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リフォーマー Reformer と名のる霊からの通信。
「霊は愛と知識の進歩とともに光輝と美が増して行きます。頭(かしら)(インペレーター)の頭上の王冠はその崇高な霊格、純粋性、愛、犠牲心、そして神への真摯な献身の象徴です。よほど高貴にして神聖なる者しか授からない王冠です。
霊が身につけた叡智は、他の霊にはその衣装とサファイヤブルーのオーラに象徴されているのが見て分かります。また愛の深さは犠牲心と献身を象徴する深紅によって知れます。それを偽って見せる方法はありません。霊界ではすべての偽装がはぎ取られる。偽善も見せかけも不可能です。欠点も長所も偽ることが出来ません。真に自分のものでないものを自分のものであるかに装うことは出来ません。真に自分のものは霊という存在の生得の資質のみです。
今われわれの会議が終了し、大方の者はそれぞれの仕事に戻っています。インペレーター霊はまだ天上界に留まっておられるが、そのうち戻って来られるでしょう。頭(かしら)は所用でよく天上界へお帰りになります。頭ほどになられると地上の人間を特別に支配するということはなさりません。全体としての指揮・監督に当たられます」
– よほど高い地位の方なのでしょうか。
「さよう。高級神霊界においても指導的立場にあられる霊のおひとりです。それほどの方がこうして直接地上へ戻ってこられることは極めて稀なことです。大抵は中継者として他の霊に命令を下します。よほどの大事業においてのみ高級神霊が直接戻ってこられるが、それでも直接一個の人間を支配することはなく、総合的に指揮・命令を下し、計画をお立てになる。
その会議のため、そして又、聖なる霊力の摂取のために集結した壮大な光り輝く存在の群れがもしも人間の目に映れば、言い表せない喜悦を覚えることでしょう。が、他方にはその反対の勢力も控えています。邪霊の大軍が二重、三重に集結し、神の真理の啓示の進歩を阻止し、歪めんとして、手ぐすね引いて待機しています」
インペレーターは地上では旧約聖書に出ているマラキ(マラカイ) Malachi であるとの話について尋ねる。
– その名は象徴的な意味で用いているのでしょうか。(Malachi はユダヤ語で“使者”の意味がある – 訳者)
「いや、そうではない。述べられたことは事実であり、象徴的なものではありません」
– あなたはリフォーマーと名のっておられますが……(reformer には“改革者”の意味があり、これは象徴的に用いている – 訳者)
「地上時代の私はネヘミヤ Nehemiah と同一人物です。(旧約聖書ネヘミヤ記の筆者で紀元前五世紀のユダヤの指導者―訳者)同じ予言者と呼ばれた人物でも、モーセ、マリヤ、エレミヤ、エゼキエルに勝る霊覚者はいません。少なくとも記録に残されているユダヤ人の中にはいません。
エホバは、よく言われている通り、アブラハムとイサクとヤコブの神でした。唯一絶対神ではなく、言わば一家の守り神です」
モーゼスが通信霊の名のる名前と本人との同一性に疑念をはさんだところ、インペレーターが答えた。
「そうした名前は、貴殿に集中的にもたらされる影響力を代表したものに過ぎない。時にはその影響力は必ずしも一個の霊からのものとは限らぬもので、言うなれば非個人的である。一個の精神の産物ではなく、複数の精神の集約されたものである場合がむしろ多い。
と言うのも、貴殿にかかわっている霊の多くは、さらに高い霊格の霊より届けられる影響力の通路にすぎないのである。そうするよりほかに影響力が届けられる手段がないのである。われわれはよく会議を開き討議を重ねる。したがって貴殿が受け取るものはわれわれの思想の合体したものである場合が多いことになる。
貴殿は霊的資質の開拓を心掛け、肉体的欲望を抑制し、俗世的環境を超脱することが肝要である。外面的な物的生活を内面的な霊的生活、より実在に近い生活への準備と見なすべきである。こちらの世界こそ実在であり、そちらの生活はその影である」
「とくに留意してほしいことは、正常な霊的能力と異常な霊的能力の違いである。霊が外部から霊媒に直接的に働きかけて入神させ、その霊を肉体から一時的に退去させ、代わって別の霊がその身体的組織を操作するというやり方は異常手段であり、たとえてみれば催眠術で患者を催眠状態に導くのと同じである。
正常な霊的能力というのは霊が潜在的資質を開発し、それが背後霊からのインスピレーションによって一段と高められ補強されるという形のものをいう。そこには霊を退去させて入神状態へ導く必要はなく、魂がその霊的才能を補強されて、背後霊団との協議に参加することさえ可能となる。
魂が受動性の中で教育され、思惟活動の中庸性、行為と意図の純粋性と誠意を養成される。霊的感覚を全開させてインスピレーションの鼓吹を受け入れる。かつては異常手段によって苦痛の中に伝えられたものが、今や、ごく自然な形で流れ込む。本来の霊力が阻害されることも阻止されることもなく、のびのびと成長し豊かになっていく」
書籍1冊丸々テキスト変換する理由は3つ「WordPress霊関連書籍ページへの掲載」「MP3に変換して車の運転中に書籍の内容を聞けるようにする」「テキストを字幕変換してムービー化する」となりますが、個人的には特にMP3が1番重宝します。
僕は本が大好きの人間で若い時からありとあらゆる本を読んで読んで読みまくって生きてきましたが、運転中にMP3を聞くのは今まで実行してきたどのお勉強方法よりも効率的で素晴らしいと思っていまして、できるだけ多くの霊関連書籍をMP3化して聞ける状態にしたいと思っています。
というのも「読んだつもり、理解したつもり」になっているだけで実際は全く知識として自分の性格、人格の形成に役に立っていない、脳内から読んだ内容が消えている事がほとんどだからです。事ある毎に聞き返す事で間違いのない確かな理解に到達しようと考えての事なのです。
今日は物的雑務があり戻ってくるのが遅くなりますが複数の作業を同時進行中です。フラーのストーリーのネームも描きましょう。霊団からも複数のインスピレーションおよび幽体離脱時映像が降ってますのでそちらの長文ブログへの落とし込みもやらねばなりません。殺人的忙しさに最大級に辟易中(祈)†