『シルバーバーチの霊訓④』
【“再生”―生まれ変わり―はスピリチュアリストの間でも論議の的となっている問題で、とかく意見が食い違う事がある。シルバーバーチはこれを全面的に肯定するスピリットの一人であるが、ただ従来の輪廻転生説に見られる機械的な生の繰返しではなく、】―
『シルバーバーチの霊訓④』
―【進化のための“埋合せ”を目的とし、しかも生れ変るのは同一霊の別の意識層であるとする。次がその質問である―】【意識が部分的に分かれて機能する事が可能なのでしょうか―】“今のあなた”という意識とは別に同じく“あなた”といえる大きな意識体があります。
『シルバーバーチの霊訓④』
それのホンの一部(分霊)が今地上という物質界で“そのあなた”を通じて表現されている訳です。そしてあなたの他にも同じ意識体を構成する分霊が別の世界で表現されております。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―(訳者注―ここでいう“意識体”は次の質問に対する答の中に出てくる“内奥の霊的実在”と同じで、これを浅野和三郎氏に倣って“中心霊”と訳しておく)【個々が独立しているのでしょうか―】いいえ独立はしていません。あなたも他の分霊も一個の中心霊の側面です。
『シルバーバーチの霊訓④』
つまり全体を構成する一部であり、それぞれが様々な媒体を通して自我を表現しており、時おりその分霊同士が合体する事もあります。合体した事に互いが気づかない事もありますが、それは表現しはじめて間もない頃(霊的な幼児期)に限られます。
『シルバーバーチの霊訓④』
そのうち共通の合流点を見出して最終的には全体として一つに再統一されます(マイヤースはその部分的存在を“類魂(グループソウル)”と呼んでいる―訳者)【その分霊同士が地上で会っていながらそうと気づかない事があるのでしょうか】―
『シルバーバーチの霊訓④』
―中心霊を一つの大きな円として想像して下さい。その円を構成する分霊が離れ離れなって中心核の周りを回転しています。
『シルバーバーチの霊訓④』
時おり分霊同士が会ってお互いが共通の円の中にいる事を認識し合います。そのうち回転しなくなり、各分霊がそれぞれの場を得て再びもとの円が完成されます。
皆さん、何よりも大切な霊的知識を得ましょう。因果律の働きを理解しましょう。こういう地上生活を送ったら霊界に行ってこういう状況になる、という事を得心していれば…自分勝手・無責任な生活を送っていると下層界へ落ちて悲惨な状況になると知っていれば、絶対に日常生活を律するはずなんです(祈)
『シルバーバーチの霊訓④』
【二つの分霊が連絡し合う事ができますか―】必要があればできます。【二つの分霊が同時に地上に誕生する事がありますか―】ありません。全体の目的に反する事だからです。個々の意識であらゆる界層での体験を得るという事が本来の目的です。
『シルバーバーチの霊訓④』
同じ界層へもう一度戻る事があるのは、それなりに成就すべき(埋合せをすべき)事が残っている場合に限られます。【個々の意識は自らの進化に自らが責任を負い、他の分霊の体験による恩恵は受けないというのは本当ですか―】その通りです。
『シルバーバーチの霊訓④』
個々の霊は一つの中心霊の構成分子であり様々な形態で自我を表現している訳です。進化するにつれて小我が大我を意識していきます。(訳者注―マイヤースは“類魂”の説明の中で他の仲間の体験を自分のものとする事ができると述べている。ここでシルバーバーチは、)―
『シルバーバーチの霊訓④』
―(それを否定するかのような事を述べているが、マイヤースが喜怒哀楽を中心とした“体験”を言っているのに対し、シルバーバーチは例によって“因果律”の観点から述べているのであり、たとえ同じ類魂同士とはいえ、)―
『シルバーバーチの霊訓④』
―(他の仲間の苦難の体験によって罪業が中和されたりする事はないという意味に解釈すべきである)【そうして進化のある一点においてそれらの小我が一体となる訳ですね―】(理屈では)そうです。無限の時を経ての事ですが…。
『シルバーバーチの霊訓④』
【個々の小我の地上への誕生は一回きり、つまり大我としては再生の概念は当てはまっても小我には再生はないという事で正しいですか―】それは成就する目的如何に関わる問題です。同じ小我が二、三度再生する事があります。ただしそれは特殊な使命のある場合に限られます。
■2019年7月24日UP■「ドクターストップ」これにはふたつの意味がありそうです。説明してみましょう(祈)†ピカソは確か抽象画で有名ですが、そのピカソは実は具象がスゴイのです。具象をしっかり描ける確かな画力があるから、抽象の中に深み、メッセージ性、芸術性を織り込めるのです。もし僕が精神的に弱い人間だったとしましょう、ならあのような画家作品は絶対に描けなかったはずです。あの画家作品たちは大変な描画負荷を自分にかけて描いていたのです。壮絶な作業量を自分に課しての描画だったのです…続きを読む→ ■2019年7月17日UP■「バカ宗教」としか表現のしようのない幽体離脱時の映像について説明してみましょう(祈)†代表者がその「イエス様の像」を僕に見せてきました。これがもう…呆れ果てんばかりの代物で、まず上中下、3つのパーツに分かれています。まず上部がイエス様の像になっていて、茶色のプラスティックで出来ています。そして中段はプラスティックの箱のようになっていて中央に思いっきり「開明墨汁」と書いてあるのです。要するに開明墨汁の容器のふたの部分がイエス様の像になっている訳ですね。霊体の僕はとにかく呆れ果てます…続きを読む→