『世界心霊宝典1 霊訓』
【背後霊(1)の事ですが、どういう具合にして選ばれるのでしょうか―】(1 地上に生を享けた霊(人間)の使命達成と罪障消滅を目的として陰から守護・指導・援助する霊を指す総合的な用語。本人の魂の親である守護霊(ガーディアン・類魂の一人)を中心として―)
『世界心霊宝典1 霊訓』
(―複数の指導霊(ガイド)と支配霊(コントロール)が含まれる。その意図は本分の説明通り各自まちまちであるが守護霊の許しを得て、その監督のもとに働いている点については同じである)背後霊は必ずしも“指導する”目的にのみでつくのではない。
『世界心霊宝典1 霊訓』
そういう場合が一番多いのではあるが時には背後霊自身にとっての必要性から付く事もある。がその場合でも人間を教え導くという傾向は自然に出てくる。また時には特殊な使命を帯びた霊がつく事もある。
『世界心霊宝典1 霊訓』
性格に欠けたものがあって、それを補ってやるためにその欠けたものを豊富に有する霊が選ばれる事もある。反対に霊の側に欠けたものがあり、それを身につけるために適当なる人間を選ぶという場合もある。これは高級なる霊が好む手段である。
『世界心霊宝典1 霊訓』
己の霊的向上のために敢えて指導が困難で不愉快な思いをさせられる人間に付く事を自ら希望する霊もいる。その人間と苦労を共にしつつ向上していくのである。中には霊的親和力によって選ばれる場合もある。地上的縁の名残で選ばれる事もある。
『世界心霊宝典1 霊訓』
何ら特殊な使命を帯びていない人間の背後霊は、魂が向上するに従い背後霊が入替わる事がしばしばある。【そうやって地上に戻ってくる霊はどの程度の霊ですか―】主として地球に最も近き下層の三界(2)の者たちである。地上の人間との連絡が取り易いからである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
(2 インペレーターによると宇宙は大きく三界層に分れており各界層がさらに七界ずつに分れている。地球は最下層の界層の最上界に属するという。三節参照)
「迷える霊との対話」自分が既に肉体を失い地縛霊になってる事に気づいてない数々の下層界のスピリットが登場します。クリスチャンサイエンスの教祖が懺悔したりもしてます。この本は最高に考えさせられる内容です。僕たちはこのスピリットたちと同じにならないよう霊的知識を得るべきなのです(祈)
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『世界心霊宝典1 霊訓』
高級霊の場合は汝らの言う霊媒的素質に似たものをもつ者に限られる。この事についてはあまり多くは語れぬ。我等の通信を正しく伝え得る霊媒を見出す事は至難の業であるという事以上は今は語れぬ。通信を望む霊は実に多い。
『世界心霊宝典1 霊訓』
が適切な霊媒が見当らぬ事と、それを求めてあたら無駄な時を費やすのを嫌う故に、彼らは地上との接触を断念する。ここにも霊界通信の内容に矛盾の生じる要因がある。汝らが時おり発見する間違いは必ずしも我らの側の落度とは限らぬ。
『世界心霊宝典1 霊訓』
そのうち通信に影響を及ぼす事情につきて更に多くを語る時期もこよう。【神に敵対する霊の事を述べられましたが、それはどういう霊ですか―】我らの使命を阻止せんとする邪霊の事である。彼らはいかにも我らと同じ勢力、同じ仕事仲間であるかに装いつつわざとしくじり、―
『世界心霊宝典1 霊訓』
―人間及び霊に我らへの反抗心を煽るのである。悲しい哉、彼らは善性を求める心を魂の奥へ押込め、邪悪の道に快楽を求め、一段と悪の要素の強烈なる霊を首領として集結し、我らに憎悪を抱き、仕事を邪魔せんとする。
『世界心霊宝典1 霊訓』
彼らは悪戯に長け、ある時は人間の悪感情を煽り、我らと同じ仕事仲間であるかの如く装いつつわざとヘマをやっては半信半疑の真面目の徒を迷わせ、なかんずく崇高にして高雅なるものを授けんとする我らの努力の裏をかき、真摯なる学徒に下劣にして卑俗なるものを与えんと企む
『世界心霊宝典1 霊訓』
神の敵であり、人間の敵と言うべきである。善の敵であり悪の使者である。彼らに対して我らは飽くなき闘いを挑むものである。【そうした悪の組織の存在は聞くだに恐ろしい事ですが、一方には悪の存在を否定し全ては善であり、―
『世界心霊宝典1 霊訓』
―悪に見えるものも善が悪を装っているに過ぎないと説く人がいますが】ああ哀れなる哉!哀れなる哉!善に背を向け悪の道を選びし霊たちほど哀れなものはない。汝はその邪霊たちが群を成して我らの使命を阻止せんとする事が驚異だと言うが、それなどまだまだ驚くには当らぬ。
僕は聖職者でもスピリチュアリストでもありません。僕は画家です。自分の作品が描きたくて描きたくて仕方ないのです。そこを何とか堪えてテキスト撃ちまくってるのです。なぜなら僕たちが地上生活中にどうしても知らなきゃいけない大切な霊的知識があるからです。ぜひ霊関連書籍を手にしましょう(祈)
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『世界心霊宝典1 霊訓』
実状はそれどころではない。人間は霊界へ来たからとて地上時代といささかも変るものではない。その好み、偏執、習性、嫌悪をそのまま携えて来るのである。変るのは肉体を棄てたという事のみである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
低俗なる趣味と不純なる習性をもつ魂は、肉体を棄てたとてその本性が変わるものではない。それは誠実にして純真なる向上心に燃える魂が死と共に俗悪なる魂に一変する事が有得ぬのと同じである。汝らがその事実を知らぬ事こそ我らにとって驚異と言うべきである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
考えてもみるがよい。純粋にして高潔なる魂が汝らの視界から消えるとともに一気に堕落する事が想像できようか。然るに汝らは神を憎み善に背を向け肉欲に溺れし罪深き魂も懺悔一つにて清められ天国に召されると説く。前者が有得ぬ如く後者も絶対に有得ぬ。
『世界心霊宝典1 霊訓』
魂の成長は一日一日一刻一刻の歩みによって築かれるのである。すぐに剥げ落ちる上塗りではない。魂の本性に織込まれ、切離そうにも切離せぬ一部となりきる事―それが向上であり成長である。
『世界心霊宝典1 霊訓』
そうして築かれたる本性がもし崩れるとすれば、それは長き年月にわたる誤れる生活によりて徐々に朽ちるのであり、織物を乱暴に切裂くが如くに一夜にして崩れる事はない。ない、ない、断じてない!習い性となり魂に深く染込みて個性の一部となりきるのである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
肉体の煩悩に負け続けた魂はやがてその奴隷となる。そうなったが最後、純なるもの聖なるものを嫌い死後もかつての地上の遊び場に赴いて肉の快楽に耽る。魂の本性となり切っているが故である。これで汝も納得がいくであろう。
『世界心霊宝典1 霊訓』
悪の軍団とはかくの如き未発達、未熟なる霊の事であり、それが聖なるもの善なるものへの反抗心によって結束する。彼らに残されたる更生の道はただ一つ。高級なる霊の教唆によりて道義心に目覚め懺悔のうちに一つ一つ過去の罪を償いつつ歪める心を正し、―
『世界心霊宝典1 霊訓』
―苦しみの中に一歩一歩向上する事のみである。かくの如き低級霊は実に多い。それらが全て我らの敵なのである。善に対抗し真理の普及を妨げんとする悪の組織の存在を否定する言説こそ、汝らを迷わせんとする彼らの策謀である事を心すべきである。
『世界心霊宝典1 霊訓』
【その首謀者と言うべきいわゆる“悪魔”がいるのでしょうか―】彼らを扇動する首領は多い。が、キリスト教神学の説くが如き“悪魔”は存在せぬ。善良なる霊も、邪悪なる霊も、全て善悪を超越せる宇宙神の支配下にある。