【2/17】霊界通信 ベールの彼方の生活 2巻 「天界の高地」篇 1章 序説 1 守護霊ザブディエル
1913年11月3日 月曜日
守護霊のザブディエルと申す者です。語りたい事があって参りました。
– ご厚意有難く思います。
ご母堂とその霊団によって綴られてきた通信(第1巻)にようやく私が参加する段取りとなりました。これまでに授けられた教訓をさらに発展させるべき時期が到来したという事です。貴殿にその意志があれば是非ともそのための協力を得たいと思います。
– 恐縮に存じます。私に如何なる協力をお望みでしょうか。
ここ数週間に亘ってご母堂とその霊団のために行って来られた如くに、私のメッセージを今この時点より綴って欲しく思います。
– という事は母の通信が終わり、あなたがそれを引き継ぐという事でしょうか。
その通りです。ご母堂もそうお望みである。もっとも、時にはその後の消息をお伝えする事もあろうし、直接メッセージを届けさせようとは思っています。
– で、あなたが意図されている教訓は如何なる内容のものとなりましょうか。
善と悪の問題、並びにキリスト教界および人類全体の現在並びに将来に関わる神のご計画について述べたいと思う。もっともそれを貴殿が引き受けるか、これにて終わりとするかは、貴殿の望む通りにすればよい。
と申すのも、もとより私は急激な啓示によって悪戯に動揺を来す事は避け徐々に啓発して行くようにとの基本方針に沿うつもりではあるが、その内容の多くは、貴殿がそれを理解し、私の解かんとする教訓の論理的帰結を得心するに至れば、貴殿にとってはいささか不愉快な内容のものとなる事が予想されるからです。
– 私の母とその霊団からの通信はどうなるのでしょうか。あのままで終わりとなるのでしょうか。あれでは不完全です。つまり結末らしい結末がありません。
さよう終わりである。あれはあれなりに結構である。もともと1つのまとまった物語、或いは小説のごときものを意図したものでなかった事を承知されたい。断片的かも知れないが正しい眼識をもって読む者には決して無益ではあるまいと思う。
– 正直言って私はあの終わり方に失望しております。あまりに呆気(あっけ)なさすぎます。また最近になってあの通信を(新聞に)公表する話が述べられておりますが、そちらのご希望は有りのままを公表するという事でしょうか。
それは貴殿の判断にお任せしよう。個人的に言わせてもらえば、そのまま公表して何ら不都合はないと思うが…ただ一言申し添えるが、これまで貴殿が受け取ってきた通信と同様に、今回新たに開始された通信も、これより届けられる一段と高度な通信の為の下準備である。それをこの私が行いたく思います。
– いつからお始めになられますか。
今ただちにである。これまで通り、その日その日、可能な限り進めればよい。貴殿には貴殿の仕事があり職務がある事は承知している。私を相手とする仕事はそれに準じて行う事にしよう。
– 承知しました。出来る限りやってみます。しかし正直に申し上げて私はこの仕事に怖れを感じております。その意味は、それに耐えて行くだけの力量が私には不足しているのではないかという事です。と言いますのも今のあなたの言い分から察するに、これから授かるメッセージには、かなり厳しい精神的試練を要求されそうに思えるからです。
これまで同様に吾らが主イエス・キリストのご加護を得て、私が貴殿の足らざる所を補うであろう。
– では、どうぞ、まずあなたご自身の紹介から始めて頂けますか。
私自身の事に貴殿の意を向けさせる事は本位ではない。それよりも、私を通じて貴殿へ、そして貴殿を通じて今なお論争と疑念の渦中にあり、或いは誤れる熱意をもって“あたら”無益な奮闘を続けているキリスト教徒へ向けた啓示に着目して貰いたい。
彼らに、そして貴殿に正しい真理を授けたい。それを更に他の者へと授けて貰いたいと思う。その仕事を引き受けるか否か貴殿にはまだ選択の余地が残されております。
– 私は既にお受けしています。そう申し上げたはずです。私ごとき人間を使っていただくのは誠に忝(かたじけな)い事で、これは私の方の選択よりそちらの選択の問題です。私は最善を尽します。誓って言えるのはそれだけです。ではあなたご自身について何か…。
重要なのは私の使命であり私自身の事ではない。それはこれより伝えていく思想の中に正直に表れる事であろう。世間というものは自分に理解できない事を口にする者を疑いの目をもって見るものである。仮に私が「大天使ガブリエルの顕現せる者なり」と言えばみな信ずるであろう。聖書にそう述べられているからである。
が、もし「“天界”にて“光と愛の聖霊”と呼ばれる高き神霊からのメッセージを携えて参ったザブディエルと申す者なり」と申せば彼らは果して何と言うであろうか。故に、ともかく私にそのメッセージを述べさせてもらいたい。
私および私の率いる霊団についてはそのメッセージの中身、つまりは真実か否か、高尚か否かによって判断して貰いたい。貴殿にとっても私にとってもそれで十分であろう。そのうち貴殿も私のあるがままの姿を見る日が来よう。その時は私についてより多くを知り、そしてきっと喜んでくれるものと信じる。
– 結構です。お任せ致します。私の限界はあなたもご存知と思います。霊視力もなければ霊聴力もなくいかなる種類の霊能も持ち合わせていないと自分では思っております。
– しかし少なくともこれまで綴られたものについては、それが私自身とは別個のものである事は認めます。そこまでは確信しております。ですからあなたにその意思がおありであれば私は従います。それ以上は何も言えません。私の方から提供するものは何も無いように思います。
それでよい。貴殿の足らざるところはこちらで補うべく努力するであろう。今回はこれ以上は述べない事にしよう。そろそろ行かねばなるまい。用事があるであろう。主イエス・キリストのご加護のあらん事を。アーメン†
「扱いは不当だからです」霊団が使命遂行を前進させようとしない理由がこれです(祈)†
霊格がある一定以上まで高まると物質圏付近に降下する事さえできなくなるそうで、影響力を行使しようにもできなくなる、それで霊力に感応する僕のような人間に対して働きかけて間接的に仕事を前進させようとする訳です。霊界高級霊の方々は自分で最低界に降下して仕事をする事は基本的にできない(ごくまれに使命に燃えて肉体をまとって降下する神霊も存在するそうです、イエス様がその代表ですね)ですので霊力に感応する物質界の人間に仕事をやってもらう事になる訳ですが、僕の霊団に対する反逆ぶりを見ればお分かりのように、ああでもないこうでもないと文句ばかり言って高級霊の言う通りには動いてくれないものです。それで霊界側で作成した使命遂行ブループリントの全てを達成できず霊媒は帰幽し、残りの仕事は次の霊媒を見出してその人物にやらせるという事になるのですが、その霊媒が物質界に全くいないのです…続きを読む→
「人の心を救いたまえ」物質界の邪悪を滅ぼすな、奴隷の女の子を救出するな、という意味です(祈)†
明仁、文仁、徳仁、悠仁は物質界生活中は自身の犯罪をゴマかし通しすっとぼけ続ける事ができても帰幽後にその邪悪の行為の責任を寸分の狂いもなく取らされる、イヤ取らされるどころか神から賜った個的存在を剥奪されるかも知れない。奴隷の女の子たちには物質界で味わわされた悲劇、悲しみを補って余りある埋め合わせが待ち受けているのだから、何も悲しむ必要はない。霊団はそういう視点でインスピレーションを降らせているのかも知れませんが、今こうしている現在も奴隷の女の子たちは明仁、文仁、徳仁、悠仁によって四肢切断、強姦殺人され続けていると知っていてただ指をくわえて見ていろというのか。僕の悟りが足りないと霊団に言われるのかも知れませんがやはり釈然としません…続きを読む→
「中止します」地球圏霊界は大量強姦殺人魔を容認し放置するという意味です(祈)†
僕を苦しめる事そのものが当初からの目的だったのではないか。僕に物質界の邪悪の情報拡散をさせる事によって、邪悪の滅亡時期を若干早める事はできるだろうが、僕一代で目的達成させようとは考えていない。で、霊界側としては僕の物質界生活中にできる限りの仕事をさせつつ、僕の霊格も可能な限り高めさせておいて、帰幽後も僕を仕事(物質界浄化活動)に活用し続けるつもり。そういう長いスパンで僕という霊の道具を使い倒すというのが当初からの(もっと言えばイエス様の)計画で、それで助けられないのに奴隷の女の子の事を延々と僕に教えてきて苦しみを倍加させる事で(苦難を与えるという意味)僕の霊格を高めさせたという事なのではないか)…続きを読む→
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