雪が降らなくてスノーシューアタックを始められない中、それでももうガマンできないので標高を上げてのスタートとしましたが、雪ではなく氷との格闘で、バリバリ氷を踏み抜いて割りながら進む状態がずっと続きます。
たまたま踏み抜いた下に水がないだけで、冷たい水の中にズボッと足を突っ込んでしまうのは時間の問題だろうと思いつつ細心の注意を払って進みます。間もなく標高を上げて撮影ポイントに到達しますが、身体をもっていかれるほどの強風。
この風では間違いなく三脚が倒れます、もうデジ一眼を絶対に壊す訳にはいきませんので早々にそのポイントでの撮影をあきらめ一旦標高を下げます。そして今日はどう撮影しようか思案しながら進んでいた時、恐れていた事が起こりました。
踏み抜いた氷の下が水になっていて両足がシューズごと足首まで濡れてしまったのです。気温は氷点下、身体の保温は十分ですが濡れてしまった足は急速に冷えてしまいます。ましてや今日の風に撃たれようものならたちまち足指が低温にやられてしまう。
これは今日のアタックは中止だ、これ以上進む訳にはいかない、そう瞬時に判断しクルリと向きを変えてスタート地点の駐車場に引き返します。もっともそのポイントから駐車場まで2時間かかりますのでその間に足は冷え切ってしまうのですが、この足でこれ以上風を浴びる訳にはいきません。
まったく撮影しない訳にはいきませんので冷える足を引きずりつつ強引に撮影だけは何とかおこない、予定より2時間以上早くゴール。全然何もできない最悪の1日となってしまいました。
撮影枚数が足りなかったので帰りの車の運転中に数枚追加撮影をしてきました。撮影画像は明日UPとさせて頂き、明日の長文ブログの準備をします。スノーシューが履けない、お願いだから雪降ってくれ。この1週間の予報も全然雪マークがない。まさか来週もスノーシューなしか。それはご勘弁(祈)†