【画家時代、執筆しようと心に温めていた小説「山駆けるヒカリ」について】ここでちょっと、現在の使命遂行とは関係ない昔のお話を(笑謝)2012年以前、僕は画家の試練Dreamwork(ドリームワーク)の真っただ中にいて、苦悶の究極形とも言える日々を過ごしていました→
→(現在もドリームワークの生活スタイルを維持しているのです。つまり画家時代に作品制作に当てていた時間を丸々“使命遂行”に当てているのです)日常生活のあらゆるものを切り捨てて、作品を描く時間を強引に捻出しながら、ひたすらクオリティにこだわって高負荷の描画を続けていたのですが、→
→そんな僕の頭の中に、ひとつの「霊的トレイルストーリー」が半自動的に描かれていました。デジタル絵画作品を描くので精一杯で、とてもそのストーリーを小説として表現するのは時間的に不可能だったのですが、そのストーリーがずっと僕の頭から離れずにいたのでした。
その小説のストーリーを頭に思い描く事ができたのは、ひとえにその頃から愛読していた「シルバーバーチの霊訓」のおかげであり、霊的知識がまだ稚拙だった僕なりに霊的ストーリーを考え出す事ができたのでした。で、実は過去その小説の内容を大ざっぱにツイートした事があるのです。
今回はその小説のストーリーのツイートをブログ化してみました。僕が心に温めていた霊的小説【山駆けるヒカリ】のストーリーのツイートはコチラです→
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主人公のシュンは、マキが止めるのも聞かず無謀なナイトアタックを敢行します。日没と同時に登山道入口をスタートしたシュンは、ヘッドライト、ハンドライトで暗闇の樹林帯をガンガン上っていきます。ヘッドライトの電池寿命は約5時間。シュンのザックにはもうひとつヘッドライトが入っており、→
→2つのヘッドライトで十分に日の出まで明かりを維持できる…はずだったのです。しかしスタート2時間後、シュンがザックを下ろしてファスナーを開けると、何とザック内のヘッドライトのスイッチが入っているのです!どこでスイッチがONになったのか?しかもだいぶ照度が落ちてしまっています。→
→これでは日の出前に明かりを失ってしまう。ここでスタート地点の登山道入口に引き返すのが最善の選択。しかしシュンは当初の計画通り、山の奥深くへ切り込んでいくのでした。程なく足の筋肉が悲鳴を上げ始め、シュンの顔は苦痛に歪みます。しかしシュンは自分の足を殴りながら「こんな痛みが」→
→「何だって言うんだよ!幻肢痛に比べればこんなもの!」と叫び、暗闇の稜線を更に前進します。そしてついに、2つのヘッドライトの電池が切れて光を失ってしまうのでした…。暗黒に包まれながらシュンは木にもたれかかって、骨肉種で帰幽した、ある女の子の事を考えていました。自分の手を→
→見るのですが、ただ黒い空間が肉眼に映じるのみです。稜線上で風を浴び、低体温に晒されてシュンは生命の危機に突入します。シュンが死を覚悟した時…目の前に“ヒカリ”が姿を現したのです。そう、骨肉種で帰幽した女の子、義足姿のヒカリが、眩い燐光と共に目の前に姿を現したのです。燐光が→
→トレイルを照らし、ヘッドライトの代りをしてくれます。義足姿の半透明の女の子、ヒカリは手話でシュンに「休む、ダメ」と語りかけてきます。僕は苦笑いで「了解」と手話で返し、ヒカリのナビゲートで再びトレイルを進み始めます。生前と変らぬ細い身体を躍動させてヒカリがシュンの前を進み→
→シュンをリードして行きます。シュンは半透明のヒカリをがむしゃらに追って登下降を繰り返し、足の痛みも忘れるほどでした。そして暗黒の空が日の出のグラデーションに染まり始めた頃、半透明のヒカリは軽く微笑んで僕の前から“フッ”と消えたのでした。ゴール地点はもうすぐ。朝焼けの中を→
→下るうち、あれ?学生時代の友達がトレイルに待機して声援を送ってくれている。もうすぐゴールだ、頑張れ、って言ってくれている。そうか、マキが呼んだんだな。僕は足を引きずりながら下り続け、友人たちが用意してくれたゴールテープを切って12時間ナイトアタックを完走したのでした。→
→マキが泣きながらゴール後の世話をしてくれます。シュンはボロボロ、意識白濁。でも、燐光を発するヒカリと一緒に進んだ暗闇の稜線の事を思うほどに、心は喜びに打ち震えるのでした。この先どんな苦しい事があっても、僕はやっていける…シュンの瞳は炎に燃え上がるのでした…こんな小説でした(祈)
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はい、こんな感じの小説だったのですが、半透明の女の子ヒカリ(肉眼に映じるレベルまで振動数を落とした幽体をまとった状態、という事ですよ)には、実在のモデルの女の子がいます。その女の子についても過去ツイートしていますので、そちらもご紹介させて頂きます→
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僕の画家名「たきざわ彰人」の“たきざわ”は、難聴で、僕と知り合ってすぐに骨肉腫になって闘病生活に突入した「瀧澤美奈ちゃん」という女の子からとってます。その娘とはパナソニック時代に手話サークルで→
→出会いました。とにかく面白い女の子で、その頃僕は手話の勉強に夢中でしたので美奈ちゃんとの関わりが次第に増えていったのでした。ま、正直“正しい心”とは言えない、僕を賭けダーツに誘って儲けようとしたり、ダンス教室やスノボに行くのに僕を利用するような女の子でしたが、僕にはそれが→
→可愛く思えたんですね(照)一時は手話を第1言語にした生活を覚悟するくらい夢中でしたから。が、その後骨肉腫が発覚し、検査、入院、抗癌剤治療と怒涛に進み、僕と次第に距離ができた、という訳です。その後の安否は不明でしたが、僕の霊性発現後、1度だけ幽体離脱で美奈ちゃんに会いました→
→学校のような施設で用務員みたいな仕事をしてました。正直あまり高い界ではありませんでした。数年も前に美奈ちゃんへの思いはすっかり冷めてましたので出会った時も特に会話はありませんでした。でも美奈ちゃんへの感謝の気持を忘れないために“たきざわ彰人”を名乗り続けてる訳です(祈)
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はい。手話サークルで出会った女子高生の難聴の女の子、瀧澤美奈ちゃんがヒカリのモデルという事です。まぁ、この瀧澤
美奈ちゃんについての説明は割愛します(笑)もう顔もよく思い出せませんので。ただ、今の僕があるのは間違いなく美奈ちゃんとの出会いのおかげであり、その出会いを演出して→
→下さったのはまぎれもなく守護霊様であり、美奈ちゃんとの出会いがあったからこそ本格的にシルバーバーチを読む気にもなったのであり、そのおかげで霊性発現にも至ったのであり、改めて守護霊様の導きの素晴らしさには感嘆の念を禁じ得ません祈†
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