「シルバーバーチ最後の啓示」より→「社会を一度に変える事はできません。同じように人の生き方を変える事は容易ではありません。変えるのはあなたではなくて、当人自身である事を忘れてはいけません。あなたは真理を知った者としての責務を果たしていればそれでよろしい」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「あなたが授かったものを他人に分けてあげるのです。喜んで受け取ってくれれば喜びなさい。受け取ってくれなければ、その人の思う道を歩ませてあげなさい」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「私たち霊界の者は肌の色に全く関心がありません。肌の色は肉体だけのもので、魂には色はありません。黄色の魂、赤色の魂、黒色の魂などというものは存在しません。魂はその始源においては全てが同等です」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「霊的観点からすれば、地上のいかなる民族の間にも障壁はありません。障壁があるとすればそれは地理的なもの、物質的なもの、人間が勝手にこしらえたものばかりです。皮膚の色とか国家の違いは如何なる意味での優越性も生み出しません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「私たち霊界の者は地上人類を一つの霊的大家族と見ております。全体を一つにつなぎとめる霊的な絆がある事を実感しております。その事、すなわち全人類は霊性において一つであるという事を知らねばなりません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「心の底からの正直で真摯な叫びが無視されるという事は決してありません。こちらの世界には地上界の為に役立つ事をしたいと願う霊たちの感知装置が張りめぐらされております。善行にうんざりなさってはいけません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「背後霊には背後霊なりの手段と手順がある事を忘れないでください。人間の勝手な都合に合わせる訳にはいかないのです。しかし、決して見捨てる事だけは致しません。あなたなりの最善を尽くしていれば、それでよろしい」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「地上の人類を物的に差別しているものが何であろうと、不滅の霊的連鎖に比べれば物の数ではありません。霊の絆は、国家の別、民族の別、宗教の違い、政治理念の違い、その他いかなる種類の違いをも凌駕します」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「インスピレーションは無限の存在である大霊から発しております。それに引きかえ神学は人間の知能から発したものです。都合のいい理屈から生まれた教義が、宇宙の大源から発したものの代わりができるはずはありません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「生命は物質ではありません。霊的なものです。物質はただの殻にすぎません。実在の影です。実在は霊であり、いま自分として意識しているあなたは霊なのです。人生の究極の目的は、そのあなたという霊の属性を発揮する事です」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「あなた方はこの世を去ってから始まる霊的生活のためのトレーニングを受けるために今この世に置かれているのです。今のうちに霊的教育を受けていないと、こちらの世界へ来た時に何の準備も出来ていなくて大変なハンディを背負って生活しなければなりません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「地上界は実に様々な考えや性格を持った人間が入り混じって同じ平面上で生活している、特殊な世界です。その千変万化の生活様相の中からいろいろと学ぶ機会が得られるわけです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「こちらの世界はその点が異なるのです。こちらへ来て落ち着く先は、あなたと同じ程度の霊性を具えた者ばかりが集まっている境涯です。当然、発達とか成長というものが地上界とは全く異なります」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「地上で退屈するというのは親和性のない者と同じ場所に閉じ込められた場合に生じるもので、たしかにうんざりするでしょう。霊的に、そして精神的に親和性のある者同士の間には、倦怠感は生じません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「こちらの世界で互いに愛し合い、同じレベルの霊性を身につけた者同士は、人間の言語では表現できないほどの生きる喜びを味わいます。退屈するどころか、説明のしようのない喜悦を覚えます」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→問「今こうして地上に生まれてきているという事は大きなチャンスであり挑戦でもあるという事でしょうか」シルバーバーチ霊「そうですとも!そうでなくてどうしましょう。内部の神性を発現させるチャンスを本当のあなた(自我)に与える絶好の機会なのです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「あなたという存在は霊を携えた身体ではありません。身体を携えた霊なのです。本当のあなたは鏡に写っているあなたではないのです。本当のあなたは肉眼には見えないものなのです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「その身体(肉体)は、あなたが自我を表現するための機械にすぎません。あなたという霊が引っ込んで(死んで)しまえば、その機械は動かなくなり、地球を構成する成分に帰っていきます。それをみなさんは“死”と呼んでいます」
サイト「現代の日本に於けるスピリチュアリズムの第一人者、近藤千雄先生の著書・訳書の一覧」→ www.paperbirch.com/books/kondo.html
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「地上生活での体験から教訓を学ぶ事には大きな意味があります。しかもあえて言えば、大きな教訓ほど、困難や障害ハンディを背負った生活に耐え抜く事から得られるのです。その葛藤の中で内部の霊性が呼び覚まされるのです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「全てが平穏で問題が何一つ生じない生活では霊的進化は得られません。困難に遭遇しそれを克服した時に初めて霊性が向上するのです。鋼鉄が猛火のるつぼの中において鍛え上げられるようにあなたの霊性も苦難との闘いの中においてこそ鍛え上げられるのです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「いったんコミュニケーションのドアが開かれますと、真価の階梯からいって上は最高の天使級から下は最下層の低級霊に至るまでのありとあらゆる霊的存在による影響にさらされる事になります」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「霊の世界も地上界から送られてくる人間によって構成されています。ですから、人間がみんな聖人君子であってくれれば、霊界も聖人君子ばかりになるのですが、残念ながら地上から送られてくる人間は利己的で邪悪で他への思いやりがありません」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「地上界にいた時と同じレベルのままこちら(霊界)へ来る訳です。ですから、親和力の原理で同じレベルの地上の人間と簡単につながりができます。低い者であれば麻薬とかアルコールなどの習慣で霊界の低級霊が引っつきます」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「高潔な人間であれば高級界の霊との繋がりができます。つまり高級な支配はインスピレーションの形を取り、それが低級になると憑依という形を取る事になります。親和力の原理においては両者は同じです。コインの表と裏のようなものです」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「立派な人生を送った人なら当然高い境涯に落ち着くでしょう。少なくとも地縛霊になる事はないでしょう。もっとも新しい環境に馴染むまである程度期間を要するでしょうが、あなた方の時間感覚で言う“長い”期間ではないでしょう」
「シルバーバーチ最後の啓示」より→「死への準備は睡眠中に行われています。幽体で離脱してそれ相応の場所を訪れています。その間の体験は脳に印象付けられないために記憶にないのですが意識の深層に刻まれていて、いよいよシルバーコードが切れてこちらの住民となった時に役に立ちます」