【6/25】2012~2013年ごろに撃った霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†
—–三章4
『ベールの彼方の生活①』
【暗黒界からの霊の救出 一九一三年十月十五日 水曜日】自分のすぐ身の回りに霊の世界が存在する事を知らない人間に死後の存続と死後の世界の現実味と愛と美を説明するとしたら、あなたなら何から始められますか。
『ベールの彼方の生活①』
多分第一に現在のその人自身が不滅の霊である事を得心させようとなさる事でしょう。そしてもしそれが事実だったら死後の生活にとって現在の地上生活が重大な意味をもつ事に気づき、その死後の世界からの通信に少しでも耳を傾けようとする事でしょう。
『ベールの彼方の生活①』
何しろその世界は死というベールをくぐり抜けた後に例外なく行き着くところであり、否応なしに暮さねばならないところだからです。そこで私たちは、もし地上の人間が今生きているその存在も実在であり決して地上限りの果敢ないものではない事を理解してくれれば、―
『ベールの彼方の生活①』
―私たちのように身をもって死後の生命と個性の存続を悟り、同時に地上生活を正しく生きている人間には祝福が待構えている事を知った者からのメッセージを一考の価値あるものと認めてくれるものと思うのです。
『ベールの彼方の生活①』
さてその死の関門をくぐり抜けてより大きい自由な世界へと足を踏み入れた人間が滞りなく神の御国での仕事に勤しむ事になるのは何でもない事のようで実はただ事ではないのです。これまで私たちは地上生活と死後の世界との因果関係について多くのケースを調べてみて、―
『ベールの彼方の生活①』
―地上での準備と自己鍛錬の重要性はいくら強調しても強調しすぎる事はないという認識を得ております。多くの人間は死んでからの事は死んでからで良いと多寡をくくっておりますがイザこちらへ来てみるとその考えが認識不足であった事に気づくのです。
『ベールの彼方の生活①』
【今お書きになっているのはどなたですか―】あなたの母親と霊団の者です。アストリエル様は今夜はお見えになっておりません。またいつかお出でになるでしょう。霊団と共に通信に来られた時はお知らせします。では話を続けましょう。“橋”と“裂け目”の話は致しました…
『ベールの彼方の生活①』
【ええ聞きました。それよりもアーノル様のコロニーでの体験と、あなたの本来の界へ戻られてからの事はどうなりました。他に面白いエピソードはもう無いですか―】いろいろと勉強になり知人も増え、お話した事より遥かに多くを見学したという事以外申上げる事はありません。
『ベールの彼方の生活①』
それよりも是非あなたにお聞かせしたいと思っている事があります。あのコロニーでの話を続けてもいいのですが、これも同じように為になる話です。“裂け目”と“橋”―例の話を思い出して下さい(四一頁参照)その橋―
『ベールの彼方の生活①』
―地上の橋と少し趣が異なるのですが引続きそう呼んでおきます―が暗黒界から延びてきて光明界の高台へ掛るあたりで目撃したエピソードをお話しましょう。私たちがそこへ派遣されたのは恐ろしい暗黒界から脱出して首尾よくそこまで到達する一人の女性を迎えるためでした。
『ベールの彼方の生活①』
その方は“光”の橋を渡ってくるのではなく“裂け目”の恐怖の闇の中を這い上がってくるというのです。私たちにはもう一人、すぐ上の界から強力な天使様が付いて来て下さいました。
『ベールの彼方の生活①』
特別にこの仕事を託されている方で、首尾よく救出された霊が連れて行かれるホームを組織している女性天使団のお一人でした。【お名前を伺いたいのですが―】ビーニ…いけません。出てきません。後にしましょう。書いているうちに思い出すかも知れません。
『ベールの彼方の生活①』
到着してみると谷を少し下った岩だらけの道に一個の光が見えます。どなたか男性の天使の方がそこで見張っている事が判りました。やがてその光が小さくなり始め谷底へ下りて行かれた事を知りました。
『ベールの彼方の生活①』
それから少しすると谷底から上に向けて閃光が発せられ、それに呼応して“橋”にいくつか設けられている塔の一つから照明が照らされました。それはサーチライトに似てない事もありません。それが谷底の暗闇へ向けられ一点をじっと照らしています。
『ベールの彼方の生活①』
するとビー…私たちに付いて来られた天使様が私たちに“しばらくここにいるように”と言い残してその場を離れ、宙を飛んで素早く塔のてっぺんへ行かれました。次の瞬間その天使様の姿が照明の中に消えて失くなりました。
『ベールの彼方の生活①』
仲間の一人が天使様が光線に沿って斜めに谷底へ下りて行くのを見かけたと言います。私には見えませんでしたが間もなくその通りだった事が判明しました。ここで注釈が要りそうです。その照明は見え易くするためのものではありません。(高級霊は自分の霊眼で見えますから)
『ベールの彼方の生活①』
その光には低級界の陰湿な影響力から守る作用があるのです。最初に谷底へ下った霊から閃光が発せられ、それに呼応して常時見張っている塔から照明が当てられたのも、そのための合図だったのです。
『ベールの彼方の生活①』
私には判りませんでしたが、その光線には生命とエネルギーが充満しており―これ以上うまい表現が出来ません―谷底で援助を必要としている霊のために発せられた訳です。やがて二人の天使が件の女性霊を連れて帰って来られました。
『ベールの彼方の生活①』
男の天使の方は非常にお強い方なのですが疲れ切ったご様子でした。後で聞いたところによりますと途中でその女性霊を取り返そうとする邪霊集団と遭遇したのだそうで、信号を送って援助を求めたのはその時でした。
『ベールの彼方の生活①』
お二人はその女性霊を抱きかかえるようにして歩いて来ましたが、その女性は光の強さに半ば気絶しかかっておりました。それを気遣いながら塔へ向けてゆっくりと歩いて行かれました。
「ペットは死後も生きている」ぜひこの書籍を手にとって“肉食”という食習慣について考えて頂きたいのです。そもそも僕達人間の身体は肉食動物として出来ておらず、植物食のみで全然普通に暮らしていけるよう出来てるのです。食肉用に“屠殺”された動物たちの霊界での様子を知って頂きたいです(祈)
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