『シルバーバーチの霊訓③』
この祈りには宇宙についての、地上の人間に理解できる限りの理性的かつ合理的説明が含まれております。人類が暗闇の生活を余儀なくさせられているのは一方には自ら真理に対して目を閉じたがる者が多く、また一方には既得の特権を死守せんとする者が多いからです。
『シルバーバーチの霊訓③』
全ての戦争は人間が摂理に背いた生き方をする事―一個の人間、一つの団体、国家が誤った思想から、貪欲から、権勢欲から、支配欲から、神の摂理を無視した行為に出る事から生じるのです。直接の原因が何であれ、全ては宇宙の霊的法則についての無知に帰着します。
『シルバーバーチの霊訓③』
すべての者が霊的知識を具えた世界に独裁的支配は有得ません。一人の人間が一国を支配する事が不可能な組織となるからです。すべての者が霊的知識を具えた世界に流血は有得ません。争いの起こり得ない体制となるからです。
『シルバーバーチの霊訓③』
われわれの仕事はその霊的知識を広める事です。真実の意味での伝道者なのです。伝道の意味が今日の世の中では歪められてしまいましたが、真実の意味は真理または知識を広める事です。私たち霊団は今あなた方の世界で仕事をしておりますが、本来は別の世界の者です。
『シルバーバーチの霊訓③』
あなた方より1、2、もしかしたら3歩ほど先を歩んでいるかも知れません。これまで幾つかの大自然の摂理を学んできました。そして知った事はこの世に奇跡はなく、神の特別の寵愛者もなく、選ばれし民もなく、唯一の神の子もいない、あるのはただ法則のみだという事です。
『シルバーバーチの霊訓③』
宇宙がいかに巨大にして荘厳であるとは言え、すべてが絶対的法則によって支配されている事を知ったからこそ、こうしてその法則をお教えしようと努力している訳です。その法則とは、原因には必ずそれ相当の結果が伴うという事です。
『シルバーバーチの霊訓③』
自分が蒔いたタネは自分で刈り取るという事です。所詮はごまかす事はできない―なぜなら自分の言動がその性格と成長具合に消そうにも消せない印象を刻み込むからです。こうした真理を土台として真の宗教を築かねばなりません。
『シルバーバーチの霊訓③』
大主教の宮殿で何を説こうと、大聖堂で何を説こうと、寺院、教会堂、礼拝堂、その他世界中いかなるところで何を説こうと、それが今述べた単純な基本的真理と矛盾したものであれば、それは誤りです。
『シルバーバーチの霊訓③』
極めて簡単な真理なのです。人生を霊的摂理が支配している事、お互いが扶け合う事が一番大切である事、それが霊を成長させ、性格を形成し、死後に待ち受ける新しい生活に霊的な備えを与える事になる―ただそれだけなのです。
『シルバーバーチの霊訓③』
何も知らない人たちを光明から顔を背けさせ、カビの生えたドグマを信じさせ、今日の世でも受けられるインスピレーションを無視させ、遠い薄暗い過去のインスピレーションの残骸に目を向けさせようとする既成組織を私たちが非難するのは―
『シルバーバーチの霊訓③』
―そうした本来私たちと手を取り合うべき人たち、本来宗教を説くべき立場にある人々が私たちの敵に回っているからです。人間として非難するつもりはありません。彼らの多くは彼らなりに正しいと思う事に携わっているのです。
『シルバーバーチの霊訓③』
真面目な徒であり、困難な状況の中で最善を尽しております。私たちが非難するのはその組織です。真理を知る可能性がありながら虚偽に縛りつけ、光明を見出すチャンスがありながら暗闇の中に閉じ込めておこうとする組織です。
『シルバーバーチの霊訓③』
これ以上簡単な教えが一体どこにあるでしょうか。地上は今まさに大戦の真っ只中にあります。世界中に悲劇と苦悩が満ち、数知れぬ人が慰めを求め、すがるべき杖を探し、神が存在する事、わが子の苦しみに無関心ではいられないはずの親が存在するその証を求めております。
『シルバーバーチの霊訓③』
牧師のもとへ行っても相も変らず古い教説に少しばかり現代風な味を加えて説くばかりです。そしてすぐに“聖なる書”を引用します。国によって大小さまざまな体裁をしていても、中身は同じ古い言葉ばかりです。うんざりするようなお決まりの教説を聞かされるだけです。
『シルバーバーチの霊訓③』
彼らは霊的実在が存在する証は何一つ持ち合わせていません。その信仰は彼ら自らが心の奥では信じきれなくなっているものです。自分が自信を持てないで、どう他人に確信が与えられましょう。人類の歩むべき道を自分が知らずに、どう他人に慰安が与えられましょう。
『シルバーバーチの霊訓③』
いわゆる“あの世”について自ら疑問符を付けている者が、どうして肉親に先立たれた人たちを慰めてあげられましょう。先の事を何も知らない者が、どうして魂の飢えた、心の満たされない、さ迷える人々を導く事ができるでしょう。
『シルバーバーチの霊訓③』
ところが真理はすぐ目の前にあるのです。求めさえすれば知識の宝、叡智の泉、真理の光がすぐ身のまわりで待ち受けているのです。宗教が無力なのではない事を彼らは理解していないのです。無力なのは宗教の名を借りた“漫画”なのです。
『シルバーバーチの霊訓③』
三位一体説が宗教と何の関係がでしょう。無原罪懐妊(聖母マリアはその懐妊の瞬間から原罪を免れていた事)が宗教と何の関係があるのでしょう。
『シルバーバーチの霊訓③』
処女降誕が宗教と何の関係があるのでしょう。贖罪説(イエスがすべての罪を背負ってくれているという事)が宗教と何の関係があるのでしょう。こうした説を信じた者は信じない者より少しでも宗教的な人間になるというのでしょうか。
『シルバーバーチの霊訓③』
地上の人間は肩書きやラベルや名称を崇めるのがお好きです。が、クリスチャンを名乗ろうと無神論者を名乗ろうと何の違いもありません。大切なのは実生活において何をするかです。仮にここに宗教など自分には無縁だという人がいるとしましょう。
『シルバーバーチの霊訓③』
神の名を唱えても頭を下げようとしません。しかし性格は正直で、人のためになる事を進んで行い、弱い者に味方し、足の不自由な犬が柵を越えるのさえ手助けしてやり、打ちひしがれた人々の身になって考え、困った人を援助しようと心掛けます。
『シルバーバーチの霊訓③』
もう一人は見たところ実に信心深い人です。あらゆる教義、あらゆる教説を受け入れ、信仰上の礼儀作法には口やかましく気を使います。しかし心の奥に慈悲心は無く、生活の中において何ら人のためになる事をしません。前者の方が後者よりはるかに宗教的人物といえます。
■2021年7月21日UP■「最終的判断は我々が下す」霊団が僕の人生を最後までいじくりまわすという意味です好きにしてくれよ(祈)†ほとんどの日本国民の方々がメディアを駆使しての「視点外し」および「洗脳」に完全にやられてしまっている状態です。皆さま宜しいですか、僕たちの国、日本は世界トップクラスの「洗脳大国」です。残念ながら99%以上の日本国民の方々は完璧に洗脳にやられてしまっており、洗脳されてしまっている自分に疑問さえ抱きません。あげくの果てに真実を公言する者(僕)にヒドイ軽蔑、嘲笑、誤解、嫉妬、侮蔑、罵倒を浴びせてくる始末です。自分が恥ずかしい行いをしているという事にも全く気づきません。洗脳にやられ続けているその姿が、真実を理解した者が見た時にいかにみっともない姿に映じるかという事を、そろそろ皆さまにも理解して頂かねばなりません。想像力を働かせて頂かねばなりません…続きを読む→ ■2022年2月23日UP■「もっと早くコナンドイル氏がいるうちに始めていれば」拡散力という意味では?(祈)†ご覧の皆さまには、作品シャーロック・ホームズを今後ご覧になる時、原作者アーサー・コナン・ドイル氏が「スピリチュアリズムのパウロ」と呼ばれるほど霊的知識の普及に尽力、貢献した人物であった事、作品ホームズはドイル氏の人物像の1側面であって全体像ではないという事を頭に入れた状態で作品をご覧頂きたいと思います。そして願わくばドイル氏執筆の霊関連書籍にも目を通して頂きたいと切に願うものです…続きを読む→