【2/3】霊界通信 ベールの彼方の生活 1巻 「天界の低地」篇 2 最後の審判

1913年10月27日 月曜日

今夜もまた天界の生活を取り上げて、こちらの境涯で体験する神の愛と恵みについてもう少しお伝えできればと思います。私たちのホームは樹木のよく繁った丘の中腹に広がる空地に建っております。

私がお世話している患者 – 本当に患者なのです – は明りの乏しい言わば闇が魂に忍び込むような低地での苦しい体験の後にここへ連れて来られ、安らぎと静けさの中で介抱されております。来た時は大なり小なり疲労し衰弱しておりますので、ここから向上して行けるようになるのは余程体力を回復してからの事です。

あなたはここでの介抱の仕方を知りたいのではないかと思いますので申し上げましょう。これを煎じ詰めれば“愛”の一語に尽きましょう。それが私たちの指導原理なのです。

と言う事は私たちが罪を裁かず、罰せず、ただ愛をもって導いてあげるという事ですから、その事実を知った患者の中にはとても有難く思う人がいます。ところが実はそう思う事が原因となって却ってそこにいたたまれなくなるものなのです。

例えばこんな話があります。最近の事ですが、患者の1人が庭を歩いている時に、私たち霊団の最高指導霊であられる女性天使を見かけました。その人はつい目を反(そ)らして脇の道へ折れようとしました。怖いのではありません。畏(おそ)れ多い気がしたのです。

すると天使様の方から近づいてきて優しく声を掛けられました。話をしてみると意外に気楽に話せるものですから、それまで疑問に思っていた事を尋ねる気になりました。

「審判者はどこにおられるのでしょうか。そして最後の審判はいつ行われるのでしょうか。その事を思うといつも身震いがするのです。私のような人間はさぞ酷(ひど)い罰を言いつけられるに決まっているからです。どうせなら早く知って覚悟を決めたいと思うのです。」

この問いに天使様はこうおっしゃいました。「よくお聞きになられました。あなたの審判はあなたが審判を望まれた時に始まるのです。今のあなたのお言葉から察するに、もうそれは始まっております。ご自分の過去が罰を受けるに値すると白状されたからです。それが審判の第一歩なのです。

それから審判者はどこに居るのかとお尋ねですが、それ、そこにおられます。あなたご自身ですよ。あなた自身が罰を与えるのです。これまでの生活を総点検して自分の自由意志によってそれを行うのです。1つ1つ勇気をもって懺悔(ざんげ)するごとに向上して行きます。

ここにお出でになるまでのあの暗黒界での生活によって、あなたは既に多くの罰を受けておられます。確かにあれは恐ろしいものでした。しかしもうそれも過去のものとなり、これからの辛抱にはあんな恐ろしさは伴いません。もう恐怖心とはおさらばなさらないといけません。

ただし苦痛は伴うでしょう。大変辛い思いをなさる事と思います。ですがその苦痛の中にあっても神の導きを感じるようになり、正しい道を進めば進むほど一層それを強く感じるようになるでしょう。」

「でも報酬を与えたり罰したりする大審判者つまりキリスト神の玉座が見当たらないのはおかしいと思うのです。」

「なるほど、玉座ですか。それならいずれご覧になれる日が来るでしょう。でもまだまだです。審判というのはあなたがお考えになっているものとはだいぶ違います。でも怖がる必要はありません。進歩するにつれて神の偉大な愛に気づき、より深く理解して行かれます。」

これは実はこちらへ来る人の多くを戸惑わせる問題のようです。悪い事をしているので、どうせ神のお叱りを受けて拷問にかけられるものと思い込んでいるので、そんな気配が無い事に却って戸惑いを感じるのです。

また、自分は立派な事をしてきたと思い込んでいる人が、置かれた環境の低さ – 時には惨めなほど低い環境にとても落胆する事がよくあります。内心では一気にキリスト神の御前に召されて“よくぞやってくれた”とお褒めの言葉でも頂戴するものと思い込んでいたからです。

もうそれはそれは、こちらへ来てからは意外な事ばかりです。喜ぶ人もおれば悲しむ人もいる訳です。最近こんな人を見かけました。この方は地上では大変博学な文筆家で何冊もの書物を出版した人ですが、地上でガス工場の“かまたき”をしていた青年に話しかけ色々と教わっているところでした。

楽しそうな様子なのです。というのも、その人は謙虚さを少しずつ学んでいるところだったのです。ですがこの人のいけないところは、そんな行きずりの若造を相手に教えを乞うのは苦にならないのに、既にこちらへ来ている筈のかつての知人のところへ赴いて地上での過ちや知的な自惚(うぬぼ)れを告白する事はしたくないのです。

しかし、いずれはしなければならない事です。青年との関係はそのための準備段階なのです。しかし同時に私たちの目にはその人の過去も現在も丸見えであり、特に現在の環境が非常に低い事が明白なのに本人が相変らず内心の自惚れは他人には知られてないと思い続けているのが哀れに思えてなりません。

こういう人には指導霊も大変な根気がいります。が、それがまた指導霊にとっての修行でもあるのです。ここで地上の心霊家を悩ます問題を説明しておきましょう。問題というのは心霊上の問題点についてなぜ霊界からもっと情報を提供してくれないかという事です。

これにはぜひ理解して頂かねばならない事情があるのです。こうして地上圏まで降りて来ますと私たちは既に本来の私たちではなく、地上特有の条件による制約を受けます。その制約が私たちには既に馴染(なじ)めなくなっております。

例えば地上を支配している各種の法則に従って仕事を進めざるを得ません。そうしないとメッセージを伝える事も物理的に演出して見せてあげる事もできません。

実験会では出席者がある特定の霊の姿を見せてほしいとか話を交わしたいとか、あるいはその霊にまつわる証拠について質問したいと思っている事は判っても、それに応じるには私たちは非常に制約された条件下に置かれています。

例えばその出席者の有する特殊な霊力を活用しなければならないのですが、こちらが必要とする肝心なものは閉じられたままで、結局その人が提供してくれるものだけで間に合わせなくてはならない事になりますが、それが往々にして十分でないのです。

さらにその人の意念と私たちの意念とが言わば空中衝突をして混乱を生じたり、完全に実験が台無しになったりする事もあります。なるべくなら“私たちを信頼して”私たちの思い通りにやらせてほしいのです。

その後で私たちが何を伝えんとしているかを“批判的態度で”検討して下さればいいのです。もし特別に情報が欲しいと思われる問題点があれば、それを日常生活におけるのと同じように時折心の中に宿して頂けばそれでよろしい。

私たちがそれを察知して検討し、もし可能性があり有益でもあり筋が通っていると判断すれば、チャンスと手段を見つけて、遅かれ早かれ、それに応じてあげます。実験その他、何らかの形で私たちが側(そば)に来ている時に要求をお出しになるのであれば、強要せずに単に想念を抱くだけでよろしい。

後は私たちに任せて下さい。出来るだけの事をして差し上げます。しつこく要求してはいけません。私たちはお役に立ちたいという意図しかないのですから、あなたのためになる事なら出来る限りの事をしていると信じて下さい。

ちょうどその好い例があります。あなたはずっとルビーの事を知りたいと思っておられました。それをあなたがしつこく要求する事がなかったので私たちは存分に準備する事が出来たのです。これからその様子をお伝えしましょう。

ルビーは今とても幸せです。そして与えられた仕事もなかなか上手にこなせるようになりました。つい最近会ったばかりで、もうすぐあなたやローズにお話をしに行けそうだと言っておりました。

なぜ今夜来れないのかと思っておられるようですが、あの子には他にする事がありますし私たちは私たちで計画に沿って果たさねばならない事があります。そう、こんな事も言っておりました –

「お父さんに伝えてちょうだい。お父さんが教会でお説教をしている時の言葉が私たちのところまで届けられて、その中の幾つかを取りあげてみんなで討論し合う事があるって。地上で学べなかった事についてのお話が入ってるからなの」と。

– ちょっと考えられない事ですね。本当ですか。

おやおや、これはまた異(い)な事を。本当ですか、とは一体あなたはこちらの子供をどんな風に考えておいでですか。いいですか、幼くしてこちらへ来た者はまずこの新しい世界の生活と環境について学び、それが終わってから今度は地球と地上生活について少しずつ勉強する事を許されます。

そしていずれは完全な知識を身につけないといけないのです。そのために、慎重を期しつつあらゆる手段を活用する事になります。父親の説教を聞いて学ぶ事以上に素晴しい方法があるでしょうか。これ以上申しません。これだけ言えば十分のはずです。“常識的に”お考えになる事です。少しは精神構造が啓発されるでしょう。

– でも、もしあなたのおっしゃる通りだと、人間はうっかり他人にお説教など出来なくなります。それと、どうか気を悪くなさらないで下さい。

ご心配なく。機嫌を損ねてなんかいませんよ。実はあなたの精神に少なくとも死後の環境とその自然さについて、かなりの理解が見られるようになって有難く思っていたのです。ところが愚かしい漠然とした死後の観念をさらけ出すような、あのような考えを突如として出されたので驚いたのです。

でも、他人に説教する際はよくよく慎重であらねばならないと思われたのは誠に結構な事です。でも、この事はあなた1人に限った事ではありません。全ての人間がそうあらねばならない事ですし、全ての人間が自分の思念と言葉と行為に慎重であらねばなりません。

こちらではそれが悉(ことごと)く知れてしまうのです。でも1つだけ安心して頂ける事があります。万が一良からぬ事、品のない事をうっかり考えたり口にしたりした時は、そういうものはルビーがいるような境涯へは届かないように配慮されております。ですからそちらではどうぞ気楽に考えて下さい。

思いのままを遠慮なくおしゃべりになる事です。こちらの世界では誠意さえあれば、たとえその教えが間違っていても、間違いを恐れて黙っているよりは歓迎されるのです。さ、お寝みなさい。皆さんによろしく。神の祝福を。そして神が常にあなたに勇気と忠誠心をお与え下さいますように。

「死刑台確定」これ以上最悪のインスピレーションがあるでしょうか、永遠に許さぬ(祈)†■2023年8月2日UP■
「死刑台確定」これ以上最悪のインスピレーションがあるでしょうか、永遠に許さぬ(祈)†
あなたは自分の心を偽っています。霊界には「ウソ」というものが存在しません。ありのままの自分の姿が衆目に晒され、その人の霊体、オーラを見ればその人がどういう人物なのかが一目瞭然で分かるのだそうです。物質界でウソをつき通して偽善者のフリをし続ける事ができたとしても、その物質界生活時のウソを帰幽後の霊界人生で恥辱という名のもとに存分に清算させられるのです。そしてたぶん物質界に再降下させられる事になるでしょう。物質界人生を正直に生きる事と、物質界での失敗の清算で何度もやり直しをさせられるのと、どっちが効率的進歩向上の道だと思いますか。正直に生きた者が最後は必ず勝利者となります。なぜならこの全宇宙が【神の絶対的公平、公正】によって経綸されているからです。ですので僕はたとえこの使命遂行の先に死刑台が待ち受けているとしても、僕が画家時代から大好きだったシルバーバーチ霊の言葉の通り「真一文字に突き進みます」そして帰幽します。皆さまはその時「正直者がバカを見る」とお思いになる事でしょうが、それは永遠の人生の中のホンの一瞬である物質界の事しか見つめる事ができない近視眼的視点から導き出される回答です…続きを読む→
■2021年1月17日UP■
■アナログ絵316UP、ピーチピチ(佳子)の真実の母親「吉井園(よしいその)さん」です(祈)†
皆さまお分かりの事と思いますがピーチピチ(佳子)は文仁、紀子の娘ではありません「吉井園さんの娘」です。吉井園さんとピーチピチがあまりにもそっくりだったため(母娘なんだから似てて当然なのに)文仁が自分の赤ちゃんドロボーが国民に露呈するのを恐れて吉井園さんを強姦殺人したのです。文仁がピーチピチ(佳子)を盗んだ理由は「S〇X」です。この文仁こそ三千余年の人類創世の歴史始まって以来の究極無二のバカであり、天皇一族の滅亡の直接原因は他でもないコイツなのです。正真正銘のS〇Xバカなのです。はい、まずは絵の中に説明テキストを掲載しましたように、吉井園(よしいその)さんはピーチピチ(佳子)の真実の母親です。現在の「イエス様ハンドリング」霊的使命遂行ごく初期の頃に吉井園さんについて触れた事がありますが…続きを読む→
「進化とはなかよしの事」深いインスピレーションですが僕には耳が痛いですね(祈)†■2023年10月18日UP■
「進化とはなかよしの事」深いインスピレーションですが僕には耳が痛いですね(祈)†
「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体の情報拡散だけは徹底的に僕にやらせて、僕の次の世代の使命遂行者が仕事をやりやすいように畑だけは耕しておくが、滅ぼす事は僕の代ではやらない。霊団はタダ僕にその苦しいタネ蒔きを続けさせて霊的に向上させて帰幽させる事だけを考えていたのではないか。交霊会やるやるとずっと言い続けてまるっきりやろうともしない、サークルメンバー問題も全く解決させようともせず交霊会をおこなう環境など全然整っていないのに、ただ口だけ延々とやるやる言い続けてくる。これもどう考えてもおかしい。バーバネル氏が支配霊というのもおかしい。物質界生活中に僕にできるだけ霊的知識を獲得させておくために交霊会交霊会言い続けてお勉強させるのが真の目的だったのではないか。つまり僕の仕事の本当の舞台は霊界であって、帰幽後にイエス様(さすがに直で仕事を賜る事はないと思いますが間接的にはあるかも知れません)から言いつけられる仕事をおこなう事の出来る霊的知識および霊格を物質界生活中に身につけさせるためにムチャクチャな試練を浴びせられているという事なのではないか…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†