「シルバーバーチの霊訓」より→「たった一つの魂を高揚してあげる事ができたら、喪の悲しみに沈む一つに魂に慰めを与える事ができたら、意気地のない一つの魂に生きる勇気を与えてあげる事ができたら、それだけで十分にやりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人間の一人一人に、いかなる病気でも治し、いかなる困難をも克服する力が宿されている事が、まだ理解されていないようです。窮地において引き出す事のできるエネルギーの貯蔵庫をそなえているのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「神の王国は各自の魂の中にあるのです。この事実が何と理解されていない事でしょう。その深い自我に触れる方法は神の摂理にのっとった生き方に徹する事です。しかし、どれほどの人がそういう生き方を心掛けている事でしょう」
「シルバーバーチの霊訓」より→「行為だけが大事と思ってはいけません。もちろん行為が一番大事ですが、口にする言葉も心に思う事もあなたの一部です。その思念がコントロールできずに、それに振り回されている人間が多いのは悲しい事です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「霊的真理に比べたら物質界のいかなる貴重品も安物です。これから何千年も先まで生きられてから地上生活を振り返ると、地上で欲しかったものよりも、地上で得た知識、地上で身につけた叡智の方がはるかに大切である事がお分かりになります」
「シルバーバーチの霊訓」より→「目先の結果だけで判断してはいけません。あなた方は物質の目だけでご覧になっておられます。もし霊の眼で見る事ができれば、一人一人に完全な公正が行きわたっている事がお分りになるはずです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「私は時おり皆さんの祈りに耳を傾けてみる事がありますが、もし神がその願い通りになさったら却って皆さんにとって好ましくない事態になるのだが、と思う事ばかりです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「同じこの地球上に身を横たえる場所もなく、星空の下で寝なければならない、風雨にさらされている、その日の食べ物にすら事欠いている人が大勢いるのです。そういう現実のもとで、あなたは今の自分の身の上について神に向かって不平を言う資格があると思われますか」
「シルバーバーチの霊訓」より→「物質界において誰かが奇特な行いをする時、霊界においてそれを支援しようとする霊がすぐ馳せ参じます。善行が無駄に終わる事は決してありません。霊界側では人類の向上のために役立つ事をする人にいつでも援助の手を差しのべる用意がなされているからです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「あなたにとって全く見知らぬ霊、名前すら聞いた事のない霊でありながら、あなたのために力になってあげたい一心で来てくれる霊が大勢いるものです。そういう霊は名のりたがりませんし見返りというものを一切期待しないものです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人間は地上生活中に何度か暗い陰の時代を送らねばならないようになっているのです。その陰の中に入ったら、それは人生の一部であって全部ではない事を自分に言い聞かせなさい。陰は太陽の光があるからこそでき、あなたの目に見えなくても太陽は輝いているのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「陰は束の間の存在で永久に続くものではありません。そのうち消えてまた光があなたの存在を照らします。手にした霊的知識、不変の基本的真理にしがみつき、地上生活で絶対に避けられないさまざまな問題に真正面から対処しなさい」
「シルバーバーチの霊訓」より→「問題も困難も厄介な事も生じないような人生は有得ません。地上がそういう所だからこそあなたもこうして生まれて来ているのです。大切なのはそれへの対処の仕方です。内在する神性を呼び覚まして解決策を見出し正しい方向を選択する、そういう対処の仕方が大切です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「難問や心配事に足を取られて身動きができなくなり、実在ではないただの影をやたらに大げさなものに考えてしまっています。物的なものはことごとく霊的実在のおぼろな反映であり、幻にすぎません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「物質それ自体に存在はなく、霊によって活力を与えられて始めて存在を得ているのです。霊こそ生命であり、正しい生き方、正しい考え方が身につけば、霊力がもたらしてくれる無限の恩寵に浴する事ができるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「正しい生き方すなわち霊的知識に順応した日常生活を送れば、自動的にあなたは霊的、精神的、物質的に必須のものを思い通り手にする事ができるようになります。物的なものを最優先させようとする考え方がそもそも間違いなのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「物的世界に置かれている人間としての義務、自我の表現器官である身体にとって大事なものを無視しなさいと言っているのではなく、心に宿す思念が霊的摂理に順応したものであれば、霊と精神と身体とが調和し一体となって働くので、必要なものは必ず手に入ります」
「シルバーバーチの霊訓」より→「地上生活の目的は陰性、邪悪なものを克服して霊的に一段と強くなる事です。それは容易に達成されない大変難しい事です。霊的価値の高いものが簡単に達成されるはずはなく、霊的視野と焦点を常に誤らないようにする為の強烈な精神的鍛練を要します」
サイト「現代の日本に於けるスピリチュアリズムの第一人者、近藤千雄先生の著書・訳書の一覧」→ www.paperbirch.com/books/kondo.html
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「シルバーバーチの霊訓」より→「気楽な道は前途に霊的な目標をもたない人に任せればよろしい。霊的な鍛練とそれに伴ってもたらされる霊的な豊かさを求める者には厳しい道が用意されます。霊的褒章は気楽な道を求める者にはもたらされません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「もしそうでなかったらその褒章は敢えて求めるほどの価値はない事になります。闘いを挑み苦しみ抜いた末に勝利を得る方が、何の挑戦課題もなく呑気に生きているよりはるかに上です。魂が自我に目覚め内在する神性が表現の機会を得るのは必死に努力するその最中です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「いかなる事態に立ち至ろうとそれはあなたにとっての挑戦課題として受止めなさい。魂はその根源において神性を帯びているが故に、その挑戦を真正面から受止め克服し一段と強力になっていくだけの力を秘めております」
「シルバーバーチの霊訓」より→「いかなる事態も歓迎し、決して悲観したりグチをこぼしてはいけません。あなたほどの霊的知識をそなえた方ならば毎朝の訪れを内的な喜びをもって迎える事ができてしかるべきです。永遠の魂を傷つけるほどの事態は決して起こり得ないからです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「偉大な魂ほど困難な地上生活を耐え忍ばねばなりません。魂の偉大さは試練と洗練の過程を経ずしては達成されません。つまり霊性の強度が見せかけのものでない事を、その美と光輝と雄大さの中で示せるようでないといけないのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「困難は魂にとって薬です。身体にとっても薬になる事があります。内部の潜在力を表面に呼び出すための挑戦課題です。かくしてその人は成長し発達し開眼して神性が発揮されるようになります」
「シルバーバーチの霊訓」より→「霊と精神と身体を支配する自然の摂理と調和した生活をすれば健康が維持されるのみならず進むべき道をしっかり踏みしめているとの確信を覚えるようになります。その霊的自覚はますます大きく強くなってまいります。それが存在というものの、そもそもの目的なのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「挫折も人生の1コマです。抑止と照合の作用を抜きにした人生は有得ません。思いきり前進できる時期があるかと思えば進もうにも進めない時期があります。それはそれで意義があるのです。摂理は完璧で必ず作用し各自がそれ相当のものを受けるようになっているのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「塞込むのは止めなさい。誰の人生も孤独を味わう時期があるものです。周りにどんなに親しい人がいても孤独に思うものです。がそこから意気消沈の状態へ落込んではなりません。あなたほどの霊的知識を手にされた方なら地上にも霊界にも恐れるものは何一つありません」