【8/10】霊界通信 イエスの成年時代 神と人間のはざまで 15 闇の子と光の子
2人はオリーブとぶどう畑が延々と続く中を通りすぎて行った。すっぽりと霧につつまれて景色がぼんやりと見えていた。イエスはヘルモン山のこと、ハーブ(薬草)のこと、樹々のこと、乾いた草がどんどん水分を吸い上げることなどを話した。
そして彼は植物の生態にちなんだ寓話を次から次ぎへと語った。イトスギ、カシの木、ポプラ、とげのある植物、ユリの花、ヒメウイキョウ(薬用)、ライ麦、そしてあらゆる食用植物などが題材となっていた。しかもそれぞれの味方や敵となる昆虫類や他の生物なども豊富に加えられた。
彼の話を聞いていたヨハネは、長旅による足の痛みも忘れてしまうほど楽しかった。話の中心は、大自然に宿る生物がみんな信仰によって生きており、その生命のすばらしいこと、更に、天の御父が生命の営みに必要なものをすべて与えて下さるということであった。
ヨハネは言った。「あなたの寓話の意味は何ですか?」イエスは答えて言った。「ああ!人がみんな、草や花のように信仰によって生きていれば、天国は外にあるのではなく、自分の心の中にあるということを知るようになるでしょう」ヨハネは二の句が出なかった。『天国は自分の心の中にあり、外にはない』という耳新しい言葉の意味がわからなかったからである。
2人はその夜、貧しい農夫の家に泊めてもらった。2人の客を泊めるために、自分の寝床を縮めるくらい小さな家であった。しかしできる限りのもてなしを惜しまなかった。
イエスは持っていた食べ物をみんなで分かち合った。やせこけた農夫はイエスに言った。「あなたのお言葉で、わしたちのおなかが膨らみましただ。まるで宴会のようでした」
この善良な夫婦は、乞食よりも貧しかった。昔5人の子供を飢えで死なせてしまったことを話した。でも愚痴をこぼさず、神を呪うことも無かった。あくる朝、善良な夫婦に別れを告げて旅立つとき、イエスの霊は歓喜に満たされ、ヨハネに言った。
「この夫婦は、神の国から遠くはありません。あなたがお礼に差し出したお金や食べ物を受け取らなかったではありませんか。前の晩に泊めてもらった金持ちは、逆に、それを要求し受け取りました。しかも金持ちが泊めてくれたところは、家畜小屋でしたね。何という違いでしょう!闇の子と光の子とを見くらべてごらんなさい!」
■アナログ絵346、ストーリー前半4ページUP。フラー17で下層界に降下します(祈)†
僕「んん…り、了解」僕「フェアリー!変調降下に入る、スタンバイ!」フェアリー「♪」フェアリー、フラー17の座席を出す 僕「鳥ちゃんは一緒には来ない方がいい、不愉快な思いをさせられるからね。ユキはおいで」ユキ「P♪」僕「フェアリー、行くよ」フェアリー「♪」Vサイン 僕「変調降下!」フラー17、下層界へ 間もなく肉体から離れようとしている女性、その女性と縁故ある方々がシルバーコード切断を手助け その横に人相の悪い低級霊 僕「ふぅ、ベール(の彼方の生活)のシチュだ…」…続きを読む→
■アナログ絵347、8ページストーリーUP。絶対に知らねばならない帰幽直後のお話です(祈)†
「お礼を申し上げます、アーネル様。あなた様は私が遠く離れ過ぎているために出来なかった事をして下さいました。実はその子が窮地におかれているのを見て私はあなたへ向けて送念いたしました。あなたは私の願いに敏感に反応して下さいました。間もなくその子も自分からお礼を申し上げに参る事でしょうが、私から一言お礼をと思いまして…」そう言って私の額に口づけをされ、優しく私の身体をご自分のお身体の方に引き寄せられました。それからお2人そろって笑顔でその場を立ち去られました。その時の強烈な印象はその後いささかも消えやらず、霊的には常に接触が取れているように思います。今もそれを感じます…続きを読む→
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