【7/13】霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†「シルバーバーチの霊訓④」
『シルバーバーチの霊訓④』
譬えてみれば、地上に降りてきた私はカゴに入れられた小鳥のようなものです。用事を済ませて地上から去っていく時の私は、鳥カゴから放たれた小鳥のように果てしない宇宙の彼方へ喜び勇んで飛び去って行きます。死ぬという事は鳥カゴという牢獄から解放される事なのです。
『シルバーバーチの霊訓④』
さて私があなた方と縁のある霊からのメッセージを頼まれる時は、それなりのバイブレーションに切換えてメッセージを待ちます。その時の私は単なるマウスピースにすぎません。状態が良い時は連絡は容易にできますがこの部屋の近所で何かコトが起きると混乱が生じます。
『シルバーバーチの霊訓④』
突如として連絡網が途切れてしまい、私は急いで別のメッセージに代えます。バイブレーションを切換えなくてはなりません。そうした個人的なメッセージの時は霊の言っている事が一語一語聞き取れます。
『シルバーバーチの霊訓④』
それはこうして私が霊媒を通じてしゃべっている時のバイブレーションと同じバイブレーションで霊がしゃべっている事を意味します。しかし高級界からのメッセージを伝えるとなると私は別の意識にスイッチを切換えなくてはなりません。
『シルバーバーチの霊訓④』
シンボルや映像、直感等の形で印象を受取り、それを言葉で表現しなくてはなりません。それは霊媒が霊からの通信を受けるのと非常に良く似ております。その時の私はシルバーバーチとして親しんで下さっている意識よりもさらに高い次元の意識を表現しなければならないのです
『シルバーバーチの霊訓④』
例えば画家がインスピレーションを受ける時は普段使用しているのとは別のバイブレーションに反応しています。その状態の中で画家はある霊力の作用を受け、それを映像に転換してキャンバスの上に画きます。インスピレーションが去るとそれができなくなります。
『シルバーバーチの霊訓④』
それと同じで私が皆さんに霊的真理をお伝えしようとすると、私の意識の中でも高等なバイブレーションに反応できる回線を開き、高級霊がそれを通路として通信を送ってくる。それを私が地上の言語で表現する訳です。
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『シルバーバーチの霊訓④』
とは言え私は所詮この霊媒(バーバネル)の頭にある用語数の制限を受けるだけでなく、この霊媒の霊的発達程度による制約も受けます。霊媒が霊的に成長してくれれば、その分だけそれまで表現できなかった部分が表現できるようになるのです。
『シルバーバーチの霊訓④』
今ではこの霊媒の脳のどこにどの単語があるかという事まで分っていますから、私の思う事、というよりはここに来る前に用意した思想を全部表現する事ができます。
『シルバーバーチの霊訓④』
この霊媒を通じて語り始めた初期の頃は、一つの単語を使おうとすると、それとつながった他の要らない単語まで一緒に出て来て困りました。必要な単語だけを取り出すためには脳神経全体に目を配らなくてはなりませんでした。
『シルバーバーチの霊訓④』
現在でも霊媒の影響を全く受けていないとは言えません。用語そのものは霊媒のものですから、その意味では少し着色されていると言わざるを得ないでしょう。が私の言わんとする思想が変えられるような事は決してありません。
『シルバーバーチの霊訓④』
あなた方西洋人の精神構造は私たちインディアンとはだいぶ違います。うまく使いこなせるようになるまでに、かなりの年数がいります。まずその仕組を勉強した後、霊媒的素質をもった人々の睡眠中を狙って、その霊体を使って試してみます。
『シルバーバーチの霊訓④』
そうした訓練の末にようやくこうしてしゃべれるようになるのです。他人の身体を使ってみると人間の身体がいかに複雑に出来ているかがよく分ります。
『シルバーバーチの霊訓④』
一方でいつものように心臓を鼓動させ、血液を循環させ、肺を伸縮させ、脳の全神経を適度に刺激しながら、他方では潜在意識の流れを止めて、こちらの考えを送り込みます。容易な事ではありません。
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