【6/9】霊界通信 ベールの彼方の生活 4巻 「天界の大軍」篇 4 バーナバスの民へ支援の祈りを

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1918年2月1日 金曜日

カスリーンが貴殿に伝えたいことがあるようです。吾々は彼女の話が終わったあとにしましょう。

– ほう、カスリーンが?

そうです。私です。最近ザブディエル霊団との接触があって、あなたへの伝言を授かりましたので、そのことでお話したかったのです。霊団の方たちから何も心配することはないからそう伝えてほしいとのことです。

私たちが奥さんに通信を送っているときに霊団の方たちが近くに来てメッセージを伝えたことがありましたが、あなたはそれをザブディエル様ご自身が送られたのか、それとも霊団の1人がザブディエル様の名前で送ってきたのかと思っておられますが、あのときはザブディエル様が直々(じきじき)に – といっても霊団の方が付き添っておられましたが – お伝えになりました。

霊団のメンバーの1人ではありません。ご自身です。ザブディエル様はそのことを知ってほしく思っておられるのです。

– 2、3日前の夜に出られた方が私の妻に、霊団の方たちはみなザブディエルというネームを付けているのを見たとおっしゃってましたが、それはベルトにでも書かれていたのでしょうか。

そうです。はい。

– ザブディエル殿が霊団を率いておられることをその時まで知りませんでした。それで私はあの時に出られた方をザブディエル殿と勘違いしたのではないかと思ったわけです。と言うのは、霊はよく所属する霊団の指揮者の名前を使用することがあると聞いていましたので…

よくあることです。ちゃんとした規律のもとに行われる慣習です。ですが、あの時はザブディエル様ご自身が出られて話されたのです。

– ありがとう、カスリーン。おっしゃりたいことはそれだけですか。

そうです。どうぞリーダーさんへ質問なさってください。あなたが質問を用意されていることをご存知で、さきほどから待っておられます。

– 分かりました。ではリーダーさん、まず最初に前回の話題に戻って次のことをお聞きしたいのです。救出された144000人によるコロニーがいずれ天界で新しい領域を形成するとおっしゃいましたが、そうなった時にあなたはどんな役目をなさるのでしょうか。何らかの形で関与なさるであろうという感じを抱いているのですが、いかがですか?

あのようにきちんとした数の者が選ばれて新しい領域を形成することになったことには意味があります。実は私自身はバーナバス殿にあずけたあと2度目に訪ねた時にはじめてそれを知ったのです。それ以来私も、いま貴殿が察しておられることが有り得ないことでもないと感じております。

まだ具体的なことは何も聞かされておりません。まだ貴殿のおっしゃるような時期には至っておりませんので…今あの都市の者たちが目指している光明に首尾よく融合できるようになるには、まだまだ準備が要ります。その上、彼らの進歩はためらいながらの遅々としたものなのです。

そうでないと丹念な注意と計画のもとに選ばれたあの人数の意味が崩れる恐れがあるのです。というのは、万一進歩性の高い者から次々と独自の歩調で進歩していったら、全体の団結に分裂が生じ、みんなで申し合わせたことが無に帰するからです。

今も申したとおり、私はあのコロニーについて何の指示も受けておりませんし、今後いかなるコースを辿るかも聞かされておりません。現在の進歩を見守るだけで満足し、そこによろこびを見出しているところです。それ以外のことは吾々を指揮してくださっている神庁の方々の決定に俟(ま)つのみです。

しかし次のことだけは言えるかも知れません。まえに吾々霊団の数のことをお話しました。15名でした。あのとき私は7の倍数にリーダーとしての私という言い方をしました。それは6人ずつ2つの班になっていて各班に1人ずつ班長を加え、さらに全体を統率する者として私を加えれば、これで15名となります。

そういう見方でこの新しいコロニーを見ると興味がありそうです。実はそのコロニーの発端、少なくとも初期の発展には貴殿も寄与しておられます。その意味でも、その進歩ぶりに興味をもたれるに相違ありません。

– この私が寄与するなんて考えられませんが…

でも、立派に寄与しておられます。貴殿はあの部族の様子がこちらから地上へ届けられた、その媒体です。心ある人々はそれを読まれて彼らの発展を祈り、善意の思いを寄せ、吾々援助者のことも思ってくださることでしょう。それが彼らの発展に寄与することになるのです。

– 私はこれまで彼らのために祈ることなど思ってもみませんでした。

それは貴殿が吾々の指示で書いたことの現実味を理解するだけの時間的余裕がなかったからです。理解がいけば祈る気持になられるでしょう。そうでなかったら私は貴殿を見損(みそこな)ったことになります…いや、ぜひ祈るようにお願いします。

– きっと祈ります。

そうです。祈るのです。そして貴殿がこちらへお出でになればご自分の目でその部族をご覧になり、貴殿のそうした祈りが彼らの力となっていることを知って、うれしく思われることでしょう。彼らの進歩は遅々としていますから、貴殿がお出でになってからでも十分に間に合います(※)。

ですから、彼らのために祈るのです。こちらでお会いになったとき貴殿に愛と感謝を捧げる人が少なくないはずです。それは気の毒な人への同情と同じです。彼らが今まさにその状態にあるのです。“バーナバスの民”と呼んであげてください。そう心の中で念じてやってください。

(※ちなみにオーエン氏は1931年に他界している – 訳者)

– あなたの民と考えても良いのではないですか。

それはいけません。私の民ではありません。貴殿は先走りしすぎます。いつかは私の民となるかも知れませんし、私もそう望んでおります。というのも、あの者たちは私にとって我が子、可愛い我が子も同然だからです。言わば死者も同然の者の中から救い出した、いたいけない子供なのです。

私にとって何を意味するかは貴殿の胸の中での想像におまかせします。どうカバーナバス殿とキャプテンと同様に彼らのためにも祈り、そして愛念を送ってやっていただきたい。彼らはみな貴殿の同胞でもあるのです。そして吾々を通じて実質的なつながりをもっているのです。他の人々にも祈ってくださるようお願いしてください。

– 私がうっかり見落していたことをお教えいただいて、お礼を申し上げます。

それに、吾々の話に出た他の人たちのためにも祈ってやっていただきたいのです。彼らも向上のための祈りと支援を大いに必要としております – お話したあの暗黒の都市のかつてのボスとその配下の者たちのことです。

地上の人でも、地獄にいる者のためにしてあげられることがあることを理解してくだされば、地上にまで及んでいる彼らによる禍(わざわい)を減らすことにもなるのです。

つまり、その気の毒な霊たちを少しでも光明へ近づけ、その苦しみを和らげてやることによって、地上へ大挙して押し寄せては霊的に同質の人間、ひいては人類全体の邪悪性を煽(あお)っている霊たちの数とその悪念を減らすことにもなるのです。

人間は上へ目をやって光明を求めて努力することはもとより結構なことです。が、下へ目を向けて、苦悶の淵にあえいでいる霊がその淵から脱け出るように手助けすることはそれ以上に徳のあることです。思い出していただきたい。その昔、主みずからがそれを実践なさったのです。そして今日なお主の配下の者たちがなさっていることなのです。

神は、その昔、主に託して地上へもたらした恩寵を今なおふんだんに授けてくださっています。願わくは貴殿の霊と行為において、神が貴殿をその恩寵をもたらした主と1つになさしめ給わんことを祈るものです。

父の恩寵です。それをその子イエスに託して地上という暗黒の世界の人間にもたらしたのです。そして今なお途絶えることなくもたらしてくださっているのです。

このことを篤と銘記していただきたい。そうすれば貴殿が授かったように他の人々にも授けずにはいられなくなることでしょう。そしてそれが貴殿の魂の安らぎとよろこびとを増すことにもなるのです。

– 私の母からの通信に“アーノル”という名前の方が出てきましたが…

地上には天上の名前をうまく表現する文字の配列も語句もありません。ご母堂が紹介されたのはこの私です。どちらでもお好きなようにお呼びください。いずれにせよ、これからはその名前でいきましょう。その名前でよろしいか – いや、貴殿に“感心”していただけるであろうか?

– これは1本やられました。結構です。そうお呼びすることにしましょう。

ぜひそうしていただきましょう。何しろ今までの名前では貴殿に耐え難い思いをさせ、あまり好意をもっていただけなかったのですから。ではお寝(やす)みを申し上げましょう。

アーネル†

原著者注 – アーネル霊が署名したのはこの日が最初で、それ以後はかならず署名し、さらに十字の記号を付した。(見慣れない記号であるが、その象徴的意味を3章の終りのところで説明している – 訳者)

「地上とのつながりがすでに無くなっていた」これは僕への最大級の脅し文句です(祈)†■2023年12月20日UP■
「地上とのつながりがすでに無くなっていた」これは僕への最大級の脅し文句です(祈)†
僕の予測ですが(これが正解だと思ってます、最悪の正解ですが)霊界側はもう何もしない、このまま僕を閉じ込め続ける事だけを考えている、交霊会も実は全然やる気がないのではないか、という気さえしています。事実全然やってないじゃないですか。インスピレーションだけを徹底的に降らせて、あとは僕にテキスト撃たせて拡散させる、それが霊界側としてはいちばんカンタン、ラク、消費パワーが少なくて済む、物質圏付近に降下する犠牲的作業をせずに済む、その霊界側にとって犠牲の少ない方法(インスピレーションのテキスト化)で十分に成果を上げているので、それで霊団は「ラクだから大好き大好き♪」とムカつく事を言ってくるのではないか、などと思ったりもするのです。霊界高級霊の方々が犠牲的降下をせずにインスピレーションという霊にとってのごく自然かつ通常の通信方法で仕事をおこなえる僕という「霊の道具」をできるだけ長く物質界に閉じ込めておケツひっぱたいてこき使うつもり、これが霊団側の真相なのではないか…続きを読む→
■2020年9月16日UP■
TrailMovie「白い宗教」中身ゼロのカラッポ宗教の映像を霊団が再び降らせてきましたが何とイエス様が登場です(祈)†
それはちょうどググった内容をまるまるコピッただけのような現代的かつ宗教性ゼロの文章で、白い宗教の中身ゼロぶりを表していたのですが、そこからイエス様がアクションを開始します。イエス様はその床一面に広がった文章をどんどん黒塗りしていきます。テキストをドラッグして選択すると反転表示される、アレですね。膨大な意味なし文章がどんどん反転表示されていきますが白く残された文字が点々とあります。床が黒く塗りつぶされていく中、その白い文字だけが浮かび上がって表示されている状態です。その白い文字を順番に拾っていくと、なんとそれが「神の言葉」で、その意味に気付いた白い宗教のメンバーたちがビビって部屋から走ってゾロゾロ逃げ出していくのです…動画を見る→
「魂の成長のためなんだよ」霊団が僕に苦難をやらせる理由です、もう聞き飽きた(祈)†■2024年3月20日UP■
「魂の成長のためなんだよ」霊団が僕に苦難をやらせる理由です、もう聞き飽きた(祈)†
「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁に鉄槌を喰らわせる事もしなければ奴隷の女の子たちを助けてあげる事もせず、ただ半笑いで僕が苦しむところを見ているだけで終わらせるつもりなんじゃないだろうな。で、次世代降下チーム(霊界側で同じ時代に同じ地域に降下するチームがあらかじめ結成されるという事)が、僕が一生かけて蒔いたタネを活用してそこでようやく物質界の諸問題が解決されるとか(つまり僕の帰幽後のお話、今から50年後、100年後とか)そういうストーリーか。僕は前座か。本当に損な役回りだな。フゥゥ、僕なりに霊的知識を果てしなくお勉強していますが、確かに偉大な功績を残した先駆者の方々というのは、物質界では認められず帰幽後に霊界にて真の評価を下され、向上を果たし上層界に召されていると理解しています。※つまり逆に物質界で偉人とされて歴史に名を残している人物というのは霊界では全く評価されておらず暗黒の底に落ちているという事です。戦争勝利将軍とか、慈善家とか、富豪とか、そういうたぐいの人間です。「後なるものが先に」これは偉大な真理なのですが、物質界ではこの意味が全く理解されていません…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†