とはいえ何とか書き終えて次の作業に移行しなければなりません。僕が霊団に対して何が何でも反逆し続けている、その真意を物質界の方々にご理解頂ける日は間違いなくやってこないでしょうが(そもそも霊力に感応しない方が大半ですので)それでも少し反逆について書いたりしています。
出版社設立、正直言ってやりたいですが、さんざん調べましたが現在の僕にはかなり無理がある事も分かりました、それについても少しだけ書いたりしています。とにかく急ぎましょう。間もなくプロセス実行。間もなくプロセス実行(祈)†
皇族などと自称する明仁、文仁、徳仁、悠仁は「処刑遊び」と称して奴隷の女の子を四肢切断、強姦殺人しまくっています。死刑にしましょう(祈)†
とはいえ何とか書き終えて次の作業に移行しなければなりません。僕が霊団に対して何が何でも反逆し続けている、その真意を物質界の方々にご理解頂ける日は間違いなくやってこないでしょうが(そもそも霊力に感応しない方が大半ですので)それでも少し反逆について書いたりしています。
出版社設立、正直言ってやりたいですが、さんざん調べましたが現在の僕にはかなり無理がある事も分かりました、それについても少しだけ書いたりしています。とにかく急ぎましょう。間もなくプロセス実行。間もなくプロセス実行(祈)†
まずは昨日の山の撮影画像をUPですが、僕がずっと長い年月にわたって霊団に対して反逆し続けている事を今度こそ、今度こそ、今度の今度こそ霊団の脅しを振り切って実行させようと相当強い決意でいるのですが、それを…っとと、続きは長文ブログで書いてみましょうか。たぶん書くと思いますので。
とにかく僕は霊団主導で最低最悪の人生を今後もやらされる、それを僕は絶対に許さない、何が何でも状況を改善させてみせる、そういう戦いを繰り広げている訳です。さっそくテキスト撃ちに入りましょうウンザリですが(祈)†
そのコースは標高は高いもののグラデーション撮影には適さない場所で、普段は行く事がありません。グラデーション撮影ができない事が決定している今日のような天候の時だけ赴く場所で、その場所で撮れる限りのモノを撮影してきました。
で、往路の登りの時は「もう霊団にブチ壊されたこの人生を立て直す方法は“Dreamworkに戻る”これしかない」と決断するところまで行ったのですが、太陽さんが上って明るくなって下山している時には、その思いを何とか踏みとどまって使命遂行を続行するような心境に変化していたのでした。
たぶん霊団に頭の中をグチャってやられたんだと思いますが(霊界の人間は物質界の人間の思念をかなりの程度までコントロールしているのだそうですから)ムカつく半分、仕方ないかなと思う気持ち半分という感じで、明日の長文ブログで、書く、イヤ、書けないかなぁ、まぁネタは他にもありますので書かないかも知れませんが…。
少し時間がありますので明日の準備をしつつ、ダメージをできるだけ抜いて明日のテキスト撃ちに備えましょう。撮影画像のUPは明日。まずはココまで(祈)†
ここで語るにはボリュームがありますので機会を改めてお話する事になるかも知れませんが、僕は出版社を立ち上げる事はできるとしてもISBNの取得はどうやらムリっぽいという事がだいぶ分かりました。
ただ、この両者ともに負の要素がありまして、僕の書く書籍は内容的にどのみち遅かれ早かれ出版停止、登録削除の憂き目に遭う可能性が大変高いのです。だから自分で出版社を立ち上げて全部自分責任でやるとか言い出している訳ですが、このお話もボリュームがありますのでまた今度。
さぁ明日の山のアタック準備ですので今日の作業はココまで。明日は撮影はイマイチな天候ですが置かれた環境で撮れる限りのモノを撮ってこなければなりません。帰還後の長文ブログはかろうじて書けそうです。
ろうそくの火が灯っている部屋の中で、パリサイ人はうろうろと歩きまわっていた。彼の手と唇は常に忙しそうに動いていた。親しい律法学者や少年イエスが立っている前で、ぶつぶつ呟いていた。机の上には沢山の本が積んであった。パリサイ人は言った。
「平和について調べてみたが、この聖書からは何にも解答が得られなかった。一体どうしたらよいのじゃ。どんなふうに読んだらよいのじゃ。我が民族が異邦人に対して膝をかがめ、カイザルに頭を下げねばならないとは」
パリサイ人は不平をならしていた。そばにいた律法学者は、てっきり自分の主人であるこの方が少年イエスのことを嫌っていらいらしているのかと思った。彼は主人の耳もとでささやいた。
「上さま、お心の中を隠さず御告げ下さい。この少年を部屋から追い払いましょうか?」パリサイ人は立ち止まってイエスの力を眺め、ニヤリと笑った。「乞食少年だと!ばかを言うでない。この方は計り知れない宝物の持主じゃ。しかもわしの不注意な発言を絶対外部にもらさぬ立派な鍵を持っておられる方じゃ」
居合せた律法学者は、次第にイエスの容ぼうから信頼と平和を感じとっていた。パリサイ人は大きな独りごとを言った。「そうだ!平和だ。我々が住む地上にかって平和があっただろうか」
彼はきびしい調子で律法学者に言った。「もう行ってもよろしい。イエスよ!こっちに来て、わしのそばにかけなさい」律法学者は部屋のすみに行ったが、部屋から出ようとはしなかった。自分の主人が、神殿内をうろついていた少年を余りにも大切にするので、すっかりうろたえてしまった。
イエスはパリサイ人の足もとに座った。このパリサイ人は豊富な知識を持ち、しかも「選民の旗手」とまで言われた程の人物であった。彼は大祭司の怒りやサンヒドリンの反対をものともせず、ローマに対して柔軟な姿勢をとり続けてきたからである。しかし彼を悩ませる問題が山積していた。
「外国の勢力が武器をもって我がユダヤ民族を征服してしまった。彼らは徹底的にローマ型に変革しようとしているのじゃ。だがのう、我がユダヤ民族は、たとえ捕虜になっても唯一の神への信仰は捨てないだろう。我々にはメシヤが速やかにやってきて、ローマ人を我が領土から追い出し、我がユダヤ民族が地上を支配するという言い伝えがある。
なあイエスよ、わしはこの祭の間、2度も同じ夢を見たのじゃ。1人の男がやってきて、わしを外につれ出し、エルサレムの街が見えるところまで行ったのじゃ。空が白みかける頃、ものすごい光があらわれて、そこら中の景色が一色になってしまったのじゃ。わしがオリブ山の頂上に立っていると、沢山の人が集まっているのが見えたのじゃ。
戦いの叫び声がきこえてきて、嘆きの声がみなぎり、死の翼がわしのそばを通り抜けていったのじゃ。夜があけると、あの死の翼が神殿めがけて突進し、金色の塔を粉々に破壊してしまうのじゃ。わしはそのものすごい光のことや、それがどこからやって来たのか知るようになったのじゃ。
高い天空に暗い穴があいていて、そこから煙のようなものが舞い降りてきたのじゃが、実は、それが何と、悪霊の頭ベルゼブルが率いる軍団だったのじゃ。夢の中の幻が段々と細くなってきて再び1本の大きな炎となり、天空に昇り消えていったと同時に、エルサレムの街やうごめく人々の姿も消えてしまったのじゃ。
それからまた戦いの叫び声がきこえ、ベルゼブルがあらわれおった。この光景が際限なく繰り返されてから、遂に神殿の金色の屋根が吹きとんでしまい、大きな支柱は目茶苦茶に崩れ落ち、祭壇が破壊され、大きな壁は粉みじんになり、全部地中に呑まれてしまったのじゃ。イエスよ、この恐ろしい夢の解きあかしをしてくれないか」
暫くしてイエスは口を開いた。「ラビ、その夢は神の御告げです。それは先生にとって悲しみではなく、平和の訪れです。世の終りが近づいています。時が熟しているのです。メシヤが間もなく現れて、神の王国をお建てになるでしょう。その時が来たら、この神殿も、先生が夢でごらんになったように滅びてしまうのです。その夢はまさにその時が近づいていることの徴なのです」
「神殿が滅びるのは我々ユダヤ人が滅びること、いや、イスラエルの神への信仰が滅びることになりはせんか?わしはなあ、この夢は、昔わしが怖れていたことが実現するのではないかと心配しとるんじゃ。
つまり、我がユダヤ民族が滅びるのではなくて、異教徒にやっつけられて、異教の神々を拝まされるようになるということじゃ。そんな夢にどうしてわしが落ち着いておられると思うのじゃ。それこそ大変な痛みなのじゃ」
イエスは続けて説明した。「この夢はたしかに天国が間近かに実現するという兆です。私の天の父上様が私にそのようにおっしゃっているのです。今の神殿が亡くなったあとには、人の手にて造られない神殿が、神の御手によって建てられ、我が民族の栄光になるであろうと、おっしゃっています」
パリサイ人は驚いてイエスを睨みつけながら尋ねた。「なんて変なことを言うのじゃ、手にて造らぬ神殿などあるものか。神殿が亡くなったらどうやって神を讃え崇めるのじゃ」
「それはちゃんと聖書に記されているじゃありませんか。“主の民は牛のように閉じこめられ、荒廃と飢餓がやってくる。主の民は嘲けられ、拒否され、長老たちは刃にかけられる”と。また別なところで預言者が言っているではありませんか。
苦難の後、これはおそらく口ーマの支配のことを言ってるのだと思いますが、“主なる神は再びシオン(エルサレムのこと)を建てられ、そこではもはや戦いも荒廃もなく、祭司や長老が人類を治めるであろう”と。その上、この預言者はすばらしいことを言ってます。
“太陽はもはや昼間の光とはならず、月も我らを照らす明かりとはならない。主なる神御自身が永遠に我らを照らす光として輝き、栄光となる。嘆きの日が終るとき、あなたがたはその地を嗣ぐであろう”と。(旧約聖書イザヤ書60・19~21)」
パリサイ人は言った。「それはそうだが、神殿が滅び、我々が飢え死にしたら、もうなにもかもおしまいになるんじゃないか?」「太陽が消え失せ、月も光も失うというのは、この世の終りを指して言ってるとお考えでしょうが、そうではないんですよ、先生!預言者が選民イスラエルに約束したのは此の世のことではなく、破滅の後にやってくる“神の国”のことを指しているのです。
エルサレムが深められ、民が救いに与るのは、全く新しい世界、新しい時代になされるのです。神御自身が光となって治められる王国は、此の世を超えた、天の御父の国なのです。
それは肉眼には映らず、霊眼で見ることのできるすばらしい王国なのです。“永遠の光のうちに過ごす”と記されているように、神の光のうちに歩いている人間には、手で拵えたような鈍重な神殿はもう必要ないのです。真理と愛のための殿堂と言っても、手のかわりに理性によって、大工の道具や人力のかわりに霊の力によって建てられる殿堂です」
パリサイ人は悲しそうに頭を振りながら言った。「それはとっても美しい夢だね、イエス!!でもわしはねえ、本気で考えているんだがね、ユダヤ人がみんな立ち上って、ローマ人をわしらの領地からつまみ出したら、どんなに痛快なことじゃろう。
わしは本当のところ、死んでからどうなるのかわからんのじゃ。お前はきっとわしのことを頼りないと思っておるじゃろうが、預言者が言われたように、死の向こう側にはすばらしい王国が在ればどんなにうれしいことかのう。イスラエルはきっと今年の夏の終り頃には萎れた草の葉のようになっちまうだろう。
サドカイ人や大祭司などは、この国をローマに売りとばそうと虎視眈々としているようじゃ。いずれ此の国は裏切られ、祖国の名も地上から抹殺されてしまうだろう。民衆が決起したら、彼らは反乱のかどで死刑にされたユダのように、みな殺しにされてしまうじゃろう」
イエスは言った。「ラビ、剣をとる者は剣で滅びます」「わかっとる。けれどもいったい救いはどこからやってくるのじゃ、一体全体!」
老賢者“シケム”は少年イエスを見つめながら優しく尋ねた。イエスはあたかも親が息子に対して同情を示すときの柔和な眼差で老賢者を眺めていた。老賢者は吃驚りした。これでは、まるで立場が全く反対ではないかと思ったからである。
老賢者が若い長老の足もとにひれ伏して、知恵と慰めを得ようとしているかのように振る舞っていたからである。イエスが再び話し出すと、その声は以前にナザレの学校でこのパリサイ人の心を虜にしてしまったときの美しい旋律と同じように響き出した。
「ラビ僕がこうして座っていても、本当の僕のことがお見えにならないのです。先生が僕の頭に手をおき、僕が先生の手をつかんでいても、それが本当の僕ではないんです」
「お前は何と馬鹿なことを言い出すんじゃ?わしは、ちゃんとお前が見えるし、うす暗いろうそくの光の中でもお前のことがはっきりわかっとるぞ」イエスはすかさず言った。
「ラビ!!僕の顔は、ただのお面(マスク)です。僕の手や頭は、被(カバー)です。僕はこの頭や体でもありません。この手足でもないのです。本当の僕とは、ここに来いとか、あそこに行けとか、僕に指示を与える理性なんです。
本当の僕とは、僕の唇を開いて話をさせたり、色々な言葉を出させる霊の力なんです。でも先生の目にはその僕の本体は見えないのです。先生が僕のことが解るというのは、僕と話しているときに働く理性のおかげなのです。この体は本当の僕ではありません。本当の僕は、僕のことを動かしている支配者なんです。僕の言ってることに賛成していただけますか、先生」
「もちろんだよ、イエス!わしは、唯物主義のサドカイ人のやつらとはちがうからな、お前の言っていることはよくわかるとも、でもな、今は国民のことで悩まされ、神殿の崩壊という不吉な夢におびえているわしに、それがどんな助けになるんじゃ?」
イエスは答えた。「先生は目に見える外面的なものが崩壊することを恐れていらっしゃいます。外面だけのものはすべて失われていきます。人間の寿命は、せいぜい60年ぐらいでしょう。でも魂の寿命はどれくらいでしょうか。恐らく永遠ではないでしょうか。私たちが本当に神様から選ばれた民族であるならば、私たちは立派な神の子等ではありませんか。
魂が永遠に生きながらえるということは、私たちの知識では捉えることができません。それを考えれば、地上のひとときに於ける<誇り>だの<権力>なんて一体何でしょうか?
地上のものはすべて溶けて亡くなってしまうものばかりです。ですから地上的な勝利だとか財宝なんかに目を奪われてはなりません。それよりも盗人や征服者などのいない、したがって、戸に鍵をかけることも、逃げまわることも必要ない天に宝をつみ上げようじゃありませんか」
老賢者“シケム”は溜息をついて言った。「せめても、わしが死ぬ前に、エルサレムを治めるイスラエルの救済者を見たいもんじゃ。我がイスラエル民族だけが地上に正義の王国を築くことができると信じておるのじゃ。預言者もそう言ってるのだが、まさか嘘を言ってるわけじゃあるまい」
「もちろんですとも、ラビ!私たちが生きている時にそれは実現すると思いますよ。誰が一体時の徴を読みとることができるでしょうか。天の父なる神様が僕に告げて下さいました。“正義の王国は、ここにある、あそこにあるというふうに建てられるものではなく、人の心の中に築かれるものだ”とおっしゃいました。別な言葉で言いますと、人の心の中に、愛と喜びの王国が築かれていなければ、決して神の王国は地上にやってこないということです」
イエスの話を聞いているうちに、このパリサイ人の心には、イエスのいだいている幻の意味が少しずつ解りかけてきた。彼はイエスの頭に手をおいて言った。
「本当にお前は、わしの先生じゃ。一体どこからそんなすばらしい知恵を仕入れてきたのじゃ。ガリラヤには、これ程勝れた学者や長老がおらんのじゃないか」
「僕の知っていることは、みんな天のお父様からいただいたものなんです。ガリラヤの山々を、夜明けごろ歩き、お父様とお話しするんです。天のお父様こそ僕の生命、力の泉なんです。だから僕はお父様と全くひとつになっているんです」
老賢者がやさしくイエスに言った。「明日の朝、わしと一緒に神殿に行こう。そして威張りくさっている律法学者たちに、お前の話をきかせてやろう。彼らは、わしが今晩混乱したように、お前の話を聞いて、きっと混乱するじゃろう」
民衆から最高の権威者として尊敬されてきたこの老賢者は、少年イエスの中に秘められている、あふれるような知恵に接し、小躍りした。その夜も次の日も、このパリサイ人は、まるで我が子のようにイエスと共に居る喜びを味わった。自分の本当の息子に関しては、ただ悲しい思い出しか残っていなかった。彼の息子は、ユダに従って、ローマに敵対行為をとったため、あえなく死刑の露と消えていったからである。
僕はやる気満々ですからそれはフツーに了解なのですが、僕が意気込んでみたところで僕の物的脳髄でどれだけ根性で原稿を書き続けたとしても絶対に会社としては成立しないでしょう。僕という霊媒を霊団側が使用して新規の霊言を降らせてきて、それを書籍化するというカタチ「サイキックニューズ方式」を採用しなければ間違いなくやっていけないでしょう。
出版社設立を推してくるという事は僕という霊媒を機能させられるあてがあるという事なのか、イヤ、僕の現状、環境に目をやる時、そんなものは見当たらない、出版社を立ち上げるだけ立ち上げさせておいてただ苦しみを増幅させる事だけが目的のような気もしなくもないコイツら(霊団)の性格からして。
↑ちなみにコチラは入手予定ではなかったのですが安かったので手に入れました。少し読みましたが、やはり近藤先生翻訳の書籍はもっておかないといけません。が、現在はフラー25が最優先。スキャンは後回し。とにかくカラーリング超特急中(祈)†
僕はISBNが取得したいんです。Amazonでペーパーバックを作成したとして、それはAmazon独自のバーコードが付与されてAmazon以外で販売できません。しかし個人でISBNを取得するのが危険と分かりましたので出版社を立ち上げて法人として取得するというカタチを取りたいのです。
僕が画家時代から公言し続けている言葉をご存じの方はいらっしゃるでしょうか「1歩も退く気はない」です。僕が「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体についての書籍を執筆したとして、それを制作流通してくれる出版社はこの物質界に間違いなくひとつもありません。
「ベールの彼方の生活 2巻」テキスト見直し続行中。これから書くかも知れない「自伝的書籍」の中に霊関連書籍からの引用をできる限り載せたいと考えています。そのためにもこのテキスト見直しの作業は必須となるのです。物質界の人間が書いた書籍ではなく霊言の書籍をメインに引用するつもりです。
さぁもう次回長文ブログの事を考えないといけないのですが、んんん、インスピレーションは枯渇気味ですがまぁ書けない事はないといった感じ。とにかくまずフラー25にケリをつけましょう。できるなら出版社を立ち上げて月刊ペースでガンガン本を出すとか、そういう事をしてみたい。モノスンゴイやってみたい(祈)†
エルサレムに戻ったヨセフとマリヤの目には、この街がアラビアの荒野よりもひどい不毛の地に見えた。彼らは方々を歩き回り、知らぬ人や巡礼者を片端しからつかまえては、細身で浅黒い少年を見かけなかったと尋ねた。しかし全くつかみどころが無かった。2人は万策つきて何をしたらよいかわからなかった。次男のトマスはクローパスに預けてきた。
そうこうしているうちに、まる2日が過ぎてしまった。イエスに関する手がかりは何ひとつ得ることができなかった。マリヤは、まるで強い陽差しに照りつけられた花のように萎んでいった。
ふと、ヨセフは大工や石工が寄り集まってつくっている組合のことを思い出し、その親方の処にでかけてみる気になった。その親方は、今ではかなり高い地位にあげられ、パリサイ人や祭司の間でも結構重んじられていた。恐る恐るとの親方を訪ねた結果、ガリラヤ人の噂を耳にすることができた。
愚か者はべらべら喋り、賢い者は相手の言うことに耳を傾けるものである。御多聞にもれず、ヨセフは愚者の役割を発揮した。彼はイエスのことについて不必要なことまでも、ベらべらと喋りまくった。
「やつは近頃こんなことまで言うんです。偉い者程卑しいんだ、なんてぬかすんです。ひどいことを言うじゃありませんか、国の支配者や長老たちは、庶民よりも下衆な人間だとか、祭司さまや議員の大先生でも奉公人同然だなんて言いくさるんでね」
これを聞いていた親方は顔をしかめながら言った。「お前の息子がそんな馬鹿げたことを言ってるんじゃ、確実に、熱心党の連中にとっつかまっているよ。やつらはあの丘の上にうようよいるんだよ。そんな噂きいたことないかね」ヨセフは知らないと答えた。親方は続けた。
「とても馬鹿げた話だから、本当かどうかわからないんだが、なんでも祭になると熱心党のやつらが街中をうろつき、エルサレムに上京してくる阿呆な小僧たちを掴まえていくそうだ。やつらの手口というのは、お前たちを立派な兵隊にして軍と戦うイスラエル軍の将校にしてやると言って欺すんだそうだ。
きっと同じ手口でお前の息子もエルサレムでしょっぴかれちまったんだよ。今頃は、やつらの隠れ家にしている洞穴にでもいるんじゃないか。やつらは、イスラエルの救済てな恰好いいことを口実にしてるんだよ。実際にやってることは、商人たちの行列を狙って、盗人を働いているんだ。そういえば家の手あいの者が昨日の夕方、街の外で西の方へ連れていかれる若者たちを見かけたそうだ、イエスもその中にいたんじゃないか。
なんでも水がほしいって言ってた若者が、さかんに“イエス”と呼んでいたそうだ。お前が話してくれた息子のイメージとそっくりな気がするね。権威にたてついて支配者や長老たちを罵ったんだよ、お前の息子は。金持ちの商人を襲って、とっつかまって、今頃エルサレムの城壁の外で樹に吊りさげられているんじゃないか」
親方の最後の言葉をきいた途端、マリヤは卒倒してしまった。ヨセフは身をかがめてマリヤを抱き上げ、親切な親方の家に運んだ。おかみさんが甲斐甲斐しく介抱した。泥をふきとってくれたり、気付薬などを与えてくれた。徐々にマリヤは回復したが、いっぺんに老けこんでしまった。ひとことも口をきかず、ただ言われるままに身を委せていた。
その夜は親方の家に泊めてもらうことにした。次の日になって、もう1日だけでもゆっくりするように勧めてくれたのであるが、マリヤは次の日の朝には、ナザレに帰りたいとヨセフにせがんだ。マリヤは淡々とヨセフに言った。
「ナザレに帰ったらきっとよくなると思うわ。この街はとてもやかましくて居たたまれないわ。私が愛しているイエスの性格からは、どうしてもあの子が泥棒の仲間になって、洞穴の中で住んでいるとは思えないの。きっと何か不運な罠にひっかかっているんじゃないかと思うわ。
今私の目の前に天使があらわれて、イエスが悪霊にとりつかれていると言っても私は絶対に信じないわ。ねえ、ヨセフ!!今から親方が言ってた城壁の外に行き、本当にあの子が樹に吊り下げられて死んでいるか見に行ってみましょうよ。この目で確かめなきゃ、死んでも死にきれないわ」
親方の家を出るとき、彼らはもう1度神殿に立ち寄って、イエスが悪者から救い出されるように祈ろうということになった。単純なガリラヤ人は、尊敬を集めている親方の言ったことを一言一句疑うことを知らなかった。
親方は金持ちで雄弁だったので、このガリラヤ人は彼が言ってることが最も正しいと思いこんでいた。ヨセフとマリヤが神殿に通じる石階段を登りかける頃は、もううす暗くなっていた。むしあつい風が街の中を吹いていた。ヨセフとマリヤは、よろめくように歩いていた。もう2度と帰ってこない息子のことを思いつめながら。
マリヤとヨセフは、離ればなれになって祈った。2人は神殿のどまん中にいて、そこから動こうとしなかった。ヨセフは自分を責めながらマリヤに言った。
「おれがまちがっていたんだ。軽卒なことばかり言ってイエスの心を傷つけちまったんだ。だから臍を曲げたんだよ。あんなにどやしつけなければイエスは泥棒の仲間などにならなかったのに、なんとおれは馬鹿なことをしてしまったんだろう!マリヤ!おれを許してくれ。おれは、腕のいい大工としてあいつが誇りに思えるように一生懸命やってきたつもりなんだよ」
ヨセフは頭を低く垂れ、おし黙ってしまった。マリヤは彼を慰め、彼の弱さや失望を救おうと努めた。マリヤは静かな道を選びながら群衆から遠ざかった。ヨセフはマリヤの腕に引かれ、慰めの言葉をきいていた。2人はいつのまにか聖所の中に踏みこんでいるのを知らなかった。
1人の老人が手を叩いて大声を出すまでは解らなかった。そこは祭司や長老以外の者は一切入ってはならない聖所であったからである。2人が目をあげてみると、そこには美しい色の祭服を着て、髭を生やした賢者たちの顔が多勢いて、その前に1人の細身の少年が石のブロックの上に立ち、お互いに話し合っている様子が見えた。
ヨセフとマリヤには、長老たちの質問や少年の賢い返答のやりとりの内容がさっぱり理解できなかった。2人が少しずつ近づいて顔の輪郭がわかる所まで来たとたん、マリヤは叫んだ。「あれはイエスよ!私の愛するイエスだわ!」
マリヤはすんでのところで、目の前にいた白髭の老師をつきとばしてイエスのところにかけよろうとしたが、ヨセフはマリヤをしっかり押さえつけながらささやいた。「静かにしろよ、マリヤ!この方たちは、お偉い方々だ。支配者、長老、律法学者の方々だ。さあ、地べたに頭を押しつけてお辞儀をしなくては」
1人の少年が白い祭服を着せられて、長老賢者の真只中に立ち、預言者のような風格で語り出す偉大な知恵を耳にして、彼らは大いなる喝采をおくるのであった。その様子を見ていたヨセフとマリヤは、再び穏やかになっていった。
フラー25の選択範囲を何が何でも切りまくっていますが全然終わりが見えません。しかしやる、僕は絶対止まらない、到着した書籍のスキャンは後回し、とにかくカラーリングを終わらせます。
Amazonペーパーバックの制作について再び調べていますが要するにPDFでのデータ提出という事のようです。これも後回し。フラー25カラーリング全力超特急中(祈)†
まず書籍が1冊到着中、コチラもさっそくスキャン開始します。入手予定の書籍は、あと4、5冊かなぁ。1年以上続けてきた書籍のスキャンにようやく終わりが見えてきました。スキャナが壊れそうな恐るべき地獄の作業でしたが、僕にはハッキリとした目的がありますので何が何でも続行してきたのです。まだOCR変換、テキスト見直しと地獄が続きます。
45分ノートの時間は「ベールの彼方の生活 2巻」のテキスト見直しを実行中、現在5%完成中といったところ、先は長いですが、日々少しずつ進める以外にゴールに到達する方法はありません。
作業なら鬼のように地獄のように殺人的にあります。決して大げさな表現ではなくて僕の物質界生活中には全ての作業を完了させられない可能性が本当にあります。だとしてもできるところまではやる。なぜなら2度とこの狂った腐った物質界に戻ってきたくないから。帰幽したが最後、永遠にこの最低界と縁を切るために、自分にできる最大限の作業をやり切るのです。まずはフラー25カラーリング続行中(祈)†