『シルバーバーチの霊訓④』
【問】でも少しの間だけでも永生きさせてあげる事はできます。【シルバーバーチ霊】患者がその処置に反応すればの話です。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―たとえば酸素吸入ができます。しかしそれもある程度までの事でしょう。霊が私たちの世界へ来るべき準備が整ったら最期、医師に為す術がありません。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】もし寿命が定まっていて霊的に準備が整った状態で死ぬなら、なぜ平均寿命が延びているのですか。【シルバーバーチ霊】人類が進化しているからです。肉体的な事が霊的な事を決定づけるのではなく、霊的な事が肉体的な事を決定づけるのです。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】産児制限をどう思われますか。【シルバーバーチ霊】人間には正しい事と間違った事とを見分ける道義的判断力と、それを選択する自由意志とが与えられております。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―つまるところ動機(意図、魂胆)の問題です。何のために?これを自らの良心に問いかけるのです。一度ならず何度でも問いかけてみるのです。その結果として選択したもの、それが何より大切です。他の事はどうでもよろしい。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】でも生命の誕生を阻止する事は神の摂理に反するのではないでしょうか。【シルバーバーチ霊】どうしても地上に誕生すべき宿命をもった霊は避妊しない夫婦を選んで誕生してきます。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―因果律は絶対です。一対の夫婦にとって新しい生命が誕生する事が進化のためのプランに組み込まれておれば、それを阻止する事はできません。本人(夫婦)自らがそれを要望するようになるものです。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】生まれてくる事になっていれば夫婦の方でそれを望むようになるという事でしょうか。【シルバーバーチ霊】そうです。その夫婦の進化の程度が新しい生命の誕生による影響を必要とする段階に達したという事もあるでしょう。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】当然それは“より高い”進化を意味する訳ですね。【シルバーバーチ霊】いえ必ずしも高いとは言えません。必ずしも低いとも言えません。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―中には肉体的快楽だけを求めてその結果(妊娠)は避けようとする者もいますので、この種の人間は別に扱わなくてはいけません。むろん私はそうした生き方は感心しません。その意図が同じく利己的で程度が低いからです。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】でもそれがもし生まれてくる子供にとって不幸だという考えからだったらどうでしょうか(育児が面倒という事)【シルバーバーチ霊】それが動機という事になりませんか。何事も動機に帰着します。摂理をごまかす事はできません。摂理は各自の魂に入力されております―
『シルバーバーチの霊訓④』
―そしてあらゆる行為、思想、観念、願望が細大もらさず魂のオーラに印象づけられていきます。霊の目をもって見ればその全てが一目瞭然です。地上生活での行為がいかなる意図のもとに為されたかが明確に知れます。あなた方の魂は霊の目の前では裸も同然です。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】霊は妊娠中のどの時期に宿るのでしょうか【シルバーバーチ霊】異議を唱える方が多い事と思いますが、私は精子と卵子が合体して、ミニチュアの形にせよ霊が機能するための媒体を提供した時、その時が地上生活の出発点であると申上げます。
『シルバーバーチの霊訓④』
【問】遺伝的に精神病を抱えた人の人生が、その肉体的欠陥のために地上体験から教訓が得られないという意味で無意味であるとした場合、その病気の遺伝を防ぐ目的で断種をするという考えをどう思われますか。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―【シルバーバーチ霊】私には、そして全宇宙のいかなる存在もみなそうですが、生命の法則を変える力はありません。―
『シルバーバーチの霊訓④』
―一個の魂が物質界に誕生する事になっている時は、それを阻止しようといかに努力しても、必ず誕生してきます。なぜかとお聞きになる事でしょう。そこで私は再生の事実の存在を説くのです。それが理由です。
霊界通信「クレオファスの書」全3巻【イエスの少年時代 貧窮の中の小さな王者】【イエスの成年時代 神と人間のはざまで】【イエスの弟子達 パウロ回心の前後】
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『シルバーバーチの霊訓⑫』
あなたも大霊の一部であり、無限の神性を宿しております。その神性を発揮するにつれて、より次元の高い摂理との係わり合いが生じてまいります。それは決して低い次元の摂理と矛盾するものではありません。ただ魂がある一定の段階まで進化するまでは無縁というにすぎません
『シルバーバーチの霊訓⑫』
幾百万年とも知れない歳月をかけて、あなたは下等な種から高等な種へと媒体を徐々に発達させながら、泥の中から天空へ向けて一段一段ゆっくりと進化してきたのです。その間、少しずつ動物性を棄てては霊性を発揮するという過程を続けてきました。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
今あなたが宿っている身体がそこまで達するのに果たして何百万年掛った事でしょう。しかもまだ進化は終っていないのです。そして他方において魂の方も進化させなければならないのですが、あなたはそれにこれから何百万年掛ける事になるでしょうか。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
かつてあなたは猿でした。猿そのものだったという意味ではありません。猿という種を通して顕現した時代もあったという意味です。それも大霊の機構の一部なのです。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
生命のあるところには大霊の息吹があります。それなくしては生命活動は存在しません。ただその息吹に段階的な差があるという事です。発達と開発があり、下等な段階から高等な段階への変移があるという事です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
人間全てに大霊が宿っております。確かに人間はありとあらゆる形態を通して進化して来て動物時代の名残も宿しておりますが、それよりもはるかに高尚な神性が宿されており、それを機能させ発揮させる事ができれば、あたかも神々が地上を闊歩するかの如くになります。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
進化の頂点を極め“完全”と融合してしまったという霊を私はまだ一人も知りません。霊性というのは磨けば磨くほど、まだまだ磨くべきものが残っている事に気づくものです。―
『シルバーバーチの霊訓⑫』
―それは意識の領域がますます広がっていく事を意味します。あなたの意識も大霊の一部なのですから、無限の奥行きがあります。
「ペットは死後も生きている」ぜひこの書籍を手にとって“肉食”という食習慣について考えて頂きたいのです。そもそも僕達人間の身体は肉食動物として出来ておらず、植物食のみで全然普通に暮らしていけるよう出来てるのです。食肉用に“屠殺”された動物たちの霊界での様子を知って頂きたいです(祈)