「私は霊力の証を見た」より→「あなたにも指導霊がついている。人間の全てに例外なくついている。たった一人ではなく二人以上、五人も十人もついている人もいる。かつてはこれを“守護の天使”と呼んでいた。知識と体験を積んだ霊で、地上生活を送る人間を背後から指導援助してくれる」
「私は霊力の証を見た」より→「背後霊とあなたとは色んな形で連絡が取れているが、普通の言語による通信は出来ない。肉体に宿った事によってそれだけ連絡網が狭められているのである」
「私は霊力の証を見た」より→「背後霊はあなたの脳裏に“ある考え”を吹き込んだり、悩みを解決してくれそうな人の所へ案内したり、その他いろんな手段を講じて援助しようとする。どこでどういう援助があってこうなった、といった事は霊能のある人なら分かるが、普通の人間には分からない」
「私は霊力の証を見た」より→「霊界のスピリットにとって人間に意思を言語で伝えるのは至難の業である。どうしてもそうしようと思えば、人間の耳に聞こえるレベルまで波長を下げる(ラジオのように)だけでなく、それを音波に変えなくてはいけない」
「私は霊力の証を見た」より→「交霊会では実際にボイスボックスという人間の発声器官と同じものをエクトプラズムという物質でこしらえてしゃべる現象(直接談話現象)があるが、一番手っ取り早いのは人間のナマの発声器官つまり霊媒を使う事である(入神談話現象)」
「私は霊力の証を見た」より→「あなたの歩む道はあなたの背後霊が教えてくれる。それは一人一人違う。万人に一律のガイドブックというものはない。あなたにはあなたのガイドブックがある。それはあなたの背後霊がもっている。しかも過ちは赦されるのだ。永遠に罰せられる罪などこの世にない」
「シルバーバーチの霊訓」より→「もしも人生とは一つの冒険である事、魂は常に新しき視野、新しき道を求めてやまぬものである事をご存知ならば、ぜひ本書をお読みいただいて、世界の全ての宗教の背後に埋もれてしまった必須の霊的真理を本書の中に見出していただきたい」
「シルバーバーチの霊訓」より→「私どもは幾世紀にもわたって忘れ去られてきた摂理、霊眼を開き霊耳をもって聞き霊力の働きかけに素直に従って霊的感受性を鼓舞された少数の者のみが知る事を得た霊的法則を明かすべく努めております」
「シルバーバーチの霊訓」より→「シルバーバーチがインディアンではない事、本来の高遠の世界と地上との橋渡しとしてインディアンの幽体を使用している高級霊団の最高指揮者である事までは我々にも知れているが、これまで好奇心から幾度地上時代の実名を尋ねてもまだ一度も明かしてくれていない」
「シルバーバーチの霊訓」より→「古くからの教えだから、伝来の慣習だからという事だけで古いものを大切にしてはいけません。真理の宝石、いかなる詮索にも、いかなるテストにも、いかにしつこい調査にも耐えうる真理を求めなくてはなりません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「私の説く真理を極めて当たり前の事と受け取る方がいらっしゃるでしょう。既に度々お聞きになっておられるからです。が、驚天動地の事として受け止める方もいらっしゃるでしょう。所詮様々な発達段階にある人類を相手にしている事ですから当然の事です」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人間は向上もすれば堕落もします。神の如き人間なる事もできれば動物的人間になる事もできます。自由意志を破壊的な事に使用する事もできますし、建設的な事に使用する事もできます」
「シルバーバーチの霊訓」より→「こうした真理は教会で朗唱するためにあるのではありません。日常生活において体現していかなくてはなりません。飢餓、失業、病気、スラム等々、内に宿す神性を侮辱するような文明の恥辱を無くす事につながらなくてはいけません」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人類が階段の一つに足を置きます。すると私達は次の段でお待ちしています。人類がその段まで上がってくると、また次の段でお待ちします。こうして一段また一段と宿命の成就へ向けて登っていくのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「あなたの背後にあって絶え間なくあなたのために働いている霊の姿をご覧にいれられないのが残念でなりません。数多くの霊があなたの身のまわりに存在している事が分かって頂けたら、どんなにか慰められるでしょうに。地上は影の世界です。実在ではないのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「大収穫者すなわち神は、十分な実りを達成した者を次々と穫り入れ、死後にたどる道をより明るく飾る事をなさいます」
「シルバーバーチの霊訓」より→「肉眼の視野から消えると、あなた方は悲しみの涙を流されますが、私達の世界ではまた一人物質の束縛から解放されて、言葉で言い表せない生命の喜びを味わいはじめる魂を迎えて、うれし涙を流します」
「シルバーバーチの霊訓」より→「鏡に映るあなたは本当のあなたではありません。真のあなたの外形を見ているにすぎません。身体は人間がまとう衣服であり、物質の世界で自分を表現するための道具にすぎません。その身体はあなたではありません。あなたは永遠の霊的存在なのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「死は生命に対して何の力も及ぼしえません。死は生命に対して何の手出しもできません。死は生命を滅ぼす事はできません。物的なものは所詮、霊的なものには敵わないのです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「自由を満喫している霊の事を悲しんではいけません。毛虫が美しい蝶になった事を嘆いてはいけません。カゴの鳥が空へ放たれた事に涙を流してはいけません。喜んであげるべきです」
「シルバーバーチの霊訓」より→「人類はもう、何世紀も迷わされ続けてきた古い教義は信じません。教会の権威は失墜の一途をたどっております。霊的真理の受け入れを拒んできた報いとして、霊力を失いつつあるのです」