【“焼いたヤツ”四肢切断され生きたまま鉄板で焼かれた奴隷の女の子】失礼、さっそく本題へ入ります。以前のブログで、四肢切断され、生きたまま鉄板の上で焼かれた奴隷の女の子の映像を拝させて頂いた事を書きましたが、数日前のトランス時、その女の子の生前のイメージを霊視にて見たのでした。
が、そのイメージを見て僕の中にひとつの疑問が浮かび、今回、その疑問についてブログを書かせて頂く事になりました。僕が見たその女の子は小学校高学年、5年生ぐらいの、スリムTシャツを着た、とってもスレンダーでかわいらしい女の子だったのです。そのイメージを拝させて頂きながら、→
→霊聴に「焼いたヤツ」とメッセージを受け取り「あぁ、鉄板で焼かれた女の子はこういう子だったのか」と瞬間的に理解に到達したのでした。で、えっと…はっきり書かせて頂きますが、その子はまだ“おっ○い”がふくらんでいませんでした。ペッタンコだったのです。
もう兄、弟という表現にさせて頂きますが(波長も降りました、それで十分ご覧の皆さまに伝わるという事です)兄は少女をKしてそのおっ○いの肉を食べる事が生きがいであり、それを自分の仕事と豪語していますが、弟も奴隷の女の子を23人Kしてきた中で、おっ○いの肉は当然食べてきている→
→はずなのです。が、僕が見た女の子は、おっ○いがふくらむ前の姿だったのです。そして「焼いたヤツ」という“言い方”これは弟の思念なのですが、この言い方から僕はこういう予測に到達したのでした。それは、この女の子はとにかく最後まで弟の蛮行に対して“抵抗”したのではないか…→
→要するに(弟にとって)生意気な女の子だったのではないか、僕はそう思ったのです。実は約1年前、幽体離脱にてある女の子との出会いがありました。その子は僕との別れを(僕が肉体に帰還するのを)最高に嫌がり、つまり僕ともっと一緒にいたかったんですね。
そして目に涙をいっぱい浮かべながら「4生を本気にすると大変だよ」と言い残し、未練たっぷりでマンションの階段を上って行き、やっぱり別れたくなくてまた階段を下りて僕のところへ戻ってきたりしたのでした。この4生の女の子と、今回霊視に見たスレンダーな女の子が同一人物かどうかの→
→確認はできません。が、4生が1年経って5年生になっていると考えると、あのスレンダーな女の子はやっぱり、目に涙をいっぱい浮かべていた女の子だったのではないか…そんな気もします。そしてあの涙は、間もなくK処分される旨を弟に告げられていた恐怖の涙でもあったのではないか…→
→僕は自然とこういう予測にたどり着いたのでした。要するにこのスレンダーな女の子は、生意気だから予定より早めに(この1年以内に)K処分を実行に移されてしまった女の子なのではないか、本来ならもう少しおっ○いがふくらんでからのK処分実行のはずですが、弟の怒りをかって、→
→おっ○いがふくらむ前に四肢切断を実行されてしまい、その後、熱された鉄板の上で生きたまま焼かれるという、まるで原始人のような時代遅れの蛮行の犠牲になってしまったという事なのです。そこに弟の怒りの念を感じるのですが、まぁ(呆)何が怒りだ、ただの幼稚な野蛮人じゃないか、と→
→99%の国民がそう思って下さると僕は強く信じています。そしてさらに予測が立つのですが、この弟、そしてその鉄板の蛮行の現場にもしかしたら兄も同席していたかも知れませんが、手足のない女の子が熱された鉄板の上で悲鳴を上げながらのたうちまわっている姿を見て、→
→ひょっとしたら…弟も兄も笑い転げていたのではないか、そんな気もするのです。「生意気だからそうなるんだ、ざまあみろ!はっはっはっ!」みたいな感じで。そしてもうひとつ、この予測も間違いないでしょう。この鉄板で焼かれる女の子の姿を、絶対に他の奴隷の女の子たちにも見せたはずです。
そして目の前で繰り広げられる凄惨なK戮行為におびえる小さな女の子たちに向かって、弟は「お前たちも生意気を言うと、こういう風になるんだぞ!よく覚えとけ!」こんな感じに脅したものと思われるのです。そして拷問の恐怖におびえながら、まだ幼い奴隷の女の子たちは連日のように→
→ビクビクしながら弟にレ○プされ続ける…という事なのです。んー、僕のブログをご覧の皆さま。再びのアカウント永久凍結は何としても避けねばなりませんので、僕の感情についてはコメントしません。しかし、このスレンダーな女の子が四肢切断されて鉄板の上で焼かれる一連の事象に→
→思いを馳せる時…21世紀に生きる人間とはとても思えない、人として大変未熟な野蛮人の姿が浮き彫りにされてこないでしょうか?他人の宝物(赤ちゃん)を盗みまくり、死の恐怖で脅しながらひたすらレ○プの限りを尽くし、オトナになる前に四肢切断してKし、その肉を食べるという事を、→
→この弟と兄は何の良心の呵責もなく何十年も続けているのです。ご覧の皆さま、僕と同じ“ある感情”に包まれませんか?どうしても許せない、熱いものが込み上げてきませんか?こんな時代遅れの蛮行が日本の中心で1400年もの長きに亘ってまかり通っているのです。
その理由は「全てS○Xのため」たったそれだけの事のために、想像を絶する人数の女の子が犠牲にされ続けてきているのです。皆さま、この【黒歴史】【古代エジプトのマネ】に目を閉じますか?そして、全くの幼稚の極みの理由でスレンダーな女の子を生きたまま鉄板で焼いた→
→弟、21ピーチピチの父親の蛮行…許し認めますか?まさか、まさか、そんなはずはありませんよね。僕、たきざわ彰人から、感情を抑え、冷静に、冷静に、この言葉を公言させて頂きます…。21ピーチピチの父親、そして兄…あなたたちは人間ではない、と…。
そして、僕が書くこのブログに、多くの皆さまが賛同して下さる事を…強く強く信じます(祈)
アナログ絵78 

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草原の向うに春霞の富士が見えます。僕が地上で行きたい所は山だけです。街など行くものか。現在足回りがバッキバキ。でも明日には全回復します。そして4~50分ほどロードランするのです。とにかく肉体と精神に負荷をかけ続けるのです(祈) t.co/yPPgTvRFgb
04-19 13:42

アタック帰還。明日書くブログネタ、一応2つ固めました。霊団から特に指示がなければ頑張って書いてみます。本当に息つく暇もない、仕事率ワットの高い生活ですが、この程度でやられる精神力ではありません。もっと激しくアタックするわ♪(祈) t.co/wo986E6epP
04-19 13:36

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夜空に広がる巨木の枝、あの光の瞬きひとつひとつがすべて生命…
そして僕たち人類は、この無数の生命のほんの一種でしかない…
あの輝きに対して、僕たちがどれほどの光を放っているというのか…
そう思うと、僕たちのポジションが少し理解できたような気がした…
※原寸画像放出(A2 size 33.8MB)

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闇の中で柔らかな光を放つ人影は、僕に微笑んでいるようにも見える…
僕ももう驚く訳でもなく、ただじっとその光輝の存在を見つめている…
今、僕はふたつの世界の境界線上にいる、そして…
徐々に僕は向こう側の世界に近付いている、そんな気がした…
※原寸画像放出(A2 size 26.7MB)

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心を挫く極寒のブリザード、その轟音の中に聞こえるかすかなささやき…
道を見失い、低温で足が動かない僕の前で風向きが変わる…
その風の先には、山頂へ続く急登がかすかに見えた…
困難な道を行け…吹雪の中のささやきが、そう言っているような気がした…
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低温と疲労に打ちのめされた僕のまわりで、円を描き踊る光の妖精たち…
そこに言語のやりとりはないが、ただ、何となく善意を感じる…
もし、妖精たちが疲弊した僕を鼓舞してくれているのなら…
そのやさしさになんとか応えたい、そう思うと力が湧いてくるようだった…
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ラッセル気味に雪原を切り裂きながら、ふと見上げた銀河…
その無限の瞬きに誓う…この命の限り、自分の夢を追い続けると…
雪原が極彩色に染まった時、この夢を追う事を許された気がした…
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苦しみは続く…ただ、この道の先に光がある事は信じている…
そう簡単に光に辿り着けない事も十分理解している、そんな事はわかってる…
それでも、涙だけは思考の制御を超えて流れ続けた…
流星のエールに気付く心の余裕もないまま…
※原寸画像放出(A4 size 10.1MB)

『ベールの彼方の生活④』10章 天上、地上、地下のものすべて【1 地球進化の未来 1919年4月1日 火曜日】やがて吾々が取囲む虚空全体に再び静寂が行きわたりました。見るとお二人は揃って玉座の中に座しておられます。女性の方から招き入れたのです。
『ベールの彼方の生活④』すると第10界まで軍団を率いてこられた方で吾々の地球への旅の身支度を指導して下さった大天使のお一人の声が聞こえてきました。玉座より高く、その後方に位置しておられました。こうお述べになりました。
『ベールの彼方の生活④』「余の軍団の者ならびに、この度の地球への降下に参加を命じられた者に告ぐ。ただ今の顕現はこれより後の仕事に理解をもって取り組んでもらうために催されたものである。その主旨については指揮を与える我らもあらかじめ知らされてはいたが、」―
『ベールの彼方の生活④』―「今あらためて諸君にお知らせした次第である。よく銘記せられ、前途に横たわる道をたじろぐ事なく前進されたい。父なる神は吾らの最高指揮官たるキリストに託された仕事のための力をお授け下さる。」―
『ベールの彼方の生活④』―「キリストを通じてその霊力の流れがふんだんに注がれ、使命の達成を可能にして下さるであろう。我らが創造主への崇敬の念を片時も忘れまいぞ」
『ベールの彼方の生活④』言い終るのと時を同じくして燦然と輝く霧が玉座に漂い、やがて地球全体を覆い始め、もはや吾々の目に地球の姿は見えなくなりました。覆い尽くすと全体がゆっくりと膨張を始め、虚空の4分の1ほどにもなったところで膨張を止めました。
『ベールの彼方の生活④』すると今度はそれが回転し始め、次第に固体性を帯びていくように見えてきました。固いといっても物質が固いというのとは異なります。物的地球が半透明になるまで精妙(エーテル)化した状態を想像されれば大体のイメージはつかめるでしょう。
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『ベールの彼方の生活④』地軸を中心にして回転していくうちに今度はその表面に陸と海の形が現れました。今日の地形とは異なります。吾々は今、未来の仕事の場を見せられているのです。現在の地形が変化している如く、それも次第に変化していたのですが変化のスピードは速められていました。
『ベールの彼方の生活④』つまり来るべき時代が短縮されて眼前に展開し、吾々はそれを動くモデルとして読み取っていた訳です。さらにその上に都市、民族、動物、それに様々な用途の機械類が出現しました。
『ベールの彼方の生活④』かくして全表面を吾々の方角へ向けながら回転し続けているのを見ていると、その進化の様子が手にとるように分りました。例えば貴殿の国を見てみましょう。最初は2、3年後の姿が目に入りました。
『ベールの彼方の生活④』やがてそれが視界から消え、そして次に見えた時は沿岸の形状や都市と住民の様子が少し変化しておりました。こうして地球が回転するごとに陸地をはじめとして人類全体、建築物、交通機関、そのほか何万年、何十万年もの先までの人口の発達の様子が千年を数時間の単位に→
『ベールの彼方の生活④』→短縮されて出現しました。私の説明はこうして用語を貴殿の感覚に置き換えなくてはなりません。吾々にとって年数というのは地上の人間とは感覚的に同じものではありません。
『ベールの彼方の生活④』もっともこうした形で私が人類に代わって遠い未来という深海で漁をしてあげる事は許されない事でしょう。人類は自分の夕食の魚は自分の網で取らないといけません。それが筋というものです。もっとも、良い漁場を教えてあげるくらいの事は私にも許されています。
『ベールの彼方の生活④』この私を信頼のおける漁船団長と思って下さる方は、どうぞ私の海図に従って探求の旅へ船出して下さい。さて地球は永い年月に亘る航海を続けるうちにますます美しさを増してきました、表面の光が増し、大地そのものも内部からの輝きを増しておりました。
『ベールの彼方の生活④』また人間は地球上でさほどせわしく東奔西走している様子は見えません。それというのも大自然の摂理との調和が一段と進み、その恩寵にますます敬服し、激情に振り回される事も少なくなり、内省的生活の占める割合が増えているからです。
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『ベールの彼方の生活④』かくして地球の全ての民族が協調性を増し、同時に霊力と安らかさとを送りやすくなった吾々との一体性も増しております。吾々はその一体性が進むのを見ていて吾々がかつて数々の戦乱の末に獲得した豊かな幸福をこの人類の若き同胞達が享受してくれている事を知り、→
『ベールの彼方の生活④』→興奮さえ覚えるのでした。やがて地球そのものも変化しておりました。それを述べてみましょう。貴殿をはじめ最近の人間の精神の中に新しい用語が見られます。サイコメトリという言葉です。これは物体に刻み込まれた歴史を読取る能力と私は理解しております。
『ベールの彼方の生活④』実はそれには人間がエーテルと読んでいる成分の本性と、その原子に内在するエネルギーを知り尽くすまでは十分に理解できない真相が隠されております。いずれ人間がこのエーテルという宇宙的安定基材(コズミックバラスト)を分析的かつ統合的に扱う事ができる時代がきます。
『ベールの彼方の生活④』地球が回転するのを見ていてそれを明瞭に観察したのです。その時になれば今人間が液体やガス体を扱うようにエーテル成分を扱うようになるでしょう。しかしそれはまだまだ先の話です。
『ベールの彼方の生活④』現段階の人間の身体はまだまだ洗練が十分でなく、この強力なエネルギーを秘めた成分を扱うにはよほどの用心がいります。当分は科学者もそこに至るまでの下準備を続ける事になるでしょう。アーネル†
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『ベールの彼方の生活④』【4 地球の未来像の顕現】1919年3月28日 金曜日  この段階で吾々は既に、それぞれの天界の住処にふさわしい本来の身体的条件を回復しておりました。それ故、吾々は実際は地球を中心としてそれを取囲むように位置しているのですが、地球の姿は既に吾々の目には→
『ベールの彼方の生活④』→映じませんでした。勿論この事は私自身の境涯に視点を置いて述べたまでで、私より地球に接近した界層の者の事は知りません。多分彼らにはそれらしきものは見えた事でしょう。これから述べる事は私自身の視力で見た限りの事です。私はその巨大な虚空の内部を凝視しました。
『ベールの彼方の生活④』全てが空(くう)です。その虚空が、それを取り巻くように存在する光輝によって明るく照らし出されているにもかかわらず、その内部の奥底に近づくにつれて次第に暗さが増していきます。そしてその中心部になるとまさに暗黒です。そう見ているうちに、その暗黒の虚空の→
『ベールの彼方の生活④』→中心部から嘆き悲しむ声に似た音が聞こえてきました。それが空間的な“場”を形成している吾々の方角へ近づくにつれて“うねり”を増し四方へ広がっていきます。が、その音が大きくなってくるといつしか新しい要素が加わり、さらにまた別の要素が加わり、→
『ベールの彼方の生活④』→次々と要素を増していって、ついに数々の音階からなる和音(コード)となりました。初めのうちは不協和音でしたが吾々に近づくにつれて次第に整い、ついには虚空の全域に1つに調和した太く低い音が響き渡りました。そうなった時はもはや嘆き悲しむ響きではなく、→
『ベールの彼方の生活④』→雄々しいダイヤペーソンとなっておりました。それがしばらく続きました。すると今度はそれに軽い音色が加わって全体がそれまでのバス(男性の最低音)からテノール(男性の最高音)へと変りました。変化はなおも続き、ついに吾々が取り囲む内部の空間が得も言われぬ→
『ベールの彼方の生活④』→色合いを見せる光輝に照らし出されました。そしてその中央部、すなわち吾々の誰からも遠く離れた位置で“顕現”が始まっている事が分りました。それは次のようなものでした。まず地球が水晶球となって出現し、その上に1人の少年が立っています。
『ベールの彼方の生活④』やがてその横に少女が現れ、互いに手を取り合いました。そしてその優しいあどけない顔を上方へ向け、じっと見つめているうちに2人ともいつしか青年に変身し、一方、立っている地球が膨れ出して、かなりの大きさになりました。
『ベールの彼方の生活④』するとその1ばん上部に曲線上に天蓋のついた玉座が出現し、女性の方が男性の手を引いて上がり段のところへ案内し、そこで女性が跪くと男性だけが上がり段をのぼって玉座の中へ入りました。そこへ大勢の従臣が近づいて玉座の周りに立ち、青年に王冠と剣(つるぎ)を進呈し→
『ベールの彼方の生活④』→豊かな刺繍を施した深紅のマントを両肩にお掛けしました。それを合図に合唱隊が次のような主旨の祝福の歌を歌い上げました。 →あなたは地球の全生命の“主宰者”として、霊の世界よりお出ましになられました。あなたは形態の世界である外的宇宙の中へ踏み込まれ、→
『ベールの彼方の生活④』→あたりを見回されました。そして両足でしっかりと踏みしめられて、地球がどこかしら不安定なところを有しながらも、よき天体であるとお感じになられました。それから勇を鼓して一方の足を踏み出し、さらにもう一方の足を踏み出され、かくして地球を征服なさいました。
『ベールの彼方の生活④』そこで再び周囲を見渡されて、あなたのものとなったものを点検なさいました。それに機嫌をよくされたあなたはその中で最も麗しいものに愛をささやかれました。そのとき万物の“父”があなたのために宝庫よりお出しになられた全至宝の中でも、あなたにとっては→
『ベールの彼方の生活④』→女性が最愛の宝物となりました。征服者としての権限により主宰者となられたあなたへの祝福として詠唱した以上の事は、その通りでございましょうか。  青年は剣を膝の上に斜めに置いてこう答えました。 →地上での数々の闘いに明け暮れた私をご覧になってきた→
『ベールの彼方の生活④』→そなたたちが歌われた通りである。正しくご覧になり、それを正しく語られた。さすがに吾等の共通の“主”の家臣である。さて私は所期の目的を果たし、それが正当であった事を宣言した。武勇において地上で私の右に出る者はおりませぬ。地球は私が譲り受ける。
『ベールの彼方の生活④』私みずからその正当性を主張し、今それを立証したところである。しかし私にはまだ心にひっかかるものがある。これまでの荒々しい征服が終了した今、私は次の目標をいずこへ求めればよいのであろう。永きにわたって不穏であった地球もどうにか平穏を取り戻した。
『ベールの彼方の生活④』が、まだ真の平和とは言えぬ。地球は平穏な状態にうんざりし、明日の平和を求める今日の争いにこれきり永遠に別れを告げて、真の平和を求めている。そこで、これまで私を補佐してこられたそなたたち天使の諸君にお願いしたい。幾度も耳打ちしてくれた助言を無視して→
『ベールの彼方の生活④』→私がこれまでとかく闘いへの道を選んできて、さぞ不快に思われた事であろう。それは私も心を痛めた事であった。しかし今や私も高価な犠牲を払って叡智を獲得した。代償が大きかっただけ、それだけ身に沁みている。そこで、これより私はいかなる道を選ぶべきか、→
『ベールの彼方の生活④』→そなたたちの助言を頂きたい。私もこれまでの私とは違う。助言を聞き入れる耳ができている。今や闘いも終り、この玉座へ向けて昇り続けたその荒々しさに、われながら嫌気がさしているところである。  そう言い終ると従臣たちが玉座の上がり段を境にして両脇に分れて→
『ベールの彼方の生活④』→立ち並び、その中間に通路ができました。するとその中央にさきの女性が青の縁どりのある銀のローブで身を包んで現れました。清楚に両手を前で組み、柔和さをたたえた姿で立っておられます。が、その眼差しは玉座より見下ろしている若き王の顔へ一直線に向けられています。
『ベールの
彼方の生活④』やがて彼はおもむろに膝の上の剣を取り上げ、王冠を自分の頭から下ろして階段をおり、その女性のそばに立たれました。そして女性が差し出した両腕にその剣を置き、冠を頭上に置きました。それから一礼して女性の眉に口づけをしてから、こう告げました。 →
『ベールの彼方の生活④』そなたと私とで手を取り合って歩んで来た長い旅において私は、数々の危機に際してそなたの保護者となり力となってきました。嵐に際しては私のマントでそなたを包んであげました。急流を渡るに際しては身を挺して流れをさえぎってあげました。
『ベールの彼方の生活④』が、行く手を阻む危険もなくなり、嵐も洪水も鎮まり、夏のそよ風の如き音楽と化しました。そして今、そなたは無事ここに私と共にあります。しかし、この機をもって私は剣をそなたに譲ります。その剣をもってその王冠を守ってきました。
『ベールの彼方の生活④』ここにおいてその両者を揃えてそなたに譲ります。もはや私が所有しておくべき時代ではなくなりました。どうかお受け取り頂きたい。これは私のこれまでの業績を記念する卑しからぬ品であり、あくまで私のものではありますが、それが象徴する全てのものと共に、→
『ベールの彼方の生活④』→そなたにお預け致します。どうかこれ以後もそなたの優しさを失う事なく、私が愛をもって授けるこの2つの品を愛をもって受け取って頂きたい。それが私より贈る事のできる唯一のもの―地球とその2つの品のみです。  青年がそう言い終ると女性は剣を胸に抱き抱え、→
『ベールの彼方の生活④』→右手を差しのべて彼の手を取り、玉座へ向かって階段を上がり玉座の前に並んでお立ちになりました。そこでわずかな間を置いたあと彼は気を利かして1歩わきへ寄り、女性に向かって一礼しました。すると女性はためらいもなく玉座に腰を下ろされました。
『ベールの彼方の生活④』彼の方は脇に立ったまま、これでよしといった表情で女性の方を見つめておりました。ところが不思議な事に、私が改めて女性の方へ目をやると、左胸に抱えていた剣はもはや剣ではなく、虹の色をした宝石で飾られたヤシの葉と化しておりました。王冠も変化しており、→
『ベールの彼方の生活④』→黄金と鉄の重い輪が今はヒナギクの花輪となって、星の如く輝く青と緑と白と濃い黄色の宝石で飾られた美しい茶色の髪の上に置かれていました。その種の黄色は地上には見当たりません。若き王も変っておりました。お顔には穏かさが加わり、→
『ベールの彼方の生活④』→お姿全体に落着きが加わっておりました。そして身につけておられるローブは旅行用でもなく戦争用でもなく、ゆったりとして長く垂れ下がり、うっすらとした黄金色に輝き、その“ひだ”に赤色が隠されておりました。そこで青年が女性に向かってこう言いました。 →
『ベールの彼方の生活④』私からの贈りものを受取ってくれた事に礼を申します。では、これより先、“私とそなた”ではなく、“そなたと私”となるべき時代の辿るべき道をお示し願いたい。  これに答えて女性が言いました。 →それはなりませぬ。私とあなたさまの間柄は、あなたさまと私との間柄と→
『ベールの彼方の生活④』同じだからでございます。→これより先も幾久しく2人ともども歩みましょう。ただ、辿るべき道は私が決めましょう。然るべき道を私が用意します。しかし、その道を先頭きって歩まれるのは、これからもあなたさまでございます。  アーネル†