【7/29】霊界通信 イエスの成年時代 神と人間のはざまで 7 母との別離
イエスはもはや弟トマスの言いなりになる生活を止めた。彼は夜の集会に熱心に来ていたエルダト(妻の名はエステル)のもとに行くことにした。エルダトは、たくさんの畑を持っており、秋には莫大な小麦の収穫をあげていた。
夏のある朝、イエスはこのことを母に告げた。母は青ざめてしまい、慰める言葉もなかった。母マリヤは再びイエスを手もとから離したくなかったからである。夕方になって、トマスはイエスにここから出て行かないでほしいと言った。
その頃のトマスは、すっかりイエスに対する妬みが消えていた。今まできびしく守らせてきた時間制限をはずし、全く自由にしてもよいと言った。しかし、どんなに引き留めようとしても、イエスは聞き入れなかった。母は後生だからその理由を聞かせて欲しいと哀願した。今度でイエスの家出は3回目にあたるのであった。
「母さん、少しでもこの家に平和を保たせるためです。僕がこの家にいないほうがずっと平和なんです。肉体を傷つけようとする者を恐れるのではありません。魂を傷つけようとする者を恐れているのです。私がこの家に居れば、必ずあのサラが母さんを苦しめ、痛めつけるでしょう。
あの女が母さんをいじめるたびごとに、僕の心はにえくりかえるのです。そして僕の判断を狂わせてしまうのです。僕たちは、やはり一緒に暮らせないのですね。きっとこうなる運命なのでしょう」
マリヤは反論できなかった。娘時代に天使ガブリエルの御告げを受けたマリヤは、すでに我が子のたどるべき道が備えられていることを察知していたので、もう留めることを諦め、立ち上がった。そして天の御父がいつでもイエスを守って下さるようにと祈った。
このようにイエスは母に別れを告げ、次の日の朝、家を出ていった。その夜イエスは他の労働者と一緒に小さな納屋の中で泊った。辛い日々が続いたけれども、イエスの心は実に爽やかだった。霊的に満たされていたからである。特に夜は嬉しかった。
サラのキーキー声も聞かれず、サラにいじめられている妹の騒がしい声もなかったからである。月が昇るときに静かな祈りをささげ、日の出とともに天使と御父との交わりがあり、だれ1人として邪魔する者がいなかった。ただ1つ母とともならぬ寂しさがあった。
2週間が過ぎたある安息日のこと、イエスが高原づたいにナザレに行ったとき、1度だけ母に再会したことがある。我が家から少し離れた所に古い楓の樹が立っていて、その樹の根元に腰掛けながら話しあったことがある。しかし我が家には入らなかった。サラに見つかったら大変だと思ったからである。イエスは家族から離れ、さすらいの生活を続けるのであった。
その後、風の便りによれば、サラは母マリヤに対してとても優しくなったと言う。母マリヤもやっと平和な暮らしができるようになったけれども、かえってイエスが与えてくれたすばらしい輝きと恵みを失ってしまったのである。
「続けられなくさせられる」霊的使命遂行を続けられなくさせられるという意味です(祈)†
人の夢を破壊して、全然違う人生をやらせて、あげくの果てに何の結果にも到達せず元に戻れだと?だったら時間を返せ。お前らのちょっかいのせいで描けるはずだったのに描けなくさせられた作品の責任を取れ。何より奴隷の女の子を見殺しにする事を決定した、それを納得させる説明をしてみろ、できるものならやってみろ。おかしい、コイツら(霊団)完全におかしい。しかし霊団がこれほどおかしい事を言ってくるその理由は、それくらい僕に危機が迫っているという事の裏返しでもあるのです。普通なら自分を守ってくれているのですから感謝すべきなのでしょうが、僕は「帰幽カモン」です。この狂った腐った物質界に1秒たりとも残っていたくない男です。僕の生き死にはどうでもいいから仕事を達成させろよ!…続きを読む→
「メッセージだけを見て欲しい」霊団が物質界の邪悪に目をつぶろうとしているのです(祈)†
しかしそれは「順番が逆だろ」まず奴隷の女の子たちを助けてあげて、それから交霊会だろ、と僕は思うのです。というのも、奴隷の女の子たちを完全に見殺しにした状態で僕という霊媒を霊団が使用して霊言を降らせたとしましょう。その降ってきた内容がさながら「シルバーバーチの霊訓」を彷彿とさせるような高尚な内容だったとしましょう。その霊団が降らせてきた内容が、人類を救うとか、世界を救うとか、人間は国家も肌の色も関係なく全員が神から神性の火花を賜って個的存在を与えられた、神を共通の親とした霊的兄弟、霊的大家族であり、戦争で敵国の兵士を撃ち殺す事は自分の家族を殺す事と同義であり愚かな事であり、したがって全世界が助け合っていかなければならないとか、そういう心を撃つ美しい内容だったとしましょう…続きを読む→
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