【2/19】2012~2013年ごろに撃った霊関連書籍の内容の抜粋です(祈)†
『シルバーバーチの霊訓⑪』
つまり治療を受けた結果その患者がそれまでの生活を反省して本来の生き方を学ぶところまで行かなければ、その治療は失敗と見なさねばなりません。治療家を通じて働いている力は身体上の症状を癒すだけでなく精神も癒して、―
『シルバーバーチの霊訓⑪』
―人生とは一体何なのかを理解させる事を目的としている事を得心なさるべきです。時間が掛るのです。【という事は同じ事を必要な限り何度でも繰返すべきだという事でしょうか―】治療家は患者を断るような態度を取ってはなりません。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
患者は治療を求めてやってきます。その時治療家はその患者について勝手な判断を下してはなりません。治療家の仕事は治療を施す事です。それによって患者の魂が目を覚ませば、そこから啓発が始まります。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
たとえ霊的に何の反応も生じなくても少なくとも身体だけは、短期間とはいえ前よりは良くしてあげた訳です。いかなる患者に対してもできるだけの事をしてあげ決して断ってはいけません。治療家はいつでも患者を迎えてあげる用意ができていないといけません。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
仮に治療のあと間違った生活をしてさらに厄介な事になっても、それはその患者自身の責任です。魂というものはいつかは必ず目覚める可能性をもっております。なぜなら魂とは大霊の一部であり各自の内部に宿る神性だからです。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
それは無限なるものですから無限に発達する可能性を秘めております。それが基本の論理です。“治る段階”とは何かと問われれば、それは金塊が精錬の過程を経て不純物が取除かれたあとに見せる純金の姿と同じだと申上げます。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
もし人生が一本調子のものだったら、もし光だけで闇がなかったら、もし楽しい事ばかりで苦しい事がなかったら、食べるものに事欠かず空腹というものを知らなかったら、その光も、楽しい事も、食べられる事の有難さも分らないはずです。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
人生の目的と可能性についての理解をもたらしてくれるのは、その両極性です。愛と憎しみは正反対のものであると同時に相等しいものです。愛を憎しみに変える事が出来るように憎しみを愛に変える事もできます。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
鋼が溶鉱炉から取出されて鍛えられるように、金塊が精錬されてはじめて純金となるように、ダイヤモンドが磨かれてはじめて輝きを見せるように、魂も辛酸をなめてはじめて自我に目覚めるのです。それ以外に地上で魂が目覚めそして活動を開始するための手段はありません。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
苦痛や困難は不幸な事のように思われがちですが本当はそうではありません。各自の霊的進化にとってそれなりの役割があるのです。あなたの為すべき事は、あなたの元に導かれてくる人にあなたなりの援助をしてあげる事です。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
もしその人が“大人の霊”であれば死後の生命の実在についての証拠を提供する事によって愛が生命と同じく不滅である事を教えて慰めておあげなさい。あなたに望めるのはそのための触媒を提供するかけ橋となる事です。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
もしうまく効を奏すればその人が自我を見出す手助けをしてあげた事になります。それによってあなたは心に大いなる喜びを感じられるはずです。たとえ失敗してもそれはあなたが悪いのではありません。その人は絶好のチャンスを目の前にしながら、―
『シルバーバーチの霊訓⑪』
―まだそれを生かす用意ができていなかった事を意味するのです。【特殊な理由から治して欲しいと思わない、だから治らない(と私は考えるのですが)そういう人は別として、カルマというのはどのように働くのでしょうか。】―
『シルバーバーチの霊訓⑪』
―【治りたい一心で治療を受けながら一向に良くならない人がいます。これはカルマのせいでしょうか、治療家の力不足でしょうか―】これは難しい問題です。なぜなら治療行為が行われている時にその背後でどのような事が為されているかは一口では説明できないからです。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
ご承知の通り心霊治療の本来の目的は魂の琴線に触れる事です。あなたはさきの質問で心掛けに問題のある患者の事を持ち出されました。いわゆる“心身症”です。身体上の病も大半は内部の不調和が外部に現れているに過ぎないものです。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
今の地上には過度の緊張やストレス、欲求不満から生じている病気や異常が増えております。純粋に身体に起因している病気は殆どありません。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
霊的治療においては造化の根源から発している霊的なエネルギーを使用します。そのエネルギーの質、量、種類はそれが通過する治療家の霊的発達の程度によって決まります。次にその病気の原因となっている根本的な事情(カルマその他)によって支配されます。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
さらにはその時点における治療家と患者双方の精神的ならびに身体的状態によっても影響を受けます。治療が“成功した”と言えるのは患者が霊的な受入れ準備ができていて魂が感動を覚えた時のみです。その時初めて霊的覚醒がもたらされるのです。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
それ以外は単なる身体上の反応にすぎません。それが一時的な場合もあれば、それきり全治してしまう事もありますが、肝心なのは患者の霊性への影響です。地上生活のそもそもの目的は人類及び動物その他、ありとあらゆる生命体に宿る霊的要素が、―
『シルバーバーチの霊訓⑪』
―ほんの火花にすぎなかった状態から揺らめく炎となり、ついには美事な火焔となるための条件を提供する事です。そこで魂が真の自我を見出し、人生が提供する物的な側面だけでなく、さらに大切な霊的側面をも味わうようになります。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
さてあなたはカルマの問題を出されました。因果律、タネ蒔きと刈取りの原理の事で、あらゆる生活の場で一時の休みもなく働いております。患者の中には前世から持越したカルマ的状態によって病を得ている人がいます。
『シルバーバーチの霊訓⑪』
その因果関係が完全に解消されていない場合は、治療は表向きは失敗したような結果となります。もし完全に解消されていてそれ以上カルマが出なくなっていれば治療が効を奏する訳です。それが“魂に受入れの用意ができている”という事です。
皆さん、何よりも大切な霊的知識を得ましょう。因果律の働きを理解しましょう。こういう地上生活を送ったら霊界に行ってこういう状況になる、という事を得心していれば…自分勝手・無責任な生活を送っていると下層界へ落ちて悲惨な状況になると知っていれば、絶対に日常生活を律するはずなんです(祈)
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