【10/25】I APPEAL UNTO CAESAR(私はシーザーに訴える) 第12章
エルサレムでは早朝、使者たちがあちこちと急ぎ足で行き来し、祭司や長老たちはまだ眠っていたとしても目を覚ましました。東の火が黄金とともに世界に届くや否や、囚人パウロが軍隊に護衛されて出発したという知らせが権力者たちに伝わり、パウロの敵たちは急いで相談に集まり、彼らの顔には動揺が浮かび、自分たちを完全に騙したとみなした人物について脅迫の言葉を口にしました。
「ほんの数時間前にリシアスに謁見を求めたとき、彼はパウロに対して私たちがしたすべての告発に耳を傾け、公平に話してくれました。彼は、囚人を私たちの前に連れ出して、まさに今日裁くと宣言しましたが、見よ、彼は嘘をつきました。確かに、異邦人の間には名誉も真実もありません。」
そこで長老たちと大祭司はフェリクスに訴えることを決意しました。ルシアスに対して苦情を申し立て、パウロに避難所を与えたこと、そしてルシアスが犯罪者に与えた恩恵に対して復讐しようとした。
夕方になると、アナニアスはヤコブを自分の前に呼び寄せた。使徒は言い訳も謙遜な言葉もせず、黙って彼の前に立っていた。そこで大祭司は彼に怒鳴りつけ、怒りが慎重さを上回り、ナザレ派をかつてないほどの迫害で脅した。
ついに祭司のラッパの音が止むと、ヤコブは静かに答えた。「高貴なる主よ、神の大祭司がモーセの律法を敬虔に守る何十人もの人々を邪悪な拷問と死で脅すのは、ふさわしいことでしょうか?」
「私は誰も脅かしていない」とアナニアはつぶやいた。「しかし、パウロが罪の当然の罰から逃れようとしていることを知ったら、神のしもべたちを殺害から引き止めることはできない。」
ヤコブは言った。「あなたはこの件で全民のことを考えたか? 総督フェリクスが厳格であること、彼の兵士たちが国中を集団でさまよい、山々に隠れているシカリ派の多くを十字架につけたことをあなたは知っている。もしシカリ派が今エルサレムにいる私の同胞を殺害し略奪しようとするなら、大騒動が起こるだろう。
なぜなら、この総督は、どんなに愚かなことであろうと、エルサレムの民全員を厳しく跪かせるための理由を探しているだけであるからだ。そのような秘密の殺害に対して、彼は金銭とさらなる貢物を徴収するだろう。そして、私たちの民はそのような混乱によって弱体化し、抑圧者に対して私たちがひとつの国民として立ち向かうことはできなくなるだろう。」
大祭司はこれらの言葉が真実であることを知っており、当惑した。もし人々が互いに攻撃し合い、敬虔なユダヤ人が聖なる生活を送る人々を殺害すれば、人々に大きな災難が降りかかるかもしれない。
大祭司は、パリサイ人、サドカイ人、律法学者の間でヤコブの徳と清らかな生活が評判になっていることを思い、ナザレ派を攻撃する勇気はまだないので、脅迫をやめなければならないと考えた。
そして、ヤコブがパウロをナザレ派から破門するよう要求したのに対し、罪が証明されていない人を共同体から排除することはない、と宣言したとき、ヤコブは唇を噛んだため、彼のあごひげは血で染まっていた。
「しかし、アジアのユダヤ人による告発は数多くある」とアナニアは言った。「これらは、いかなる会議やいかなる司法にも完全には提示されていない。」
ジェームズは答えた。「これらの告発者たちは、権力者たちの前で証言するよう召喚されれば、消えてなくなるでしょう。」
「それでは、これらの証人たちがフェリクスの前で証言し、パウロが律法に違反した罪で、私たちが確かに有罪とみなす罪を犯したと証明されたら、あなたは彼をナザレ派から追放しますか?」
「私はその件を検討します」と慎重な答えが返ってきた。「ある人が弁明し、判決が下されるまで、彼はすべての賢明な支配者によれば無罪です。したがって、このことが証明されるまで、私はパウロを私たちの教会から追放することはできません。」
大祭司はジェームズを見て、自分よりも強い人物に出会ったことを悟り、そのようなすべての問題において自分の心の命令に従い、頑固な態度を取るだろうと悟った。
「おかげでだいぶ助かりました」殉教の死を遂げた方々が僕を使用して仕事しているのです(祈)†
霊的知識を獲得した人は、宜しくないおこないをして帰幽した先にどれだけの地獄が待ち受けているかを知っているので自動的に悪行にブレーキがかかるのです。シルバーバーチ霊も仰っていますように、邪悪な人間というのは霊的成長における「幼児」であり、霊的知識が全く頭に入っていないワガママのお子ちゃまであり、物的金銭を人より多く所有する事でしか自己表現ができない原初的人間という事になるのです。金銭など帰幽後、1円も霊界に持って行けません。そして霊界生活にお金など必要ありません。必要なものは全て思念で拵える事ができます。物質界生活中にお金をため込んでも自分の未来にとって全く無意味という事を悟れていない人間という事なのです。人間は本来が霊であり、その霊が修行のために一時的にトレーニングセンターである物質界に肉体という鈍重な衣服をまとって降下しているのであり、そのトレーニングセンターでのおこないが帰幽後の生活環境、霊界にて赴く境涯を高くしたり低くしたりするという霊的知識の基本中の基本さえ知らない人間が、その無知から邪悪なおこないをするのです…続きを読む→
「地上とのつながりがすでに無くなっていた」これは僕への最大級の脅し文句です(祈)†
僕の予測ですが(これが正解だと思ってます、最悪の正解ですが)霊界側はもう何もしない、このまま僕を閉じ込め続ける事だけを考えている、交霊会も実は全然やる気がないのではないか、という気さえしています。事実全然やってないじゃないですか。インスピレーションだけを徹底的に降らせて、あとは僕にテキスト撃たせて拡散させる、それが霊界側としてはいちばんカンタン、ラク、消費パワーが少なくて済む、物質圏付近に降下する犠牲的作業をせずに済む、その霊界側にとって犠牲の少ない方法(インスピレーションのテキスト化)で十分に成果を上げているので、それで霊団は「ラクだから大好き大好き♪」とムカつく事を言ってくるのではないか、などと思ったりもするのです。霊界高級霊の方々が犠牲的降下をせずにインスピレーションという霊にとってのごく自然かつ通常の通信方法で仕事をおこなえる僕という「霊の道具」をできるだけ長く物質界に閉じ込めておケツひっぱたいてこき使うつもり、これが霊団側の真相なのではないか…続きを読む→
■アナログ絵357「フラー26キャラ“ハチちゃん”設定資料」UP。ブンブンブン♪(祈)†
今回のハチちゃんも「インナーフレーム」での変形となります。前回のフラー06ver2.0のハチちゃんは腕に変形させる事を優先してハチちゃんらしい外見とは言えませんでしたので、今回のフラー26のハチちゃんは「ハチちゃんらしさ」にこだわりました。そのぶん腕に変形させるのが難しく、インナーフレームを駆使してかなり強引に変形させたという感じです。実は当初、フラー25のちょうちょちゃんと同じように3段変形させるつもりでいたのですが、何しろハチちゃんは1匹1匹が小さいですので「どう考えてもムリだ」という結論に早々に到達し、あきらめて通常の変形としました。イヤ、小さくはありません、このハチちゃん1匹の頭からお尻まで全長、オトナの身長くらい、イヤもっとあるかも知れません。子供なら3人くらい背中に乗せてブンブン飛べる大きさです。まぁフラーのキャラはどうしてもそういう「キモイサイズ感」になってしまいます…続きを読む→
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