【10/23】霊界通信 イエスの弟子達 パウロ回心の前後 14 サウロ、ステパノに敗れる

サウロはユダヤ人として割礼(神とアブラハムとの間の契約の印として出生直後の男子に行われる包皮切開手術)を受け、モーセの律法によって教育された。少年時代はローマに住んでいたが、青年になってからイスラエルの律法や信仰を学ぶため親族を頼ってユダヤにやって来た。

サウロはとても烈しい気性で、反対されると烈火のごとく怒り、彼の記憶に焼き付けられてしまうのである。彼は確固たる自覚を持ち、恩師ガマリエルから聴いたヨハネの言葉を何度もこね回しているうちに、ついに迫害を加える意志を固めた。

彼の怒りは絶頂に達し、まだ名も無い若者でありながら長老たちの前で、イスラエルの主なる神やモーセの律法を思う熱意を示し、地位と権力を獲得したのである。

土の下に植えられている種は見えなくても、時期が来ると地上に成長し実を実らせるものである。ヨハネの言葉も例外ではなかった。ガマリエルと話し合ったことは、ヨハネにとって悲しむべき結末であったように見えたが、実はそうではなく、ひとつの実をみのらせることになったのである。

それは結果として外国にイエス・キリストの教えを広めることとなったからである。サウロによって計画された迫害は、多くのユダヤ人クリスチャンを国外に追い出してしまった。

彼らはあちこちで土地を耕し、種をまき、12使徒のようになって活躍し、暗黒のうちに苦しんでいる人々にキリストの教えを聞かせ、光明を与えることになったのである。このように、使徒たちの背後には、見えない神の御手が働いていて、彼らのつき進む道を導いて行ったのである。

最初のうちは、イエスの教えを外国にすむユダヤ人に伝えていたが、次第に地の果てにまでイエスの言葉を伝えるためには、先祖から伝えられた習慣をかなぐり捨てなければならなかった。

さて、サウロは数人の金持ちや長老たちとクリスチャンの動きについて話し合った。彼は毒がイスラエル全土に広がらないうちに雑草のようなクリスチャンを除いてしまうことを提案した。

サウロは又どんどん増えている信者のなかに、ステパノという若者が言いふらしていることを耳にした。なんでも、キリストを十字架で殺してしまった報復として、近いうちにエルサレムを滅ぼしてしまうように信者に命じているとのことである。

どんな努力をしても、人間の語る言葉というものは、悪い尾ひれがつくものである。サウロの耳に入った時には、かなりねじまげられていた。それでサウロは、余りにも烈しい性格だったので、無意識のうちにクリスチャンを絶滅させようと逆上してしまったのである。

サウロは金持ちや長老たちに向かって言った。「この人達は、灼熱の太陽のようにエルサレムを焼き払おうとしているのです。その火は砂漠の熱気のように家を焼き払い、神殿をも滅ぼしてしまうでしょう」

彼は声を低くしてささやくように語りだした。彼らの背後には、ローマ帝国がひそかに手をかしていて弟子たちに金を渡していること、そしてエルサレムを滅ぼしたら、もっと大金を支払うとの約束ができていること、更に、反動分子をとっつかまえて奴隷に売りとばし、その金をローマに運んでいるなどと語った。

サウロはローマから最近やってきて、ユダヤの高官たちと親しくしているということで、多くの者はサウロの言うことを信じた。密室でささやかれることは千里も走るのたとえのように、この話はエレサレム中の噂となって広がった。

しかも、この話は誰が最初に吹き込んだのかを知っている者は殆どいなかった。しかしこれはローマ人の耳には入らなかった。それはユダヤ人の中でしか語られず、お互いに不信感を持っているローマとユダヤとの間に心の障壁があったからである。

更に、“誇り”という悪霊がサウロを虜にしてしまった。彼がガマリエル門下たちと別れをつげた後、ある会堂(ユダヤ教の礼拝所)に入ってみると、1人の若者がキリストの教えを説いていた。この若者はステパノといって、キリストの光に浴し、日々熱心にキリストの教えを説いていた。

サウロがガマリエルの言葉に刺激されていなければ、おそらくステパノなどには目もくれなかったであろう。しかし、悪霊に手引きされ、更にガマリエルの言葉が耳にこびりついていたことも手伝って、サウロはこの髭なしの若者を見据えていた。

そこでサウロは聴衆のど真ん中に割って入り、ステパノをにらみつけながら、彼の説いている教えはモーセの律法と矛盾する説であると言い出した。ステパノは、むかし神殿でモーセの律法を本格的に学び、キリストの教えに接するまでは、神殿に仕える祭司になろうと準備をしていたので、誰よりも詳しくそれを知っていた。

それで彼はサウロに対して堂々と反論を加え、むしろキリストの教えこそ、神から与えられた古い信仰(モーセの律法)の上にかぶせられた王冠のようなものであると説明した。

サウロはエルサレム在住のユダヤ言葉や、荒々しい気質のことを余り知らなかった。おまけに彼らは、ローマ人が競技場でのスポーツに血をわかせるのと同じように論戦を楽しむ習慣を持っていた。それで聴衆はサウロが早口でステパノを罵倒し感情的になっているサウロには好感を持たなかった。

彼らはサウロのことをあざ笑った。それでサウロは逆上し、手を振りあげてステパノの頭をたたいた。聴衆は大声をあげてサウロは論争のおきてを破ったとわめき、サウロをつかまえて、彼の着ている紫色の衣服を引き裂き、地上に投げ捨てた。サウロはあわてて逃げ出し、通りかかった友人に助けられて難を逃れることができた。

この時からステパノに対する憎悪の念は大きくなり、いつかエルサレムの人々の目の前で、彼をやっつける計画を虎視たんたんと狙うようになったのである。

「助けてくれ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の宇宙最大の寝言の思念です(祈)†■2023年8月9日UP■
「助けてくれ」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の宇宙最大の寝言の思念です(祈)†
霊界とは完全なる自己責任の世界であり、物質界生活時に果たさなかった仕事の責任を完全なカタチで取らされるようになっています。その責任を果たさないと高い境涯に向上する事は許されません。「身元の確認はしましょう」と言ってきたアナウンサー的男性も、天皇一族が強姦殺人魔だと知っていながらコイツらの事を善人だというニュースを流しまくり、自身も善人を装って物質界人生を送ったその自責の念、後悔の念が霊的向上の阻害となっており、その罪障中和の目的で「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体を公言する僕の背後霊として仕事をする事になった男性ではないのか。僕はその可能性は十分にあると考えるのです。ちなみにテレビ業界には今回の「身元の確認はしましょう」の男性と同じように、心の中ではよくないと知りながら、仕事を失わないために「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の事を善人であると洗脳ニュースを流し続け、そのおこないに後悔し心を痛めている人間がスゴイたくさんいると思っているのです…続きを読む→
■アナログ絵356UP。クレスで定期的におこなわれる「フラー講習会」の1シーンです(祈)†■2023年8月24日UP■
■アナログ絵356UP。クレスで定期的におこなわれる「フラー講習会」の1シーンです(祈)†
そしてももちゃんの成長ぶりを少し描きました。アナログ絵168の時と比べてだいぶオトナになっていますよね。使命感みたいなものも芽生えているようです。イエス様と出会ったばかりの時はシルキーと一緒になってただ単にはしゃいでいただけですが、その後イエス様にまつわる様々な事情をお勉強した事によって精神的に成長を遂げているという事を短いながら表現しています。で、この「イエス様とももちゃんのやりとり」の中にはひとつ間違いがあります。イエス様はももちゃんが質問する前からももちゃんの心の中が分かっていますから「ん?どうしたんだい?」と聞き返す事はないはずで、ももちゃんが質問を投げかける前にいきなり答えを話し出すはずです。…続きを読む→
「飴(あめ)ちゃん投げつける」僕の反逆に対して霊団が猛烈に不快感を示しています(祈)†■2023年9月13日UP■
「飴(あめ)ちゃん投げつける」僕の反逆に対して霊団が猛烈に不快感を示しています(祈)†
認めたくありませんが、まぁ脱出は結局実現しないでしょう。最後の最後まで閉じ込められる事になるでしょう。しかしそう思ってあきらめながら暮らすのは僕的には絶対に有り得ないのです。僕はいつでも全力です。自分にできる事を全力でやるのです。とにかく当分は絵を描き続けます。死んだ魚の眼をしながら無目的でただ物質界に残り続けるなんて死んでもガマンできない。何かに燃えなければ生きられない。霊団が使命遂行やる気なしの態度をこれほどハッキリ撃ち出しているんだから僕は僕本来の燃えるモノを追いかける以外にないだろう。いつかは反逆から手を引かざるを得なくさせられるだろうと容易に予測できますが、その「下を向きながら生きる」姿勢が許せないんだよ。最後の1秒まで全力でやるべき事をやれよ。人の人生これだけブチ壊してるんだから責任を果たせよ…続きを読む→

未分類

Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†