【5/1】これが死後の世界だ (7)天界の政庁

「智恵の都 – それは実に奉仕の都であり、同胞愛に包まれた完全なる共同社会である。その都市全体の広さはフランスとイタリアを併せたほどもあるであろうか。が、その大きな都市はいわば完成された小宇宙であり、本当の意味でのパラダイスなのである。
その完全無欠の社会組織、そしてその千種万様のリズミカルな生活模様は、とても限りある言語、限られた時間、限られたページでは説明し尽くせそうにない。
「この都市を東西に横切ってネザールという名の大きな河が流れている。そのネザール河を境として北側には地上の歴史に名をはせた哲人傑士あるいは女傑と言われた人々が住んでおり、反対の南側には主として火星と木星と土星から帰幽霊が、なごやかな家族的雰囲気の中で協調的生活を営んでいる。
ネザールのほかにもうひとつラストラードと呼ばれる美しい河があり、これには4本の支流がある。ひとつはゲドールと呼ばれ、“山の市”という意味。もうひとつはパレストと呼ばれ“東の国”という意味。さらにもうひとつはエサスと呼ばれ“女神”を意味する。そして最後のアルナモンは“拘束なき交友”という意味をもつ。
その淀みなき流れの美しさを目の前にしていると、この都こそまさに“不滅なる霊の聖地”という感じがしてくる。「実はわれわれ地上の人類は、その発生当初からずっとこの都市の支配と恩恵にあずかってきている。智恵の都こそ実に人類の“霊的政庁”であり、各グループからの派遣者がその政庁のメンバーを構成している。
「さて、さらに遠く東の方へ目をやると、そこには山で囲まれた“落人(おちうど)の里”がある。疑うことしか知らぬ人間の集まる渓谷だ。音もなく声もしない絶望の谷間だ。自殺者と発狂者が次から次から送られてくる。
そこへ天使が訪れては救いの手を差しのべんとする。が彼らはその天使の姿を見ようともしなければ救う声に耳を傾けようともしない。見えないのだ。聞こえないのだ。精神的暗黒によって包まれているからだ。哀れなるかな自覚なき者よ。何故に肌寒きこの暗黒界で惰眠を貪るのか。
汝等はここへ来た時からすでに眠っていた。眠っている間に連れてこられたのだ。ここが似合いの場所なら致し方あるまい。四方を囲む山々を見るがよい。美しいではないか。美しいメロディーも聞こえてくるではないか。汝等はそれすら聞こえぬのか。ならば天使の授けんとする善の喜悦、愛の美しさが判らぬのも無理はない。
「汝らの如きわがままな者に奉仕のよろこびはわかるまい。いま味わっているその苦しみは、過去のわがままに対する償いであることを知るがよい。その過去はもはやどうすることも出来ぬ。
汝らはその苦しみの中に生き続けながら、自分と同じ苦しみの中に生きている者の存在に気がつかずにいる。わがままを克服し何ものかを他人に分け与えていたら、今のその苦しみの代りに幸福のよろこびを味わうことが出来たはずなのだ。友を助けていたら、その友によって救われることもあったはずなのだ。
しかし、もう遅い。自己に与えた理不尽な暴力が汝らをこの谷へ引きずり込んでしまったのだ。美徳と奉仕と幸せと美と、それに至純と慈悲の天使がそこにいながら、そのすべてに背を向ける。
なぜか。私が答えよう。理不尽な暴力をふるう者、耐えることを知らぬ者、道義を弁えぬ者 – 彼らは“神”を見ることを許されず、聞くことも許されず、ただ恥を知らされるのみなのだ。心清き者のみが神を拝し、神の御声を聞くことを許されるのだ。穢れし者は、たとえ神の御前にいようとも、ただ暗黒しか見えぬのだ。
「そして汝ら精神の狂える者たちよ。何故にこの谷へ来るのか。天使たちによって連れてこられたことを汝らは知るまい。しかし、よく聞くがよい。ここへ連れて来たのは、いたずらに汝らを苦しめんがためではない。今の苦しみを味わってこそ神への道が開けるからなのだ。
言うなればその苦しみは天上界の味の試食なのだ。“混乱”を通じて“調和”の妙味を味わうのだ。汝らが地上から携えてきた不浄なる思想、不道徳な過去 – それを全部そこで払い落すがよい。
ひとつ払い落すごとにきっと辺りの山々の柔らかき光が一筋ずつ見えてくるに違いない。次には頭上の星のきらめきが見えてくるであろう。かくして汝らは神への道を歩み始めるのだ。時間などどうでもよい。大切なのは魂の目覚めなのだ。
「自殺者よ、そして発狂者よ。汝らは何故に天使の温かき御手を嫌って地上の不浄なる場所へ急ぐのか。何故に神のエリュシオン(注11)へ行こうとしないのか。汝らにはそれすら判るまい。私が代ってお答えしよう。
それは汝らが地上で為すべき仕事が未だ残っているからなのだ。汝らの地上での体験が自我の芽を出すまでに至っていないということなのだ。経験が不十分なのだ。修養が足りないのだ。地上で生きるべき寿命を生き抜いていない者に死後の幸福は与えられないのだ。

「高級霊が中止などしない」僕の役割は遠大な霊界計画の0.0001%という事です(祈)†
皆さまご存じのように2000年前のイエス様は律法学者どもの嫉妬を受けて磔刑にされ殺されました。僕は歴史に詳しくありませんが、イエス様以外にも信じられない人数の霊的使命遂行者が王などと自称する人間や、キリスト教の要職についている人間たちに徹底的に迫害され殺され続けてきました。※訳者、近藤千雄先生の著書の中にはそういった歴史の暗部を紹介しているモノがいくつかあります。何としてもそれらをテキスト化完了させ、多くの方にお読み頂ける状態にしなければなりません。物質界に使命遂行のために降誕した多くの高級霊の方々が、ことごとく軽蔑、嘲笑、迫害を受けて殉教の死を遂げています。しかし霊界側は「スピリチュアリズム勃興」という大計画まで発動し、霊的知識普及を大々的に進めてここまでやってきました。このインスピレーションは霊界側が気の遠くなる長い年月にわたって推進している霊的大事業を中止などする訳がないという意味であり、他でもないイエス様が僕などという画家くずれの人間に対して「怒涛の連続顕現」で猛烈に仕事をお願いしてきたのも、その大計画推進の道具のひとつとして僕を使用するためだった、という意味になるのです。…続きを読む→

「殺されるよ」強姦殺人魔を守り通す地球圏霊界にもはや何の未練もありません(祈)†
僕が元々霊的仕事をするために物質界に降下した人間ではない、使命遂行者ではないという事は既に分かっています。ですので最初、僕を霊性発現させた時は特に僕にやらせる仕事などは決まっておらず、ただDreamworkを妨害するためだけに霊性発現させたのではないかという気さえしているのです。ただ、そう考えると現在の人生破壊も説明がつくのです。それが当初からの目的だった、それに感づかれないように到底達成不可能な仕事をムチャ振りしてやらせた、そのムチャな仕事を僕がスゴイガンバって結構うまく進んで行ったものだから、今度は使命遂行そのものを頓挫させるような事を言うようになったのではないか。などなど、僕の霊団に対する怒り憎しみがこのような歪んだ考えを生み出していると言われれば確かにそうなのですが、当たらずとも遠からずなのではないか。とにかく僕はもう地球圏霊界に全然興味がありません。帰幽後、絶対ムリだと分かってますができる事なら地球圏以外の仕事がしたい…続きを読む→
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