『シルバーバーチの霊訓⑫』
私の名はシルバーバーチではありません。これは私がバイブレーションを下げて地上世界とコンタクトする事を可能にしてくれる一種の変圧器の役目をしている、かつて地上でインディアンだった霊の名前です。いずれにせよ名前はどうでも良い事です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
私に関する限り名前は何の価値もありません。これまで一度も地上時代の名を明かした事はありません。地上時代の私はインディアンではありません。このインディアンよりはるかに古い時代の、別の民族の者です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
霊的進化の末に二度と地上世界へ生身に宿って戻ってくる必要のない段階にまで到達致しました。霊界の上層部には“神庁”とでも呼ぶべきものが存在します。それに属するのは格別に進化を遂げた高級神霊です。その仕事は立案された創造進化の計画を円満に進展させる事です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
その神庁から私にお呼びが掛り、これまでの進化で私が得たものを一時お預けにして可能な限り地上圏に近づき、その高級神霊たちのメッセンジャーとして働いてくれないかとの要請を受けたのです。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
私の役目はその指導霊たちの教えを取り次ぎ、一人でも多くの受入れる用意のできた人間にお届けする事です。私は喜んでその要請をお引受しました。それが半世紀近くにもわたって携わってきた私の使命だったのです。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
これは容易ならざる仕事です。私はこれを一つの素晴しい挑戦課題としてお引受したのです。地上は冷やかな世界です。荒涼として陰鬱な暗い世界です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
しかし、その中にあって私たちはそこここに愛と好意と友情の炉辺を見出し、そこで魂を暖め、そうした地上の灯台から放たれる光輝を見る楽しさを味わう事ができております。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
皆さんはついぞ私の姿をご覧になる事がありませんでした。この霊媒の口を使って語る声でしか私をご存知ない訳です。
『シルバーバーチの霊訓⑫』
しかし信じて下さい。私も物事を感じ、知り、そして愛する事のできる実在の人間です。こちらの世界こそ実在の世界であり、地上は実在の世界ではないのです。その事は、地上という惑星を離れるまでは理解して頂けない事かも知れません。
『シルバーバーチの祈り⑫』
皆さんとの協力のもとに私たちが勤しんでいる仕事への祝福を求めて、ご一緒に大霊への祈りを捧げましょう。ああ真白き大霊よ。あなたは全生命を包摂する摂理にあらせられます。
『シルバーバーチの祈り⑫』
なぜならあなたは全生命を創造し、全生命を扶養し、全大宇宙はあなたとあなたの摂理があればこそ存在を得ているからでございます。あなたは森羅万象となって顕現なさっておられます。
『シルバーバーチの祈り⑫』
昇っては沈む太陽にも、満ちては引く海の潮にも、夜空に輝く星にも、小鳥のさえずりの中にも、稲妻と雷鳴の中にも顕現なさっておられます。
『シルバーバーチの祈り⑫』
大霊よ。あなたはいつの時代にもあらゆる民族によりて崇拝され、幸いにしてあなたを垣間見る事を得たものの理解力に応じて表現されるに任せてまいられました。
『シルバーバーチの祈り⑫』
しかし真実のあなたは物質の子等の中のいかなる聖賢の理解力をも超えた偉大さと巨大さと愛と叡智と公正と慈悲とをそなえた存在にあらせられます。
『シルバーバーチの祈り⑫』
あなたの僕として霊の世界より仕える私たちは、永きに亘って埋れてきたあなたの摂理、首尾よく物質の霧を突抜ける霊的な識別力と理解力を持つ者によって、極めて稀にしか掘起される事のなかった霊的真理を地上の子等に啓示せんと努力しているところでございます。
『シルバーバーチの祈り⑫』
私たちは地上の子等がこの宇宙の孤児ではなく、大霊にあらせられるあなたの分霊を受け、内部に無限の力と光を宿すが故に、いかなる邪悪も不正も克服し、その霊性によってあなたの存在とあなたの摂理の絶対性とを認識する事によって地上にあなたの王国を実現していく、―
『シルバーバーチの祈り⑫』
―その援助をしているところでございます。弱き者を高揚し、人生に疲れた人に慰めを与え、暗闇にいる者に光明をもたらさんと望む地上の同志たち、あなたの愛の地上への顕現を妨げんとする勢力の全てに抵抗する気概に満ちた同志との一致協力を願っております。
『シルバーバーチの祈り⑫』
それが私どもに課せられた仕事であり、あなたのため、あなたの王国のため、あなたの光明と愛のために献身せんとする者全てと力を合わせたく存じております。
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