【1/4】霊界通信 ベールの彼方の生活 1巻 「天界の低地」篇 1章 暗黒の世界 1 霊界の風景

1913年9月23日 火曜日

– どなたでしょうか(オーエン氏の質問 – 訳者)

あなたの母親です。他に援助して下さる方が幾人かお出でです。私たちは順調に進歩しております。しかしまだ述べたい事の全てを伝える事ができません。それはあなたの精神状態がこちらが期待するほど平静で受身的ではないからでもあります。

– 住んでおられる家屋と、今携(たずさ)わっておられる仕事について教えて下さい。

仕事はその対象となる人間の必要性によって異なります。非常に多種多様です。しかし現在地上にいる人々の向上に向けられている点は一様に同じです。例えばローズ(オーエン氏の妻 – 訳者)にまず働きかけて自動書記をやらせ、その間の危険から護ってあげる霊団を組織したのは私たちです。今でもその霊団が彼女の面倒をみております。

時おり近くに存在を感じているのではないでしょうか。多分そのはずです。必要とあればすぐに近くに参りますから。次は家屋について。これはとても明るく美しく出来あがっております。そして高い界におられる同志の方々がひっきりなしに訪れては向上の道へ励まして下さいます。

– (ここで1つの疑問が浮かんだ。母たちの目にはその高級界からの霊の姿が見えるのだろうか、それとも吾々人間と同じなのだろうか、という事である。

断っておきたいのは、この霊界通信を読んで行かれるうちに読者は、私が明らかに口に出していない思念に対する答が“イエス”あるいは“ノー”で始まって綴られているのを各所に発見されるはずである。その点をご諒承頂いて、特に必要がない限り、それが実際に口に出した質問なのか、それとも私の思念を読み取ったものかは断らない事にする。)

はい、見えます。その高い界の方たちが私たちに姿を見せようと思われた時は見られます。しかし私たちの発達の程度と、その方たちの私たちに対する力量次第です。

– では今住んでおられるところ – 景色その他を説明して頂けますか。

完成された地上、といった感じです。でももちろん4次元の要素が幾分ありますから、うまく説明できないところがあります。丘もあれば小川もあり、美しい森もあり、家々もあります。

それに、私たちが地上から来た時のために前もって先輩たちがこしらえてくれているものもあります。今は代わって私たちが今しばらく地上の生存競争の中に生き続けなければならない人々のために、環境をこしらえたり整えたりしてあげております。こちらへ来られた時には万事がうまく整っており歓迎の準備もできているという訳です。

ここで、最近私が目撃した興味深い光景(シーン)をお話致しましょう。そうです、こちらのこの土地でのシーンです。私たちの住んでいる家から程遠からぬ広い平地である儀式が取り行われると聞かされ、私たちもそれに出席するようにとの事でした。

儀式というのは、1人の霊が“偏見”と呼ばれている段階、つまり自分の特殊な考えと異なる人々への“ひがみ根性”からすっかり卒業して一段と広く充実した世界へと進んで行く事になったのを祝うものです。

言われるまま私たちも行ってみました。すると方々から大勢の人が続々とやってまいります。中には馬車で…なぜ躊躇するのですか。私たちは目撃した事をありのままに述べているのです。

馬車で来る人もいます。お好きなように別の呼び方をしても構いませんよ。ちゃんと馬に引かれております。御者の言う事がすぐ馬に通じるようです。と言うのは地上の御者のように手綱をもっていないのです。それでも御者の思う方向へ走っているようでした。

歩いて来る人もいました。空を飛んでくる人もいました。いえ、翼はついておりません。要らないのです。

さて皆さんが集まると円座が作られました。そこへさっきの方が進み出ました。祝福を受ける霊です。その方はオレンジ色の長い礼服を着ておられます。明るいオレンジ色で、地上では見かけない色です。こちらの世界の色はどれも地上ではみられないものばかりです。

ですが、地上の言葉を使う他はありません。さて指導霊がその人の手を取って円座の中央の小高い芝生のところに位置させ、何やら祈りの言葉を述べられました。すると実に美しい光景が展開しはじめました。

空の色 – 殆ど全体が金色(こんじき)です – が一段と強さを増しました。そしてその中から1枚のベールのようなもの、小鳥や花を散りばめた美事なレースで出来たように見えるものが降りてきました。白いというよりは金色に輝いておりました。

それがゆっくりと広がって2人を蔽うようにかぶさり、2人がそのベールに融けこみ、ベールもまた2人と一体となって、やがてその場からゆっくり消えて行きました。2人ともそれまでとは格段の美しさ、永遠の美しさに輝いておりました。何しろ2人とも1段階上の光明の世界へと向上して行ったのですから。

それから合唱が始まりました。楽器は見えないのですが、間違いなく器楽による演奏が聞こえ、それが私たちの歌声と融合し一体となっておりました。それはそれは美しい光景でした。

それは、向上して行く2人にとってはそれまでの努力を祝福する餞別(はなむけ)であり、見送る者、2人が辿った道をこれから辿らねばならない者にとっては、一層の努力を鼓舞するものでした。

あとで尋ねてみましたらその音楽は円座の外側にある寺院の森から流れてきていたとの事で、道理で一定の方向から聞こえて来るようには思えませんでした。それがこちらの音楽の特徴なのです。大気の一部となり切っているように感じられるのです。

お2人には宝石まで付いておりました。蔽っていたベールが消えた時、祝福を受けた霊の額に金色と赤色の宝石が見えました。そして指導霊 – この方には既に1つ付いておりましたが、新たにもう1つ左肩に付いており、それが大きさと明るさを一段と増しておりました。

どういう過程でそうなるのかは判りません。私なりの推測をしておりますが、あなたに言えるほどの確信はありません。それに私たちが理解している事を地上の言語で伝える事自体が難しいのです。儀式が終わると、みんなそれぞれの仕事に戻りました。

実際の儀式は今述べたよりも長時間に亘るもので、参加した人たちに深い感銘を与えました。儀式の最中の事ですが、私たちが立っていた位置から丘越しに見える平地の向う端に1個の光が輝いて見え、それが私たちには人間の容姿をしているように見えました。

今思うにそれは主イエスではなく、その儀式のためのエネルギーを供給し、目的を成就させるために来られた大天使のお1人であったようです。もちろん私より鮮明にそのお姿を拝した人もおられます。なぜなら霊的進化の程度に応じて見え方も理解の程度も異なるものだからです。

さて、ここであなたに考えてみて頂きたいのです。こうした話をあなた自身の頭から出たものだと思われますか、それとも“あなたを通して”あなたの外部から来たものだと思われますか。今日その机に向かって腰掛けた時、あなたはまさかこうした話が綴られるとは予想しなかったはずです。

私たちもあらかじめその点に配慮して先入観を入れないように用心したのです。でもこうしてあなたと霊的つながりが出来たとたんに、今の話を綴られました。そうではありませんか。

– その通りです。その点は正直に認めます。

そうですとも。では、これでお別れです。あなたとお別れするというのではありません。私たちはあなたに理解できない或る意味で常にあなたの側におります。あなたの手を借りて書くという仕事と暫しお別れという意味です。神の祝福のあらんことを祈りながら、ではまた明日まで、さようなら。

「この道の方が正しかった」強姦殺人魔を滅ぼさない、人生破壊が正解という意味、断じて許せぬ(祈)†■2023年11月29日UP■
「この道の方が正しかった」強姦殺人魔を滅ぼさない、人生破壊が正解という意味、断じて許せぬ(祈)†
間もなく僕が公言している内容を一般の方々が恐怖に縮こまる事もなく暗殺の危機におびえる事もなく当たり前のように公言する時代がやってきます。なぜなら人々を永遠に脅迫で押さえつける事は絶対にできないからです。最終的には正義が必ず勝利を収めるようになっているのです。なぜなら僕たちの心には【神】がプレゼントして下さった「理性、良心」が具わっているからです。その理性、良心がイヤでも人々を正しい行動に駆り立て、遅かれ早かれ邪悪は滅ぼされるのです、単なる時間の問題です。ただ僕の希望としては「いつか皆さまも「宇宙一のバカ」大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁の邪悪の正体を公言するようになる」のではなく、できれば今すぐに公言して頂きたい気持ちです。僕の使命遂行をご覧の方々の多くが「たきざわ彰人ガンバレ、強姦殺人魔をやっつけてくれ」と他力本願的に思っておられるかも知れませんが、イエイエ僕という人間には全く何のチカラもありません。社会は個人が集まってできています。ひとりひとりが行動を起こす事によって大きなムーブメントになっていきます…続きを読む→
「だいたい2まで書けています」新規の霊言が霊界側で2巻分書き上がっているようです(祈)†■2023年11月22日UP■
「だいたい2まで書けています」新規の霊言が霊界側で2巻分書き上がっているようです(祈)†
「イエスが全部おこなうから」これは僕という霊の道具を使用しての霊的使命遂行の全仕事をイエス様がおこなっているという意味ですが、皆さまにくれぐれもお間違えのないようにして頂きたいのは、イエス様は「スピリチュアリズム普及の総指揮官」であり、個的形態をまとって物質圏付近に降下などできるはずもないはるかはるか向上を果たした超高級霊のお方です。そのイエス様が僕などというグズるお子ちゃまの面倒を見るためにアレコレ手を焼く事は絶対にありません。全体を計画し、想像もつかないほどの大人数の部下(天使)を従えて、指示を与えて仕事を推進するのであり、イエス様が直々に手を動かして仕事をするという事は有り得ないのです。しかし「スピリチュアリズムの真髄」の中に、イエス様が天使の大軍勢を従えて霊媒マッカロウ氏のところまで降下してこられ、実際に霊言を語ったという事が紹介されています。ですのでイエス様が僕という霊媒を使用して霊言を語るという可能性は絶無ではないのかも知れませんが、限りなくゼロに近いでしょう…続きを読む→
■2021年1月22日UP■
「インスピレーションはクロッキーにメモしないとダメ」昨日の自分を反省しています(祈)†
そのプライオリティの高さを考えればいわゆる霊関連書籍によく出てくる「滅私」だの「謙虚」だのといった言葉を額面通りに実行しなければならないのですが、何しろ僕はデザインの人間でありそういう宗教臭の漂うモノが大大大Daiッキライですのでどうしても時々脱線してしまう訳です。※昨日も少しだけ霊団からインスピレーションが降っていたのですが、何しろ僕は霊団が憎くて憎くてしょうがないですので昨日は霊団が僕の霊聴に言ってくる事をスルーしてクロッキーにメモを取らずにふてくされてたという訳で、それを反省しているんですね…。メモらないと忘れちゃうんですよ何しろ毎日の事ですからね…続きを読む→

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Posted by たきざわ彰人(霊覚者)祈†