【1/27】コナン・ドイルの心霊学 弁証法学会の“調査委員会報告書”

スピリチュアリズムの発展途上において、もうひとつ大きな時期を画したものに、1869年に公表された〈弁証法学会・調査委員会報告書〉がある。この学会はさまざまな知的職業にたずさわる学者によって構成されたもので、その目的は心霊現象の事実性を追求することにあった。

メンバーの内訳は、神学博士・内科医・外科医・エンジニア・ふたつの理科学会の代表・弁護士・思想家その他。さらに証人として招待された人の中には、博物学者のアルフレッド・ウォーレス、霊能者のエマ・ハーディング女史、D・D・ホームなどがおり、さらに、文書で証言を寄せた人の中には、詩人で政治家のリットン卿、天文学者のカミーユ・フラマリオンなど、各界の著名人がいて、そうした人々を入れると総勢50名を超えていた。

委員会は6つの小委員会に分かれていて、部門別に40回に及ぶ実験会を催している。その結果を報告書は次のようにまとめている。

1、重量のある物体 – 時には人間 – が何の支えもなしに上昇し、しばらく宙に浮いているところを目撃したと証言した者、13名。

2、出席者とはまったく別の人間またはその一部が出現し、それを手で触れたり握ったりして確認した者、14名。

3、出席者全員の両手が見える状態の中で、それらとはまったく別個の手によって身体のあちらこちら – 時にはこちらから要求した箇所を触れられたと証言する者、5名。

4、五感で確認したかぎりでは、いっさい手を触れられていない楽器が、ひとりで曲を演奏したと証言する者、13名。

5、霊媒が真っ赤に燃えている石炭を手のひら、または頭部に置いても、火傷(やけど)も毛髪の焦げも認められなかったと証言する者、5名。自分も同じ実験をして平気だったと証言する者、3名。

6、叩音(ラップ)、筆記、その他の方法でその時は知らなかった事実を知らされ、後で確認して本当であることが判明したと証言する者、8名。

7、それとは反対に、細かい情報を知らされながら、それがまったく間違いであることが判明したことを証言する者、1名。

8、人間業では不可能な速さで鉛筆と絵具を使って何枚かの絵が描かれたことを証言する者、3名。

9、何日か前、あるいは何週間か前になされた予言がその通りに実現した – “何時何分”まで正確だったものもあった – と証言する者、6名。

このほかにも入神談話・病気治療・自動書記・密室における花や果物の物品引寄現象(アポーツ)・直接談話などについての証言もある。〈報告書〉は次の“確信”の表明をもって締めくくっている。

《本委員会は、右に紹介した事実よりもさらに驚異的な現象が存在することを証言する多くの証人の高潔な性格と高度の知性、小委員会によって支持されている証言の多さ、多岐にわたった現象でいっさいの詐術も錯覚も存在しなかったという事実、さらには、現象の異常さと、それにもかかわらず全文明国のあらゆる階層においてその超自然的原因について大なり小なり関心を抱いている人たちがきわめて多いという事実、しかもその合理的説明がいまだに得られていないという事実、等々にかんがみて、この分野はこれまで以上の真剣かつ慎重な調査・研究に値するとの確信を表明する義務があると考える》

これでお分かりのように、この調査委員会のメンバーの構成にも調査報告書にも、偏見というものはまったく見られない。公表されたのが1869年で、以来、半世紀近い歳月が流れている。その間に出された研究成果や見解は大変な量にのぼるが、一部を除いて、この委員会の報告書をしのぐものは出ていない。

にもかかわらず、当時のジャーナリズムはこぞって嘲笑的態度を取った。もしも内容が正反対のものだったら、こぞって賞賛の拍手を送っていたであろうことは想像に難(かた)くない。

TrailMovie ウソをつき通し世界中をダマす事に成功していると信じ込んでいる幼いふたり(祈)†■2021年12月22日UP■
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「続けられなくさせられる」霊的使命遂行を続けられなくさせられるという意味です(祈)†■2022年11月16日UP■
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「殺されるよ」強姦殺人魔を守り通す地球圏霊界にもはや何の未練もありません(祈)†■2024年12月25日UP■
「殺されるよ」強姦殺人魔を守り通す地球圏霊界にもはや何の未練もありません(祈)†
僕が元々霊的仕事をするために物質界に降下した人間ではない、使命遂行者ではないという事は既に分かっています。ですので最初、僕を霊性発現させた時は特に僕にやらせる仕事などは決まっておらず、ただDreamworkを妨害するためだけに霊性発現させたのではないかという気さえしているのです。ただ、そう考えると現在の人生破壊も説明がつくのです。それが当初からの目的だった、それに感づかれないように到底達成不可能な仕事をムチャ振りしてやらせた、そのムチャな仕事を僕がスゴイガンバって結構うまく進んで行ったものだから、今度は使命遂行そのものを頓挫させるような事を言うようになったのではないか。などなど、僕の霊団に対する怒り憎しみがこのような歪んだ考えを生み出していると言われれば確かにそうなのですが、当たらずとも遠からずなのではないか。とにかく僕はもう地球圏霊界に全然興味がありません。帰幽後、絶対ムリだと分かってますができる事なら地球圏以外の仕事がしたい…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†