【6/24】霊界通信 イエスの少年時代 貧窮の中の小さな王者 39 ヘリとの固い約束(神癒の禁止)
マリヤの3番目の息子“ヤコブ”は外見の好い少年であった。彼は目上の人の言うことにはなんでも従った。そのためにはいつも自分を殺していなければならなかった。それで彼は学校の教師はもちろんのこと、彼を知っている人々からは模範的な少年と言われていた。
細面で薄い唇の少年は熱心に教師の言うことに耳をかたむけていた。彼は聖書の言葉をすばやく暗記してしまったのである。しかし彼の知識は、ただ機械的に暗記したものであったので理解とは程遠いものであった。
レアの神癒が行なわれた翌日には、家族の順番が一変していた。従来は、イエスに対するヨセフの悪感情から1番末席であったのが、突然最大の待遇をうけ、父の右側に席がもうけられた。今までイエスの悪口を言ってた隣近所の人々からは、とても親切で優しい言葉がかけられた。彼はいち早く人気者になり、あちこちから相談をかけられるようになった。
父ヨセフも弟たちにイエスを大事にするように命じた。家の中には、まるで別の主人が居るようであった。けれどもイエスは決して思い上ることなく、穏やかな徴笑をうかべながら彼らのもてなしを断わった。
ある日のこと、三男のヤコブがイエスに話しかけた。「お兄さんは、今まで散々悪口を言われていたのに、今度の奇蹟でみんなから崇められるようになり、先輩の長老たちまでお兄さんの言うことに耳をかたむけるようになりました。一体だれからそんな力をいただいたのですか?僕なんかは、ただ聖書を暗記しているだけで、どこから引用されているかは全然わからないんです」
「その通りだよ、学校の教師は言葉の意味なんかは教えてくれないよ。僕は前から、こんなことでは何にも勉強にはならず、聖書の意味を識ることはできないと思っていたんだ。だから学校に通っていた頃は、教師のことなんか眼中になかったんだ。
全く馬鹿げていたのでがまんできず、遂に教師も僕のことを悪く言いだしたという訳さ。それに反して、あの流浪者ヘリは、すばらしい知恵の主であることがわかったんだ。彼からヘブル語で聖書を読むことをおそわり、聖書の解釈をならい、遂にエルサレムからやってきた偉いパリサイ人の前で堂々と聖書を読むことができたんだよ。その上、レアが死にかかったときも、病気を治す業を教えてくれたんだ」
このことを知ったヤコブは倒れんばかりに驚いて言った。「僕は、癒しの霊力は欲しいけど、あの乞食みたいなヘリとつきあうなんてごめんだな!どんなに聖書のことが明るくなっても、あいつの仲間だと思われたくないですよ。だってヘリは、罪人で悪魔と一緒に暮らしているそうじゃないですか」
イエスは言った。「善人はとかく悪人よばわりされるもんなんだ。ヘリを非難するやつは一体誰なんだ?彼の本来の姿を教えてやらなくちゃ」
「ナザレの律法学者が言うには、流浪の民族は碌なことしかやらないんですって。モーセを通して顕われた神様を拝まないというではありませんか。ヘリは漁師の家で食事をするときには手も洗わず、お祈りもしなかったので土間に座らされたそうですね。
なんでも僕たちが尊敬しているエルサレムの偉い人たちを散々こきおろしたそうです。あのミリアムおばさんも、ヘリの目には悪魔が住んでいると言ってましたよ。ミリアムおばさんの子供をにらみつけたとたん、悪魔が体の中に入りこんだそうです。お兄さんたちがエルサレムに行っている間に、ミリアムおばさんが音頭を取って、ヘリをナザレから追い出そうとみんなが石の雨をふらせたんですよ」
「あの女の口には猛毒があることをみんな知ってたくせに」「でもね、今度ばかりはナザレの律法学者も後押しをしてね、ヘリは悪魔と通じ合っていると言いふらしたんですよ。それに最初に石を投げつけたのも律法学者だったんだそうですよ」「昔の預言者も同じ目にあったんだ」
「でも僕はヘリから教わるのはいやなんです」「滅多にないチャンスじゃないか。ヘリこそ100年に1人しかあらわれない人物だよ。これから僕はヘリの処へ行かなくちゃ。お前も一緒においでよ。お前の夢が叶うように祈ってあげようではないか」
「僕の夢ですって?」「そうとも、お前は、エゼキエルかあるいはイザヤのような立派な預言者になりたいんだろう?」「そうだけど…でもやっぱりヘリから教わるのはいやです!あれは悪魔ですからね」イエスはささやくように呟いた。
「民衆と律法学者だけがヘリのことを悪人だと言っているんだよ。昔から正義をおし進めようとした預言者たちも全く同じ目にあったんだよ」ヤコブはイエスの言った最後の言葉には耳をかさず、自分の本心を口にするだけであった。イエスは悲しそうにこの少年を見つめ、吐きだすように言った。
「どうしたらお前に大切な知恵を分けてあげられるだろうか。お前の心は全く閉ざされてしまっているんだ。お前には、此の世のことしか眼中になく、知恵者と称する偽善者の言うことしか耳に入らないんだ。ヤコブ!お前の心がきれいにならなければ、お前の正しい理解力を縛りつけている鎖を解きほぐすことはできないんだよ」
「もうそんなことは沢山です。ヘリは悪魔なんです。長老たちもみんなそう言っています。砂漠をうろつくような放浪者はみんな放蕩者なんですよ!」
イエスが再びヘリに逢いに行ったとき、彼は荷物をからげて旅に出るところであった。イエスはあわててたずねた。「どこへ行かれるんですか?」「もうこれ以上は長居できんのだ。仲間も待っているからね。焦げつくような夏になると、干からびた砂の中に隠れている水脈を見っけてやらにゃならんのだ。それに病人を治したり、薬草を岩山のごつごつした処に育ててやらねばならんのだ」
イエスはヘリに、1日も早く戻ってきてほしいとたのんだ。「私はもう3年は帰ってこないだろうな。その間は、お父さんに仕えるんだよ。近所の人たちがお前に病気を治してほしいとたのまれても、決してひきうけてはならんぞ。お前に伝授した薬草でも使ってはいかん」
イエスはどうして力を隠し、悲しんでいる人たちに背を向けなければならないかときいた。「将来、お前が大人になったら、きっと大勢の病人を癒すことになるだろうよ。手足の不自由な人たちを歩かせ、目の見えない人たちに見えるようにしてやるだろうな。今お前がそれをひき受けたら、必ず失敗するということをよく憶えておきなさい!
なぜなら、お前の近所の連中は、お前を赤子のときから知っているからだ。連中の心の中に信仰をひき出すことはできないからなんだよ。霊力による癒しの業は、神を信じる者に与えられるんだ。お前のことを褒める者がいても、それは必ずお前を憎む集団になるんだよ。それは嫉妬のなせる業なのだ。
嫉妬という毒には、何ものも敵わず、病気を回復する力さえ失わせてしまうのだ。お前の時が来るまでは、丘の上で天の御父と交わりを続け、独りでお前の理性と体を立派に鍛えあげるんだ。私が再び戻ってきたときには、お前はきっと、自由に癒しの力を駆使できる者になっているだろうな。我が兄弟よ!さらばじゃ!」
「物質界に無数の光を照らしております」この言葉の通りなら僕も嬉しいのですが(祈)†
「神のご意志を物質界に送り届ける仕事」となりますから、その重大性は言語に絶するレベルとなります。霊団の「もう身勝手は許されません」の警告は、僕がこれまで何度となく幼稚、小我から反逆を繰り返してきた事に対する「アキトくん、これからはもうそのようなワガママは許されなくなる、重大性が桁違いだからだ」という意味となり、それは僕も激しく了解するところです。もし霊団が言っている通りになるのだとしたら、現在物質界に存在する霊界通信よりさらに進んだ内容の霊言を霊団が降らせてくる事になり、その霊言を物質界全土に広める事は「神のご意志を遂行する大中心の中の大中心の仕事」という事になり…続きを読む→
「もうごまかしきれません」視点外しの洗脳はもう通用しないという意味です(祈)†
メディアと僕、皆さまがどちらを信じるかは皆さまの「理性、良心」にお任せ致しますが、霊団によると皆さまはメディアのウソ情報より僕のブログの方を信じて下さっているようにお見受け致します。とにかく「宇宙一のバカ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体の情報拡散を徹底的に続行し、完全に全国民周知の事実とする事で明仁、文仁、徳仁、悠仁の「退路」を断ちましょう。言い訳できなくするという事です。そして確実に滅亡させて世界に向けて胸を張って堂々と結果報告ができるようでなければなりません。どこか他の国の人がこの仕事をやってくれるのではありません僕たち日本国民の仕事です。その部分の自覚は持つべきでしょう…続きを読む→
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