1913年12月23日 火曜日
神に仕える仕事において人間と天使とが協力し合っている事実は聖書に明確に記されているにも拘らず、人間はその真実性が容易に信じられない。その原因は人間が地上的なものに心を奪われ、その由って来たる起原に心を向けようとしないからである。
物質に直接作用している物理的エネルギーのことを言っているのではない。ベールの彼方においてあたかも陶芸家が粘土を用いて陶器をこしらえるように、そのエネルギーを操って造化に携わっている存在のことである。それについては貴殿もすでにある程度の知識を授かっているが、今夜はベールのこちら側から見たその実際を伝えてみようと思う。
こちらのどの界においても、全ての者が一様に足並みそろえて向上するとはかぎらない。ある者は速く、ある者は遅い。前回の兄妹などはこの10界においては最も遅い部類に入る。ではこれより、それとは対照的に格別の進化を遂げた例を紹介しよう。
その兄と妹の住む村を離れてさらに旅を続ける途中で、私は他の居住地を数多く訪ねてまわった。その1つに次の第11界が始まる区域へ連なる山の中に位置しているのがあった。私が守護霊と対面した場所とは異る。
高さは同じであるが、距離的にかなり離れた位置にある。連山の中に開けた台地へ向けて曲りくねった小道を行ったのであるが、登り始めた頃から緑色の草の鮮やかさと花々の大きさと豊富さとか目についた。
紫色の花は影に包まれた森の中を通るビロードのような道のまわりには小鳥のさえずりも聞こえる。また多くの妖精たちが明るい笑顔で、あるいは戯れあるいは仕事に勤んでおり、私の挨拶に気持よく応えてくれた。
そのうち景色が変わり始めた。樹木が彫刻のようなどっしりとした姿になり、数も少なく葉の繁りも薄くなっていった。花と緑の木蔭に囲まれた空地に代ってこんどは円柱とアーチで飾られた堂々たる聖堂が姿を現わした。
光と影の織りなす美は相変らず素晴らしかったが、その雰囲気がただの木蔭とは異り聖域のそれであった。通る道の両側の大部分は並木である。その並木にも下層界のそれとは異り、瞑想の雰囲気と遥かに強力な霊力が感じられる。
そして又、登りがけに見かけた妖精とは威厳と聖純さにおいて勝る妖精たちの姿を見かけた。さらに頂上へ近づくと景色が一段と畏敬の念を誘うものへと変っていった。それまでの田園風の景色が消え、白と黄金と赤の光に輝く頂上が見えてきた。
それは上層界から降下してきた神霊がその台地でそれぞれの使命に勤しんでいることを物語っていた。かくて目的地に辿り着いた。そこの様子を可能なかぎり叙述してみよう。目の前に平坦な土地が開けている。
1マイルの四方もあろうかと思われる広大な土地で、一面に大理石(アラバスター)が敷かれ、それが炎の色に輝いている。その様子はあたかも炎の土地にガラスの床が敷かれ、その上で炎の輝きが遊び戯れ、さらにガラスを通して何100ヤードも上空を炎の色に染めている感じである。むろん炎そのものが存在しているのではない。
私の目にそのように映じるのである。その中に高く聳える1個の楼閣がある。側面が10個あり、その各々が他と異る色彩と構造をしている。数多くの階があり、その光輝を発する先端は周囲の山頂遠いのもあれば近いのもある – の上空へ届けられる光を捉えることができる。
それほど高く、まさに天界の山脈に聳える望楼の如き存在である。その建物が平坦地の8割ほどを占め、各々の側面に玄関(ポーチ)がある。と言うことは10個の入口が付いているということである。まさに第10界の中で最も高い地域の物見の塔である。が、ただ遠くを望むためのものではない。
実は10個の側面はその界に至るまでの10個の界と連絡し、係の者が各界の領主と絶え間なく交信を交えているのである。莫大な量の用件が各領主との間で絶え間なく往き来している。資料の全てがその建物に集められ統一的に整理される。
強いて地上の名称を求めれば“情報処理センター”とでも呼べばよかろうか。地上圏と接する第1界に始まり、第2界、第3界と広がり、ついには第10界まで至る途方もなく広大な領域内の事情が細大もらさず集められるのである。
当然のことながらその仕事に携わる霊は極めて高い霊格と叡智を具える必要があり、事実その通りであった。この界の一般の住民とは異っていた。常に愛と親切心に溢れる洗練された身のこなしをもって接し、同胞を援助し、喜ばせることだけを望んでいる。
が、その態度には堂々とした絶対的な冷静さが窺われ、接触している界から届けられる如何なる情報に対しても、いささかの動揺も見せない。すべての報告、情報、問題解決の要請、あるいは援助の要請も完璧な冷静さをもって受け止める。
普段とは桁はずれの大問題が生じても全く動じることなく、それに対処するだけの力と誤ることのない叡智に自信をもってその処理に当る。私は第6界と接触している側面の玄関内に腰かけ、その界の過去の出来ごとと、その出来ごとの処理の記録を調べていた。
すると肩越しに静かな声で「ザブディエル殿、もしその記録書で満足できなければどうぞ中へお入りになって吾々のすることをご覧になられては如何ですか」という囁(ささや)きが聞こえた。振り向くと、物静かな美しいお顔をされた方が見つめておられた。私は肯(うなず)いてその案内に応えた。
中へ入ると室内は三角形をしており、天井が高い。それが次の階の床(フロア)である。壁のところまで行ってみると床と壁とは直角になっている。案内の方が私にそこで立ったまま耳を傾けているようにと言う。
すると間もなく色々な声が聞こえてきたが、その言葉が逐一聞き分けられるほどであった。説明によると、今の声は5つ上の階の部屋で処理されたものが次々と階下へ向けて伝達され、吾々のいる部屋を通過して地下まで届けられたものであるという。
その地下にも幾つかの部屋がある。私がその原因を聞くところ説明された。その建物の屋上に全情報を受信する係の者がいて、彼らがまず自分たちに必要なものだけを取り出して残りをすぐ下の階へ送る。そこでまた同じようにその階で必要なものだけを取って残りを下の階へ送る。
この過程が次々と下の階へ向けて続けられ、私のいる地上の第1階に至る。そこで同じ処理をして最後に地下へ送られる。各階には夥(おびただ)しい数の従業員が休みなく、しかも慌てることなく、手際よく作業に当っている。
さて貴殿はこれをさぞかし奇妙に思うことであろう。が実際はもっともっと不思議なものであった。例えば私が言葉を“聞いた”という時、それは事実の半分しか述べていない。実際はその言葉が“目に見えるように聞こえた”のである。地上の言語でどう説明したものであろうか。こうでも述べておこう。
例の壁(各種の貴金属と宝石をあしらってあり、その1つ1つが地上でいう電気に相当するものによって活性化されている)を見つめていると、どこか遠くで発せられた言葉が目に見えるように私の脳に感応し、それを重要と感じた時は聴覚を通じて聞こえてくる。
この要領でその言葉を発した者の声の音質を“内的意識”で感得し、さらにその人の表情、姿、態度、霊格の程度、携わる仕事、その他、伝えられたメッセージの意味を正確に理解する上で助けとなるこまごまとしたものを感識する。
霊界におけるこうした情報の伝達と受信の正確度は極めて高く、とくにこの建物においては私の知るかぎり最高に完璧である。そこで私が見たものや聞いたことを言語で伝えるのはとても無理である。
なぜなら、全ての情報は地上からこの10界に至るまでの途中の全界層の環境条件の中を通過して到達しており、従って一段と複雑さを増しており、とても私には解析できないのである。そこで案内の方が次の如く簡略に説明して下さった。
例えば、あるとき第3界で進行中の建造の仕事を完成させるために第6界から援助の一行が派遣された。と言うのは、その設計を担当したのが霊格の高い人たちであったために、建造すべき装置にその界の要素ではうまく作れないものが含まれていたのである。
これを判り易く説明すれば、例えばもし地上の人間が霊界のエーテル質を物質へ転換する装置を建造するとなったら、一体どうするかを考えてみるとよい。地上にはエーテル質を保管するほど精妙な物質は見当らないであろう。
エーテル質はいわゆる物質と呼ぶ要素の中に含有されている如何なるエネルギーにもまさる強力かつ驚異的なエネルギーだからである。第3界においても幾分これと似通った問題が生じ、如何にすればその装置の機能を最大限に発揮させるかについての助言を必要としたのであった。
これなどは比較的解決の容易な部類に入る。さて、これ以上のことは又の機会に述べるとしよう。貴殿はエネルギーを使い果たしたようである。私の思う通りを表現する用語が見当らぬようになってきた。貴殿の生活と仕事に祝福を。確信と勇気をもって邁進されよ。†
■2024年3月27日UP■「全て殺されてきました」3000年にわたり使命遂行者は殺され続けてきたという意味です(祈)†「イエスの成年時代」の復刊書籍の表紙の線画を描くにあたってどうしてもそういうたぐいのモノを見ざるを得ない状況になってしまい、イエス様の磔刑(はりつけ)の宗教画とかを見ていたのです。するとイエス様が十字架を運ばされている絵が複数出てきます。自分が間もなく磔刑にされて殺される十字架を自分で背負って運ばされているのです。要するにイエス様が当時の民衆の人気者で、霊能がずば抜けていたために、それを当時の聖職者だの律法学者だのといった、自分の事をエライと勘違いしているバカヤロウどもが嫉妬して、イエス様にイヤガラセしてイジメて殺したと、そういう事だと思います。※「イエスの成年時代」の中に、逮捕、連行したイエス様を律法学者どもが取り囲んで取り調べをしている最中に、その中のひとりがイエス様に野獣のように飛び掛かって殴り倒すというシーンがあります。皆さまがどのようにお感じになられるか分かりませんが僕の考えをストレートに書きますと、聖職者だの律法学者だのといった人間は「原始人」です「原始的微生物」です。そういうおこないをして帰幽した先に、自分にどれほどの地獄が待ち受けているかを全く理解していない、宇宙最大級の近視眼の愚か者という事になります…続きを読む→ ■2024年3月20日UP■「魂の成長のためなんだよ」霊団が僕に苦難をやらせる理由です、もう聞き飽きた(祈)†「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁に鉄槌を喰らわせる事もしなければ奴隷の女の子たちを助けてあげる事もせず、ただ半笑いで僕が苦しむところを見ているだけで終わらせるつもりなんじゃないだろうな。で、次世代降下チーム(霊界側で同じ時代に同じ地域に降下するチームがあらかじめ結成されるという事)が、僕が一生かけて蒔いたタネを活用してそこでようやく物質界の諸問題が解決されるとか(つまり僕の帰幽後のお話、今から50年後、100年後とか)そういうストーリーか。僕は前座か。本当に損な役回りだな。フゥゥ、僕なりに霊的知識を果てしなくお勉強していますが、確かに偉大な功績を残した先駆者の方々というのは、物質界では認められず帰幽後に霊界にて真の評価を下され、向上を果たし上層界に召されていると理解しています。※つまり逆に物質界で偉人とされて歴史に名を残している人物というのは霊界では全く評価されておらず暗黒の底に落ちているという事です。戦争勝利将軍とか、慈善家とか、富豪とか、そういうたぐいの人間です。「後なるものが先に」これは偉大な真理なのですが、物質界ではこの意味が全く理解されていません…続きを読む→ ■2024年2月28日UP■「地上にいる時間はもうそんなに長くない」だったらやるべき事をやり切れよ(祈)†例えば守護霊は自分が守護を命ぜられた人間が物質界降下の目的を達成できずに(カルマの解消、罪障消滅等)下層界に落ちる事になったら、守護霊側もその責任を負う事になるのだそうです。今回の僕という霊の道具を使用しての霊的使命遂行の霊団(100の光の霊団)も、ここまで事態を悪化させるに至った責任を霊界側で取らされる事になるのかも知れません。そしてそれはもちろん僕にも当てはまり、僕も帰幽後にキビシイ状態にさせられるのは明白です。(反逆の責任を取らされるという事)で、僕はその覚悟で反逆していますから自業自得という事でヨシとして、とにかく仕事は前進させてくれよ。全部とは言わない、何なら少しでもいいよ。とにかく肉眼に映じる結果を出してくれよ。僕は復刊というカタチで肉眼に映じるアウトプットをしようとしている。それの何が悪いって言うんだよ。僕という霊媒が機能しないんだからこうするより他にどうしようもないだろ。僕が単純に思う事は「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁をもっと霊的に攻撃しろよ、という事です。霊障の嵐をコイツらに降らせて震え上がらせるなど理想的だと思うのですが、そういう事も一切やろうとしない。僕の事は「愛の試練、霊障イペルマルシェ」でチクチクいじりまわしてきやがるくせに…続きを読む→