『ベールの彼方の生活①』
大天使はしばらく黙ってじっと立っておられましたが、やがて右手を高々と上げられました。すると一本の光の柱が見え、それがその右手に乗りました。それは一種の通路だったのです。その光の柱の上を別の天使の一団が降りて来るのが見え、―
『ベールの彼方の生活①』
―手のところまで来ると一たん立止まり、それぞれに両手を胸に当てて頭を垂れ、拝むような恰好でじっとしています。すると大天使の手が大きく弧を画いて一回転し、その指先を平地へ向けられました。
『ベールの彼方の生活①』
するとその光の柱が私たちの方向へ延びて来て、山の頂上と平地との間のかけ橋となり、その一番端がそこに集結していた私たちの上に掛りました。
『ベールの彼方の生活①』
見るとその光のかけ橋を通って先程の天使の一団が降りて来て、私たちの真上まで来ました。そこで両手を広げ、一斉に大天使のおられる山頂へ向きました。すると語るとも歌うともつかない大天使への賛歌が聞こえてまいりました。
『ベールの彼方の生活①』
その光景の美しさ、崇高さと言ったらありません。私たちは初めのうちはただただ畏れ多くて黙するのみでした。が、やがて私たちも一緒に歌いました。と言うよりは詠唱しました。それを教えるのが天使様たちの来られた目的だったのです。
『ベールの彼方の生活①』
詠唱していると、私たちとその山との間に青っぽいピンクの靄が発生し、それが不思議な働きをしたのです。まるで天体望遠鏡のレンズのように大天使の姿が大写しになり、そのお顔の表情まで見えるようになったのです。
『ベールの彼方の生活①』
同時に、すぐ下に立並ぶ天使の一段の姿も同じように大きく映って見えました。が私たちにはその優雅なお顔とお姿が見えるだけで、その真の霊格を読取る力はありませんでした。その表情はとても私には述べる事は出来ません。
『ベールの彼方の生活①』
言葉では言い尽せない様々な要素が渾然一体となっておりました。愛と慈悲と喜びと威厳とが混じり合っておりました。その時に私が感じたのは、こうして神と私たちとが一体となった時、生命というものが実に聖なる尊さに溢れたものであるという事です。
『ベールの彼方の生活①』
仲間の者も同じものを感じ取ったと思いますが、その時はお互いに語り合うどころではなく、大天使様の御姿にただ魅入られておりました。やがてその靄が大気の中へ融け入ってしまいました。
『ベールの彼方の生活①』
山頂の十字架と大天使のお姿は同じ位置にありましたが前より鮮明度が薄れ、私たちの真上におられた天使の一団も今は去って大天使の上方に見えました。そして次第に全体が薄れて行き、やがて消滅しました。しかし大天使の存在感はその後も強烈に残っております。
『ベールの彼方の生活①』
多分今回のシーンを見せた目的はその存在感を印象づける事にあったのでしょう。私たちのように少しでもこちらにいる者に比べて、地上から来たばかりの者にはその見え方は鮮明ではなかったでしょうけど、それでも魂を鼓舞し安らぎを与えるには十分であったと思われます。
『ベールの彼方の生活①』
私たちはそれから少しの間その辺りを散策してから静かな足どりで家路につきました。誰もあまりしゃべりません。今見たシーンがあまりに印象的だったからです。そして又こうした顕現にはいろいろと考えさせられるものがあるのです。
『ベールの彼方の生活①』
その場にいる時はあまりの荘厳さに圧倒されて全部の意味を考えている余裕が無いのです。なので後になって段々に考えさせられる事になります。私たちは一緒に語り合い、印象を述べ合い、それを総合してそれまであまり理解していなかった事が啓示されている事を発見します。
『ベールの彼方の生活①』
今回の顕現で私たちが最も強い印象を受けた事は大天使様の“沈黙のうちに語る”その威力でした。一言も語られなかったにも拘らず、その動き一つ一つが声となって私たちに語りかけてくるように思えたのです。
『ベールの彼方の生活①』
それが何を語っているかは、実際に声に出しておられないのに、よく理解できました。今日はこれ位にしておきましょう。では、さようなら。求める者に主が何を用意されているか、そのうちあなたにも判る日が来る事を祈ります。
皆さん、何よりも大切な霊的知識を得ましょう。因果律の働きを理解しましょう。こういう地上生活を送ったら霊界に行ってこういう状況になる、という事を得心していれば…自分勝手・無責任な生活を送っていると下層界へ落ちて悲惨な状況になると知っていれば、絶対に日常生活を律するはずなんです(祈)
■2022年12月10日UP■■アナログ絵349、フラー24キャラ「うさちゃん」UP。アーマー機構採用です(祈)†コチラ「うさちゃん」も実は過去ボツった経緯があるキャラでして、というのもこういう2頭身3頭身の姿をしていますからどうやってもフラーの腕に変形させる事ができなかったのです。しかしフラー21、22、23(イチゴちゃん、ワンちゃん、フランちゃん)で採用した「インナーフレーム」構造を駆使すれば何とか変形させられるかもと思ったのですが、このうさちゃんに関してはインナーフレームですら変形させられず、悩んだ末に思い切って発想を転換する事にしました。それは、フラー24本体の方に「腕のムーバブルフレーム」を存在させ、その腕にうさちゃんを「肩アーマー」「腕アーマー」として装着するという方式です…続きを読む→ ■2022年11月12日UP■■アナログ絵348、霊団に止められていた奴隷の女の子の悲劇の惨状の絵をUPです(祈)†本当はアナログ絵338として描くつもりでいたのですが霊団にかなり激しく警告を受けて仕方なく作業を止めていました。それを作業再開させてこのように描き上げました。霊的使命遂行が全く前進する様子がない、霊団は果てしなくスピードダウン要求ばかりしてきて全く悲願成就の気概が感じられない。そんな状況を打破すべく奴隷の女の子の悲劇の惨状の絵を徹底的に描きまくって量産してやる、と思っていたその出鼻を挫かれた絵となります。とはいえこれまでまぁまぁの枚数の奴隷の女の子の悲劇の絵を描き続けてきましたが、皆さまはこれらの衝撃的な絵をご覧になっても、この事実を突きつけられても、この期に及んでもまだ、まだ、僕、たきざわ彰人の事をおかしいと思いますか。霊的な事を子バカにしますか。「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を褒め称えるセリフを吐きますか…続きを読む→ ■2022年11月10日UP■■アナログ絵347、8ページストーリーUP。絶対に知らねばならない帰幽直後のお話です(祈)†「お礼を申し上げます、アーネル様。あなた様は私が遠く離れ過ぎているために出来なかった事をして下さいました。実はその子が窮地におかれているのを見て私はあなたへ向けて送念いたしました。あなたは私の願いに敏感に反応して下さいました。間もなくその子も自分からお礼を申し上げに参る事でしょうが、私から一言お礼をと思いまして…」そう言って私の額に口づけをされ、優しく私の身体をご自分のお身体の方に引き寄せられました。それからお2人そろって笑顔でその場を立ち去られました。その時の強烈な印象はその後いささかも消えやらず、霊的には常に接触が取れているように思います。今もそれを感じます…続きを読む→ ■2022年11月2日UP■■アナログ絵346、ストーリー前半4ページUP。フラー17で下層界に降下します(祈)†僕「んん…り、了解」僕「フェアリー!変調降下に入る、スタンバイ!」フェアリー「♪」フェアリー、フラー17の座席を出す 僕「鳥ちゃんは一緒には来ない方がいい、不愉快な思いをさせられるからね。ユキはおいで」ユキ「P♪」僕「フェアリー、行くよ」フェアリー「♪」Vサイン 僕「変調降下!」フラー17、下層界へ 間もなく肉体から離れようとしている女性、その女性と縁故ある方々がシルバーコード切断を手助け その横に人相の悪い低級霊 僕「ふぅ、ベール(の彼方の生活)のシチュだ…」…続きを読む→