アタック帰還。頂上で撮影できない、保温が破られる、もうこれ以上レイヤー増やせない(祈)†

もう丸2年、まともにスノーシューをやっていません、今度こそ復活してやると意気込んで雪山に向かいましたが、気温-10℃で撮影予定の山頂に到達。風は微風程度。コレなら三脚が倒れる心配もほぼない。フツーに行けばこの山頂で雪のグラデーション撮影を敢行するはずなのです。

しかし、僕はなんとしても保温を維持しようとして、コレ以上着れないくらい重ね着しています。(上半身は13枚着てます、身動きできないくらいパンパン)最大級の保温対策をしているのですが、何とこの状態でも保温が破られて身体がやや冷えてくるのです。

この山域は2009年からスノーシューを続けている場所で、これまでの最高は-23℃まで下がった事があります。今日は-10℃ですからまだ全然気温は高い方です。しかも風も弱い、なのに保温が破られる事にすごいショックを受け「イヤ、この状態で撮影を続ける訳にはいかない、何かあったらシャレならん」という事で、何と泣く泣く標高を下げるのでした。これには自分でもビックリ。

仕方なく標高を下げた場所でグラデーション撮影をしてきました。-10℃であんな弱い風で保温が破られるなら2月の-20℃には絶対耐えられない。その瞬間「僕はもうココに来ちゃいけないのかも知れない」という絶望的な言葉が浮かんでくるのでした。僕のスノーシュー人生はこの瞬間、終わりを告げたかもしれません。

こうなる事は2年前に分かっていたのかも知れない。しかしあんなに心の底から大好きだったスノーシューをやめるなんて考えられなくて何度も復活しようとして挫折してきた2年でした。今日の保温を破られた出来事は僕にとって本当にショックでした。もうこれ以上レイヤーを増やせない、考え得る限りの最大の保温対策をしたつもりなのに、あんな弱い風にやられるなんて。

チョト今頭カラッポです。あの白く美しい世界にもう行けないのかも知れない。頭を切り替えるしかないのかも知れない。明日の長文ブログの事なんて全然考えられません。まずはダメージ抜きに集中しますが、もうどうしていいのか分からない(祈)†

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†