【10/26】I APPEAL UNTO CAESAR(私はシーザーに訴える) 第13章

デボラは一晩中息子を待っていた。そして朝になっても息子はまだ来ていなかったが、ヘリブに伝えられた知らせに大いに喜んだ。兵士の一団が夜のうちにアンティパトリスに向けて出発し、その中にパウロがいるという知らせだった。それで彼女は息子が勇敢さを失わず、城に侵入し、こうして兄の命が助かったことを知った。

丸1日が過ぎたが、まだ少年の姿は見えなかった。喜びは光とともに消え去り、デボラはアダイアムを探しながらあちこちとさまよい歩いた。暗い時間に再び家の中に入ったとき、まるで時間のシャトルが時間のパターンを素早く織り交ぜるのを止めたかのようだった。

彼女は祈りを捧げる時間がなくなるまでひざまずいた後、震えながら夜明けを待った。彼女はひとりぼっちだった。ヘリブは新しい友人のティロニスを探し出し、パウロについて知っているかどうか尋ねたからだ。

デボラはあちこち歩き回り、アダイアムのチュニックを手に取り、彼が子供の頃に着ていた小さなローブを眺めた。これらはすべて大切に保管されていた。彼は彼女のひとり息子であり、孤独な生活の光だったからだ。

彼女は、アダイアムを彼のために重大な危険にさらすこと以上に、パウロへの愛を示すことはできなかっただろう。そして今、彼女は勇敢な冒険を嘆き、再び動揺は消え、パウロが崇拝していたイエスが、彼女の兄弟の命が守られたように、彼女の息子を守ってくれるだろうと自分に言い聞かせた。

そして朝が近づくと、まるで聖なる存在の奇跡が彼女とともにあり、地上のものではない声が「安心しなさい。恐れることはない。少年は大丈夫だ」とささやいたように思えた。

それで、再び日が昇り、光がデボラの住居に差し込むと、彼女は喜びと信仰に目覚め、その日、兄のキリストであるイエスが息子を返してくれると信じた。

喜びとともに彼女は住居を整えた。そして、少年の帰宅の準備がすべて整うと、彼女はドアを開け、夜明けの柔らかな夕暮れを眺めた。そして、敷居の向こうに横たわる彼女の足元に裸の姿を認めた。

素早く身をかがめ、母親はアダイアムの恐怖に満ちた目を見つめた。そこには生命はなく、ただすべての恐怖を超えたこの大きな恐怖、死が容赦なく訪れるときに花開いた人々に襲いかかる絶望だけがあった。

彼女は少年の体を家の中に運び入れた。彼女は、シカリイのねじれた短剣によって穴が開けられ、切り裂かれ、引き裂かれているのに気づいた。涙も言葉も彼女のものではなかった。彼女は愛する人を見つめながら、自分にとって人生が終わったことを知りながら、そこにひざまずいた。

アダイアムは密かに埋葬され、ヘリブはその後、デボラに息子のことを決して話さなかった。なぜなら、彼は自分の罪が何であるかを知っており、シカリイ族が彼を殺したことを知っていたからだ。その子は親族のところにいたときに病気になり、あっという間に死んだため、父と母は死に際に同席していなかったという話が広まった。

デボラは長年生きたが、彼女にとって人生は暗闇と落胆でしかなかった。パウロが彼女に手紙を送り、キリスト・イエスを信じるように勧めたとき、彼女は手紙を持っていた弟子にこう言った。

「あなたの師に、私は今石のようだと伝えてください。私はイエスを信じることができません。なぜなら、私が非常に困窮しているときに、彼は私を見捨てたからです。彼は私の息子を守らず、彼をシェオル、つまり影と沈黙の中に下らせました。」

しかし、デボラは心が高潔でした。彼女は弟子に、アダイアムの死の原因となった病気についての偽りの話をパウロに伝えるように命じました。それでパウロは、兄サウロの声を持つその少年が、命を得て、他の季節や他の土地でキリストのために働き続けるために、自分の命を捧げたことを知りませんでした。

■2021年3月22日UP■
■アナログ絵319「フラー18カラーリング」無間地獄を突破してのUPです(祈)†
塗っても塗っても終わらない、全然終わりが見えない「無間地獄」とも思える壮絶な作業負荷に悶絶しながらも何とか手だけは動かし続け、ようやく完成までこぎつける事ができました。今回のフラー18のカラーコンセプトは「キャラメルフラペチーノ」と言ったところでしょうか。ちなみに航行モード時のウイング部分に不自然な横棒が2本ありますが、あれは小鳥ちゃん×2が止まる「止まり木」です。フラー08が事実上ボツの状態でしたが今回18にて小鳥ちゃんを復活させる事ができたのは大きかったです。ももちゃんとかに搭乗してほしくなりますね。今回はとにかくカラーリングに時間がかかりましたが、フラー13のちょうちょちゃん×4に比べれば今回フラー18の小鳥ちゃん×2はそれほど大変ではなかったはずなのになぜこれほど時間がかかったのか。それはやはりAffinityPhotoが原因でしょう。だいぶさわり慣れてきたものの実は本格的なカラーリングの作業は今回が初でしたので僕自身はそうは思わなかったのですが総合的な作業時間がいつもより多くかかってしまったのでしょう。しかし何事も経験です、今回のフラー18を塗り切った事で自信もつきました…続きを読む→
「あなたは黙々と作業をこなして下さい」そこまでして強姦殺人魔を守り通したいのか(祈)†■2024年6月5日UP■
「あなたは黙々と作業をこなして下さい」そこまでして強姦殺人魔を守り通したいのか(祈)†
そこまでして「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を守り通さねばならない理由は何なのか。物質界の邪悪にはそれなりに存在価値があって、その邪悪にヒドイ目に遭わされる事で霊格を高める事ができるので物質界が試練の境涯としての役目を果たす事ができるというのは、知識としては了解ですが、僕たち日本国民のすぐ目の前に大量強姦殺人魔が罪にも問われずふんぞり返っていて来る日も来る日も洗脳ニュースを流してきやがる、それを黙って見ていろというのか。シルバーバーチ霊も事ある事に「物質界の邪悪に敢然と立ち向かって下さい」と仰っているではありませんか。僕は僕なりにシルバーバーチ霊の言葉を実践しているつもりです。しかし霊団は正反対の事を言ってきやがる。出どころは同じ地球圏霊界のはずなのになぜ正反対になるんだ。どうやっても納得できない。ココまで霊団がやる気ゼロの態度を明確にしている以上、もう使命遂行をムキになって続けなくてもイインジャネ?、という気持ちが沸き上がってきます。今度の今度こそDreamwork(画家の人生)に戻ってやろうかと思ってみたりもします。何しろそれが僕の元々の道でしたので…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†