—–六節
『世界心霊宝典1 霊訓』
【この頃ホーム氏(※)と会った。その日はたまたまダービーの日で、ホーム氏を通じて、ダービーのために霊的状態が悪く仕事にならないと言ってきた。そこで翌日(五月二九日)その点を質してみたところ、いろんな事を述べたあと次のように書いた―】
『世界心霊宝典1 霊訓』
(※D.D.Home(一八三三~一八八六)心霊史上最大・最高と称される英国の霊媒で、霊能の種類においても驚異性においても他に類を見ない。特に空中浮揚現象は有名で、いつでもどこでもやってみせた)そうした催しは道徳的雰囲気を乱し、我らを近づき難くする。
『世界心霊宝典1 霊訓』
そこには我らに敵対心をもつ邪霊が集結し物欲を満たさんとして集まれる人間に取り入る隙を窺うのである。昨日はそうした物欲に燃える者が大挙して集結した。邪霊たちにとって彼らは恰好の標的である。アルコールが入り、野獣の如く肉欲に燃える者。
『世界心霊宝典1 霊訓』
大金を当てにして興奮する者。その当てが外れて絶望の淵に落とされる者、等々がいる。邪霊の誘いに最も乗り易い者はこの最後に挙げた人種である。たとえそこまで落ち込まぬとしても道徳的感覚が狂い、感情を抑え邪霊からの攻撃の盾となるべき冷静さと心の平衡が崩れ、―
『世界心霊宝典1 霊訓』
―つけ入る隙を与える事になる。絶対的悪とまでは行かぬが自制心を失い狂乱状態に陥れる精神が攻撃の恰好の条件を用意する事になる。こうしたものは須らく避けねばならぬ。そうした心は霊的悪影響、未熟にして有難からぬ邪霊にまんまと罹かり易い。
『世界心霊宝典1 霊訓』
興奮のあまり節度と理性を失える精神にはくれぐれも用心されたい。以上の如き理由のため汝が質せるような日は善の使者の努力が最も要請される事になる。総攻撃を仕掛けんとして集結せる邪悪な未熟霊の計画を不首尾に終らせんがためである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
【しかし、そうなると全ての祝日もいけない事になりませんか―】必ずしもそうではない。祝日の雰囲気が感情の手綱を緩めさせ、喉を焼くアルコールと、欲情の満足と、霊を忘れた振る舞いに追いやる事になれば、その祝日は許し難きものと言えよう。
『世界心霊宝典1 霊訓』
手綱を奪われた肉体が霊の思うがままの支配下に置かれる事になるからである。しかし祝日が身体に休息を与え魂に憩のひと時を与える事になれば話はまた別である。過労によって疲弊し身体が心地よき適度な休息によって生気を回復するであろう。
『世界心霊宝典1 霊訓』
毎日の気苦労と煩事に悩み苦しめられている精神も、適度な娯楽に興じる事によって緊張がほぐれ、しばし煩わしさを忘れる事になろう。そうした心地よき気分転換がむしろ精神を引き締め、刺激する事になるのである。そうしているうちに穏やかな静けさが魂を支配し、―
『世界心霊宝典1 霊訓』
―それが何にも増して天使の暖かき支配を容易にする。かくして天界の使者の威力が強化され、いかに強力なる悪霊の計画も効を奏さぬ事になる。祝日を人間の堕落の日とせぬ為には、汝らが善霊の働きと汝らの義務についての認識を深めねばならぬ。
『世界心霊宝典1 霊訓』
暴動と放蕩、肉欲とギャンブル、邪念と絶望しか生まぬ祝日は我らにとりて少しも祝うべき日どころではなく、恐るべき日であり警戒と祈りを忘れぬ日である。神よ、無分別なる愚行に耽る理性なき魂を救い、守り給わん事を!
『世界心霊宝典1 霊訓』
【その頃催した実験会がどうやらいい加減な現象によって邪魔されていたらしく、通信霊の心霊写真を撮ろうとした試みも失敗に終った。写っていた霊は自らはレクターだと名のったが友人の判断で我々とは何の係わりもない、いい加減な霊で出席者の誰も知らない事が判った―】
『世界心霊宝典1 霊訓』
【私は何か通信を得たいと思って机に向ったが、一向にまともな通信が得られないので已む無く諦めた。その翌日いつもの受身的な精神状態を取戻した。すると、こちらから求めないうちに向うから(ドクターが)通信を送ってきた―】
『世界心霊宝典1 霊訓』
【私は前日の実験会の事に言及して、あのような場合我々の方で為すべき事はどんな事か尋ねた―】レクターは汝の混乱した精神状態のために通信を送る事が出来なかった。汝の混乱は実験会でのエネルギーの負担が大きすぎる所為である。
■2020年9月2日UP■TrailMovie Dreamwork(ドリームワーク)について(祈)†そしてついに描き始めた41作。過去ブログでも少し書きましたが、この41作、そして42作、この2作品は僕のアイデアストックに一切なかった作品で、ほぼ全てインスピレーションに従って描いたのです。A4の4倍の作業負荷に身を浸しながら描き続けている時、突然「あ、こういう風に塗ったらいいんじゃないか」って急にひらめいたり、突然ペンツールの新しい使い方を発見したり、朝、目覚める直前にイメージが降ってきて「あ、そう描けばいいのか」と理解したり、ストーリーの内容が自然と頭に浮かんだり…。41作42作描画時はひたすらこんな感じだったのです。今にして思えばあの時既に守護霊様からのインスピレーションを複数受取らせて頂いていたのだと霊性発現後になって改めて理解したのです…動画を見る→ HOME | ピーチピチ(佳子) | 切断死体の撮影 | 処刑遊び | コイツら死刑 | 暗殺 | 放火 | Dreamwork | Profile | アナログ絵 | フラー | コメントファイヤー | 神 | 山駆けるヒカリ | 葛飾北斎の墓 | 主なブログ | 全ブログURL | 動画 | 霊関連書籍 |