2章 宿命と自由意思
ある日の交霊会にシルバーバーチのファンが訪れた。その人の悩みについていろいろと相談に乗ったあと、人間と背後霊との結びつきについてこう語った。
「どうか私のファンの方々、ますます大きくなった私の家族ともいうべき方々によろしくお伝え下さい。そして目にこそ見えませんが私がその家族の一員として常に目を離さずにいると伝えて下さい。ただの挨拶の言葉として述べているのではありません。実際の事実を述べているのです。決して見棄てるようなことは致しません。援助を必要とする時は精神を統一して私の名を唱えて下さるだけでよろしい。その瞬間に私はその方の側に来ております。私は精一杯のことを致しております。これ以上はムリというぎりぎりのところまで力になっているつもりです。
困難に遭遇しないようにしてあげるわけにはまいりません。躓かないようにと、石ころを全部取り除いてあげるわけにはいきません。ただ、たとえ躓いても、転ばないように手を取って支えてあげることはできます。肩の荷をいっしょに担いであげることによって苦しみを和らげてあげることはできます。同時に喜びもともに味わって一増大きくしてあげることも出来ます。
いかなる困難も、解決できないほど大きいものは決してありません。取り除けないほど大きい障害物もありません。私たち霊界の者からの援助があるからです。人間の力だけではムリと みた時は別の援助の手があります。人間としての精一杯の努力をした上での話ですが……」
続いてシルバーバーチは若いゴードン・アダムズ夫妻に結婚生活の意義について語った。アダムズ夫人は著名な霊媒であるリリアン・ベイリー夫人の令嬢である(アダムズ氏はのちにサイキック・ニューズ社の事務長になっている – 訳者)ふたりは最近結婚したばかりで、シルバーバーチは以前からこのカップルと語り合う機会をもつ約束をしていた。まずアダムズ氏に向かってこう語る。
「ようこそお出でになりました。どうか気楽になさって下さい。こうご挨拶できる機会を得て本当にうれしく思います。私があなたを蔭ながら援助しはじめてずいぶんになります。霊的知識獲得の道を歩まれるよう導いてまいりました。苦難に遭遇された時はかならず援助の手を差しのべてきました。その全てが成功したとは言えません。思うようにならなかった時はまわりの条件が整わなかったときでした」
ここで出席者全員に「今日は本当にうれしい日です」と述べてから、こんどはこの若いカップルに向かってこう語った。
「人間生活には3つの側面があります。まず人間は霊であり、次に精神であり、そして肉体です。人間としての個性を存分に発揮するようになるのは、この3つの面の存在を認識し、うまく調和させるようになった時です。
物的世界にのみ意識を奪われ、物的感覚にしか反応を示さぬ人間は、精神的ならびに霊的な面においてのみ獲得される、より大きい、より深い、より美しい喜びを味わうことはできません。反対に、精神的なもの、霊的なものばかりの冥想的生活から生まれる内的満足のみを求め、この世の人間としての責務を疎かにする人間は、一種の利己主義者です。
肉体と精神と霊 – この3つはひとつの生命が持つ側面です。神が賦与して下さった才能の全てをその3つの側面を通じて発揮するための正しい知識を授けることが、こうして霊界から地上へ戻ってくる霊の仕事なのです。男性と女性は互いに補い合うべき存在です。お互いが相手の足らざるものを具えております。両者が完全に調和して半分どうしが一体となった時こそ、神の意図が成就されたことになるのです。
残念ながらふたつの魂の一体を求めて地上へ誕生してくる霊の中には、それが成就されないケースが多すぎます。ふたつの魂を永遠の絆で結びつける唯一の原動力である“愛”に動かされていないためです。
私の知るかぎり愛は宇宙最大の力です。他のいかなる力にも為し得ない驚異を働きます。愛は己れを知り尽くしております。それ故、愛する人だけでなく他のいかなる人に対しても邪(よこしま)なものがふりかかることを望みません。おふたりが愛によって結ばれ、この世だけでなく地上での巡礼が終ったのちにも互いを認め合い睦み合うことを許されたことを幸せと思わなくてはいけません。
おふたりは終りのない旅へ向けて出発されました。しかし、手に手を取り合い、心と心、魂と魂を結び合って永遠に歩み続け、永遠に共に暮らすことでしょう。こうしておふたりが愛の力によって祝福され、尊ばれ、聖別された以上、もはや私の世界にも地上にも、改めて祝福を述べてくれる人を求める必要はありません。
ですから私も“このふたりに祝福あれ”などと申しあげる必要がないわけです。祝福はおふたりを結びつけた愛の力によってすでに成就され、おふたりの前に続く未来永劫にわたる人生を堅固に、そして調和あるものとしてくれます。おふたりを結びつけた霊的知識に感謝すべきです。真の結婚、永続的な結びつきは、ふたつの魂が調和し、その当然の成り行きとして進化の法則の成就のために奉仕の道で共に援助し合うことであることを、肝に銘じて下さい。
力と導き、霊感と叡智が常にあなた方のまわりにあること、霊の力がいつもあなた方と共にあって手助けし、援助し、鼓舞してくれること、おふたりに忠誠心と愛着さえあれば、それがいかに身近かなものであるかをいつでも証明してみせることが出来ることを銘記して、前向きに生きることです。
まさしくあなた方おふたりは一体です。前途に横たわる人生には豊かな祝福に満ちております。問題も困難もトラブルも起きないと言っているのではありません。それは人間としてどうしても遭遇することになっているのです。地上生活を送る魂は有為転変のすべてを体験しなければなりません。が、おふたりはきっとそれらに堂々と対処し、そして克服して行かれることでしょう。魂まで傷つくようなことはないでしょう。なぜなら、ひとりでは苦しいことも、ふたりで対処すれば半分ずつとなり、結局少しも苦にならないことになるからです。
こういう言い方をすると多分あなた方は、これから大変な苦労があるのだと勘ぐり始めておられるに相違ありません。が、私はそんな意味で言っているのではありません。苦労を通じて霊力の働き、地上への働きかけの原理を理解した者だけが、その霊力との交わりから生まれる内的な喜びを味わうことができることを述べんとしているまでです。
それは地上の言語ではなかなか表現しにくいことです。が、その霊力の恩恵に浴した者は、人生には魂まで傷つけ挫けさせ宿命の成就を妨げるほどのものは絶対に生じないことを知り、自信をもって堂々と生きることができるということです。霊的淵源(えんげん)に発し、神性を宿したその素晴らしい富 – 神の宝庫の一部であるところの、無限の価値を秘めたその宝は、受け入れる用意さえ整えれば永久に自分のものとすることができます。
若くして(地上の年令で言えばのことですが)真理に目を開かせていただいた恵みに感謝しなければなりません。煩悩(ぼんのう)の霧が晴れ、その霊的真理があなた方の心に居場所を得たことを喜び、それがあなた方に真の自由をもたらしたように、こんどは他の人々へもその自由をもたらしてあげなくてはならないことを自覚してください」
んんん、インペレーターの霊訓の書籍を全てテキスト化するつもりで作業していたのですが、どうも書籍の内容に引っ張られるような感じで霊団が降らせるインスピレーションが良からぬ色彩を帯び出し、それに伴って僕の不快感が急上昇したため、書籍が原因だと断言できないとしても一旦インペレーターの霊訓にさわるのをやめました。
上記抜粋テキストは「シルバーバーチの霊訓」全12巻の中の、まだテキスト化が完了していない章をGoogleドキュメントOCR変換を駆使してテキスト化したものです。全12巻のテキスト化完了していない章の全てをOCR変換するつもりでいるのですが、昨日のブログの内容に関して新たな予測が脳裏によぎり始めています。
■2022年2月16日UP■「誰もいないカラッポ」帰幽後の僕が閉じ込められるところです、これはおもしろい(祈)†僕が閉じ込められる境涯に幽体離脱時に霊体にて訪れています。まぁまぁ明るい境涯でしたのでそんなに下層界という感じではなかったものの、ある団地の5階から7階へ引っ越しするのですが、その団地全体にひとりの人間もいません。7階の部屋の中ももぬけのから。そこが僕と2羽の住む部屋です。部屋のベランダから外の景色を見ます。どれだけ見まわしてもひとりの人間の姿も見えません。僕とユキ、ピー以外は全く誰もいない、そういうところに僕は帰幽後閉じ込められて生活する事になるのだそうです霊団によると。離脱中の霊体の僕は鼻で笑いました。「フフッ、10年の努力の結果がこれですか。コイツァーおもしろい。3人で仲良く楽しく暮らしていきますよ」と思念を抱くと…続きを読む→ 昨日ブログで紹介したインスピレーション群は要するに、今まで僕は何度も暗殺の危機に瀕しましたが、その都度霊団が先行して僕にブログを書かせる事で「先行防御」つまり暗殺を回避させてくれていた訳です。しかし今回はその先行防御をしないという意味ではないかと思い始めています。
つまりスナイパーチーム(文仁、徳仁の命令を受けたポリーチェPOLICE)が僕のところにやってきても霊団は僕を保護せず「殺させる」可能性が高いような気がしてきました。アメリカに殺されるといったニュアンスの事も少し言われていますが、これは詳細不明です。
「アキトくん、我々は今回はキミを防御しない、そのまま撃たれて殺されなさい、そして帰幽後キミが赴く生活の場は既に準備万端整えてある。幽体離脱にてキミが訪れたあの場所だ。そこはキミ専用の“反省の境涯”だ。だいぶ長い年月にわたって反省してもらう事になる(100年とも受け取らせて頂いていますが、これも詳細不明)」
こういう事のような気がだいぶしてきていまして、心境複雑でありどうにも作業のモチベーションが維持できないのですが、とはいえフラー22のキャラのギミックが30%くらいできていますのでまずはキャラの設定資料を完成させましょう。もうフラーを描いてみたところでどうしようもない、という脱力感を払拭できませんが。
霊団の威力が絶対的に上ですので、霊団がそのように決定を下したという事であれば僕にはどうしようもありませんが、ただ僕はずっと「帰幽カモン」と公言し続けている男であり、これまで物質界で散々ヒドイ目に遭わされ続けてきましたので、その最低のところから離れられるのであればある意味清々すると言えますが、使命遂行の中途で霊団に見切りをつけられたような形となるので何とも釈然としない帰幽となります。
この10年の苦労、努力、霊性発現に至るまでの修行の道のり、Dreamworkもやめさせられて、あげくの果てに殺されて、さらにカラッポの境涯に閉じ込められる、まさに「泣きっ面にハチ」の状況であり、ただただ「???」と首を傾げるばかりです。一体何がどうなっているのか。
霊団の守護が無ければ、僕という人間単体には何のチカラもありませんのでスナイパーチーム(ポリーチェ)が来たら確実に殺されてしまうでしょうが、まだ僕には「クーマ作戦」がありますので、撃たれても絶対に傷口の画像付でブログを書き残し「宇宙一のバカ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体の真実性の証明に繋げてみせます。
クーマ作戦はいつでも発動できるよう常時準備状態で生活していますが、さらに警戒を怠らないようにしましょう。ちょっとでも身辺に異常が発生したら即発動します。結果殺されるとしても最後の1秒まで何とか使命遂行を続けてみましょう。こういう精神状態で絵を描くという経験は人生初ですが、何とかフラー22のキャラの設定資料を描き上げてみましょう(祈)†