アタック帰還。標高を下げたのにマイナス23℃…この過酷さ、勘弁して下さいよ(祈)†
今日は最高のグラデーション撮影ができる天候だったので、今日こそある山頂から撮影してやると意気込んでガンガン登攀していくのですが、山頂300m手前で既に風を浴びる状態、マイナス19℃。あと300m上ったら間違いなくマイナス20℃を下回る。
それでも山頂に通じるルートを上り始めるのですが、風に撃たれると手指がたちまち感覚がなくなり、顔も感覚がなくなり「あぁぁもう!やっぱりムリなのか」と泣く泣く標高を下げて雪原での撮影に切り替えざるを得ませんでした。厳冬期仕様の最強レイヤー装備をしているのに風に撃たれるとどうしようもなくなります。
で、雪原撮影を続けて日の出15分前ぐらいに温度計を見たら、標高を下げているのにマイナス23℃を指していてビックリ。僕は2009年からスノーシューアタックをずっと続けていますが、マイナス20℃を下回ったのは記憶にありません。これは最低気温記録更新かも知れません。
マイナス20℃で風を浴びても撮影続行できるようにするにはこれ以上何をどうすればいいのだろうと考えながら復路を下り始めます。もう極地探検家、冒険家みたいな方々が使用しているレイヤーを導入しなければこの低温と風に耐えられないのかも知れませんが、仮に身体が耐えられてもデジ一眼が低温で動きを止めるでしょう。
事実今日の撮影の全てを終えた時にはバッテリーが底をついていました。超低温下ではバッテリーがたちまち機能を停止するのです。もちろんこれまでの経験でそれを知っていますので予備のバッテリーをちゃんとザックに入れてありますが、それにも限界があるでしょう。
これ以上キビシイ条件下で撮影を続けるという考えそのものを中止した方がいいのかも知れない、このまま行くと悲劇が待っているかも知れない、などと思ったりもするのでした。それくらい風を浴びるとどうしようもなくなるのでした。
で、明日の長文ブログ用のインスピレーションが全くと言っていいほどありません、現状、何を書いていいのか分からない状態です。先週書かなかった物的反逆ブログを書く事になるのか、それともまた慌ててバタバタ書かされるのか。どうなるか分かりませんがまずはダメージの回復に集中中(祈)†
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