他にもピーチピチ(佳子)の思念と思われるインスピレーションを霊団が降らせてきています。アナログ絵260、絵としては完成してます、モチョト作業をして明日UPさせます(祈)†
『ベールの彼方の生活④』【4 キリスト界】【1919年2月27日 木曜日】
【これまでお述べになった事は全て第11界で起きた事と理解しております。そうですね、アーネルさん?】ザブディエル殿がお示しになった界層の数え方に従えばそうです。私には貴殿の質問なさりたい事の主旨が目に見えます
『ベールの彼方の生活④』精神の中で半ば形を整えつつあります。取りあえずそれを処理してから私の用意した話に移ります。既にお話したとおり、この大事業の構想は第11界で生まれたのではなく、はるかに上層の高級界です。キリスト界については既に読まれたでしょう。そこが実在界なのですが、→
『ベールの彼方の生活④』→語る人によって様々に理解されております。そもそも界層というのは内情も境界も、地上の思想的慣習によって厳密に区分けする事は不可能なのです。しかし語るとなるとどうしても区分けし分類せざるを得ません。吾々も貴殿の理解を助ける意味でそうしている訳ですが、→
『ベールの彼方の生活④』→普遍的なものでない事だけは承知しておいて下さい。吾々も絶対的と思っている訳ではありません。表面的な言い回しの裏にあるものに注目して下されば、数々の通信にもある種の共通したものがある事を発見される事でしょう。界は7つあって7番目がキリスト界だと→
『ベールの彼方の生活④』→言う人がいます。それはそれで結構です。ザブディエル殿と私は第11界までの話をしました。これまでの吾々の区切り方でいけばキリスト界は7の倍に1を加えた数となるでしょう。つまりこういう事です。吾々の2つの界が7界説の1界に相当する訳です。
『ベールの彼方の生活④』7界説の人も第7界をキリストのいる界とせずに、キリストが支配する界層の最高界をキリスト界とすべきであると考えます。吾々の数え方でいけば第14界つまり7の倍の界が吾々第11界の居住者にとって実感をもって感識できる最高の界です。
『ベールの彼方の生活④』その界より上の界がどうなっているかについての情報を理解する事ができないのです。そこで吾々は、キリストがその界における絶対的支配者である以上は、キリスト自身はそれよりもう1つ上の界の存在であらねばならないと考えるのです。
『ベールの彼方の生活④』その界のいずこにもキリストの存在しない場所は1かけらも無いのです。という事は、もしもその界全体がキリストの霊の中に包まれているとするならば、キリストご自身はさらにその上にいらっしゃらねばならない事になります。それで7界の倍に1界を加える訳です。
『ベールの彼方の生活④』以上がこれまでに吾々が入手した情報に基づいて推理しうる限界です。そこで吾々はこう申し上げます。数字で言えばキリスト界は第15界で、その中に下の14界の全てが包含される、と。吾々に言えるのはそこまでで、その第15界がどうなっているのか、境界がどこにあるのか→
『ベールの彼方の生活④』→についても断言は控えます。よく分からないのです。しかし限界がどこにあろうと―限界があるとした上での話ですが―それより下の界層を支配する者に霊力と権能とが授けられるのはその界からである事は間違いありません。そこが吾々の想像の限界です。
『ベールの彼方の生活④』そこから先は“偉大なる未知”の世界です。ただ、あと1つだけ付け加えておきましょう。ここまで述べてもまだ用心を忘れていないと確信した上で申しましょう―私は知ったかぶりをしていい加減な憶測で申し上げないように常に用心しております。それはこういう事です。
『ベールの彼方の生活④』私がお話した神々による廟議と同じものが各世紀ごとに召集されているという事です。その際、受け入れる用意のある者のために啓示がなされる時期についての神々の議決は、地球の記録簿の中に記されております。
『ベールの彼方の生活④』かくして物的宇宙(コスモス)の創造計画もその廟議において作製されていた訳です。 アーネル†
アナログ絵260、3ページ中2ページ完成中。使命遂行画像はいくらあっても困りません、あらゆるものを徹底的に作り続けます(祈)†
今回のストーリーは262まで続く予定、それとは別に強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を最大攻撃する画像も作り続ける必要があります。日本最悪の書籍 wp.me/pa9cvW-mp 買うのが本当にムカつきますがWeb上にある最適化された画像はどうにも使命遂行用(.psd)として使えませんのでまたスキャンして新たな画像を作る事になるでしょう。まだブログに書いていないインスピレーションもあります、どういう意味で霊団が降らせてきたのか、とにかくいつになったら強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁にトドメを刺せるのか本当にハッキリして欲しいです。霊団、ピーチピチ(佳子)の現在の思念を降らせなさいよ、それがメインでしょ(祈)†
『ベールの彼方の生活④』【3 神々による廟議(びょうぎ)】【1919年2月26日 水曜日】
―その“尊き大事業”というのは何でしょうか。(訳者注―前回の通信との間に一週間の空白があるのに、いかにもすぐ続いているような言い方をしているのは多分その前に前回の通信についての)→
『ベールの彼方の生活④』→(簡単なやりとりがあったか、それともオーエンがそのように書き改めたかのいずれかであろう)それについてこれから述べようと思っていたところです。貴殿も今夜は書き留める事ができます。この話題はここ何世紀かの出来事を理解して頂く上で大切な意味をもっております。
『ベールの彼方の生活④』まず注目して頂きたいのは、その大事業は例の“天使の塔”で計画されたものではないという事です。これまでお話した界層よりさらに高い境涯において幾世紀も前からもくろまれていた事でした。いつの世紀においても、その頭初に神界において審議会が催されると→
『ベールの彼方の生活④』→聞いております。まず過去が生み出す結果が計算されて披露されます。遠い過去の事は簡潔な図表の形で改めて披露され、比較的新しい世紀の事は詳しく披露されます。前世紀までの2、3年の事は全項目が披露されます。それらがその時点で地上で進行中の出来事との→
『ベールの彼方の生活④』→関連性において検討されます。それから同族惑星の聴聞会を催し、さらに地球と同族惑星とを一緒にした聴聞会を催します。それから審議会が開かれ、来るべき世紀に適用された場合に他の天体の経綸に当たっている天使群の行動と調和するような行動計画に関する結論が下されます
『ベールの彼方の生活④』悠揚せまらぬ雰囲気の中に行われるとの事です。【“同族惑星”という用語について説明してください】これは発達の程度においても進化の方向においても地球によく似通った惑星の事です。つまり地球によく似た自由意志に基づく経路をたどり、知性と霊性において→
『ベールの彼方の生活④』→現段階の地球に極めて近い段階に達している天体の事です。空間距離において地球に非常に近接していると同時に、知的ならびに霊的性向においても近いという事です。【その天体の名前をいくつか挙げていただけますか。】挙げようと思えば挙げられますが、やめておきます。
『ベールの彼方の生活④』誰でも知っている事を知ったかぶりをして…などと言われるのはいやですから。貴殿の精神の中にそれにピッタリの成句(フレーズ)が見えます―to play to the gallery(大向うを喜ばせる、俗受けをねらう)。最もそれだけが理由ではありません。
『ベールの彼方の生活④』同じ太陽域の中にありながら人間の肉眼に映じない天体もあるからです。それもその中に数えないといけません。さらには太陽域の一番端にあって事実上は他の恒星の引力作用を受けていながら、程度においては地球と同族になるものも、少ないながらあります。
『ベールの彼方の生活④』それから太陽域の中―【太陽系の事ですか。】太陽系、そうです―その中にあってしかも成分が(肉眼に映じなくても)物質の範疇に入るものが2つあります。現在の地上の天文学ではまだ問題とされておりませんが、いずれ話題になるでしょう。
『ベールの彼方の生活④』しかしこんな予言はここでは関係ありません。そうした審査結果がふるいに掛けられてから、いわば地球号の次の航海のための海図が用意され、ともづなが解かれて外洋へと船出します。【それらの審議会においてキリストはいかなる位置を占めておられるのでしょうか。】
『ベールの彼方の生活④』それらではなく“その”と単数形で書いて下さい。審議会はたった一つだけです。が会合は世紀ごとに催されます。出席者は絶対不同という訳ではありませんが、変わるとしても2、3エオン(※)の間にわずかな変動があるだけです。
『ベールの彼方の生活④』(※EON 地質学的時代区分の最大の期間で、億単位で数える―訳者)【王(キング)ですか。】そう書いてはなりますまい。違います。その審議会が開かれる界層より下の階層においては王ですが、その審議会においては“主宰霊”です。これは私が得た知識から→
『ベールの彼方の生活④』→述べているにすぎません。実際に見た訳ではなく、私および同じ界の仲間が上層界を通して得たものです。これでお分かりでしょうか。もっと話を進めましょうか。【どうも有難うございました。私なりに分かったように思います。】それは結構な事です。
『ベールの彼方の生活④』そう聞いてうれしく思います。それというのも、私はもとより、私より幾らか上の界層の者でも、その審議会の実際の様子は象徴的にしか理解されていないのです。私も同じ手法でそれを貴殿に伝え、貴殿はそれに満足しておられる。結構に思います。
『ベールの彼方の生活④』では先を続けさせて頂きます。以上でお分かりの通り、審議会の主宰霊たるキリスト自らが進んでその大事業を引き受けられたのです。それは私と共にこの仕事に携わっている者たちの目から見れば、そうあってしかるべき事でした。すなわち、いかなる決断になるにせよ→
『ベールの彼方の生活④』→最後の責任を負うべき立場の者が自ら実践し目的を成就すべきであり、それをキリストがおやりになられたという事です。今日キリストはその任務を帯びて地上人類の真只中におられ、地球へ降下された後、既にその半ばを成就されて、方向を上へ転じて父の古里へと→
『ベールの彼方の生活④』→向かわれています。この程度の事で驚かれてはなりません。もっと細かい事をお話する予定でおります。以上の事は雄牛に突き刺した矢印と思って下さい。抜き取らずにおきましょう。途中の多くの脇道にまぎれ込まずに無事にゴールへ導くための目印となるでしょう。
『ベールの彼方の生活④』脇道にもいろいろと興味ぶかい事があり、勉強にもなり美しくもあるのですが、今の吾々にはそれは関係ありません。私がお伝えしたいのは地球に関わる大事業の事です。他の天体への影響の事は脇に置いて、地球の事に話題をしぼりましょう。少なくとも地球を主体に→
『ベールの彼方の生活④』→話を進めましょう。ただ一つだけ例外があります。貴殿は地球以外の天体について知りたがっておられる様子なので、そのうちの火星について述べておきましょう。最近この孤独な天体に多くの関心が寄せられて、科学者よりも一般市民の間で大変な関心の的となっております。
『ベールの彼方の生活④』そうですね?【そうです。ま、そう言っても構わないでしょう。】その原因は反射作用にあります。まず火星の住民の方から働きかけがあったのです。地球へ向けて厖大な思念を送り、地球人類がそれに反応を示した―という程度を超えて、もっと深い関係にあります。
『ベールの彼方の生活④』そうした相互関係が生じる原因は地球人類と火星人類との近親関係にあります。天文学者の中には火星の住民の事を親しみを込めて火星人(マーシャン)と呼んでいる人がいますが、火星人がそれを聞いたら可笑しく思うかも知れません。吾々もちょっぴり苦笑を誘われそうな→
『ベールの彼方の生活④』→愉快さを覚えます。火星人を研究している者は知性の点で地球人よりはるかに進んでいるように言います。そうでしょう?【そうです。おっしゃる通りです。そう言ってます。】それは間違いです。火星人の方が地球人より進んでいる面もあります。しかし少なからぬ面において→
『ベールの彼方の生活④』→地球人より後れています。私も訪れてみた事があるのです。間違いありません。いずれ地上の科学もその点について正確に捉える事になるでしょう。その時はより誇りに思って然るべきでしょう。吾々がしばしば明言を控え余計なおしゃべりを慎むのはそのためです。
『ベールの彼方の生活④』同じ理由でここでも控えましょう。【火星を訪れた事があるとおっしゃいましたが…】火星圏の者も吾々のところへ来たり地球を訪れたりしております。こうした事を吾々は効率よく行っております。私は例の塔においてキリストの霊団に志願した一人です。
『ベールの彼方の生活④』他にもいくつかの霊団が編成されその後もさらに追加されました。幾百万とも知れぬ大軍の全てが各自の役目について特訓を受けた者ばかりです。その訓練に倣って今度は自ら組織した霊団を特訓します。各自に任務を与えます。私にとっては地球以外の天体上の住民について→
『ベールの彼方の生活④』→その現状と進歩の様子を知っておく事が任務の遂行上不可欠だったのです。大学を言うなれば次々と転校したのもそのためでした。とても勉強になりました。その一つが“聖なる山”の大聖堂であり、もう一つは“五つの塔の大学”であり、火星もその一つでした。
『ベールの彼方の生活④』【あなたの任務は何だったのか、よろしかったら教えて下さい。】“何だったのか”と過去形をお使いになられました。私の任務は現在までつながっております。今夜、ここで、こうして貴殿と共にそれに携わっております。
『ベールの彼方の生活④』その進展のためのご援助に対してお礼申し上げます。 アーネル†
「懲役3年おかしいだろ」これは強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が懲役3年か、僕が3年か、どちらの意味でしょうか(祈)†
幽体離脱時、奴隷の女の子たちがとにかくヒドイ目に遭わされ続けている事が強調された内容が、映像としてではなく言葉としてでしたがありました。霊体をまとった僕は地下組織内部にひたすら侵入して行く、そんな感じでした。そしてトランス時「懲役3年おかしいだろ」と霊団が霊聴に響かせてきました。人類史上最大級の邪悪、大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が懲役3年という意味だとしたら、これ以上の理不尽はない、僕たちの国、日本は何が何でも強姦殺人魔を守り通そうとしている狂った国という事になります。
えー、さらに「アサシン」「次は火薬を」「逮捕」とも降りました。やはり僕が暗殺という事ですか霊団。もしそういう結末なら「あなた方の導きは素晴らしかったですね」という事になります、霊団、ようやく見出した霊の道具を簡単に失っていいのか、使命遂行「パート2」「パート3」とか言ってたでしょ。まぁとにかく僕が暗殺されるメセは幾度となく降り続けています。明仁、文仁、徳仁、悠仁は僕を殺したくてしょうがないという事です。結果そういう結末になるとしてもただでは殺られません。僕亡き後、誰かが立ち上がって強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体を糾弾し滅亡させる活動につなげられるように僕にできる最大限の作業をして「使命遂行引継ぎ」をするつもりです。願わくば誰かが後を継いでくれる事を信じます。ってか霊団、暗殺を回避しろ、そう導くのが当然だろ。そして皆さま「懲役3年おかしいだろ」のメセ、いかがお感じになられますか。
「総殺害数487、信じられない人数の幼い女の子を“処刑遊び”で四肢切断、強姦殺人しまくり死肉を食べまくってきた人類史上最大級のキ〇〇イに対する処罰として懲役3年は妥当だ」まさかこのような感想を抱かれる方はいらっしゃいませんね。もし日本という国が明仁、文仁、徳仁、悠仁の大罪を懲役3年で済ませるつもりなら、僕たちはこの暴挙を断じて許してはなりません。この「人間のクズ」「人類の恥」の未来は「死刑」以外にないのだという事を僕、たきざわ彰人から皆さまへ全力で情報共有させて頂きます。ただ逆説的に、懲役3年など絶対に許されませんがこれは明仁、文仁、徳仁、悠仁が強姦殺人魔である事を国が認めたという事にもなると思います。そこをもっと強調、糾弾すべきでしょう。ある青年が様々な情報を提供して下さっていますが、日本の天皇一族はイルミナティのトップだそうで、子分など一切相手にせずコイツら(親分)を真っ先に叩き潰さねばならない、それが問題解決最短最速ルートであるという事を皆さまにご理解頂きたいと思います(祈)†
『ベールの彼方の生活④』【2 光沢のない王冠】【1919年2月20日 木曜日】
やがて青色のマントが気化するごとくに大気の中へ融け入ってしまいました。見ると主は相変わらず玉座の中に座しておられましたが、装束が変わっていました。両肩には同じ青色をしたケープ(外衣)を掛けておられ→
『ベールの彼方の生活④』→それが両脇まで下り、その内側には黄金の長下着を付けておられるのが見えました。座しておられるためにそれが膝の下まで垂れていました。それが黄金色の混った緑色の幅の広いベルトで締められており、縁取りはルビー色でした。冠帯は相変わらず頭部に付いていましたが→
『ベールの彼方の生活④』→その内側には一群の星がきらめいてそれが主の周りに様々な色彩を漂わせておりました。主は右手に“光沢のない”白の王冠を持っておられます。主の周りにあるもので光沢のないものとしては、それが唯一のものでした。それだけに一層吾々の目につくのでした。
『ベールの彼方の生活④』やがて主が腰をお上げになり、その王冠をすぐ前のあがり段に置かれ、吾々の方へ向いてお立ちになりました。それから次のようなお言葉を述べられました。「そなたたちはたった今、私の王国の中をのぞかれ、これより先の事をご覧になられた。が、そなたたちのごとく」→
『ベールの彼方の生活④』→「その内部の美しさを見る事を得ぬ者もいる事を忘れてはならぬ。かの飛地にいる者たちは私の事を朧ろげにしか思う事ができぬ。まだ十分に意識が目覚めていないからである。ラメルよ、この者たちにこの遠く離れた者たちの現在の身の上と来るべき宿命について」→
『ベールの彼方の生活④』→「聞かせてあげよ」すると、あがり段の両脇で静かに待機していた天使群の中のお一人が玉座のあがり段の一番下に立たれた。白装束をまとい、左肩から腰部へかけて銀のたすきを掛けておられました。その方が主にうながされて語られたのですが、そのお声は一つの音声ではなく→
『ベールの彼方の生活④』→無数の和音でできているような響きがありました。共鳴度が高く、周りの空中に鳴り響き、上空高くあがって一つひとつの音がゴースの弦に触れて反響しているみたいでした。一つ又一つと空中の弦が音を響かせていき、やがて、あたかも無数のハープがハーモニーを→
『ベールの彼方の生活④』→奏でるかの如くに、虚空全体が妙(たえ)なる震動に満ちるのでした。その震動の中にあって、この方のお言葉は少しも鮮明度が失われず、ますます調子を上げ、描写性が増し、その意味する事柄の本性との一体性を増し、ますます具体性と実質性に富み、あたかも→
『ベールの彼方の生活④』→無地のキャンバスに黒の絵の具で描きそれに色彩を加えるような感じでした。従ってその言葉に生命がこもっており、ただの音声だけではありませんでした。こう語られたのです。→主の顕現がはるか彼方の栄光の境涯にのみ行われているかに思えたとて、それは一向にかまわぬ事。
『ベールの彼方の生活④』主は同時にここにも坐します。われらは主の子孫。主の生命の中に生きるものなればなり。われらがその光乏しき土地の者にとりて主がわれらに対するが如く懸け離れて見えたとて、それもかまわぬ事。彼らはわれらの同胞であり、われらも彼らの同胞なればなり。
『ベールの彼方の生活④』彼らが生命の在り処を知らぬとて―それにより生きて、しかも道を見失ったとて、いささかもかまわぬ事。手探りでそれを求め、やっとその一かけらを手にする。しかし少なくともその事において彼らの努力は正しく、分からぬながらもわれらの方へ向けて両手を差しのべる。
『ベールの彼方の生活④』それでも暗闇の中で彼らは転びあるいは脇道へと迷い込む。向上の道が妨げられる。その中にあって少しでも先の見える者は何も見えずに迷える者が再び戻ってくるのを待ち、ゆっくりとした足取りで、しかし一団となりて、共に進む。
『ベールの彼方の生活④』その道程がいかに長かろうと、それは一向にかまわぬ事。われらも彼らの到着を待ち、相互愛の中に大いなる祝福を得、互いに与え与えられつつ、手を取り合って向上しようぞ。途中にて躓こうと、われらへ向けて歩を進める彼らを待たん。あくまでも待ち続けん。
『ベールの彼方の生活④』あるいはわれらがキリストがかの昔、栄光の装束を脱ぎ棄てられ、みすぼらしく粗末な衣服をまとわれて、迷える子羊を求めて降りられ、地上に慰めの真理をもたらされた如くに、われらも下界へ赴きて彼らを手引きしようぞ。
『ベールの彼方の生活④』主をしてそうなさしめた力が最高界の力であった事は驚異なり。われらのこの宇宙よりさらに大なる規模の宇宙に舞う存在とて、謙虚なるその神の子に敬意を表し深く頭を垂れ給うた。なんとなれば、すでに叡智に富める彼らですら、宇宙を創造させる力が愛に他ならぬ事→
『ベールの彼方の生活④』→全宇宙が愛に満ち愛によりて構成されている事を改めて、また一段と深く、思い知らされる事になったゆえである。ゆえに、神が全てを超越した存在であっても一向にかまわぬ事。われらにはその子キリストが在しませばなり。
『ベールの彼方の生活④』われらよりはるかに下界に神の子羊がいても一向にかまわぬ事。キリストはその子羊のもとにも赴かれたるなり。彼らがたとえ手足は弱く視力はおぼろげであろうと一向にかまわぬ。キリストが彼らの力であり、道を大きく誤る事なく、あるいはまた完全に道を見失う事のなきよう、→
『ベールの彼方の生活④』→キリストが彼らへの灯火(ランプ)となる事であろう。また、たとえ今はわれらが有難くも知る事を得たより高き光明界の存在を彼らが知らずとも、いつの日かわれらと共に喜びを分かち、われらも彼らと喜びを分かつ日が到来しよう―いつの日かきっと。
『ベールの彼方の生活④』が、果たしてわれらのうちの誰が、このたびの戦いのために差し向けられる力を背に、かの冠を引き受けるのであろう。自らの頭に置く事を申し出る者はどなたであろうか。それは光沢を欠き肩に重くのしかかる事を覚悟せねばならぬが。
『ベールの彼方の生活④』信念強固にして一途なる者はここに立ち、その冠を受け取るがよい。今こそ光沢を欠くが、それは一向にかまわぬ事。いずれ大事業の完遂の暁には、内に秘められた光により燦然と輝く事であろう。
『ベールの彼方の生活④』―語り終わると一場を沈黙が支配しました。ただ音楽のみが、いかにも自ら志願する者が出るまで終わるのを渋るが如くに、物欲しげに優しく吾々の周りに漂い続けるのでした。その時です。誰一人として進み出てその大事業を買って出る者がいないと見て、→
『ベールの彼方の生活④』→キリスト自らが階段を下りてその冠を取り上げ、自らの頭に置かれたのです。それは深く眉のすぐ上まで被さりました。それほど重いという事を示しておりました。そうです、今もその冠はキリストの頭上にあります。しかし、かつて見られなかった光沢が少し見え始めて→
『ベールの彼方の生活④』→おります。そこで主が吾々にこう述べられました―「さて友よ、そなたたちの中で私について来てくれる者はいるであろうか」その御声に吾々全員がひざまずき、主の祝福を受けたのでした。 アーネル†