吾々招待にあずかった者が全員集合すると、主のお供をしてきた天使群が声高らかに讃美の聖歌を先導し、吾々もそれに加わりました。貴殿はその聖歌の主旨(モチーフ)を知りたがっておられる。それはおよそ→

『ベールの彼方の生活④』→次のようなものでした。→初めに実在があり、その実在の核心から神が生まれた。神が思惟し、その心からことばが生まれた。ことばが遠く行き渡り、それに伴って神も行き渡った。神はことばの生命にして、その生命がことばをヘて形態をもつに至った。

『ベールの彼方の生活④』そこに人間の本質が誕生し、それが無窮の時を閲(けみ)して神の心による創造物となった。さらにことばがそれに天使の心と人間の形体とを与えた。顕現のキリストはこの上なく尊い。ことばをヘて神より出て来るものだからである。そして神の意図を宣言し、その生命が→

『ベールの彼方の生活④』→キリストをヘて家族としての天使と人間に注がれる。これがまさしくキリストによることばを通しての天使ならびに人間における神の顕現である。神の身体にほかならない。ことばが神の意志と意図を語ったとき虚空が物質に近い性質を帯び、それより物質が生じた。

『ベールの彼方の生活④』そして神より届けられる光をことばを通して反射した。これぞ神のマントであり、神のことばのマントであり、キリストのマントである。そして無数の天体がことばの音楽に合わせて踊った。その声を聞いて喜びを覚えたのである。なぜならば、天体が創造主の愛を知るのは→

『ベールの彼方の生活④』→ことばを通して語るその声によるのみだからである。その天体はまさに神のマントを飾る宝石である。かくして実在より神が生まれ、神よりことばが生じ、そのことばより宇宙の王としてその救済者に任じられたキリストが生まれた。

『ベールの彼方の生活④』人間は永遠にキリストに倣う。永遠の1日の黄昏どきに、見知らぬ土地、時には荒れ果てた土地を、我が家へ向けて、神へ向けて長き旅を続けるのである。今はまさにその真昼どきである。ここが神とそのキリストの王国となるであろう。

『ベールの彼方の生活④』こう歌っているうちにホール全体にまず震動が始まり、やがて分解し始め、そして消滅した。そしてそれまで壁とアーチに散らばっていた天使が幾つかのグループを形成し、それぞれの霊格の順に全群集の前に整列しました。その列は主の背後の天空はるか彼方へと続いていました。

『ベールの彼方の生活④』さらに全天には様々な民族の数え切れないほどの人間と動物が満ちておりました。全創造物が吾々の周りに集結したのです。動物的段階にあった時代の人間の霊も見えます。様々な段階を経て今や天体の中でも最も進化した段階に到達した人種もいます。

『ベールの彼方の生活④』さらには動物的生命―陸上動物と鳥類―のあらゆる種類、それに、あらゆる発達段階にある海洋生物が、単純な形態と器官をしたものから複雑なものまで勢揃いしていたのです。さらには、そうした人類と動物と植物を管理する、これまた様々な段階の光輝をもつ→

『ベールの彼方の生活④』→天使的存在も見えました。その秩序整然たる天使団はこの上ない崇高性にあふれていました。それと言うのも、ただでさえ荘厳なる存在が群を成して集まっていたからであり、王冠の周りに位置していた天使団も今ではそれぞれに所属すべきグループのメンバーとしての→

『ベールの彼方の生活④』→所定の位置を得ておりました。全創造物と、中央高く立てるキリスト、そしてその周りを森羅万象が車輪のごとく回転する光景は、魂を畏敬と崇拝の念で満たさずにはおかない荘厳そのものでした。私がその時初めて悟った事ですが、顕現されるキリストは、→

『ベールの彼方の生活④』→地上においてであれ天界においてであれ、キリストという全存在のほんの小さな影、その神性の光によって宇宙の壁に映し出されたほのかな影にすぎない事、そしてその壁がまた巨大な虚空の中にばらまかれたチリの粒からできている程度のものであり、その粒の1つ1つが→

『ベールの彼方の生活④』→惑星を従えた恒星であるという事です。それにしても、その時に顕現された主の何とお美しかった事、そしてまた何という素朴は威厳に満ちておられた事でしょう。全創造物の動きの1つ1つが主のチュニック、目、あるいは胴体に反映しておりました。

『ベールの彼方の生活④』主の肌の気孔の1つ1つ、細胞の1つ1つ、髪の毛の1本1本が、吾々の周りに展開される美事な創造物のどれかに反映しているように思えるほどでした。【あなたが見たとおっしゃる創造物の中には既に地上から絶滅したものやグロテスクなもの、どう猛な動物、】→

『ベールの彼方の生活④』→【吐き気を催すような生物―トラ、クモ、ヘビの類―もいたのでしょうか。】ご注意申し上げておきますが、いかなる存在もその内側を見るまでは見苦しいものと決めつけてはいけません。バラのつぼみも身をもちくずすとトゲになる、などという人がいますが、→

『ベールの彼方の生活④』→そのトゲも神が存在を許したからこそ存在する訳で、活用の仕方次第では美しき女王のボディガードのようにバラの花を護る役目にもなる訳です。そうです、その中にはそういう種類のものもいました。バラとトゲといった程度のものだけでなく、人間に嫌われている→

『ベールの彼方の生活④』→あらゆる生物がいました。神はそれらをお捨てにならず、活かしてお使いになるのです。もっとも吾々は、そうした貴殿がグロテスクだとか吐き気を催するようなものと呼んだものを、地上にいた時のような観方はせず、こちらへ来て教わった観方で見ております。

『ベールの彼方の生活④』その内面を見るのです。すると少しもグロテスクでも吐き気を催すようなものでもなく、自然の秩序正しい進化の中の1本の大きな樹木の枝分かれとして見ます。邪悪なものとしてではなく、完成度の低いものとして見ます。どの種類もある高級霊とその霊団が神の本性の→

『ベールの彼方の生活④』→何らかの細かい要素を具体的に表現しようとする努力の産物なのです。その努力の成果の完成度が高いものと低いものとがあるというまでの事で、神の大業が完成の域に達するまでは、いかなる天使といえども、ましてや人間はなおの事、これは善であり、これは邪性から生じた→

『ベールの彼方の生活④』→ものであるなどと宣言する事は許されません。内側から見る吾々は汚れなき主のマントの美しさに固唾をのみます。中心に立たれたそのお姿は森羅万象の純化され尽くしたエッセンスに包まれ、それが讃仰と崇敬の香りとなって主に降り注いでいるように思えるのでした。

『ベールの彼方の生活④』その時の吾々はもはや第10界の住民ではなく全宇宙の住民であり、広大なる星辰の世界を流浪(さすら)い、無限の時を眺望し、ついにそれを計画した存在、さらには神の作業場においてその創造に従事した存在と語り合ったのです。そして新しい事を数多く学びました。

『ベールの彼方の生活④』その1つ1つが、今こうしてこちらの大学において高等な叡智を学びつつある吾々のように創造界のすぐ近くまでたどり着いた者のみが味わえる喜びでもあるのです。かくして吾々はかの偉大なる天使群に倣い、その素晴らしい成果―さよう、虫けらやトゲをこしらえた→

『ベールの彼方の生活④』→その仕事にも劣らぬものを為すべく邁進しなければならないのです。それらを軽視した言い方をされた貴殿が、そのいずれを拵えようとしても大変な苦労をなさるでしょう。そう思われませんか。ま、叡智は多くの月数を重ねてようやく身につくものであり、さらに大きな叡智は→

『ベールの彼方の生活④』→無限の時を必要とするものなのです。そこで吾々大学で学んでいた者がこうして探求の旅から呼び戻されて一堂に招集され、いよいよホールの中心に集結したところで突如としてホール全体が消滅し、気が付くと吾々は天使の塔のポーチの前に立っているのでした。

『ベールの彼方の生活④』見上げると王冠は元の位置に戻っており、全てがその儀式が始まる前と同じになっておりました。ただ1つだけ異なっているものがありました。こうした来訪があった時は何かその永遠の記念になるものを残していくのが通例で、この度はそれは塔の前の湖に浮かぶ小さな建物でした。

『ベールの彼方の生活④』ドームの形をしており、水面からそう高くは聳えておりません。水晶で出来ており、それを通して内部の光が輝き、それが水面に落ちて漂っております。反射ではありません。光そのものなのです。かくしてその湖にそれまでにない新しいエネルギーの要素が加えられた事になります。

『ベールの彼方の生活④』【どんなものか説明して頂けませんか。】それは無理です。これ以上どうにもなりません。地上の人間の知性では理解できない性質のものだからです。それは惑星と恒星のまわりに瀰漫するエネルギーについての吾々の研究にとっては新たな一助となりました。

『ベールの彼方の生活④』そのエネルギーが天体を包む鈍重な大気との摩擦によっていわゆる“光”となるのです。吾々はこの課題を第11界においてさらに詳しく研究しなければなりません。新しい建造物はその点における吾々への一助としての意味が込められていたのです。 アーネル†

『ベールの彼方の生活④』【カスリーン、何か話したい事がありますか。】あります。こうして地上へ戻ってきてアーネルさんとその霊団の思念をあなたが受け取るのをお手伝いするのがとても楽しい事をお伝えしたいのです。みなさん、とても美しい方たちばかりで、私にとても親切にして下さるので、→

『ベールの彼方の生活④』→ここでこうして間に立ってその方たちの思念を受信し、それをあなたに中継するのが私の楽しみなのです。【アーネルさんはフローレンスに住んでおられた方なのに古いイタリア語でなく古い英語で語られるのはどうしてでしょう?】それはきっと、確かにフローレンスに→

『ベールの彼方の生活④』→住んでおられましたが、イタリア生まれではないからでしょう。私が思うにアーネルさんは英国人、少なくとも英国のいずれかの島(※)の生まれだったのが、若い時分に移住したか逃げなければならなかったか―どちらであるかは定かではありませんが―いずれにしても→

『ベールの彼方の生活④』→英国から出て、それからフローレンスへ行き、そこに定住されたのです。その後再び英国へ帰られたかどうかは知りません。当時はフローレンスに英国の植民地があったのです。(英国は日本に似て大小様々な島から構成されているからこういう言い方になった―訳者)

『ベールの彼方の生活④』【誰の治世下に生きておられたかご存じですか。】知りません。でも、あなたがルネッサンスの事を口にされた時に想像されたほど古くはないと思います。どっちにしても確かな事は知りませんけど。【どうも有難う。それだけですか。】これだけです。

『ベールの彼方の生活④』私たちのために書いて下さって有難う。【これより先どれくらい続くのでしょう?】そんなに長くはないと思います。なぜかって?お止めになりたいのですか。【とんでもない。私は楽しんでやってますよ。あなたとの一緒の仕事を楽しんでますよ。それからアーネルさんとの仕事も】

『ベールの彼方の生活④』【でも最後まで持つだろうかと心配なのです。つまり要求される感受性を維持できるかという事です。このところ動揺させられる事が多いものですから。】お気持は分かります。でも力を貸して下さいますよ。その事は気づいていらっしゃるでしょう?邪魔が入らなくなった事など…→

『ベールの彼方の生活④』→アーネルさんがこれから自分が引き受けるとおっしゃってからは1度も邪魔は入っていませんよ。【全くおっしゃる通りです。あの時までの邪魔がピタッと入らなくなったのが明らかに分かりました。あなたが“これまで”と言ってくれるまで続けるつもりです。】

『ベールの彼方の生活④』【神の恵みを。では又の機会まで、さようなら。】おやすみなさい。 カスリーン

書くべき要素が多すぎてまとめるのが大変なのです。モチョト時間かかりそうですが何とかやってみます(祈)†

2020年7月10日

■1ページ
シルキー「思念波と同期してる、この巨人が発生源よ」
僕「なにっ!ハンドライトクロス!」


■2ページ
ももちゃん「えっ?、巨人さん、これをプレゼントしてくれるの?」
シルキー「えぇ…超キレイ…」
僕「これは、クリスタルのフラー」
【私の魂は…】
僕「!?」


■3ページ
【私の魂は…水晶の花に宿る…】
僕「クリスタルジャイアント…」


はい、画家時代43作までで作品制作が終わってしまった僕ですが、44作に描くつもりで準備していたキャラ「クリスタルジャイアント」をこのような形で使命遂行に活用してみました。今回描きましたアナログ絵260~262のストーリー、なかなか皆さまにその真意を理解して頂く事は難しいかも知れませんが、僕の「画家」としての、そして「デザインの人間」としての魂の表現という事で描かせて頂きました。まぁ僕の個人的なお話はここまでとさせて頂きます(語りたい事は鬼のようにあるのですが…)今はとにかく「イエス様ハンドリング」を完全遂行し、強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を1日も早く死刑に追い込みチリひとつ残さず完璧に滅ぼす事を全力でやらねばなりません(祈)†

疲れもせず帰ってくるようでは修行になりませんからね。さぁ霊団からのインスピレーションをブログに落とし込む作業をせねばなりません。今回は書くのが難しそうですが何とかやってみます。ある青年が新たな情報をブログに上げてくれています。理屈などどうでもいいですから絶対に見るようにして下さい(祈)†
ある青年提供情報
bit.ly/2H7rIYC

ある青年Instagram
bit.ly/2DRuRcT

ある青年が徳仁の昔の登山画像をUPしています、それにコメントさせて頂きました。限りなく合成だと思いますが断言まではできません。宜しければインスタのコメントをご覧下さい。アタック帰還後にさらに説明してみます。アナログ絵262、絵としては完成してますが文章を付随させたいのでUPはもう少々お待ち下さい(祈)†

※あ、強姦殺人魔に伏字をせずにコメントしちゃいました。ある青年、ゴメンナサイ。。。

※イヤァー以前から考えてた事ですがWordPress固定ページ「山画像」みたいなのを作ろうかと思い始めちゃいますね。とはいえ霊性発現だいぶ前から撮り続けている山画像は膨大な量にのぼり、とても全てをご紹介するのはムリで、それで今までやらなかったんですね。とにかく山画像はとてつもない量があるのです(祈)†

5つの塔から成る大学の構内は常時様々な活動に溢れていますが“せわしさ”はありません。中央水路へ通じる数々の小水路を幾艘もの舟が往き来して、次々と渡航者を舟着場へ下ろしています。

『ベールの彼方の生活④』その水辺近くまで延びているテラスや上り段には幾千ともつかぬ参列者が群がっており、新しい一団がその明るいにぎわいを増しています。いずれもある大きな顕現を期待してやって来るからです。参加者はそれぞれ個人としての招待にあずかった人ばかりです。

『ベールの彼方の生活④』その地域の者なら誰でも参加できるのではありません。ある一定の霊格以上の者に限られています。招待者が全員集合したところで天使の塔から旋律が流れてきました。続いて何が起きるのであろうかと一斉に注目しています。ではそのあとの顕現の様子を順を追って叙述しましょう。

『ベールの彼方の生活④』音楽がボリュームを増すにつれて、その塔を包む大気が一種の霞を帯び始めました。しかし輪郭が変わって見えるほどではありません。そして塔は次第に透明度を増し、それが上下に揺れて見えるのです。つまり色彩に富んだ液晶ガラスのように、外側へ盛り上がったかと思うと→

『ベールの彼方の生活④』→内側へのめり込んでいくのです。やがて吾々の耳にその音楽よりさらに大きな歌声が聞こえてきました。それは絶対神とその顕現であるキリストへの讃歌(テデウム)でした。そのキリストの1つの側面がこれより顕現されるのです。【そのテデウムの歌詞を教えて頂けませんか】

『ベールの彼方の生活④』いえ、それは不可能です。その内容だけを可能な限り地上の言語に移しかえてみましょう。こうです―「遠き彼方より御声に聞き入っております私どもは、メロディの源であるキリストこそあなたであると理解しております。あなたの“みことば”を聞いて無窮が」→

『ベールの彼方の生活④』→「美をもたらしたのでございます。あなたの直接の表現であらせられるキリストの目にあなたのお顔を拝している私どもは、あなたは本来無形なる存在であり、その御心より形態を生じ、美がむき出しのままである事を好まず、光を緯(よこ)糸とし影を経(たて)糸として」→

『ベールの彼方の生活④』→「編まれた衣にて包まれていると理解しております。あなたの御胸の鼓動を感じ取っております私どもは、美がそのように包まれているのはあなたが愛の全てであり、あなたの愛でないものは存在しないからでございます。あなたのその美を私どもはキリストの美によって」→

『ベールの彼方の生活④』→「知り得るのみであり、そのキリストはあなたが私どもに与え給うたのと同じ形態をまとって顕現される事でございましょう。私どもはあなたを讃えて頭(こうべ)を垂れます。私どもはあなたのものであり、あなたを生命と存在の源として永遠におすがり致します。」→

『ベールの彼方の生活④』→「この顕現せる生命の背後に恵み深き光輝が隠されております。キリストの顕現とその安らぎを待ち望む私どもにお与え下さるのは、御身みずからの事に、ほーかーなーりーまーせーぬー」最後の歌詞はゆっくりと下り調子で歌われ、そして終わった。

『ベールの彼方の生活④』そして吾々は頭を垂れたまま待機していました。次に聞こえたのは“ようこそ”という主の御声でした。その声に吾々が一斉に顔を上げると、主は天使の塔の入り口の前に立っておられます。その前には長いそして広い階段が水際まで続いています。その階段上には→

『ベールの彼方の生活④』→無数の天使がひざまずいています。その塔に所属する天使の一団です。総勢幾千もの数です。主は塔へ通じる大きなアーチ道から遠く離れた位置におひとりだけ立っておられます。が、その背後には階段上の天使よりさらに霊格の高い天使の別の一群が立ち並んでいます。

『ベールの彼方の生活④』主の降臨に付き添ってきた天使団です。今や天使の塔は躍動する大きな炎の如く輝き、大気を朱に染めてそれがさらに水面に反映し、灼熱に燃え上がるようにさえ思えるのです。

『ベールの彼方の生活④』その時です。主がまず片足をお上げになり、続いてもう一方の足をお上げになって宙に立たれました。塔の頂上を見上げると、その先端に載っている王冠状のものが変化し始めているのが分かります。あたかも美しい生き物のように見えます。レース状の線状細工がみな躍動しており→

『ベールの彼方の生活④』→さらによく見ると、そのヤシの葉状の冠には数々の天使の群れが宝石を散りばめたように光って見えます。ある群れは葉に沿って列をなして座し、ある群れは基底の環状部に曲線をなして立ち、またある群れは宝石の飾り鋲に寄りかかっています。王冠を構成している→

『ベールの彼方の生活④』→あらゆる部分が天使の集団であり、宝石の1つ1つがセラピム(※)の一団であり、炎のごとく輝き燃え上がっているのでした。(※キリスト教で最高神に直接仕える第1級の天使―訳者)やがてその塔の頂上部分がゆっくりと塔から離れて主ならびに付き添いの天使団が→

『ベールの彼方の生活④』→立ち並ぶ位置の上空高く上昇し、それからゆっくりと下降してテラスに着地しました。内部にはすでに千の単位で数えるほどの天使がいます。そして吾々も水路を横切ってその内部へ入るよう命じられました。(その大塔は湖の中央に聳えている―訳者)私が階段の→

『ベールの彼方の生活④』→頂上まで来て見下ろすと、滔々とした人の流れが、喜びの極みの風情で、新しくしつらえた宮殿の中へ入っていくのが見えました。私もその流れに加わって何の恐れの情もなく中へ入りました。全てが静寂、全てが安らぎと喜びに溢れておりました。入ってみると、→

『ベールの彼方の生活④』→その王冠の内側は広く広大なホールとなっており、天井が実に高く、下から上まで宝石と宝玉に輝いておりました。透し細工に光のみなぎった薄もやが充満し、それがそのままホールの照明となっておりました。壁は少し垂直に伸びてからアーチを描いて→

『ベールの彼方の生活④』→穹陵(きゅうりょう、西洋建築における天井の1形式)となり、その稜線がサファイア色をした大きな宝玉のところで合流しています。壁の材質は透明なクリスタルで、外側の天界の様子を映し出す性質をしており、どの天使が飛来しどの天使が去って行ったかが、→

『ベールの彼方の生活④』→いながらにして分かるようになっています。この王冠はテラスへ下降してくる間にそのように模様替えされたに相違ありません。ふだんは完全に青空天井になっておりますから。【出席者は全部で何名だったのでしょうか。】私には分かりません。でも主のお供をした霊は→

『ベールの彼方の生活④』→少なくとも1500名を数えたに相違ありません。そして吾々招待を受けた者はその6倍を下りませんでした。それに塔の直属の霊がおよそ3000名はいました。大変な集会だったのです。このたびの顕現はその大学における科学に関する指導の一環として行われたものです。

『ベールの彼方の生活④』それがどんなものであるかは既にお話しました。それまで吾々は研究を重ね、資料を豊富に蓄積しておりました。そこへ主が訪れてそうした知識がそれより上の境涯へ進化して行きながら獲得される神についての知識といかに調和したものであるかをお示しになられたのです。

『ベールの彼方の生活④』【もう少し詳しくお話願えませんか。今のでは大ざっぱすぎます。】そうでしょう。私もそれを残念に思っているのですが、といってこれ以上わかりやすくといっても私には出来そうにありません。でも何とか努力してみましょう。冗漫な前置きは抜きにして→

『ベールの彼方の生活④』→一気に本論へ入りましょう。あのとき主は神のことばがそのまま顕現したのでした。既に(第2巻で述べたので)ご承知の通り、宇宙創造の当初、神の生命のエネルギーが乳状の星雲となり、それが攪拌されて物質となり、その、その物質から無数の星が形成されるに至った時の→

『ベールの彼方の生活④』→媒介役となったのが、他ならぬ“ことば”でした。ことばこそ創造の実行者だったのです。すなわち神がそのことばを通して思惟し、その思念がことばを通過しながら物質という形態をとったという事です。(※Wordは聖書などで“ことば”と訳されているので)→

『ベールの彼方の生活④』→(一応それに倣ったがシルバーバーチのいう宇宙の摂理、自然法則の事である―訳者)この問題は永い間の吾々の研究課題でした。主が降臨されて宇宙の創造における父なる神の仕事との関連においてのことばの意味について吾々が学んだ事に、さらに深い事を説明なさったのは→

『ベールの彼方の生活④』→上層界における同種の、しかしさらに深い研究につなげていくためでした。残念ながらこれ以上の事は伝達しかねます。【このたび主がお出でになられた時の容姿を説明して頂けませんか。】主は大ホールの中空に立っておられ、最後まで床へ下りられませんでした。→

『ベールの彼方の生活④』→最初私はそれがなぜだか分かりませんでした。が、顕現が進行するにつれて、その位置がこのたびの主の意図に最も相応しい事が分ってきました。視覚を使って教育するためだけではありません。中空に立たれたのは、その時の主の意図が自然にそのような作用をしたのです。→

『ベールの彼方の生活④』→そしてお話をされている間も少しずつ上昇して、最後は床と天井の中間あたりに位置しておられました。それはその界層における力学のせいなのです。そう望まれたのではなく、科学的法則のせいだったのです。

『ベールの彼方の生活④』さらに、冠の外側に群がっていた天使が今は内側の壁とドームの双方に、あたかも生きた宝石の如く綴れ織り(タペストリ)模様に群がって飾っているのでした。

『ベールの彼方の生活④』さて貴殿は主の容姿を知りたがっておられる。衣装は膝までのチュニックだけでした。澄んだ緑色をしており、腕には何も―衣服も宝石も―付けておられませんでした。宝石はただ1つだけ身につけておられました。胴のベルトが留め金でとめてあり、その留め金が→

『ベールの彼方の生活④』→鮮血の輝くような赤色をした宝石でした。腰の中央に位置しており、その事は、よく考えて頂くと大きな意味があります。と言うのは、主は父なる神と決して断絶する事はありませんが、この界層における仕事に携わるために下りてこられるという事は確かに一種の→

『ベールの彼方の生活④』→分離を意味します。造化の活動のために自ら出陣し、そのために父より顔を背けざるを得ません。意念を“霊”より“物質”へと放射しなければならないのです。その秘密が宝石の位置に秘められているのです。この事は語るつもりはなかったのですが、貴殿の精神の中に→

『ベールの彼方の生活④』→その質問が見えたものですから、ついでに添えておきます。マントは付けておられませんでした。膝から下は何も付けておられませんでした。両手両足とお顔は若さ溢れる元気盛りのプリンスのそれでした。頭髪にも何も付けておられず、中央で左右に分けておられ、→

『ベールの彼方の生活④』→茶色の巻き毛が首のあたりまで下がっておりました。いえ、目の色は表現できません―貴殿の知らない色ばかりです。それにしても貴殿の精神は主についての質問でいっぱいですね。これでも精一杯お答えしてあげてるつもりです。

『ベールの彼方の生活④』【主についてのお話を読むといつもその時のお姿はどうだったのかが知りたくなります。私にとっても他の人たちにとっても、それが主をいっそう深く理解する手掛かりになると思うからです。主そのものをです。】お気持ちはよく分かります。しかし残念ながら→

『ベールの彼方の生活④』→貴殿が地上界にいるかぎり主の真相はほとんど理解し得ないでしょう。現在の吾々の位置に立たれてもなお、そう多くを知る事はできません。それほど主は偉大なのです。それほど地上のキリスト教界が説くような窮屈な神学からはほど遠いものなのです。

『ベールの彼方の生活④』キリスト者は主を勝手に捉えて小さな用語や文句の中に閉じこめようとしてきました。主はそんなもので表現できるものではないのです。天界においてすら融通無碍であり、物的宇宙に至っては主の館の床に落ちている“ほこり1つ”ほどにしか相当しません。

『ベールの彼方の生活④』にもかかわらずキリスト者の中には主にその小さなほこりの中においてすら自由を与えようとしない人がいます。この話はこれ以上進めるのは止めましょう。【それにしても、アーネルさん、あなたは地上では何を信仰しておられたのでしょうか。今お書きになられた事を】→

『ベールの彼方の生活④』→【私は信じます。が、あなたは地上におられた時もそう信じておられたのですか。】恥ずかしながら信じていませんでした。と言うのも、当時は今日に較べてもなお用語に囚われていたのです。しかし正直のところ私は神の愛について当時の人たちには許しがたい広い視野から→

『ベールの彼方の生活④』→説いていました。それが私に災いをもたらす事になりました。殺されこそしませんでしたが、悪しざまに言われ大いに孤独を味わわされました。今日の貴殿よりも孤独な事がありました。貴殿は当時の私よりは味方が多くいます。貴殿ほど進歩的ではありませんでしたが、→

『ベールの彼方の生活④』→当時の暗い時代にあっては、私はかなり進んでいた方です。現代は太陽が地平線を暖め始めております。当時はまさに冬の時代でした。【それはいつの時代で、どこだったのでしょう?】イタリアでした。美しいフローレンスでした。いつだったかは憶えていません。

『ベールの彼方の生活④』が神が物事を刷新し始めた時代で、人々はそれまでになかった大胆な発想をするようになり、教会が一方の眉をひそめ国家がもう一方の眉をひそめたものです。そして―そうでした。私は人生半ばにして他界し、それ以上の敵意を受けずに済みました。

『ベールの彼方の生活④』【何をなさっていたのでしょう。牧師ですか?】いえ、いえ、牧師ではありません。音楽と絵画を教えておりました。当時はよく1人の先生が両方を教えたものです。【ルネッサンスの初期の事ですね?】吾々の間ではそういう呼び方はしませんでした。

『ベールの彼方の生活④』でも、その時代に相当しましょう。そうです!今日と同じように神がその頃から物事を刷新し始めたのです。(それが何を意味するかがこれからあとの通信の主なテーマとなる―訳者)そして神がそのための手を差しのべるという事は、それに応えて人間もそれに→

『ベールの彼方の生活④』→協力しなければならない事になります。大いに苦しみも伴います。が刷新の仕事は人間ひとり苦しむのではありません。主のベルトのルビーの宝石を思い出して、主がいつもお供をして下さっていると信じて勇気を出して頂きたいのです。 アーネル†

UPは山へのアタック帰還後ですね。急ぎましょう。今日の幽体離脱時の映像は鮮明でした。ブログ書く必要があります(祈)†

イヤーキビシイ作業ですが間もなくスキャン、そして明日のUPを目指します。早く描き上げてブログに戻らないといけません。っと、その前に山にアタックがありますね。インスピレーションは降ってます(祈)†