【7/6】霊界通信 イエスの少年時代 貧窮の中の小さな王者 47 クローパス夫妻イエスを匿まう
その朝、ナザレの腹黒い連中は、イエスが町から出ていったことを知った。それから1週間近く、イエスのことでもちきりだった。特に律法学者、ハレイム、教師らが口をそろえて彼の出生の秘密をばらまいた。もちろん、手がつけられぬ程ねじまげて語られた。
彼らはイエスの弟たちのことを褒めそやした。良い父親を持ち、仕事に精を出す働きぶりは、ナザレの模範であると言いふらした。イエスのことを悪く言うことによって、この兄弟は町の人々の人気をかい、殊にトマスは有頂天になっていた。
マリヤだけは深い悲しみに沈み、ただ黙々と耐えぬいた。ヨセフは、あの晩律法学者が部屋に入ってきて何を言ったのかは話さなかった。マリヤは2度と物を言わなくなった。彼女は何か悪いことでも起こりそうな予感に怯えていた。目の前に昔の忌わしい光景が横切った。
旅館でキレアスにいじめられたこと、求婚された頃のこと、最初の子供を生んだ直後の不幸な日々のこと、どれもこれもみな彼女の心を八つ裂きにするものばかりで、もうイエスを探し出そうという気力も、外に出て働く意欲もみんな失くしてしまった。
イエスが家を出てから7日目になると、彼女はナザレをぬけ出して、クローパスの家を訪ねた。マリヤ・クローパスの注文の衣服が織りあがったからである。真から善良なマリヤ・クローパスを相手に次から次へと悲しい出来事を話した。
彼女は本当に思いやりの深い女であったので、どんな野性の鳥でも彼女にはなついてしまうのだった。慈愛に満ちた心をもってマリヤの語ることを聞いた。どんなときでもマリヤ・クローパスは、怯えているマリヤにとって慰めであった。
「イエスは此処に居るのよ、マリヤ!!彼が家出してからずっとよ」母マリヤはびっくりして大声で叫んだ。しかしマリヤは、まるで真昼の太陽で萎んでしまった花のようにうなだれていた。2人は長い間黙ったまま座っていた。マリヤは打ちのめされ、不吉な幻だけが去来していた。マリヤは何をしてよいのか全くわからなくなってしまった。突然彼女は叫び出した。
「私の夫と4人の息子は結束してしまい、私の最初の息子が孤立してしまったのよ!彼らの間には決定的な溝ができてしまったわ。だから私は、イエスの運命をとるか、ヨセフの方に行くか、どちらかを選ばなくてはならなくなったの」
マリヤ・クローパスが答えた。「私は堂々とイエスの味方になるわよ!彼がどんなひどい目にあっても、私の家をいつでも提供するわ。だけど主人が言うのよ、きっと彼の敵は多くの人を煽動して彼を石打ちにするってね。だからあと2日間はイエスを家に匿(かくま)っておくの。
明後日、クローパスが仕事でエルサレムに行くから、イエスを連れてってもらうのよ。夫があそこの商人たちにかけあってイエスを雇ってもらうのよ。そうすればあなたはいつでもイエスに逢えるでしょ?。こんな処でひどい目にあわなくてすむわよ」マリヤが急に声をふるわせて言った。
「私こわい!イエスの顔をまともに見られないわ。きっと私を責めるんじゃないかしら」「なにを言ってるのよ。あなたは。あの大天使ガブリエルの約束をすっかり忘れてしまったの?あの時、あなたは救世主を生むって預言の御言葉をもらったことを憶えていないの?独りで山の中を歩き、神様と交わったときのことを思い出してごらんなさいよ!」
「私には、あの夢から悲劇が始まったのよ。でもあのときは、とてもうれしい不思議な体験だったの。ああ!もうイエスと顔を合わせるのが怖いわ、私行かなくちゃ。もしもトマスやセツと一緒に祭にでかけていって、エルサレムで逢えればね、今はやめておくわ」
「イエスはね、全く別の世界に行ってしまうのよ。見ず知らずの人に雇ってもらうんだから。そりゃ寂しいと思うけど。だから今息子の頭に手をおいて祝福し、顔に接吻ぐらいしてあげてもいいじゃないの」マリヤは頭で頷いた。マリヤはただ接吻をするだけで、急いで我が家へ帰って行った。
「あなたを守りたい」これがつまり奴隷の女の子を助けないという意味なのです(祈)†
僕が奴隷の女の子を救出すると、その霊団が降らせて教えてきた物的攻撃に晒される事になり、霊団はその攻撃から僕を守るために奴隷の女の子の救出をあきらめざるを得ないといったような事を言っているのです。そして奴隷の女の子の事をあきらめさせるために交霊会の事をずっと言い続けてくるのです。「アキトくんの気持ちは分からないでもないが、奴隷の女の子たちは自らの罪障消滅のため、霊的向上のために自ら志願してその人生を選択し、奴隷の女の子として物質界に降下した人間なのだ。それよりキミは自分の使命遂行を成功させる事を考えなさい」とでも言っている霊団の声が聞こえてきそうです。要するに奴隷の女の子たちを見殺しにするのは非情というのとは違う、霊的視点に立って考えないと真実の理解には到達しない、という事なのですが、この心の中に渦巻く釈然としない気持ちはどうやっても拭う事ができません…続きを読む→
「文仁、悠仁の逃亡」秋篠宮の最後とも言える映像を霊団が降らせてきました。逃がす訳ないだろ(祈)†
この映像の最大の特長はとにかく「身内」だけでワイワイ騒いでいたという事です。大勢の男子たち、宮内庁職員、皇宮警察等の人間だと思われるのですが、大量強姦殺人魔、明仁、文仁、徳仁、悠仁に対して反省を促したり出頭を切り出したり、そういう様子が全くなく、強姦殺人魔どもと一緒に逃げ通そうとしている、そういう頭にくる映像でした…続きを読む→
「これから闇の中へ出発します」明仁、文仁、徳仁、悠仁が地獄に赴くという意味です(祈)†
実情はそれどころではない。人間は霊界へ来たからとて地上時代といささかも変わるものではない。その好み、その偏執、その習性、その嫌悪をそのまま携えてくるのである。変わるのは肉体を棄てたということのみである。低俗なる趣味と不純なる習性をもつ魂は、肉体を棄てたからとて、その本性が変わるものではない。それは誠実にして純真なる向上心に燃える魂が死とともに俗悪なる魂に一変することがあり得ぬのと同じである。汝らがその事実を知らぬことこそわれらにとって驚異というべきである。考えてもみるがよい。純粋にして高潔なる魂が汝らの視界から消えるとともに一気に堕落することが想像できようか。しかるに汝らは、神を憎み善に背を向けて肉欲に溺れた罪深き魂も、懺悔1つにて清められて天国へ召されると説く。前者があり得ぬごとく後者も絶対にあり得ぬ。魂の成長は1日1日、一刻一刻の歩みによって築かれていくのである…続きを読む→
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