【7/12】霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†「シルバーバーチの霊訓④」
『シルバーバーチの霊訓④』
物理霊媒の場合、霊格が低いほど―程度の問題として述べているだけですが―例えばエクトプラズムの質が落ちます。物質的にでなく霊的観点から見てです。霊側と霊媒とをつなぐ霊力の質は霊媒の人間性が決定づけるのです。
『シルバーバーチの霊訓④』
例えば地上ならさしずめ聖者とでも言われそうな高級霊が人間性の低い霊媒を通じて出ようとしても(※)その霊格の差のために出られません。接点が得られないからです。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―(※ここでいう“出る”とはエクトプラズムで拵えた発声器官(ボイスボックス)でしゃべる場合―直接談話現象―と、同じくエクトプラズムを身にまとって姿を現す場合―物質化現象―とがある―訳者)
『シルバーバーチの霊訓④』
【物理現象においても霊媒の潜在意識が影響を及ぼすように思えるのですが、その点についてご説明願えませんか―】交霊会のカギを握っているのは霊媒です。霊媒は電話機ではありません。電信柱ではありません。モールス信号のキーではありません。生きた器械です。
『シルバーバーチの霊訓④』
その生命体のもつ資質の全てが通信に影響を及ぼします。それで良いのです。もし霊界と地上との交信のための純粋の通信器械ができたら―そういうものは作れませんが―それによって得られる通信は美しさと崇厳さが失われるでしょう。
『シルバーバーチの霊訓④』
いかなる交霊会においてもカギを握るのは霊媒です。霊媒なしでは交霊会はできません。霊媒の全資質が使用されるのです。例えばメガホン一本が浮揚するのも、物質化像が出現するのも、その源は霊媒にあります。そして霊媒のもつ資質が何らかの形でその成果に現れます。
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『シルバーバーチの霊訓④』
【霊が憑ってくると霊媒の脈拍が変化するのはなぜでしょうか。その脈拍は霊の脈拍なのでしょうか―】霊が霊媒を支配している時は霊媒の潜在意識を使用しています。すると当然霊媒の基本的な機能つまり心臓、脈拍、体温、血液の循環等々を支配する事になります。
『シルバーバーチの霊訓④』
入神すると呼吸が変化するのはそのためです。一時的な事です。ですが一時的にせよその間は支配霊は物質界と接触して自分の個性を物的身体を通して再現している訳です。例えば私は元アメリカ・インディアンの幽体を使用しています。
『シルバーバーチの霊訓④』
そのインディアンが霊媒の潜在意識を支配していますから、その間の脈拍はその幽体の脈拍です。このような形(※)で行う方が一から始めるよりも手間が省けます。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―(※地上の霊媒と霊界の霊媒を使用して通信を送っており、これであの肖像画に見るインディアンがシルバーバーチその人でない事は明白である―訳者)あなた方の住む物質界は活気がなくどんよりしています。
『シルバーバーチの霊訓④』
あまりにうっとうしく且つ重苦しいために、私たちがそれに合わせようと波長を下げていく途中で高級界との連絡が切れてしまう事があります。私の住む光の世界とは対照的に、あなた方の世界は暗くて冷たい、じとじとした世界です。
『シルバーバーチの霊訓④』
あなた方は太陽の本当の姿、目も眩まんばかりの(太陽の霊体の)光輝をご覧になった事がありません。あなた方が見ておられるのはその粗末な模造にすぎません。
『シルバーバーチの霊訓④』
ちょうど月が太陽の光を反射して輝くようにあなた方の目に映っている太陽は私たちの太陽の微かな反射程度にすぎません。
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