「シルバー・バーチの霊訓 2巻」まえがきOCR変換テキストを抜粋です(祈)†

アナログ絵334
シルバー・バーチの霊訓 2巻
シルビア・バーバネル編
近藤千雄訳まえがき

ロンドンの質素なアパートの一室でシルバーバーチと名告る古代霊が、入神した霊媒の口を借りて現代に生きる人々のための人生訓を説き続けている。本来の高い霊格を隠すために無名の北米インディアンの姿に身をやつし、大切なのは自分の語る中身であって自分の身元ではないことを強調するのである。シルバーバーチの使命は宇宙を支配する不変の理法についての知識を広めることにある。それを流暢(りゅうちょう)で美しい、しかも平易な言葉で説き明かす。こうして私が綴っている間も世界は又もや猜疑(さいぎ)と不信の渦中に巻き込まれて行きつつある(第2次大戦の予兆)。不吉な流言が飛び交い、恐怖が地上に忍び寄っている。貧困と飢餓が各地に発生している。猜疑心が地球を二分している。信頼と善意の欠如のために、差し出した友愛の手が拒絶されている。思うに、もしシルバーバーチの平易でしかも実用的な教訓が日常生活に応用されれば、間違いなく四海同胞の時代が到来するであろうことに同意しない人はまずいないであろう。

いわゆるハンネン・スワッハー・ホームサークルのメンバーが定期的に交霊会を開くのは、そのシルバーバーチの霊訓を広めるために他ならない。霊言は速記者によって記録され、各種の雑誌や書物を通じて世界各地に広められている。

この愛すべきインディアンはこうして世界中に無数の同志を作って来たが、その大半は一度もその交霊会に出席したこともなければ、メンバーと直接会ったこともない人ばかりである。中には余りの苦しみにシルバーバーチの救いの言葉を求めて便りを寄せる人もいる。

それに対してシルバーバーチはいつでも喜んで助言を与え人生哲学を説いて聞かせる。これまでも数え切れないほどの人が慰めと援助の言葉を授かって来たが、そのひとつとして無名の南アフリカ人のネーピア氏の場合を紹介しよう。

まずネーピア氏が交霊会の司会者であるスワッハー氏に宛てて「見知らぬ者が突然手紙で助言を求める失礼をお許し下さい」との書き出しで自己紹介し悩みを披歴したあと、シルバーバーチの霊言との出会いの感激をこう綴った。

「……それを読んで私は、これでやっと真理探求の目的地に辿(たど)り着いたと確信しました。失うものが多かっただけに、それだけ補うものを用意してくれたのだと思いました。一読して、これだ!と思ったのです。あまりの感動に私はまるでシルバーバーチが私のすぐそばにいて語りかけ、助言し、理解と忍耐と慈悲の心で接してくれているように感じたほどです。私は本当にそんなことがあるのだろうかと思ったりしました。私の魂はすっかりシルバーバーチに奪われてしまったからであり、それほどの緊密な接触を求めるまでに至っていたからです。

私がこうしてお便りしたのは果たしてそんなことが実際にあるのかどうかをお聞きするためです。この遠きアフリカにいる私ごとき者にお教えいただけますでしょうか。私に代ってシルバーバーチにお聞きくださいますでしょうか。そして、あなたを通じてシルバーバーチのご返 事をお聞きしたいのです。見知らぬ者からのお願いとしては虫が良すぎるでしょうか。(後略)」

この手紙は已(や)むを得ない事情で到着が遅れはしたが、私たちの催す交霊会でシルバーバーチのもとに届けられた。朗読されるのを聞き終ったシルバーバーチはこう語った。

「この方にこうお伝え下さい。大いなる勇気をもつこと、大自然の中に生きその変転きわまりない現象に接して来た人間ならその背後に法則が存在することに気づいておられる筈だということです。その法則は寸分の狂いもなく機能しております。神は大自然のすみずみまで配慮し無限の変化を律している如くに、人間のひとりひとりにもそれなりの備えを用意して下さっております。

過ぎ去ったことに未練を抱いても何にもなりません。人生は過去ではなく現在に生きなければなりません。目を魂の内奥に向け、神の授け給うた泉から潜在力を引き出し、信念から生まれる冷静さをもって人生に対処できるよう、力と安らぎを求めて祈ることです。

またこうお伝え下さい。この方には奥さんという実物教訓とすべき信仰をもつ人の愛に浴し ていることを喜ぶべきです。自分の心の中の嵐を鎮めることです。そして真の自我に目覚めることによって神を悟った人から平穏なる安らぎを求めることです。静かに己れを見つめ、その静寂の中にそれまで知らずにいた真の自我を見出した時、心の葛藤(かっとう)も終りを告げることでしょう。どうかその方によろしくお伝え下さい。そしてこう言い添えて下さい – 挫(くじ)けてはいけない。怯(ひる)んではいけない。神は決してお見捨てにならない、と。」

このシルバーバーチの言葉をスワッハーからの手紙で読んだネーピア氏はその喜びをこう語っている。

「この美しいシルバーバーチの言葉から受けた大いなる慰めと喜びを私はどう言い表わしたらよいか、言葉もありません。心の奥深く染みる思いが致します。きっと喜んでいただけることと思いますが、スワッハー氏にはじめてお手紙を差し上げて以来私もずいぶん進歩し、実は当地に新たに設立されたスピリチュアリスト教会の会長のご指名を受けたばかりなのです。願わくば私に代ってシルバーバーチに私の感謝の言葉をお伝えいただき、同時に、授かったご忠言を実行に移すことによって心の柵(さく)を乗り越え、荒れた道を無事通過し、今ではご指摘いただいた道にしっかりと足を踏まえていることをお伝えいただければ幸いです。」

そしてシルバーバーチを“素晴らしき霊”と呼んで、こう結んでいる。

「私が快々(おうおう)として長年求めてなお得られなかった真の信仰と幸せを見出し闇から光明へと導いてくれたのは、実にこのシルバーバーチの霊訓でした。全てシルバーバーチのお蔭です。その霊訓が、同じくシルバーバーチから慰めを得ていた妻を通じてもたらされたのです。この事実をありのまま申し上げ感謝の意を表すのも礼儀であるという私の考えにきっとご賛同いただけるものと確信いたします。そのようにお伝えいただけますでしょうか。」

この言葉をスワッハーが読むのを聞いたシルバーバーチはこう語った。

「魂が目を覚(さ)ました人間からこうしたメッセージを受けて私こそ感謝の念を禁じ得ません。 私も彼と共に神に感謝の祈りを捧げましょう。しかし彼にこう伝えて下さい。彼が暗闇(くらやみ)の中から這(は)い出て光明を見出したように、つまり己れの誤りから長いあいだ苦悩の道を歩んだのちに真理を見出したように、こんどは他人にそうしてあげなければならない。即ち人生の不安を和(やわ)らげ未だ味わえずにいる心の安らぎを見出すことが出来るよう、手助けをしてあげなければいけないということです。その人の体験を単なる結果として終らせずに誘発剤としなければならない – つまりその真理を他人に授けなければならないということです。そこでその方にこうお伝えいただきたい。いま献身的に働いておられる新しい真理普及のセンター(スピリチュアリスト教会)を、奥さんともども、叡知の光の流れ出る泉となし、今なお暗闇にいる多くの人々にその光に気づかせていただきたい。そうすることがふたりしてその灯台を築かれた努力が報われるゆえんとなることでしょう。」

シルバーバーチは筆者にとっても長い間の人生のカウンセラーであり、同時によき友でもある。畏(おそ)れ多いほど高い霊格の持主でありながら常に庶民的な人間味を漂わせる。慈悲心と情愛の固まりのような方である。それというのもシルバーバーチの使命が私たち地上の人間の弱点と欠点とに深く関わり合う性質のものだからであろう。しかし曽て一度たりともシルバーバーチが人を咎(とが)めるのを聞いたことがないのである。

シルバーバーチの実在性に関してはどこにも曖昧(あいまい)さや取りとめのなさはない。肉眼にこそ見えないが、その存在には現実味があり実体性がある。一個の生きた知的存在であり、その口を借りている霊媒(実は筆者の主人)とは全く異質の存在であることが私にはよく判る。

シルバーバーチは可能なかぎりいつでもどこでも援助の手を差し延べてくれる。私も曽て困難の渦中にあった時にシルバーバーチの助言を求めたことがあるが、その助言はその時は本当だろうかと疑いたくなるようなものが時としてあった。ところが結局は必ずシルバーバーチの言った通りになって、成るほどと得心がいくのである。

心温まる親しみを込めた勇気づけをしてくれる時のシルバーバーチは、普段の指導者的で哲人的な雰囲気が消えて、心優しい霊となる。たとえば愛する者が他界した時などは、その人の死後の様子を告げて地上に残された身内の人々を慰めてくれる。私の父が他界した時も霊界での父の目覚めの様子を語ってくれて感動させられた。

晩年の父は熱心なスピリチュアリストであった。死後存続の知識がそれまでの人生観と生き方をすっかり変えていた。そしてシルバーバーチに深い愛着を抱いていた。死後私がシルバーバーチに父が新しい世界に目覚めた時の様子を聞いたところ、

「あなたのお父さんにとって死後の存在はごく当り前のことでしたが、今まさにその世界を目の前にして、その素晴らしさに圧倒されておられます」という返事であった。

「父が自然さを愛する人間だったからでしょう」と私が言うと

「それもそうですが、不思議なご縁で私に対して非常に愛着をもっておられました。お父さんが目覚められるとすぐ私は弟さんが立って見ている側(そば)でお父さんの手を握りしめて“ようこそ”と語りかけました。(弟は第1次大戦で戦死)お父さんは私たちふたりを見て“はた目”も構わ ずほろほろと感激の涙を流され、その身体 – 晩年より大きくなっておられます – を震わせておられました。」そう述べてから更にこう言葉を継いだ。

「あなたがた地上の人間には霊の世界の真実の相(すがた)は想像できません。私がどう伝えても、それより遥かに実在性の感じられる世界なのです。今ではご尊父もすっかり意識を取り戻されております。あれこれと為すべきことがあり、いずれその成果が表われるでしょう。それより、お母さんもそう長くあなたといっしょに暮らせることを期待してはいけませんよ。こちらへ来られた方が遥かにお幸せです。これ以上地上にいると大きな苦痛となります。」(母はこのメッセージのあと2、3か月して他界した。)

このようにシルバーバーチはすべての人間の悩みに同情して親身になってくれるが、その悩みを肩代りしてくれることは絶対にない。考えてみると、もしも私たちの悩みをシルバーバーチが全部取り除いてくれたら、私たちは性格も個性もないロボットになってしまうであろう。私たちはあくまでも自分の理性的判断力と自由意志を行使しなくてはならないのである。

そうは言うものの、私たちはどっちの道を選ぶべきかでよく迷うものである。そんな時シルバーバーチはこう私たちに尋ね返してその処置へのヒントを与えてくれる。

「そうなさろうとするあなたの動機は何でしょうか。大切なのはその動機です。」

そのシルバーバーチがこうして地上に戻って来た動機は一体何であろうか。それは極めて明白である。受け入れる用意のある人に援助の手を差し延べること – これに尽きる。

1949年 シルビア・バーバネル

Silver Birch Speaks
Edited by Sylvia Barbanell
Psychic Press Ltd.
London, England

書籍シルバーバーチの霊訓2巻

さぁ今回の長文ブログも苦戦しそうな空気感です、インスピレーションは降っていますが、現状はどうまとめようか頭を抱える状況です。そしてフラー11ver2.0のカラーリングを再開していますが、1度中断した作業を再開するというのは「一旦切れたモチベーションを再び上げなければならない作業」という事がよく分かりました。

1回切れたモチベーションは基本的にもう戻りません、絵というものは描き始めたら一気に描き切る事が大切だと改めて痛感しました。画家時代からそのように決まり事を自分の中に作って絵を描き続けてきましたが、このフラー11ver2.0だけは宜しくない事をやってしまったようです。もうフラー11はいいかな、フラー22の新規デザインの方にパワーをもって行こうかなと考え中。

さぁもう山のアタック準備ですので今日の作業はここまで。今週はトレイルムービーはありませんので動画撮影はなし、静止画像の撮影に集中します。準備中(祈)†

■2021年3月3日UP■
「元に戻せません」明仁、文仁、徳仁、悠仁の「もう以前の洗脳状態には戻せない」という思念です(祈)†
願わくば善良なる日本国民の皆さまにも洗脳を撃ち破り視点外しを軽快なステップですり抜けて真実に目を開いて頂きたい、そして真実を知ったら次のステップは「実際のアクション」です。そのアクションとはもちろん、僕たち国民の力で「宇宙一のバカ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を間違いなく確実に死刑、滅亡に追い込み、世界の方々に向けて胸を張って「我々は真実に目覚めました」「我々は我々の力で国内の邪悪を撃ち滅ぼしました」と公言する、という事です。これはいわば「やって当たり前」の事と言えるでしょう。自分たちの(国内)問題を自分たちで解決できないで誰に何の文句が言えるのでしょうか(他の国の事とか)人の文句を言う前に自分の問題を解決しろよ、という事になります。皆さま「大量強姦殺人魔を死刑にする」という当たり前の事を実現させましょう。「宇宙一のバカ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を死刑にして消滅させ「三千余年の人類創世の歴史始まって以来の究極無二のバカ」として人類の歴史に登録し「黒歴史まとめ」を行って未来の人類に正確な情報を残し、2度とこのような愚かな歴史を繰り返さないよう警鐘を鳴らし続けねばならないのです…続きを読む→
■2021年5月26日UP■
霊団が「奴隷の女の子たち」を救出する気が全くない事を霊的見地から説明してみます(祈)†
物質界に霊的知識を普及させる大業は遅々として進まないと僕は考えます。このやり方では物質界の霊能者がついてこないからです。ただ苦しみばかりを押し付けられて「埋め合わせは帰幽後に存分に」と繰り返し聞かされても「つまり物質界生活中はずっとこのままって意味じゃねーか、やってられるかそんなもん」となるからです。物質界生活中に多少まぁまぁな埋め合わせが発生するような仕組みに切り替えない限り、あの霊能者もこの霊能者も霊の導きに背を向け続ける事になると思います。頭にきて頭にきてしょうがないからです。僕は霊的知識がしっかり頭に入っていてまぁまぁの理解レベルに到達している人間ですから、本当はその知識を駆使して自分の人生を達観できなければならないはずなのですが、1年2年だったらそういう考え方もできるでしょうが、僕は霊性発現してから9年も経過しています。これほど長い年月にわたって苦悶のど真ん中をやらされれば、上っ面だけの理想論など吹き飛びます…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†