352-1
タワーにはたくさんの子供たちが生活しており、様々な霊的お勉強に励んでいますが、子供のような姿をした守護霊様がクレスの艦長を務めている事が、タワーの子供たちの性格形成に少なからず影響を与えているようです。
女の子「あたしも守護霊様みたいに背が低いままオトナになって船の艦長をやるの」
守護霊様「そうね、それもイイかも知れないわね」
352-2
フラーデッキ内、新型機「フラー24」初期設定中
フラー24コクピット内
男の子「わぁぁ!この中、お花ちゃんのイイ匂いがするぅ♪」
女の子「ステキー♪」
ももちゃん「ホラ、フラーもあたしたちを歓迎してくれてるわ♪」
子供たち「アハハハ♪」
352-3
シルキー「うさちゃん、もうすぐフラーと一緒に飛べるわよ☆」
うさちゃん「♪♪♪」
シルキー「そうそう、そこを修正、よく分かるわね」
マリアちゃん「おねえちゃんのしてるトコいつも見てるから」
守護霊様「…!」
352-4
守護霊様「ももちゃん、シルキー、そろそろブリッジに戻るわよ」
ももちゃん、シルキー「あ、ハーイ♪」
子供たち「イイなぁ…守護霊様と一緒にブリッジに行ってみたいなぁ」
ももちゃん「アハハ、ものすごく忙しいからそんなにイイ事ばかりでもないのよ」
シルキー「……」
はい、脳内ストーリーストックは本当にたくさんあるのですが、何しろ絶望的に作業時間が足りないためにページ数を必要とするストーリーがどうしても描けず、今回はこのような短いストーリーを描く事となりました。
この短いストーリーの中にいくつかの心理描写があり、本当はそれをテキストで説明しなくても絵を見て感じ取って頂けるようにしなければならないのですが、申し訳ありません、時間がありませんので軽く説明をさせて頂きます。
まず1ページの守護霊様ですが、何しろ守護霊様はこういう(背の低い)お姿をしていますのでタワーで生活する子供たちに大人気で、守護霊様のようになりたいという憧れを抱くこのような女の子がたくさんいるという描写となります。
守護霊様が女の子に返した言葉は、その女の子が実際に艦長になれるかどうかを言っているのではなく、その女の子にも守護霊がいて、女の子の成長に合わせて今後その女の子なりの道(人生)に導かれていく事を知っているので「私はこの子にとって単なる通過点だが、私に憧れの念を抱く事によってこの子の霊的進歩向上が促進されるならそれに越した事はない」といった受け答えとなります。
2ページのももちゃんですが、フラーのコクピット内がお花ちゃんの香りで包まれているという設定を早く描かなきゃと思っていました。今回このようなカタチでごくサラッとそれを表してみました。ももちゃんは明るい性格ですのでタワー内にお友達はイッパイいます。
3ページのシルキーですが、シルキーはPC擬人化で頭脳明晰という設定のキャラですので何かというとムズカシイ仕事にアチコチ引っ張り回されます。今回もフラー24の初期セットアップを任されたりしていますが、今回はマリアちゃんという女の子が助手をしてくれています。
シルキーはこの幼さで巨大な船クレスのパイロットをしている事もあり、実はタワー内に「隠れファン」がたくさんいます。シルキーのようになりたいと夢見ている子供たちがまぁまぁの人数いて、その中でマリアちゃんはシルキーの近くでお勉強できていて急速に実力をつけているラッキーな女の子という事になります。
ラスト4ページですが、タワーの女の子たちは守護霊様に対するあこがれの気持ちを正直に語っているだけで別に他意はなかったのですが、ももちゃんはちょっとあたふたしていて、シルキーは下を向いています。
何しろシルキーはこの幼さですでに波動砲まで撃っちゃっているキャラですので、シルキーなりに自分が担わされている責任の重大さを理解していて、しかも日頃守護霊様の仕事の大変さをももちゃんと一緒に間近に見ている事もあって、タワーの子供たちと同じように安易にはしゃぐ気にはなれなくなっているんですね。精神的に成長しているという描写です。
特にシルキーは実際にパイロットとして仕事するにあたって、タワーの子供たちはやらないようムズカシイお勉強をたくさんしていますので、何も知らなかった時のようにキャピキャピはしゃげなくなっているんですね。で、ももちゃんはシルキーの仕事の大変さ、責任の重さを理解していますので、シルキーをかばうような事を言っている、というシーンとなります。マリアちゃんはまだそこまで分かっていなくてシルキーをジッと見ている、という感じです。
はい、こうやってテキストでストーリーの補足説明をしなければならないというのは絵を描く者にとっては恥ずかしい事であり「そぉゆぅ事はストーリーの中に表現として盛り込めよ、読む者にしみじみ感じさせるストーリーを描けよ」となります。分かっているのですが時間がないんですよ、ご勘弁下さい。
さぁストーリーをひとつ描き終えましたので、Pythonのお勉強、OCR変換等の作業が殺人的に控えている中、フラー25の新規デザインに入ります。フラー25のカラーリングまで終えたらさらにもうひとつストーリーを(描けたら)描きましょう。モチョト長いストーリーが描きたいですがどうしても時間とパワーの問題が立ちはだかります。まずはココまで(祈)†
■2022年11月2日UP■■アナログ絵346、ストーリー前半4ページUP。フラー17で下層界に降下します(祈)†僕「んん…り、了解」僕「フェアリー!変調降下に入る、スタンバイ!」フェアリー「♪」フェアリー、フラー17の座席を出す 僕「鳥ちゃんは一緒には来ない方がいい、不愉快な思いをさせられるからね。ユキはおいで」ユキ「P♪」僕「フェアリー、行くよ」フェアリー「♪」Vサイン 僕「変調降下!」フラー17、下層界へ 間もなく肉体から離れようとしている女性、その女性と縁故ある方々がシルバーコード切断を手助け その横に人相の悪い低級霊 僕「ふぅ、ベール(の彼方の生活)のシチュだ…」…続きを読む→ ■2022年11月10日UP■■アナログ絵347、8ページストーリーUP。絶対に知らねばならない帰幽直後のお話です(祈)†「お礼を申し上げます、アーネル様。あなた様は私が遠く離れ過ぎているために出来なかった事をして下さいました。実はその子が窮地におかれているのを見て私はあなたへ向けて送念いたしました。あなたは私の願いに敏感に反応して下さいました。間もなくその子も自分からお礼を申し上げに参る事でしょうが、私から一言お礼をと思いまして…」そう言って私の額に口づけをされ、優しく私の身体をご自分のお身体の方に引き寄せられました。それからお2人そろって笑顔でその場を立ち去られました。その時の強烈な印象はその後いささかも消えやらず、霊的には常に接触が取れているように思います。今もそれを感じます…続きを読む→