「シルバーバーチの霊訓」より→「地上生活の目的は人間の霊性の発現を促す事です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「地球という天体上に住む人間の一人一人に生きる目的があります。なのに大半の人間がその生活の基盤となっている霊的実在に気づいていないのは悲しい事です。まるで穴居人のように、ガランとした暗がりの中で暮らしております」
「シルバーバーチの霊訓」より→「視角がズレているのです。焦点が狂っているのです。ビジョンが間違っているのです。人生がもたらしてくれる莫大な豊かさを全く知らずにいます。霊的真理に気がつけば自分がいま何をしなければならないかを自覚して、そこに人間革命が生じます」
「シルバーバーチの霊訓」より→「我々はみんな人間的存在です。という事は内部に不完全であるが故の欠点を宿しているという事です。もし完全であれば、あなた方は地上に存在せず私は霊界に存在しないでしょう。宇宙における唯一の完全な存在である大霊に帰一してしまっている事でしょう」
「シルバーバーチの霊訓」より→「私には皆さんの人間であるが故の弱点がよく理解できます。しかし一つ一つの問題を自分への挑戦として平然と受止めると同時に、内部の霊性を強化し、開発し、発展させて霊性を高めるための触媒として、それを克服していかねばなりません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「地上的環境の中に置かれている以上あなた方は、地上ならではのさまざまな条件が生み出す幸福の絶頂と不幸のドン底、いわゆる人生の浮き沈みというものに直面しない訳には参りません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「しかし、そこにこそ皆さんが地上に生を享けた意味があるのです。つまりそうしたさまざまな浮き沈みの体験が皆さんの霊、真実の自我に潜在する資質を顕現させる事になるのです。困難と逆境とに遭遇してはじめて発揮されるものなのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「魂が真の自我に目覚めるのは太陽が光り輝いている時ではありません。バラ色の人生の中では霊性は発揮されません。危機、挑戦、困難、障害、妨害の中にあってこそ発揮されるのです。それが魂に潜在する神性を自覚する唯一の触媒を提供してくれるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「これは霊的叡智を求める求道者の全てに言える事です。断腸の思い、悲痛、苦痛を体験しない事には、その後に訪れる恩寵の有難さが十分に理解できません。人のために役立とうとする人間は試練を覚悟しなければなりません。時には力の限界までしごかれる事もあります」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人間の一人一人に神の計画があるのです。偶然の事故、チャンス、一致というものはありません。全てが大自然の摂理によって動いており、そこには奇跡も摂理への干渉も有得ません。摂理そのものが完璧に出来ているのです。完全な叡智によって生み出されているからです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「神の法則に例外というものはありません。存在するものの全て―地上の森羅万象だけでなく、無辺の大宇宙のあらゆるもの―が神の配剤にあずかっているのです。どちらへ目をやっても、そこに神の法則の働きがあります」
「シルバーバーチの霊訓」より→「小さすぎて見落されたり大きすぎて法則の枠からはみ出たりする事は有得ません。それと同じ法則があなたにも働いているのです。もちろん私にもそして他の全ての人にも働いております。これで作用と反作用が正反対であると同時に相等しいものであるとお分りでしょう」
「シルバーバーチの霊訓」より→「幸福の絶頂に至るにはドン底の苦しみを味わわねばならない事もお分りでしょう。そして又、皆さんが自分ではドン底を味わったつもりでいてもまだまだ絶頂を極めてはいらっしゃらない事もお分りでしょう。その証拠に心の奥にまだ死後の世界についての疑念をお持ちです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「しかし人間は生き続けます。地上で永遠に、という意味ではありません。地上的存在には不滅という事は有得ないのです。物的なものにはその役割を終えるべき時期というものが定められております。分解して元の成分に戻っていきます」
「シルバーバーチの霊訓」より→「大自然の摂理の一環として物的身体はそのパターンに従います。が、“あなた”そのものは存在し続けます。生き続けたくないと思っても生き続けます。自然の摂理で、あなたという霊的存在は生き続けるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「ある種の教義や信条を信じた者だけが永遠の生命を与えられると説いている宗教がありますが、永遠の生命は宗教や信仰や憧れや願い事とは無関係です。生き続けるという事は変えようにも変えられない摂理であり、自動的にそうなっているのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「そもそも人間は死んでから霊となるのではなく、もともと霊であるものが地上へ肉体をまとって誕生し、その束の間の生活のためではなく、霊界という本来の住処へ戻ってからの生活のために備えた発達と開発をするのですから、死後も生き続けて当り前なのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「元の出発点へ帰るという事であり、地上のものは地上に残して、宇宙の大機構の中であなたなりの役目を果たすために、霊界でそのまま生き続けるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「無限の宇宙機構の中にあって神の子は一人の例外もなく必ず何らかの役目があり、それを果たそうとすると色々困難が生じます。がそれは正面から迎え撃って克服すべき挑戦と心得るべきです。困難と障害は霊性を発達、進化させる上において必要不可欠の要素なのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「地上というところはバイブレーションが重く鈍く不活発で退屈な世界です。それに引きかえ霊の世界は精妙で繊細で鋭敏です。その霊妙なエネルギーを地上に顕現させるには、各自に触媒となる体験が必要です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「太陽がさんさんと輝いている時、つまり富と財産に囲まれた生活を送っているようでは霊的真理は見出せません。何一つ難問が無いようでは霊的真理は理解できません。困苦の真っ只中に置かれてはじめて触媒が働くのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「霊性の開発には晴天よりも嵐の方がためになる事があるものです。鋼が鍛えられるのは火の中においてこそです。黄金が磨かれてそのまばゆいばかりの輝きを見せるようになるのは、破砕の過程を経てこそです。人間の霊性も同じです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「何度も何度も鍛えられてはじめて、かつて発揮された事のない、より大きな霊性が発現するのです。黄金はそこに存在しているのです。しかしその純金が姿を見せるには原鉱を破砕して磨かねばなりません。同じ事が皆さん方すべてに言えるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「霊に関わるもの、あなたの永遠の財産であり、唯一の不変の実在である霊に関するものに興味を抱くようになるには、それを受入れるだけの用意ができなくてはなりません。そこで鋼や黄金と同じように試練を受ける事が必要となるのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「苦を味わわねばならないという事です。不自由を忍ばねばなりません。それは病気である場合もあり、何らかの危機である場合もあります。それがあなたの魂、神の火花に点火し、美しい炎と燃え上がりはじめます。それ以外に方法はありません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「光を見出すのは闇の中においてこそです。知識を有難く思うのは無知の不自由を味わってこそです。人生は両極です。相対性といってもよろしい。要するに作用と反作用とが同等であると同時に正反対である状態の事です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「魂はその琴線に触れる体験を経るまでは目覚めないものです。その体験の中にあっては、あたかもこの世から希望が消え失せ光明も導きも無くなったかに思えるものです。絶望の淵にいる思いがします」
「シルバーバーチの霊訓」より→「ドン底に突き落とされ、もはや這い上がる可能性がないかに思える恐怖を味わいます。そこに至ってはじめて魂が目を覚ますのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「ですから私たち霊界の者は魂にその受入れ準備ができるまで根気よく待つほかないのです。“馬を水辺へ連れて行く事はできても水を飲ませる事はできない”ということわざがあります。本人がその気にならなければどうしようもないのです」
シルバーバーチ霊が多大な犠牲を払って地上人類にもたらしてくれた“ダイヤモンドの輝き”に譬えられる珠玉の霊的真理。僕たちはその美しい霊言の数々に触れる事で、大切な知識を得るチャンスを与えて頂いたのです。人類の宝とも言える霊界通信の書籍は、すぐ手の届くところにあるのです☆(祈)