【4/16】2012~2013年ごろに撃った霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†
『シルバーバーチの霊訓⑥』
霊的生命の究極の問題を物的問題の理解のための言語で説明する事はとてもできません。霊的生命の無辺性を完全に説き明かせる言語は存在しません。ただ単に、人間は霊である、ただし大霊は人間ではない、という表現しかできません。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
大霊とは全存在の究極の始源です。万物の大原因であり、大建築家であり、王の中の王です。霊とは生命であり、生命とは霊です。霊として人間は始めも終りもなく存在しています。それが個体としての存在を得るのは、地上に限って言えば母胎に宿った時です。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
物的身体は霊に固体としての存在を与えるための道具であり、地上生活の目的はその個性を発現させる事にあります。霊の世界への誕生である死は、その個性をもつ霊が巡礼の旅の第二段階を迎えるための門出です。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
つまり霊の内部に宿る全資質を発達、促進、開発させ、完成させ、全存在の始源により一層近づくという事です。人間は霊である以上、潜在的には神と同じく完全です。しかし私は人間は神の生命の中に吸収されてしまうという意味での再融合の時期が到来するとは考えません。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
神が無限である如く(生命の旅も)発達と完全へ向けての無限の過程であると主張する者です。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
【よく分ります。お礼申上げます。次に三つ目の質問ですが―今おっしゃられた事がある程度まで説明してくださっておりますが―人間は個霊として機械的に無限に再生を繰返す宿命にあると説く輪廻転生論者がいますが、これは事実でしょうか―】
『シルバーバーチの霊訓⑥』
【―もしそうでないとすれば最低界である地上へ降りてくるまでに体験した地上以外での複数の前生で蓄積した個性や特質が、今度は死後、向上して行く過程を促進もし停滞もさせるという事になるのでしょうか。私の言わんとしている事がお分り頂けますでしょうか―】
『シルバーバーチの霊訓⑥』
こうした存在の深奥に触れた問題を僅かな言葉でお答するのは容易な事ではありませんが、まず正直に申して、その輪廻転生論者がどういう事を主張しているのか私は知りません。が私個人として言わせて頂けば―絶対性を主張する資格は無いからこういう言い方をするのですが―
『シルバーバーチの霊訓⑥』
再生というものが事実である事は私も認めます。それに反論する人たちと議論するつもりはありません。理屈でなく私は現実に再生してきた人物を大勢知っているのです。どうしてもそうしなければならない目的があって生れ変るのです。預けた質を取戻しに行くのです。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
ただし再生するのは同じ個体の別の側面です。同じ人物とは申しておりません。一個の人間は氷山のようなものだと思ってください。海面上に顔を出しているのは全体のほんの一部です。大部分は海中にあります。地上で意識的生活を送っているのはその海面上の部分だけです。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
死後再び生まれてきた時は別の部分が海面上に顔を出します。潜在的自我の別の側面です。二人の人物となりますが、実際は一つの個体の二つの側面という事です。
『シルバーバーチの霊訓⑥』
霊界で向上進化を続けると、潜在的自我が常時発揮されるようになっていきます。再生問題を物質の目で理解しようとしたり判断しようとなさってはいけません。霊的知識の理解から生まれる叡智の目で洞察してください。そうすれば得心がいきます。
シルバーバーチ以外で僕が好きな書籍の紹介です。「私の霊界紀行 驚異の幽体離脱体験記」です☆著者が離脱にて訪れた様々な界層について紹介されてます。著者の指導霊が離脱中の著者にイタズラするシーンなどが紹介されている部分もあって、単純に読み物としてもおもしろいと思います☆(祈)
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