【6/25】霊界通信 イエスの少年時代 貧窮の中の小さな王者 40 金持ちの依頼を断わる

ひと夏の間、熱病は多くの人々を襲った。ナザレは日に日に嘆き悲しむ声で充満していた。女たちの泣き声や嘆きは頂天に達し、若者も老人もすべて明るさを失い家の中に閉じこもっていた。そんな状況の中で、イエスの話が伝わった。正直言って、その頃はナザレの人々にとってヨセフや家族のことはどうでもよかったのである。イエスのことを耳にした連中がやってきて言った。

「なんでもあんたの息子さんが、癒しの術を弁えておられ、妹さんの病気を治されたとうかがいましたが」ヨセフは鼻を高くして言った。「あそこをご覧なさい。庭で飛んだり走ったりしているでしょう。あの子がひどく熱病にゃられ、危篤状態までいったのです」

この言葉を聞いた人たちは、喜びと驚きの声をあげた。彼らはヨセフに哀願した。是非その時に使った薬草で病人を治してほしいと言いだした。ヨセフは説明した。

「息子イエスは、その薬草で治したのではありません。妹の病気を治したのは、彼の体とその中に宿っている霊の力によるものだったのです」1人の客が言った。「そんな馬鹿な!薬草と患者の血が混じり合って熱を追い出したんですよ」

ヨセフはむっとして言った。「レアの病気を治したのは、イエスの霊力だったんですよ!私は嘘は言いません!」「いやいや、どうも。私たちはただ、お宅の息子さんに来ていただいて、我が家から忌まわしい熱病を放り出してほしいんですよ。ぜひ息子さんにたのんでくれませんか」

ヨセフは答えた。「あれは今外出しています。でも帰ってきたらたのんでみましょう」「息子さんが病気を治して下さったら、もちろん、たっぷり御礼をするつもりなんです」近所の人々はイエスに期待して帰っていった。

ヘリが与えた忠告は、イエスにとって彫刻刀のように鋭くひびいた。ヘリと別れを告げて帰ってくると、父ヨセフが先程のいきさつをイエスに伝えた。イエスはきっぱりと答えた。「僕はどんな病人のところにも行きません。僕はもう2度と病気を治すようなことはしません。別に医者を探すように言って下さい」

「お前、まさか失敗することを恐れているのかい?お前はレアの生命を立派に救ったじゃないか」「はい、それは本当です」魚問屋の“ハレイム”さんがやってきてな、急いでお前に来てくれと言うんだ。今にも若い細君が死にかけているんだ」

「僕はもう病人なんかで煩わされたくないんですよ」「ハレイム…て言えば、ナザレ中に聞えた金持ちだ。あの方の要求だけでもきいてやれば、きっと舟の建造をこのわしにやらせてくれるにきまっているよ」

「僕のときがまだ来ていないんですよ、お父さん」イエスはやるせなく、溜息をついた。随分大勢の人々が熱病で苦しんでおり、イエスの助けを欲しがっているのを知っているだけに、ヘリの忠告がイエスの心にずっしりとのしかかっていた。

ヨセフは苛立ってきたが、命令することもできず、マリヤと一緒になって絶望のどん底に喘ぐ魚問屋の名をあげながらイエスに哀願した。イエスは、つっ立ったままで、額から大粒の汗が流れだした。両手をきつく握りしめ、静かに祈っていた。マリヤもヨセフの傍に居て、何とか良い返事をひき出せないかとイエスの顔をじっと見ていた。

「やっぱり、僕には、僕には、できないよ!」イエスは、ヘリとの約束に板ばさみになって、どうすることもできなかった。ヨセフはなおもイエスに哀願した。

「お前がやらなきゃ、近所の連中がどんなになるか、わかってくれ。お前が変な意地を張って、困っている人たちを無視すれば、どんなに私たちがひどい目にあうかわかりゃしない。お前には立派な治癒力がそなわっているじゃないか。レアを死の淵から引きあげて、恐怖を吹き飛ばしてやったじゃないか」

「あれはね、レアが僕のことを天使のように信じてくれたからなんですよ。でもこの人たちは僕のことをただの大工の息子と思い、しかも、中には、昔教師や律法学者が散々悪口を言ってた息子だと思っているんですよ。そんな人たちに効き目があるはずがないじゃありませんか」

こう言い残してイエスはヨセフとマリヤの前から立ち去った。2人はただ呆然と空を見上げ、空しく星空を眺めているだけであった。

■2019年6月8日UP■
「パレットから」これは「機動警察パトレイバー」に登場する人身売買組織の事で、奴隷の女の子の入手先という意味です(祈)†
「子どもカタログ」みたいなものを作中の登場人物がPCで見ていて、子どもたちに値段が付けられている、そんなシーンがありました。まぁ「パレット」という名前は創作ですが、こうやって幼い女の子を販売している人身売買組織は実際にこの世界に存在していて、そして霊団いわく「パレット“から”」つまり強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が奴隷の女の子を手に入れる入手経路の中にパレットのような人身売買組織も含まれていると、霊団はそう言っている訳です。ってか女の子ほとんど全員パレットから買っているのかも知れません…続きを読む→
■2019年6月14日UP■
「本当にあわててる」昨日UPした「宇宙一のバ〇」の画像に強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が慌てているのだそうです(祈)†
「もうこのバ〇ども死刑でいいんじゃないか?」皆さまにそう納得して頂ける日がそう遠からずやってきます。ってかもうご理解頂いていると信じます。今まで僕たちは強姦殺人魔を許し続け洗脳にやられ続けてきた恥辱の過去がありますが、それももう終わります。シルバーバーチ霊が確か「あなたに侮蔑を浴びせ離れて行った人たちもいずれはあなたを理解して近づいてきます」みたいな事を仰っていました。正しい行いをする者が必ず人々に理解されます。悪の行いをする者は必ず地獄に落ちます…続きを読む→
■2019年6月12日UP■
「我々人気ないからやめる」強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁が死刑を回避して逃亡を画策しているものと思われます(祈)†
逃がさん。信じられない人数の幼い女の子を遊びで強姦殺人しまくってきた地球上最悪の人間が死刑を回避など絶対に有り得ません。逃亡などさせません、絶対にポリーチェ(POLICE)を動かして逮捕、死刑に追い込んでみせます。正義の行使者であらねばならないはずのポリーチェ、僕たち国民の安全を守り犯罪者を逮捕するのが仕事のはずのポリーチェが、強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁を全力で守り通そうとしているのです…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†