その霊的真理の真実性は、怠惰や臆病、既得権益に目をくらまされなかった先輩たちを、例外なく得心させてきたのである。われわれもその真理とは何なのか、いかなる方向へ向けての改革を迫られているのかを理解しなければならない。私の心の中にあるのは、その新しい霊的啓示のみである。

が、それが現実的な影響力を及ぼすためには、それに先立って人類に要求されているふたつの意識改革がある。スピリチュアリズムという名の新しい啓示そのものの真実性については、私は絶対的な自信をもって説くことができる。が、そのふたつの改革については読者の評価を仰がねばならない。

まず、現在の西洋人の宗教思想の根幹となっているバイブルには、“生命あるもの”(新約)と“生命なきもの”(旧約)とが同居していて、後者が前者を汚染している事実を指摘したい。言うなればミイラと天使とが同棲しているようなもので、これは、どうみても不自然である。

旧約聖書は、宗教学者の手にゆだねられているうちは害は少ないが、それが教えを説く者や指導する者の手にゆだねられては、明快な思考も筋の通った教えも不可能となる。1冊の書物として読む時は素晴らしい本である。最古の物語もあり、豊富な知識が盛り込まれており、歴史あり詩歌ありオカルトあり伝説ありで、読む者を飽きさせない。

しかし、現代的な意味での宗教とはまったく無縁である。君臨するのは特殊な民族の神(ゴッド)で、これがまたひどく人間的で、怒ったり嫉妬したり復讐したりする。それが旧約聖書の全編に行きわたっている。

その中でも最も霊的で美しいとされている詩篇でさえ、そのゴッドが仇敵に仕返しをする、身の毛もよだつような話を歌っている。大量虐殺をそそのかし、一夫多妻を大目に見、奴隷制度を容認し、いわゆる魔女を焼き殺すことを命じる神である。

現代のわれわれは、盗みをすると両手を切断したり、ヒゲの手入れを怠っただけで罰を与えたりする掟(おきて)は、一笑に付すであろう。そんな支離滅裂な内容のものを“聖なるもの”と認めるわけにはいかない。どう屁理屈を並べても、まともな人間を納得させることはできないのである。

ところが、そのムチャクチャな掟を口実にして、過去にどれほど多くの残虐な行為が行なわれ、そしてそれが正当化されてきたことであろうか。とくに宗教戦争においてそうであった。みな、旧約聖書からの思いつきだったのである。

“容赦なく打ちのめせ!”“目には目を!” – こうした殺人鬼的な言葉が狂信的な指導者の口から発せられ、歴史を血に染めていったのである。

新約聖書の方が重んじられている今の時代でさえも、その教えは、どぎつい旧約聖書によって光を曇らされているに相違ない。その文学的価値は保持したいものだが、宗教的思想の泉を毒する要素だけは取り除きたいものだ。

「悔し涙を拭う必要はありません」これは帰幽後に悲しみが喜びに変わるという意味です(祈)†■2023年6月21日UP■
「悔し涙を拭う必要はありません」これは帰幽後に悲しみが喜びに変わるという意味です(祈)†
次第にあの土地の光輝と雰囲気が馴染まなくなり、やむなく光輝の薄い地域へと下がって行った。そこで必死に努力してどうにか善性が邪性に勝(まさ)るまでになった。その奮闘は熾烈にしてしかも延々と続き、同時に耐え難く辛き屈辱の体験でもあった。しかし彼は勇気ある魂の持ち主で、ついに己れに克(か)った。その時点において2人の付き添いに召されて再び初めの明るい界層へと戻った。そこで私は前に迎えた時と同じ木蔭で彼に面会した。その時は遥かに思慮深さを増し、穏やかで、安易に人を軽蔑することもなくなっていた。私が静かに見つめると彼も私の方へ目をやり、すぐに最初の出会いの時のことを思い出して羞恥心と悔悟の念に思わず頭を下げた。私をあざ笑ったことをえらく後悔していたようであった。やがてゆっくりと私の方へ歩み寄り、すぐ前まで来て跪き、両手で目をおおった。鳴咽(おえつ)で肩を震わせているのが判った。私はその頭に手を置いて祝福し、慰めの言葉を述べてその場を去ったのであった。こうしたことはよくあることである。†…続きを読む→
「我が身を疑うな」僕という霊媒が機能する事を疑うなという意味、もうウンザリだよ(祈)†■2023年8月23日UP■
「我が身を疑うな」僕という霊媒が機能する事を疑うなという意味、もうウンザリだよ(祈)†
僕の正直な所感としては、その大キライで全力で離れようとしている場所に留まる事が僕の霊媒発動につながるとは全く思えません。まるっきり関連性がないと思っています。もしその場所に留まる事で僕という霊媒が機能して新規の霊言が降ってくるというのなら、あんたたち(霊団)はこの11年間なにをすっとぼけて見てやがったんだよ、という事になるからです。僕が全力で脱出しようとして霊団に最大級に反逆しているその場所が、霊的仕事に適した場所だというのなら、この11年、なぜオメィラは1度たりとも僕という霊媒を使おうとしなかったんだよ、僕を脅してずっとそこに閉じ込める事に成功してただろ、いくらでもチャンスがあったはずだろ、なぜ今をもってしても交霊会をやろうとしないんだよ、そこがどう考えてもおかしいのです。どうやっても納得できません。あげくの果てに「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を滅亡させるつもりがない、奴隷の女の子たちは完全に見殺しにするつもり…続きを読む→