば完成となります。いっ!そっ!げっ!おっ!わっ!らっ!せっ!ろっ!カラーリング続行中(祈)†

「何とも言えぬ光景だった」上層界から使命遂行を眺めての感想ですが、過去形で言うな(祈)†■2023年6月28日UP■
「何とも言えぬ光景だった」上層界から使命遂行を眺めての感想ですが、過去形で言うな(祈)†
「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が地獄に落ちるのは自己責任、アキトくんには何の責任もないし、キミが物質界生活中にこの者たちを滅ぼさなくても自動的に肉体が朽ちて帰幽して地獄に落ちるのだからどちらでも結果は同じである。奴隷の女の子たちに関しても自ら犯した過去の大罪の罪障消滅を目的として物質界に降下した人間なのだから、苦難の人生をやらされるのが当たり前(自己責任)それを助けてあげたら本人のためにならない、アキトくんの気持ちは分からないでもないが帰幽して我々(イエス様)と同じ視点から眺められるようになれば納得できるであろう。つまり「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を物質界生活中に滅ぼせなくてもそれは別にアキトくんの努力不足ではなく、奴隷の女の子を助けてあげられない事もキミのせいじゃない。我々(イエス様)は絶対的有利なポジションに立っているので、その人間たちをアキトくんの霊的進歩向上に大いに活用させてもらった…続きを読む→

ガリラヤの喜びの歌声は飢えに苦しむ叫び声に変わり、笛やコーラスはすすり泣きに変わってしまった。熱病が猛威をふるった夏が過ぎ、きびしい冬がやってきた。いたる所大飢饉にみまわれた。外国から役人が食糧を買いあさりにやってきて、ほんの僅かな収穫でも多額の金で買いとった。

町中の欲ばり連中は、畑の隅から隅まで血まなこになって落穂を拾い集めた。貧乏人は寒さと飢えで次から次へと死んでいった。まことにひどい冬が荒れまくったのである。

ヨセフには沢山の仕事が舞いこみ、金持ちになっていった。飢えた羊飼いや農民がやせおとろえているのに、ヨセフは豊かであった。しかし彼は稼いだ金を貯めようとはせず、穀物や無花果を高い金を出して買い求めては、常時彼を頼ってくる旅人や孤児たちに与えていた。親戚の者がそんな鷹揚なふるまいを諌めようとすると、ヨセフは反論するのであった。

「貧しい隣人たちを忘れてはならない。もしも母子だけの家庭や孤児が困っているのを忘れるくらいなら、小麦のかわりに薊が生え、大麦のかわりに麦撫子が生えればよいさ。もしも飢えている旅人を見て彼を入口からしめ出すくらいなら、私の鋸の歯がまるくなり、のみが錆びつき、プラタナスの木々が倒れ、斧の刃が私や息子たちを切りきざむほうがましだよ」

ヨセフの親戚たちは呆れかえり黙って立ち去った。しかし陰では<あんなことしていると、いつかは乞食みたいになるさ!あのお人よしには全くあきれたもんだ>とささやいていた。

ヨセフは息子のトマスやイエスと一緒に金持ちの農夫のために、夜中まで働いていた。その日の仕事が終るとき、賃金を受けとるのであった。マリヤは、山から訪ねてくる飢えた人々や、困っている子供、さらに漁師の家族たちに食物を与えていた。その冬は特に不漁が続き、小さな魚さえとれず漁師たちは毎晩空っぽの網を浜辺に広げ、腹をすかせていたのである。

春がやっときて悪夢のような飢饉も去っていった。ヨセフは過労がたたり、重い病気にかかってしまった。昔うけた背中の傷が痛みだし、腰の痛みも劇しかった。やはり井戸に落ちて重傷を負ってからは、彼の体は完全ではなかった。

今度ばかりは余りの痛さのために、遂に寝こんでしまい、立ち上ることができなかった。そこで風在のよい若者、トマスが父の代りに親方になり、木工技術に関するすべての采配を振るった。もちろん兄であるイエスも彼に従った。

しかしイエスの技巧は未熟で、どちらかといえば木工作業には余りむいていなかった。鋸で真っすぐに切ったり、鎚を上手にかけることができなかった。弟であるトマスには彼がグズで、頓馬に思えた。トマスは口の悪い礁たちと付き合っていたので、心の底までひねくれていた。

トマスは兄に向かってどなるのであった。「このうす馬鹿者めが、鋸の背中で木が切れるとでも思うのかよ!おめえがそれを使うと、歯がボロボロになっちまうよ」こんなふうにイエスに八つ当りしていることを聞いたヨセフは、床の中からトマスに言った。

「トマス、そんなふうに兄を責めないでおくれ。彼は母さんの若いときに似ていて、いつも夢を見ているので、手の方がうまく働かないんだ。そこへ行くとお前は本当に私の子だ。わしに似て手先きも器用だし、大工として立派な才能も備わっている。わたしは本当にうれしいよ。

お前がそうやって働いてくれるので私の唯一の慰めであり、弱っている私の支えになっているんだ。だからお前も、もっと賢くなって、その熟練の腕をふるい、イエスには優しくしてやってくれないか。

これでも母さんがやっきになってイエスの腕を磨こうとしているんだが、あまり効果がないとは思うがね。兄をいたわってあげなさい。彼は商売の経験もないし、腕もないから、きっとこの家の家長にはなれないだろうな。なにしろ家長は、一家を支えていかねばならんからねえ」

ヨセフの忠告があってから、トマスはますますつけあがってしまった。彼は公然とイエスを軽蔑し、彼の弟たち、ヤコブ、セツ、ユダをひきこんで、彼を嘲った。遂にイエスの仕事といえば、材木はもとより、ときには重い石材を運ばせるようになった。それを弟たちは手伝おうとはしなかった。

ヘリが立ち去って1年が過ぎた頃、イエスは母に言った。「冬の間中お世話してあげた羊飼いが僕に山へ来ないかと誘って下さるんです。僕を1人前の羊飼いにしてやるというのです。お母さんが許して下さるのなら僕は喜んで彼の言う通りにしたいんですが。山は僕にとって本当に良い友達ですし、空の星は人の手で作った屋根よりもずっと親切なんです」

マリヤはそんな荒野に行かないでほしいとイエスに懇願した。「強盗にでも襲われたらどうするのかい。第一、羊の番なんかは、大工の息子が手がけるにはとても卑しい仕事じゃないのかい。お父さんだってきっと賛成しないと思うよ」それでイエスはその話は思い止まって、大工の仕事を続けていた。相変らず弟たちから馬鹿にされながら。

セツがトマスに言った。「お兄さん、イエスはあんなに馬鹿にされても、よくも毎日あんなに愉快そうにしていられるね」ヤコブが答えた。

「そうだとも。やっはいつも真理をまじめに追究し、自分の欠点なんか棚にあげてやっているんだから、ニコニコしていられるんだよ。第一、やっは安息日なんかそっちのけなんだ。仕事が終ると伯母さんの家に行って、従兄弟のヤコブやヨセフと一緒に働いて、クローパス家の手伝いなんかしているんだ。この3週間とも、やっは安息日に会堂の礼拝にも行かないで、日の出から夜まで山の中をほっつき歩いているんだからね」

弟たちは口を揃えて父の前でイエスのことを非難した。さき頃、貧しい農夫の山羊が病気で弱っているのを見て、ちょうど安息日というのに、薬草を煮出して山羊にのませていたとか、独り暮らしの老人のために、またもや安息日だというのに、林の中で木を伐り出し、重い材木を運んでいたことなどを話した。

この話を聞いた父はイエスを呼んで、どうしてそんなことをしたのかと尋ねた。イエスは答えて言った。「困っている人たちを悲しませたくないんです。与える喜びはどんな宝石にも及ばない値打ちがあるんですね」

ヨセフは頭ごなしに言い放った。「6日間働いて、7日目には必ず安息日を守りなさい。働いて休むんだ。モーセの十戒を大切に守って、変な噂をたてられないようにしなさい!お前は安息日の掟を破った罪がどんなに重いかを知っているだろう!」父はきびしい調子でイエスに説教した。彼は黙ってきいていた。それ以来、弟たちから直接非難されることはなくなった。

トマスとヤコブの2人の弟は、次第にまともな考え方をするようになった。彼らにはあるひとつの目標があり、それが1本のローソクの火のように彼らの心を照らしていた。トマスは自分の夢を実現させるために、稼いだ金を貯えていた。彼はナザレを離れエルサレムに行って職人の親方になりたいと思っていた。

ヤコブは一家の家長としてすばらしい家庭と財産を築き、衣食住を豊かに暮らす夢を描いていた。彼もまたエルサレムにあこがれてはいたが、トマスとは少しちがっていた。彼はとてもまじめな少年だったので、彼は神殿の中に住みこんで毎日エホバの神に祈りをささげ、イスラエルの救済をねがうことであった。

この2人の兄弟は1本の軛(くびき)につながれている2頭の雄牛のようであった。2人とも1日も早く重荷をおろして自分の夢が叶うことを望んでいたからである。しかしイエスはこんな軛(くびき)につながれてはいなかった。彼は心の中に光を持ち、働くことを喜び、弟たちから馬鹿にされてもユーモアで応対していた。

長い間病床にあったヨセフもイエスにはもう説教などはしなかった。弟たちは父をあきらめてナザレの律法学者に相談していた。律法学者は必ずイエスを見張っているように命じていた。そして彼は、そのうちイエスが大罪を犯して失脚するだろうと預言していた。

ある日のこと、母マリヤはイエスを呼びよせて言った。「この2年間、お父さんは病気で苦しみ、春がきたというのに痛みはますますひどくなってね、とても気の毒なのよ。お願いだから、レアを生き返らせたお前の秘密の力をかしておくれでないか」

イエスは母の要求をきいて悩み始めた。母を心から愛していただけに、断わるのがとても辛かった。ヘリからあれほど警告されていたにもかかわらず、彼はひき受けてしまったのである。週の始めの日(日曜日)の夕方、弟たちが仕事に出ている間に神癒を施すことになった。

病人の寝ている部屋では、マリヤとヨセフの姉の2人が準備をととのえていた。2人の敬虔な女が見守る中で、イエスは静かに祈っていた。イエスが口にする言葉は彼女たちには全く解らなかった。

暫くしてイエスがヨセフの方に近寄り、ヨセフにとり憑いている悪魔に向かって、<出て行け!!もう2度とこの肉体に入るな!>と言った。2人の女は、そのときイエスの体から太陽の光線のようなものが発射されるのを見た。イエスは体をかがめながら、その光を懸命にヨセフの体に注ぎこんだ。

暫くすると姉のマリヤ・クローパスは、弟の体の上に雲のようなものが覆ってイエスの発射した光を呑みこんでしまうのを目撃した。折角の光が、その雲にさえぎられて患部に届かないのである。ヨセフの心の中に、イエスに対する信頼が失せていたからであった。

トマスやヤコブから散々イエスの悪口をきかされていたので、ヨセフの心は疑惑の重みにあえいでいたのである。イエスは烈しく呼吸をしながらもう1度悪魔払いを試みた。汗と涙がイエスの頬を伝わり、彼の顔面は蒼白となった。いかなる努力も空しく、ヨセフは横たわったまま苦痛の声をあげ、不信の目でイエスを見上げていた。

「僕には出来ません。父と私をつなぐ橋がどうしてもかからないんです」イエスは呟きながら炉端のそばにうずくまり、べたんと座りこんでしまった。戸口には、トマスやヤコブが立っていた。彼らは2度目にイエスが試みた悪魔払いを目撃した。天界よりの恵みの光をイエスが発射したにもかかわらず、父の不信によって悲しくも神癒は成功しなかったのである。

(註1)週の7日目(土曜日)のことを“サバト”(安息の意)と称し、ユダヤ人はこの日に一切の労働を休み、会堂に集まって神に礼拝をささげることが義務づけられていた。携帯する重量や歩行距離にも厳格な制限が加えられ、殊にパリサイ派の人々はこれらの掟を重視し実践に努力した。

従ってこれを破る者は重罪のひとつとみなされ、厳罰に処せられた。新約聖書の福音書では、イエスが十字架刑に処せられた最大の根拠として、安息日の掟を破ったことが直接の引き金となったと記されている。

「基礎を積み上げる者ほどその後の進歩が速い」帰幽後の話かよ使命遂行終了か?(祈)†■2023年5月10日UP■
「基礎を積み上げる者ほどその後の進歩が速い」帰幽後の話かよ使命遂行終了か?(祈)†
ん?今軽くトランスに入った時に「そんな事ない」って言ってきました。という事は物質界生活中に結果に到達できるのか。「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を滅亡させられるのか。奴隷の女の子たちを助けてあげられるのか。イヤ、これまでの霊団の動きを見ればそんな一言は信じられない。甘いな。んんん、僕の人生目標は「帰幽後に霊界で賜る霊的褒章」であり、物質界でああなろうとかこうなろうとは夢にも思ってませんから(2度と物質界に戻るつもりはありませんので)帰幽後の明るい人生を連想させるこのインスピレーションは、僕個人としては喜ぶべき意味なのですが、霊界の仕事とはそんなにもいい加減なものなのか。そんな事でいいのか。一体いつになったら物質界の邪悪を本腰を入れて滅ぼすつもりなんだ。僕が1代目だとして、一体何代目で滅亡を完了させる計画なんだ、どんだけ悠長なんだ…続きを読む→
「行為のひとつひとつに責任を取らされます」僕の人生はやはりカルマの解消なのでは(祈)†■2023年5月3日UP■
「行為のひとつひとつに責任を取らされます」僕の人生はやはりカルマの解消なのでは(祈)†
イエスは死を超越した真一文字の使命を遂行していたのであり、磔刑(はりつけ)はその使命の中における1つの出来事に過ぎない。それが生み出す悲しみは地上の人間が理解しているような“喜び”の対照としての悲しみではなく、むしろ喜びの一要素でもある。なぜならテコの原理と同じで、その悲しみをテコ台として正しく活用すれば禍転じて福となし、神の計画を推進する事になるという事でした。悲劇をただの不幸と受止める事がいかに狭い量見であるかは、そうした悲しみの真の“価値”を理解して初めて判る事です。さてイエスは今まさに未曾有の悲劇を弟子たちにもたらさんとしておりました。もし弟子たちがその真意を理解してくれなければ、この世的なただの悲劇として終わり、弟子たちに託す使命が成就されません。そこでイエスは言いました「汝らの悲しみもやがて喜びと変わらん」と。そして遂にそうなりました…続きを読む→
「この窓から神秘に入る」帰幽後、僕が突入する状況について霊団が言ってきましたが(祈)†■2023年4月19日UP■
「この窓から神秘に入る」帰幽後、僕が突入する状況について霊団が言ってきましたが(祈)†
インペレーターの霊訓より抜粋 私がこの地上を去ったのは遙か遠い昔のことになりますが、このたび戻ってまいりましたのは、この霊媒を通じて霊的啓示を届けんがためです。それが私の使命なのです。私の属する界層からこの地上へ戻ってくる霊はきわめて稀です。が、大神が特殊な使命のためにこの私を遣(つか)わされたのです。天界と地上との間の階梯(はしご)はつねに掛けられております。が、人間の側の不信心が天使の働きかけを遮断してまいりました。 – あなたは神の僕(しもべ)ですか。いかにも。神の僕として選ばれ使命を仰せつかることは、われわれ仲間の間にあってはただならぬことです。私はこの霊媒を通じての使命を終えたのちは2度と個的身体をまとって戻ることのできない境涯へと赴きます。他の霊を通じて影響力を行使するのみとなるでしょう。皆さんはすべからく大神の導きを求めねばなりません。おのれを恃(たの)む者は滅びる、滅びる、滅びる…(とくに厳粛な調子で述べた)。神は光明と導きを求める者を決してお見捨てにはなりません。決して、決して、決して……続きを読む→

本当に今後のフラーの新規デザイン、どうしよう、何か画期的なスピードアップの方法はないか。AffinityPhotoの超超超裏技とかないか。AffinityPhotoをもう1回お勉強し直してみようかな、何か糸口がつかめるかも知れない。イヤ、そういう問題じゃないだろうな。

常にAffinityPhotoは開きっパ、ちょっとの時間もムダにせずにカラーリングを続けていますが、それでもまだ終わらない、本当に信じられない、地獄の作業負荷です。このまま終わらずに次の山のアタックに突入します。アナログ絵355「フラー25カラーリング」は次回の山のアタック帰還後、長文ブログUP後、7月6日以降の完成予定となります。

絶望感がタダ事ではない、何とか打開できないか、方法はないのか。考えろ、考えろ、イヤ、そんな事はずっと昔から考えてる、方法はないと思う。根性しかないと思う。AIに塗ってもらうか笑。案外これがシャレじゃなくなったりなんかして(祈)†

「許してくれ」霊団が自分たちの導きの失敗を完全に認めた一言となります(祈)†■2023年5月24日UP■
「許してくれ」霊団が自分たちの導きの失敗を完全に認めた一言となります(祈)†
「泣きっ面にハチ」これが僕の霊的使命遂行をもっとも正確に表した言葉ではないでしょうか。なぜDreamworkをやめさせられてこんな最悪な人生をやらされなければならなかったのか、その理由について何ひとつ納得のいく回答は霊団から降ってきません。つまり説明できないからです「行き当たりバッタリ」だったからです。で、霊界側として完全に予定外だった少年(僕)に、誰もやってくれない仕事(「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁邪悪の正体の情報拡散)を押し付けてやらせてはみたものの、そもそも行き当たりバッタリで始めた仕事だったので(無計画だったので)僕の暗殺を回避するので精一杯で全然事態を進展させる事ができないまま時間だけが流れていった…続きを読む→
「出版社」霊団が僕に「サイキック・ニューズ社」をやれと言ってきているのです(祈)†■2023年5月17日UP■
「出版社」霊団が僕に「サイキック・ニューズ社」をやれと言ってきているのです(祈)†
出版社を立ち上げる事自体はすごく簡単です。ISBNを取得するだけで、どこぞに申請を出すとかそういう必要もありません「僕、今日から出版社をやるわ♪」と宣言すればそれで出版社が立ち上がった事になります。出版業ほど興すのが簡単で継続の難しい事業はない、という言葉もあるようです。僕はAmazonでの電子書籍制作の経験もあり、元々デザインの人間ですのでその手の作業に全く抵抗がなく、電子書籍のみならず紙の書籍のデータ制作も全く問題なくおこなえます(AffinityPhotoおよびAffinityPublisher使用)さらに僕はムービー制作能力も有しており、さらに「字幕(.srt、.vtt)」も扱えます。つまり僕という霊媒から降った霊言をムービー化してYouTubeにUPする作業も全てひとりでおこなえるという事になります。とにかく僕という霊媒から霊言が降ってくれば、ありとあらゆる方法でその霊言を拡散させるスキルを僕は所有しているという事です。…続きを読む→